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Yamareco

記録ID: 5948033
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

十年→若杉峠 〜森はすっかりキノコの季節になっていた〜

2023年09月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:51
距離
9.3km
登り
774m
下り
673m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
0:36
合計
5:51
距離 9.3km 登り 774m 下り 677m
9:15
63
スタート地点:戸倉大森神社
10:18
10:25
23
10:48
10:53
34
稜線分岐点
11:27
11:40
19
11:59
12:00
52
稜線分岐点
12:52
12:54
69
14:03
14:10
48
14:58
14:59
7
15:06
ゴール地点:林道入口
天候 曇/晴
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
若杉峠の少し西側林道入口に自転車をデポし、戸倉大森神社前に車を停めて歩き始めました。若杉峠と神社の間は県道と国道の舗装道路です。
コース状況/
危険箇所等
戸倉大森神社から十年へ向かうコースは宍粟50名山別撰の公式コースで、標識が適所に設置されており危険な場所もありませんでした。ただ、林道から尾根へ向かう杉林の中の湿った落ち葉の斜面にはヤマビルがいたようで、気を付けてはいたもののやられました。尾根に上がってからはヒルの心配はありませんでした。
 稜線から若杉峠へ向かう、宍粟市と養父市の境の尾根は登山道として整備されておらず、標識もありません。ただ、下草はほとんど無く歩き易い尾根です。勢いにまかせて進んでしまって別の尾根へ入ってしまうことが何度かありました。GPSで現在位置と方向を小まめにチェックすることが必要になります。また、若杉峠にはまっすぐ下りられません。少し西の宍粟市側に林道入口で防護壁やフェンスの無いところがあるので、そちらに下ります。
戸倉大森神社が宍粟市公認の「十年登山口」です。
2023年09月17日 09:17撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 9:17
戸倉大森神社が宍粟市公認の「十年登山口」です。
トチの実がたくさん落ちていました。
2023年09月17日 09:17撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 9:17
トチの実がたくさん落ちていました。
今日の安全を祈ります。
2023年09月17日 09:20撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 9:20
今日の安全を祈ります。
社の左側に登山道の案内
2023年09月17日 09:22撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 9:22
社の左側に登山道の案内
登山道の林道に入ります。
2023年09月17日 09:33撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 9:33
登山道の林道に入ります。
奥の滝
2023年09月17日 09:34撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 9:34
奥の滝
緩やかな林道
2023年09月17日 09:39撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 9:39
緩やかな林道
ここから尾根に向かいます。
2023年09月17日 09:51撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 9:51
ここから尾根に向かいます。
よく見ると杉林の中に九十九折の道があります。
2023年09月17日 09:54撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 9:54
よく見ると杉林の中に九十九折の道があります。
気を付けていたのに、今回もヒルにやられました。
2023年09月17日 10:03撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
1
9/17 10:03
気を付けていたのに、今回もヒルにやられました。
スギエダタケ?
2023年09月17日 10:07撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:07
スギエダタケ?
オオホウライタケ? 多分一番よく見かけたキノコです。
2023年09月17日 10:07撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:07
オオホウライタケ? 多分一番よく見かけたキノコです。
真っ赤なヤバイやつ(カエンタケ)かと思いましたが、全体的に細いのでベニナギナタタケでしょう。これもあちこちにあって目を引きました。
2023年09月17日 10:08撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:08
真っ赤なヤバイやつ(カエンタケ)かと思いましたが、全体的に細いのでベニナギナタタケでしょう。これもあちこちにあって目を引きました。
イグチのなかま
2023年09月17日 10:10撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:10
イグチのなかま
ハナビラニカワタケ
2023年09月17日 10:14撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:14
ハナビラニカワタケ
キホウキタケ
2023年09月17日 10:17撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:17
キホウキタケ
四等三角点「宮ノ後」
北緯 35°18′13″.5312
東経 134°32′48″.6978
標高(m) 871.54
2023年09月17日 10:18撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:18
四等三角点「宮ノ後」
北緯 35°18′13″.5312
東経 134°32′48″.6978
標高(m) 871.54
ホオノキとトチがやっと区別つくようになりました。これはホオノキ、葉が一片ずつ散ります。
2023年09月17日 10:19撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:19
ホオノキとトチがやっと区別つくようになりました。これはホオノキ、葉が一片ずつ散ります。
ザラエノハラタケ?
2023年09月17日 10:20撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:20
ザラエノハラタケ?
この標識が地味にありがたい。
2023年09月17日 10:27撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:27
この標識が地味にありがたい。
カバイロツルタケ?
2023年09月17日 10:29撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:29
カバイロツルタケ?
コナラのドングリに虫が卵を産んで落としちゃったもの。
2023年09月17日 10:30撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:30
コナラのドングリに虫が卵を産んで落としちゃったもの。
フクロツルタケ?
2023年09月17日 10:32撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:32
フクロツルタケ?
杉の尾根
2023年09月17日 10:41撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:41
杉の尾根
カラカサタケのなかま?
2023年09月17日 10:42撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:42
カラカサタケのなかま?
尾根の合流点に着きました。ここを左折します。
2023年09月17日 10:48撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:48
尾根の合流点に着きました。ここを左折します。
いろんな標石と杭。
2023年09月17日 10:48撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:48
いろんな標石と杭。
しそう天空回廊…宍粟50名山につながる尾根や稜線の登山路をこう呼んでいるようです。
2023年09月17日 10:49撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:49
しそう天空回廊…宍粟50名山につながる尾根や稜線の登山路をこう呼んでいるようです。
クリのイガ。この山域はクリの木が多いのも特徴でしょうか。
2023年09月17日 10:53撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 10:53
クリのイガ。この山域はクリの木が多いのも特徴でしょうか。
トチの葉はホオノキとよく似ていますが、掌状複葉で葉柄の先についたこの束で一枚の葉です。
2023年09月17日 11:02撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:02
トチの葉はホオノキとよく似ていますが、掌状複葉で葉柄の先についたこの束で一枚の葉です。
木の上ではこんなシルエット。
2023年09月17日 11:02撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:02
木の上ではこんなシルエット。
緩やかな広い尾根。
2023年09月17日 11:03撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:03
緩やかな広い尾根。
大きなブナの木が混ざります。
2023年09月17日 11:06撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:06
大きなブナの木が混ざります。
とりあえず十年方向へ。
2023年09月17日 11:10撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:10
とりあえず十年方向へ。
ここからヤマメ茶屋へ下りられるようです。
2023年09月17日 11:13撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:13
ここからヤマメ茶屋へ下りられるようです。
木の根元に白っぽいヒダヒダの塊が。
2023年09月17日 11:14撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:14
木の根元に白っぽいヒダヒダの塊が。
ブナハリタケ? なかなか見事な群生です。
2023年09月17日 11:15撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:15
ブナハリタケ? なかなか見事な群生です。
三等三角点「十年」
北緯 35°18′48″.8234
東経 134°32′43″.4386
標高(m) 1039.31
2023年09月17日 11:17撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:17
三等三角点「十年」
北緯 35°18′48″.8234
東経 134°32′43″.4386
標高(m) 1039.31
少し早いけど、今日の最高点でお昼にします。
2023年09月17日 11:21撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:21
少し早いけど、今日の最高点でお昼にします。
標識がありました。
2023年09月17日 11:39撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:39
標識がありました。
古木のゆったりした尾根がこのルートの魅力です。
2023年09月17日 11:42撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:42
古木のゆったりした尾根がこのルートの魅力です。
下草は鹿に食べられているのでしょう。何度か鹿の親子を見かけました。
2023年09月17日 11:56撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:56
下草は鹿に食べられているのでしょう。何度か鹿の親子を見かけました。
カバイロツルタケ
2023年09月17日 11:58撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 11:58
カバイロツルタケ
尾根のすぐ側に林道(作業道)が走ります。林道がどう走っているかよくわからないので、尾根を歩きました。
2023年09月17日 12:05撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 12:05
尾根のすぐ側に林道(作業道)が走ります。林道がどう走っているかよくわからないので、尾根を歩きました。
ドクツルタケ?
2023年09月17日 12:19撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 12:19
ドクツルタケ?
オレンジ色のナギナタタケ。赤いのの方が圧倒的に多かったです。
2023年09月17日 12:21撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 12:21
オレンジ色のナギナタタケ。赤いのの方が圧倒的に多かったです。
尾根を伝って進みますが、時々尾根筋を間違えて引き返したりしています。
2023年09月17日 12:29撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 12:29
尾根を伝って進みますが、時々尾根筋を間違えて引き返したりしています。
キシメジ?
2023年09月17日 12:33撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 12:33
キシメジ?
イグチのなかま
2023年09月17日 12:45撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 12:45
イグチのなかま
ピークはその先。
2023年09月17日 12:47撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 12:47
ピークはその先。
足下に真っ黒なキノコ。
2023年09月17日 12:47撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 12:47
足下に真っ黒なキノコ。
四等三角点「六郎谷」
北緯 35°18′27″.0689
東経 134°33′40″.4158
標高(m) 950.50
2023年09月17日 12:49撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 12:49
四等三角点「六郎谷」
北緯 35°18′27″.0689
東経 134°33′40″.4158
標高(m) 950.50
では、おさらいです。これはトチでしょうか、ホオでしょうか。
2023年09月17日 12:52撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 12:52
では、おさらいです。これはトチでしょうか、ホオでしょうか。
オニタケか、ガンタケ
2023年09月17日 12:55撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 12:55
オニタケか、ガンタケ
ミヤマウズラ
尾根を間違えて移動中の山腹で発見。
2023年09月17日 13:00撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 13:00
ミヤマウズラ
尾根を間違えて移動中の山腹で発見。
ホウロクタケ
この板っぽいのが良い。
2023年09月17日 13:06撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 13:06
ホウロクタケ
この板っぽいのが良い。
尾根を境に杉の植林と広葉樹の灌木。
2023年09月17日 13:07撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 13:07
尾根を境に杉の植林と広葉樹の灌木。
こんなところに石垣?
2023年09月17日 13:20撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 13:20
こんなところに石垣?
葉の細長いのは多分クリの木。
2023年09月17日 13:31撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 13:31
葉の細長いのは多分クリの木。
送電線鉄塔がありました。
2023年09月17日 13:36撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 13:36
送電線鉄塔がありました。
周りの山が少し眺められます。
2023年09月17日 13:38撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 13:38
周りの山が少し眺められます。
再び尾根のアップダウン
2023年09月17日 13:56撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 13:56
再び尾根のアップダウン
開けたところに出ました。
2023年09月17日 14:01撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:01
開けたところに出ました。
三等三角点「横行」
北緯 35°17′48″.3639
東経 134°34′34″.0934
標高(m) 940.12
2023年09月17日 14:01撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:01
三等三角点「横行」
北緯 35°17′48″.3639
東経 134°34′34″.0934
標高(m) 940.12
ハクウンボク?
2023年09月17日 14:08撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:08
ハクウンボク?
ドクツルタケ?傘の上は白いです。
2023年09月17日 14:13撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:13
ドクツルタケ?傘の上は白いです。
林道に蒐(ヌタ)場、イノシシがいそうです。
2023年09月17日 14:21撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:21
林道に蒐(ヌタ)場、イノシシがいそうです。
ヒゲノカズラ、胞子で靴が白くなりました。
2023年09月17日 14:26撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:26
ヒゲノカズラ、胞子で靴が白くなりました。
もうすぐ若杉峠、杉の植林が多くなってきました。
2023年09月17日 14:36撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:36
もうすぐ若杉峠、杉の植林が多くなってきました。
ギンリョウソウ、久しぶりに出会えました。
2023年09月17日 14:41撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:41
ギンリョウソウ、久しぶりに出会えました。
松も多いです。向こうの頂は赤谷山かな。
2023年09月17日 14:46撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:46
松も多いです。向こうの頂は赤谷山かな。
少し急な下りに入ります。この辺りはなぜかヒノキです。
2023年09月17日 14:51撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:51
少し急な下りに入ります。この辺りはなぜかヒノキです。
ニガイグチ?
2023年09月17日 14:54撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:54
ニガイグチ?
アキヤマタケ?
2023年09月17日 14:56撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:56
アキヤマタケ?
若杉峠に出てきましたが、急傾斜とフェンスでここからは下りられそうにありません。
2023年09月17日 14:58撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 14:58
若杉峠に出てきましたが、急傾斜とフェンスでここからは下りられそうにありません。
右に折れて林の中を下ります。
2023年09月17日 15:01撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 15:01
右に折れて林の中を下ります。
ノウタケ。なるほど、言われてみれば脳っぽい。
2023年09月17日 15:04撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 15:04
ノウタケ。なるほど、言われてみれば脳っぽい。
やっと車道に下りてきました。西側へ歩きます。
2023年09月17日 15:04撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 15:04
やっと車道に下りてきました。西側へ歩きます。
朝デポしてきた自転車に出会いました。
2023年09月17日 15:05撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
1
9/17 15:05
朝デポしてきた自転車に出会いました。
自転車で爽快に下って国道29号線までやってきました。ここから若干上りになりますが、頑張る。
2023年09月17日 15:18撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 15:18
自転車で爽快に下って国道29号線までやってきました。ここから若干上りになりますが、頑張る。
車を置いている戸倉大森神社前まで帰ってきました。
2023年09月17日 15:25撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
9/17 15:25
車を置いている戸倉大森神社前まで帰ってきました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(キャップ) 登山靴 サブザック(19L) 昼食(おむすび+魚肉つくねスティック) 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(お茶600mL×2) 地図(コース図・地形図) スマホ(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) カメラ サブバッテリー 腕時計 手拭い クマ鈴 ファストエイドセット 日焼け止め
備考 お茶は1本(600mL)で足りました。

感想

※今回、引用・参照多目です。
 先週、氷ノ山には行っていたものの大会役員でピークが踏めなかったものだから、きちんと山を歩いてみたいと行き先を探してみた。できればまだ歩いたことのない所が良い。ヤマレコの「お気に入り」に登録していた「いつかは登りたい」リストを眺めていて、yamaya氏の「若杉峠〜Ⅳ六郎谷〜996mPK 天空回廊と峠道の宍粟市境界を歩く 第34回 (兵庫県宍粟市)」( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-131290.html )が目に留まった。そう、「六郎谷」という地名が気になっていたのだ。
 「六郎谷」という山は鳥取にもあり、歩いてみたことがある。「六郎谷 〜林道縫う山腹で新緑を楽しむ〜」2022.5.1( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4226807.html ) ただ、その山の山頂三角点は「山志谷」という名称だ。そこから県境をまたいだ兵庫県にその名も「六郎谷」という三角点が存在しているのが気になった。「六郎谷」という地名については、kumashio氏が山行記録「六郎谷:二等三角点」( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2623353.html ) の中で、山なのに「谷」という名前がついているのが気に掛かっているようで、コメントで私見を少し書かせてもらったりしていた。それが記憶に残っていて、yamaya氏の山行記録にある「六郎谷」がどんな所なのか、何か他に情報がないか気になっていた。そして今回歩いてみた訳だが、結局地名については何の手がかりも無かった。三角点の地点名にあるということは、地名としてこの辺りに「六郎谷」という所があったのだろうが、現在の地図には無い。ネットで調べると「六郎」というのは「轆轤(ろくろ)」から来たものらしい。漢字が広まるまでは地名や人名は口伝で音だけが伝えられており、後に漢字が使われるようになった時に、本来の意味と違う漢字が割り当てられた例が多くあるようだ。また、山と谷というのは表裏一体のものなので、山や谷のあるところをまとめて山(ざん・さん・せん)とか、段(だん・たん)とか、谷(たに・だに・たん)などと呼んでいたということであろう。つまり、「六郎谷」というのは、木製品を作る木地師がいた山、という解釈なのだろうか。そう思ってググってみると、それらしきことの書いてある記事( Japonyol 「木地師に由来する地名など」 https://japonyol.net/editor/article/kijishi.html )も見つかった。
 「六郎谷」という地名は現在、富山県と岡山県に残っているようだ。

 今回ここを歩くにあたって、宍粟市なのだから、宍粟50名山( https://shiso.or.jp/famous_mountain )に引っかかっていないだろうか探してみたら。この尾根の続きに「十年」という、これも謎な地名の山が、別撰としてエントリーされている( https://shiso.or.jp/famous_mountain_cat/separate_selection )のを見つけた。そこで、「十年」と「六郎谷」を通るルートを検討してみた。ただ、周回するにしても往復するにしても少し距離が長い。できればコース長10km程度に留めておきたい、ということで、「十年」登山口となる戸倉大森神社と「六郎谷」尾根の続きになる若杉峠の間の下道で自転車を利用することにした。標高を調べてみると、戸倉大森神社より若杉峠の方が100mほど高いので、自転車を若杉峠から戸倉大森神社へ走らせることにし、戸倉大森神社を登山口とした。また、「六郎谷」の尾根は登山道として整備されていないようだったので、万が一の時のエスケープルートとして戸倉大森神社側へ下りることを考え、若杉峠に自転車をデポし、戸倉大森神社に車を停めて、下山した後自転車を走らせて車のところへ戻るプランとした。
 このルートだと、三角点を4つも巡ることができて、それも地味に嬉しい。

 十年の登山ルート情報に「ヤマビル注意」とあった。先日、同じく兵庫県の山「西床尾山・東床尾山 〜沢から尾根、そして展望の山頂へ〜」( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5876210.html )で、ヒルに噛まれてまだ噛み跡が残り痒い状態なので、ヤツらが這い上がってこないように、谷沿いの道ではなるべくじっとしないように注意していた。けれども、尾根にとりついたところで足下を確認してみると、靴や靴下に何匹か小さなヒルがくっついていた。急いで引き剥がしたが、割としっかりくっついていて剥がした指や爪にまたくっついてくる。思いの外動作は素早い。靴下の上から潜り込まれて2カ所噛まれて出血していた。今回は噛み跡が浅かったからか出血はそれほど多くなく、しばらく流血は続いたものの靴下が真っ赤に染まるほどにはならずに済んだ。今後は虫除けスプレーを足下に噴霧しておくなどの対策も検討しなければ。
 下界はこの日も35℃に迫り、夏の終わりを拒否するような暑さだったが、木陰の尾根を歩くと時折吹く風は涼しく、足元の落ち葉から様々なキノコが顔を出して、秋の気配を感じさせた。広葉樹の葉はまだ青々としていたが、トチの実やドングリ、栗のイガをそこかしこで見つることができて、自然が着々と秋に向かって準備を進めていることを教えられた。

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