白峰三山縦走！広河原〜北岳〜間ノ岳〜農鳥テント泊〜農鳥岳〜奈良田

2023年09月17日(日) ~ 2023年09月18日(月)

• GPS: 15:42
• 距離: 25.6km
• 登り: 2,486m
• 下り: 3,193m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:31
• 合計: 9:11

6:34 広河原インフォメーションセンター
6:40 6:40 旧広河原山荘
6:59 6:59 白根御池分岐
7:28 7:35 第一ベンチ(1880ｍ)
7:52 8:06 第二ベンチ(2059ｍ)
8:41 8:51 白根御池小屋
10:15 10:26 草すべり分岐
10:34 10:52 小太郎尾根分岐
11:24 11:25 北岳肩ノ小屋
11:39 11:39 両俣分岐
12:02 12:21 北岳
12:36 12:36 吊尾根分岐
12:50 12:50 トラバースルート分岐
13:16 13:16 北岳山荘
13:51 13:55 中白根山
14:50 14:56 間ノ岳
15:47 農鳥小屋

2日目

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:22

15:47 農鳥小屋
6:15 6:15 西農鳥岳
6:47 7:01 農鳥岳
7:26 7:31 大門沢下降点
9:06 9:23 大門沢小屋
10:19 10:20 大古森沢出合
10:41 10:41 早川水系発電所取水口
10:55 10:55 森山橋
11:17 11:17 大門沢ゲート
11:32 11:32 奈良田駐車場
11:41 11:42 奈良田バス停
11:48 11:48 奈良田湖バス停
11:49 ゴール地点

天候

1日目　快晴のちくもり
2日目　快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

奈良田第一駐車場 (簡易トイレあり)
4時半時点で満車、路駐の列ができていました。　第二駐車場は利用できません。

奈良田→広河原 バス1400円

コース状況／危険箇所等

●広河原〜白根御池小屋
　樹林帯の急登で、途中にベンチがあります。

●白根御池小屋〜北岳肩の小屋
　日当たりの良い急登です。分岐まで登ると気持ちの良い稜線歩きです。

●肩の小屋〜北岳〜北岳山荘
　岩場になっていて傾斜がより急になるので注意しましょう(とくに下り)

●北岳山荘〜間ノ岳
　トラバースと登りを繰り返しながら標高を上げていきます。

●間ノ岳〜農鳥小屋
　ザレているので落石、転倒注意です。
　これでもかというくらいペンキマークがあるので迷うことはありません。
　今年は農鳥小屋のおやじさんは不在です。
　テント1000円/人　
　小屋寝具なし5000円/人
　※小屋利用の場合大門沢小屋に連絡を入れる

●農鳥小屋〜農鳥岳〜大門沢下降点
　西農鳥岳までの登りはわりとガッツリ、農鳥岳まではトラバース気味に進みます。岩をよじ登る箇所もありました。
　農鳥岳から大門沢下降点は気持ち良い緩やかなアップダウンで景色は最高です。

●大門沢下降点〜奈良田
　とにかく急坂、所々ロープが設置されています。沢に出るまでは滑りやすく、落石、転倒に注意です。
　大門沢小屋からは沢沿いを歩きます。何度か渡渉あり、登山道に水が流れているところもあります。

その他周辺情報

●立ち寄り温泉
　七不思議の湯白根館
　入浴料1000円

写真

9/17 5:11

4時半時点で奈良田駐車場は満車で、路駐の列が出来ていました。
5時にはバスが4台スタンバイし、乗車券を購入して乗り込む！

9/17 6:30

くねくね山道を通って広河原に着きました！

9/17 6:36

天気よいね☀️
奥に険しそうな山がみえる⛰

9/17 6:37

北岳はこちら

9/17 6:38

吊り橋を渡るよ！
けっこう揺れる！
橋を降りてからもゆらゆらしていました

9/17 7:59

太陽が昇ってきました

9/17 7:59

急登が続きます
所々にベンチがあったのでちょいちょい休憩しながらすすみました

9/17 8:41

白根御池小屋です！
きれい
お水もくめます

9/17 8:41

にぎわっていますねー！

9/17 8:53

白根御池

9/17 8:57

さあ、ここからはあまり日陰がない中での急登！

9/17 9:43

あつい…

9/17 10:19

あ…雲が上がってきてもうてる

9/17 10:20

分岐
北岳まで1時間半…

9/17 10:25

鳳凰三山じゃないですかー！

9/17 10:30

まだまだ続く急斜面

9/17 10:30

ぴーす！

9/17 10:39

甲斐駒千丈〜！

9/17 10:39

昨年登った甲斐駒ヶ岳〜！

9/17 10:41

ちょいと休憩

9/17 10:51

さて、この道をゆく！！
山頂付近がモヤけている

9/17 10:51

分岐点
北岳まで1.5kmなのに1時間20分かかるって…

9/17 11:18

きただけにきただけ①

9/17 11:18

きただけにきただけ②

9/17 11:25

さあ、山頂アタック！

9/17 11:33

肩の小屋が小さくなる

9/17 11:33

山頂直下は険しい

9/17 12:07

北岳登頂イェーイ！
仙丈ヶ岳をバックに☆

9/17 12:22

モヤけてきた

9/17 13:15

北岳山荘の分岐
完全にガスったけど、涼しくてありがたい笑

9/17 13:34

さぁ、まだまだ先は長いぞ！

9/17 13:47

モヤモヤの中に現れる山

9/17 13:51

中白峰山！
一瞬の青空!!

9/17 14:01

間ノ岳に向かいます

9/17 14:15

棒があったから何か山頂かと思ったら違った

9/17 14:32

この棒はいくつか立っていた
間ノ岳まで長い

9/17 14:37

よーく見ると、山頂が見えている！！

9/17 14:45

もうすぐだ！

9/17 14:48

やっと間ノ岳に着きました！！

9/17 14:49

背景真っ白〜！

9/17 15:25

農鳥小屋目指してくだる！！

9/17 15:25

小屋は見えているがなかなか遠い

9/17 15:45

ついに！うわさの！農鳥小屋！
残念ながら今年はオヤジさん不在です

9/17 16:13

テント泊1人1000円

9/17 16:44

夜ご飯は鍋しちゃう〜
お肉とお餅たっぷり！

9/17 17:38

夕焼けに照らされる間ノ岳
天気よくなった！

9/17 17:38

サンセットの時間です
18時には寝ました

9/18 4:41

朝、ごはんを食べて外を見ると…そこには雲海に浮かぶ富士山が！！！

9/18 5:12

テント片付けたぜイェーイ！

9/18 5:28

ご来光です！！

9/18 5:31

朝焼けの中出発！！

気持ち良い朝じゃあー！

9/18 5:40

けっこう風が強くてさむい

9/18 5:52

向こうの山に影が写っているぜええ！

9/18 6:06

ガシガシ登って見晴らしの良いところに出ました

9/18 6:07

イェーイ！

9/18 6:08

西農鳥への登り

9/18 6:08

いい谷ですね〜

9/18 6:10

西農鳥岳です！一面の雲海

9/18 6:10

間ノ岳の背後に北岳チラリ

9/18 6:13

少し下ります

9/18 6:15

朝日と富士山

9/18 6:17

おおむねトラバースなので、さほどアップダウンはありません

9/18 6:29

北岳の存在感すごい

9/18 6:29

農鳥岳への登り

9/18 6:43

農鳥岳につきました！パノラマ

9/18 6:45

富士山を見下ろす飛行スタイル☆

9/18 6:46

こうしてみると、北岳ってすごい尖ってるのね

9/18 6:47

記念撮影〜！！

9/18 6:47

農鳥岳もとても良い山！

9/18 6:48

北岳つまんじゃった①

9/18 6:48

北岳つまんじゃった②

9/18 6:50

富士山をなでるひと

9/18 7:07

富士山が本当に綺麗

9/18 7:07

さあて！気持ち良い稜線歩きだ♪

9/18 7:07

何度見ても富士山りっぱですなぁ

9/18 7:12

ザレているので滑らないように気をつけてねー！

9/18 7:23

これはこれは、塩見岳

9/18 7:26

天空の縦走路もこれにて終了

9/18 7:27

ヒロコウチ岳が気になる

9/18 7:30

さて、ここから激下りです！
前方に富士山がしばらく見えています

9/18 7:39

滑りやすいところが多いです

9/18 8:41

沢の音が近づいてきましたよ！

9/18 8:44

ここ、ハシゴを降りるのではなく、横移動が正解(ピンクテープあります)

9/18 8:51

水が流れていて涼しげ

9/18 9:05

大門沢小屋です
ちょっと休憩

9/18 9:22

沢沿いを降りて行きます

9/18 9:33

こんな橋を何回も渡ります

9/18 10:29

でかいわ

9/18 10:40

すごく揺れる橋

9/18 10:48

だいぶ降りてきました！林道は工事中で、登山道は迂回路が作られているようです

9/18 10:54

とっても綺麗な橋

9/18 10:55

ここを抜ければ林道に出ます

9/18 10:57

ここからでてきましたー！

9/18 11:18

発電所のあたり
ここから約2kmの舗装路歩きで駐車場です。

9/18 11:56

立ち寄り湯は、七不思議の湯白根館！
とてもつるつるした硫黄泉でした
美肌になりそう♪

9/18 22:18

山梨ご当地ビール
家に帰って楽しみました♪

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

Galaxy S10 SCV41 au サムスン

感想

isoring

白峰三山テント泊縦走、昨年計画していたのですが、悪天候のため予定変更… 一年越しの実行です！！

奈良田の手前の橋が工事で夜間通行止めと書いてありましたが、4時半には通れました！
奈良田は第二駐車場は使えず、第一駐車場がすでに満車で路肩に溢れていました。

5時になると4台のバスが待機、バス前でおばちゃんが乗車券を売って回っていたので購入し乗り込む！バスは満席でしたが立ってる人はいませんでした。

広河原に到着すると、甲府からのバスも来てたくさんの登山客が！トイレも行列でした。

歩き始めるとみんな健脚でびっくり！この急登をサクサク登っていく…そして、思い思いの場所で休憩をするので抜きつ抜かれつしながら進んでいきます⛰
今回は荷物が重いので、ベンチがある場所でザックを下ろして休憩…を繰り返してゆっくり登りました💦
樹林帯を抜けると白根御池小屋！
飲用水じゃぶじゃぶなのがありがたいですね😊
小屋から上は、木の背が低く直射日光の中の急登☀️溶けてしまいそうでした！

急登を登り切ると、鳳凰三山、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳ドーン⛰⛰存在感ありますなぁ〜！

そこから肩の小屋までは、ゆるやかめの稜線歩き！気持ちいい〜!!
肩の小屋は明るい雰囲気、お食事も魅力的だったけど…北岳に来ただけ。の写真を撮って先へ進む！

30分ほど登ると北岳山頂！たくさんの人々で賑わっていました！背後には仙丈ヶ岳ドーン✨
先日のお土産剱岳まんじゅうを食べてエネルギーチャージです⛰

さて、間ノ岳へ！
しかしここから辺りはガスに包まれ、モヤモヤ…
一山登ったけどまだ先がある…というのを何度も繰り返すので間ノ岳が遠く感じました🤣
山頂では晴れてきたけど、記念写真の背景は真っ白で残念🥺

1日目の宿泊地農鳥小屋までは、これでもかとペンキマークがつけられた道なので迷うことはありませんが、ザレていたりガレていたりで結構気を使いました。

噂の農鳥小屋、名物オヤジさんに会いたかったけれど今年は療養中とのことで、無人小屋です。
テント泊代1000円を箱に入れ、本日の宿を建てる！結構下ったところにあるテント場が傾斜もなくフラットで快適でした♪
衝撃の農鳥トイレはトタン滑り台方式ですが、流す用の水が空っぽで流せず、すごいことになってました🤣

テント張ったら鍋タイム✨
お肉やお餅でしっかりエネルギーとタンパク質を補給です！！山の上での食事ってほんと美味しい〜😊
18時には就寝しました。

起床は4時前、まだ星空でした☆
夜明けと共に雲海に浮かび上がる富士山！！
すばらしい景色に感動です✨

日の出と共に出発☀️
西農鳥岳を越え、農鳥岳へ！
左前方に富士山が浮かんでいて綺麗でした♪♪右側に塩見岳、振り返れば北岳間ノ岳が綺麗に見える✨
この稜線は斜度もゆるく、とても気持ちよく歩けました！

この稜線歩きも大門沢下降点まで、ここからは長い長い激下りのはじまりです！かなり滑りやすく、慎重にすすみます。
やがて沢の音が…してきますが大門沢小屋までは結構ありました🤣
大門沢小屋で少し休憩。お水も補給させてもらってあんぱんかじって下ります！
ここからはそこまで急な坂はありません。が、登山道が沢のようになっている場所もありました。増水したら歩けなさそう😨

沢沿いをずっと行くかと思いきや、時々登り返して沢から離れ、山の斜面をトラバースしたりと変化はありました。
立派な吊り橋が現れると奈良田は近いです！
発電所付近は工事車両がかなり入ってきました。

舗装路を約2kmで奈良田に到着！
立ち寄り湯は白根館へ♨️
つるつるぬるぬるの硫黄泉、温泉成分の濃さを感じられてとっても気持ちよかったです♪

帰りは中央道の渋滞がすでに始まっていたので奥多摩の山を越えて下道で帰りました🚗
山深い南アルプスでテン泊ということもあり、とっっても充実した山行になりました♪♪

mutoooo

先生！！ありがとうございました！
丁度1年前、雲取山での弟子入り(笑)から始まり、北岳のためとはいっても過言ではないくらい冬場の低山縦走トレーニングを頑張っていたので、念願の登頂ができて嬉しかったです！
必死すぎて北岳、間ノ岳の山頂記憶は曖昧でございます笑農鳥岳はバッチリ感動しましたーよ！

農鳥山荘のお手洗いには衝撃が走りましたが嫌でも思い出せちゃう思い出になりましたね。笑

初めての1泊2日縦走で、泊まるからこその経験できる星空に朝焼けと宿泊登山の醍醐味を十分すぎるくらいに味わえました！
無事に帰還できて何よりでした〜🌠