天目山〜蕎麦粒山(想定外のしっかり雪山・途中トレース無し)
- GPS
- 07:20
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
12:10蕎麦粒山13:10-14:20笙ノ岩山-15:20川乗橋ゲート
天候 | 晴れのちガス。山頂は一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
東日原の無料駐車場を利用。 登山ポストは確認できませんでした。 駐車場、バス停にトイレがあります。 今回歩いたヨコスズ尾根・長沢背稜は共に道標がしっかり設置されています。 鳥屋戸尾根は笙ノ岩山まで道標が見当たりません。 木に巻かれた赤いテープが目印になります。 トレースが二手に別れた箇所があり悩みました。地図とコンパスできちんと確認。 やはり携帯必須です。 傾斜がかなりキツイルートの為気を抜けない下りが終始続きます。 下山後は「もえぎの湯」この日は学生の団体さんもいて混雑してました。 男性のお風呂は特に混み混みだったとのこと。 |
写真
感想
来月、この辺りの山を利用してトレランの大会が行われます。
maruzenさんの現地下見に便乗して歩くことにしました。
道標に従いまずは舗装路から、民家の脇を抜けて九十九折りに急坂をあがって
いきます。
その坂も終わればヨコスズ尾根は歩きやすい道です。
今回は雪道だったのでトラバース箇所が多いこのルート、場所によっては緊張
して通らねばならないことろもありました。
全般に渡り凍結がないのは幸いでした。
一杯水避難小屋から先、右手も左手もこの日はトレース無し。
前日都心で降った雨もここではしっかり雪だったんですね。
天目山へ行くのはこの時点で我々を含め4人、先行役を買って出てくれた方に従
います。ここでも緊張箇所あり。
天目山への最後の上りは逆に我々が先行してトレース付け。
スタート時点はあんなに青空で展望も期待できたのに、雲が出始めた頃はそれ
はそれで絵になってましたが…
山頂付近は一面の雨氷、見上げる空はどんより鉛色。
このあたりはまだまだ冬の様相、展望は…残念ながら。
下りから合流するとトレース復活。蕎麦粒山へ向かいます。
直登とまき道に別れ山頂で合流することにしました。
このまき道が大変に怖い!!!
痩せたトラバース道にロープ。
トレース無し。
右手は谷に向かって真っ白な斜面。ストックで探りながら慎重に一歩一歩。
締まった雪がプレート状に割れる→スライドする。
このまま足を持っていかれたら…落ちるよね。ここ私一人ですよ…。
緊張しましたココ、おまけに長いし。
鳥屋戸尾根の分岐点のプレートを確認し山頂へ。
チラチラ降っていた雪もいつしかぼたん雪に、そんな中で昼食。
と、私は見てしまった、あれ名栗湖じゃないの???
埼玉方面は晴れてます…え〜っ。
そのうち上空に晴れ間!途端に雨氷が落ちだす。
「うひょー」くだらないですね、スミマセン。
松岩ノ頭、塩地ノ頭付近に下りてくる頃はすっかり遠望きくようになっちゃい
ました。三ツドッケも見えるし、川苔山はドーン!大岳山も御前山もくっきり。
なんですかねー、まぁいいですよここまで来たら…。
急坂というより斜面を下り林道へ、雪が消えれば今度はグチャ。
足元すっかり泥まみれでバス停前に到着。
ここから東日原まで締めのランで車を取りに行くマルゼンさんタフ過ぎやしま
せんか。
雪山のつもりじゃなかったので軽アイゼンも不携帯。
まさかプチラッセルにトレース付けまですることになるとは…。
装備に抜かりがあったこと反省です。
先にも書きましたが凍結がなくてほんと良かった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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saichanさん、maruzenさん、こんにちは。
写真を見ると、トラバースは凍結していたら通過でき
なかった可能性が大ですね。
この時期、油断してアイゼン不携帯で、通常ではなんら
問題のない場所で戻るはめになってしまったことが、
何度かあります。。。
無事通過できて、なによりでした
蕎麦粒山までは何度か登っているのですが、なぜか
日原側からの登路はたどったことがありません。
ヨコスズ尾根から長沢背稜周辺のルート、レコを
読んでいると行きたくなります。
今年は必ずこの周辺の道を計画します!
気まぐれな雲の動きは運次第、後半展望が開けて
良かったですね
それではまた。
youtaroさん、おはようございます。
レス遅くなりました
歩いている時は夢中になりながらも恐怖心はあるものですが、
いろいろコメントいただいて改めて素に戻る感覚です
今回はある意味幸運だったんだ…と思い返してます。
アイゼンしばらくは携帯します。
蕎麦粒は埼玉側からも行けるのでルートの選択肢も多く、魅力
がありますね
長沢背稜静かな場所で好きです。
私は奥多摩を始めたばかりなので毎回が新鮮です。
これからもドンドン行きますね
saichan さん maruzen さん こんにちは
天目山〜蕎麦粒山 お疲れ様でした
想定を超えた状況 凍結していなくて本当に良かったです。
装備無しで無理をすると大変なことになってしまいますから・・・
締まった雪がストーンと落ちるアレですか? アレ本当に怖いですね
この時期、まだまだ最低「軽アイゼン」は必須アイテムですね
それにしても、緊張感たっぷりで相当楽しめたようで良かったです
私もまだまだ雪の上を歩きたくなってしまいました
junoさん、おはようございます。
レス遅くなりました
おっしゃる通りで凍結が無いのが幸いでした。
装備の判断も誤っていながらよくぞ…。
アレは本当に怖かったです
摑まる木も無かったので雪の山側斜面に手を突っ込んで
安全確保を試みた次第です。
意外と冷静な自分にも気づきましたが
もう今年歩いた雪山で1の怖さに認定です
そうそう、雨氷がある場合頭上注意ですよ!!
ちわっス!!
今更なんだけど、、、
蕎麦粒行くときは巻き道じゃないほうが良いです。
数年前の地図では破線ルートになってるけど、
(確かに3年前ぐらいは踏み跡程度だったかな。)
今は立派?に登山道って感じです。
巻き道行ってピークに入れなくて迷った友達もいますわ。
そういえば、
三ッドッケに行く避難小屋の裏の道も
前は踏み跡ぐらいだったけど、
いまじゃスッカリ登山道してますなぁ。
あそこは今でも破線ルートなのかな??
俺は奥多摩でも4月一杯ぐらいは、
長沢背稜とか雲取に行くときは、
一応、軽アイゼンを持っていってますよ。
工場長ちわっス!(使ってちょっと照れる)
はい、もうまき道使いません…。
斜面を上りたくなかったのと余計な好奇心で行ってしまい
ました
雪に埋もれた木製のハシゴもありましたね…。
迷ったお友達が行った頃は道標が無かったのでしょうか?
ピークに入る箇所問題ナシでしたよ。
避難小屋の裏道使って三ツドッケに行きました…。
最新地図では破線ルートではないですけど、怖い箇所1つ
ありましたね
今回を教訓に軽アイゼン携帯いたしますです。
saichanさん、maruzenさん、こんにちは。
何故か長沢背稜の上だけ雲のようでしたね。
でも深山の感じが漂って幻想的です。
一昨年、川乗橋で交通整理をしていた
ご老人に聞いたのですが、鳥谷戸尾根は
急で且つ迷いやすいと・・。
雪の中を流石ですね!
それにしてもこの季節、根こそぎ木が
倒れて登山道が崩落してる所ありますよね。
中にはどうやっても通れない場合も・・。
私達も皆さんのレコ見て、直前情報の入手の
重要性を感じます。
そ・し・て・・。
77神社へのお参りも・・。
manabu
manabuさん、sumikoさんおはようございます。
レス遅くなりました
鳥屋戸尾根は迷いやすいと書いてあったことが些か気になって
いたので蕎麦粒で会った方に尋ねたところ
「上へ上へ歩く感覚で行けば大丈夫だよ」と言われました。
下山するけど上へ?でも歩いてみてなるほど
的を得た表現だなーと関心しました!
トレースが二手に別れていて迷った時はmanabuさんsumikoさん
の「トレースのトラップ」という言葉が頭を過ぎり即ルートの確認
作業。
この言葉、道間違い抑止効果抜群ですよ
なのですごく感謝してます
レコで事前の情報収集、併せて居合わせた方のアドバイス、本当
に心強いです。
川乗橋バス停に小さな道祖神でしょうか?祀られていたので下山
後「ありがとうございました」してきましたよ
saichan さま
maruzen さま
ドッケ&蕎麦、おつかれさまでした。
長沢背稜ご存知のように入る人がそれほど多くないので降雪後の土曜日はたいていラッセルトレースづくりの奉仕活動っす。
でも独り占めのチャンス確率高いようで。
今年、みなさまほんとに雪に恵まれて、、、
経験を積めば積むほど(情報の多さ)判断誤らないですよね。
心に手足にたっぷし準備で今年の安全山行、、、77教祖は祈ってま〜す。
あっ、一部の方は肝臓もですねぇ〜(自分のことか )。
期待、次回も
芋77さま、おはようございます。
はい、亀レスです
土日は大概トレース追っかけで楽させていただいてますので、
たまの奉仕活動も今回位の積雪量なら惜しまずです
長沢背稜静かで良い場所ですね。
それでも普段の山行に比べたら珍しく周りに登山者がいて
トレース付け交互にやったりと良い機会にも恵まれました
雪山デビューの年で収穫がこれほど多いとは有り難い限りです。
77参りのご利益はこんなところにも〜
肝臓も少し鍛えないと!!とある方にも言われてますのでちょっと
頑張ってみちゃおっかなー
こんばんは。
まだ結構雪が残っているのですねー
まだまだ軽アイゼンは必須ですね。
saichanさん、よいペースで雪山行けていますね。
来週末こそ自分も、と思ったら来週暖かくなりそう
花見山行になりますかね
さくちゃん、おはようございます。
亀レスになりました
まず変なとこに食いついてしまいましたよ
で、NZ山旅のレコは…?私が見逃してる???
ここんとこずっと忙しいのかな?
重ねて天候不順もあったりしたから、なかなか山行の機会を得る
のも難しかったし…。
雪踏みたくなっちゃう気持ち分かります
私は山始めてすぐ冬になったから「初心者が雪道歩くなんて無理
無理」って去年全く雪山にチャレンジしなかった反動かな?(笑)
想像してたより多く機会に恵まれてます。
でも今回はアリャ?でした
「装備の不備は危険の元」胸に刻みました。
お花見山行もいいよね
陣馬山のひろ〜い山頂でごろ寝したいなー
はじめまして。
あの〜すみませんが東日原の無料駐車場ってどこにあるのか教えていただけませんか。
私も東日原に車を車を停めて一杯水に登ったたことがありますが、一番最初の「定番の一枚」写真の先にある小学校の校庭に土日は学校が休みだからいいかなと思い停めましたが・・・
PS:私は長沢背稜の山々が好きなのでよく埼玉側から登りますが登る人があまりいませんねぇ。
lizhjipさんはじめまして。
東日原の駐車場、実は通り過ぎました
写真も撮っておくべきだったと帰ってから気づいたのですが…。
「定番の一枚」をご存知なら話が早いですね!
そこに入るほんの手前、道の反対側になりますが「ねねんぼう」
と書かれた木製の看板が立て懸けられているところがあり、その
空きスペースが駐車場です。
「駐車場」と一切書かれてないので我々はうっかり通り過ぎて
しまったんですね
私は奥多摩の沿線駅からスタートして、埼玉に抜けるルートが好
きです。
日原街道から右斜めに「あの定番の一枚」に行く上り坂を曲がる左側にねねんぼうと書かれた金網に囲まれた空き地があったのは覚えています、そこが駐車場だったんですね。
ねねんぼうって食堂かなんかのお店の駐車場だと思っていました。
今度行った時は停めようと思います。 ありがとうございました。
装備あっても滑落も、、、、
最近70-80m滑落した人のブログを読みました。
http://blog.livedoor.jp/center_field/
装備あっても、慎重であっても、、
やはり怖いですね。
でもまずは、装備。
私なんかは装備考える時、周囲の山を良く観察します。
今日も櫛形山の1000m以上はうっすら雪。
とすると、あの山は、5cm、この山は10cm。。
なんて、、考えますです。
山が見えない場合は、やはり装備でカバーですかね。
Y-chan
Y-chanこんばんは。
ブログ読みました。
さて、私があの立場だったらどう行動したのだろう…?
考えても考えてもさっぱり見えてきません
それよりも自分の身には決して起きてほしくないな。。。
まずはこっちです。
100%の安全なんて普段の生活でも有り得ないことですか
らね…
山という特異な場所はもっともっと危険因子がいっぱい。
この方の冷静な部分とわりとあっけらかんな部分(ゆとり
と言った方がいいですかね)に強さを感じました。
私の住む場所からは残念ながら山は見えません
判断材料が乏しい環境である以上は所謂「装備リスト」に
書かれている物は億劫がらず持って行くに限りますね。
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