ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5956571
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北穂高岳東陵:バリエーションデビュー

2023年09月17日(日) ~ 2023年09月19日(火)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
石化 どら その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
18:04
距離
35.0km
登り
1,771m
下り
1,755m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:44
休憩
0:20
合計
3:04
距離 10.1km 登り 176m 下り 64m
13:29
13:35
0
13:35
47
14:22
14:30
4
14:34
43
15:17
15:18
6
15:24
15:29
13
15:42
47
16:29
2日目
山行
10:57
休憩
1:06
合計
12:03
距離 15.0km 登り 1,585m 下り 1,577m
3:31
19
3:50
3:51
49
4:40
4:48
44
5:32
17
5:49
5:50
36
6:26
6:42
4
6:46
6
6:52
233
10:45
10:46
1
10:47
10:51
9
11:00
11:01
6
11:07
11:13
97
12:50
13:16
3
13:19
13:20
22
13:42
12
13:54
13:55
44
14:39
37
15:16
18
15:34
3日目
山行
2:43
休憩
0:10
合計
2:53
距離 9.9km 登り 44m 下り 139m
5:08
41
5:49
5:50
12
6:02
6:03
12
6:15
6:16
41
6:57
5
7:02
7:09
38
7:47
8
7:55
6
天候 【9/17】
快晴 普通に暑いし日が沈むと普通に寒い。
あと風があった

【9/18】
朝は快晴,上に登ったので暑さはさほど感じない
北穂登頂の10時過ぎから雲と風が出てきて寒さを感じる
12時前には小雨が来た,降ったりやんだりを繰り返していた

【9/19】
快晴 普通に暑い。解せぬ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
【あかんだな駐車場】
ここまでマイカーで来て駐車 激混みで駐車に2時間半かかった
ご存じ一日600円

【シャトルバス】
あかんだな駐車場〜上高地バスターミナルの往復
コース状況/
危険箇所等
核心部といわれるゴジラの背は覚悟していたほどしんどくはなく,また前にも後ろにもパーティがいなかったこともあって,割とスムーズに超えることができた。三点支持,クライムダウンといった基礎ができているなら問題ないと思う。
むしろ,稜線に出るまでのガレ場・ザレ場の方が怖かったな…

なお岳沢ルートなので裏側だが,ツキノワグマの目撃情報1件あり。
その他周辺情報 【上高地バスターミナル 売店】
・野鳥ピンバッジ(ヤマガラ)を購入 メチャかわいい。
・ソフトクリームも食べた。うまい。

【平湯民俗館・平湯の湯】
寸志(目安300円)で入れる露天風呂
多分寸志入れてない人結構いるな…わたし? 入れました(優等生の顔)
洗い場がなく,浸かるだけしかできないので家に帰ってもう一度ちゃんと風呂に入る必要はあったが,期待以上にさっぱりした
あとおれと入れ替わりで入った槍ヶ岳帰りのお姉さん,湯船にスマホはダメですよ
早速キノコの群生を発見!
早速キノコの群生を発見!
少しカサが透き通ったシメジみたいでかわいい。
少しカサが透き通ったシメジみたいでかわいい。
梓川の流れを見ながら歩く,涸沢へ行くルートはこれがいいよな
梓川の流れを見ながら歩く,涸沢へ行くルートはこれがいいよな
大群生! 嬉しい! 大はしゃぎ
しゃがんで写真を撮るが荷物が重くて苦戦するなどする
大群生! 嬉しい! 大はしゃぎ
しゃがんで写真を撮るが荷物が重くて苦戦するなどする
株に近づいてみるとこんな感じ
株に近づいてみるとこんな感じ
本当にかわいくない? かわいい
ヒダは疎
ちいさいツバみたいなものが観察される
本当にかわいくない? かわいい
ヒダは疎
ちいさいツバみたいなものが観察される
単品でとってみるとこんな感じ。
ニガクリタケを思い出したけど,こいつはヒダが密じゃないからきっと違うよな…
単品でとってみるとこんな感じ。
ニガクリタケを思い出したけど,こいつはヒダが密じゃないからきっと違うよな…
ホコリタケのなかま! だと思う!
一度食べてみたいけど色がついてきてるからこれはおいしくないかな…?
ホコリタケのなかま! だと思う!
一度食べてみたいけど色がついてきてるからこれはおいしくないかな…?
立派なカサをしたキノコ
カサの裏をよく観察しようと思ってめくろうとしたら…
立派なカサをしたキノコ
カサの裏をよく観察しようと思ってめくろうとしたら…
老菌だったのか,あるいはそもそも脆いキノコなのか(肉質は結構しっかりしていたから,そういうわけではないと思う)
根元からとれてしまった…
蓮コラが苦手な人にはキツイ感じのご立派な管孔である
老菌だったのか,あるいはそもそも脆いキノコなのか(肉質は結構しっかりしていたから,そういうわけではないと思う)
根元からとれてしまった…
蓮コラが苦手な人にはキツイ感じのご立派な管孔である
でかあああい! 説明不要(要る)
サルノコシカケとかそういう仲間なのかな?
この手の固くて平たいキノコ類は本当に詳しくなくてわからない
でかあああい! 説明不要(要る)
サルノコシカケとかそういう仲間なのかな?
この手の固くて平たいキノコ類は本当に詳しくなくてわからない
横尾のテン場にて幕営。
三連休(シルバーウィーク)中日とあって結構混んでいた
横尾のテン場にて幕営。
三連休(シルバーウィーク)中日とあって結構混んでいた
一日目夕食
器の色とのシナジーがなさ過ぎて全然美味しそうに見えない黒い液体はメチャクチャおいしい熟成梅酒(山岳会の人の自家製)です
野菜はナイフで切って塩コショウで混ぜただけ
鍋の中身は…
一日目夕食
器の色とのシナジーがなさ過ぎて全然美味しそうに見えない黒い液体はメチャクチャおいしい熟成梅酒(山岳会の人の自家製)です
野菜はナイフで切って塩コショウで混ぜただけ
鍋の中身は…
こちら
旨い
お湯を注ぐと親子丼になるやつなのだが,余分な器がなかったためおれの器はおじやみたいになった
こちら
旨い
お湯を注ぐと親子丼になるやつなのだが,余分な器がなかったためおれの器はおじやみたいになった
夜のテン場
こういう夜の風景がけっこうすき。
夜のテン場
こういう夜の風景がけっこうすき。
2日目朝,2:39
今日の朝食(夜食?)はマルちゃんラーメンと,昨日入れ忘れたワンタン
サッポロ一番よりもずいぶんと高いらしい
2日目朝,2:39
今日の朝食(夜食?)はマルちゃんラーメンと,昨日入れ忘れたワンタン
サッポロ一番よりもずいぶんと高いらしい
しかし高いだけあっておいしい
しかし高いだけあっておいしい
3:30出発
本当に真っ暗
自分の足音,呼吸の音,ザックにつけたカラビナがこすれる小さな金属音,木の歯のささやかなざわめき,ささやくように響く沢の音……といえばロマンチックだし実際自分もロマンチック気分を味わっていたのだが,山岳会の人はツキノワグマとの至近距離遭遇を警戒していたらしい

おれが能天気すぎる
3:30出発
本当に真っ暗
自分の足音,呼吸の音,ザックにつけたカラビナがこすれる小さな金属音,木の歯のささやかなざわめき,ささやくように響く沢の音……といえばロマンチックだし実際自分もロマンチック気分を味わっていたのだが,山岳会の人はツキノワグマとの至近距離遭遇を警戒していたらしい

おれが能天気すぎる
3:55 岩小屋跡
どれが岩小屋なのか暗いのもあってよくわからない
3:55 岩小屋跡
どれが岩小屋なのか暗いのもあってよくわからない
4:43 本谷橋を渡る
完全に水がなくなっていた
4:43 本谷橋を渡る
完全に水がなくなっていた
5:30
空が白くなってきたなと思っていると,前穂のピークがサーモンオレンジに染まっているのがわかる
山の朝は本当に綺麗だよな
5:30
空が白くなってきたなと思っていると,前穂のピークがサーモンオレンジに染まっているのがわかる
山の朝は本当に綺麗だよな
SガレのSって何だろう
SガレのSって何だろう
登山道の石段の合間から生えているちいさなキノコ
ちいさすぎて裏側などは見れなかった
登山道の石段の合間から生えているちいさなキノコ
ちいさすぎて裏側などは見れなかった
6:27 涸沢到着
心地よい快晴に恵まれたと思っていた,そう,この時は…
6:27 涸沢到着
心地よい快晴に恵まれたと思っていた,そう,この時は…
そのまんますぎん?
そのまんますぎん?
振り返って見下ろせば涸沢のテン場がまるで床に散らかしたドーナツとかチョコバナナの上に振りかけるカラフルなアレみたいに小さく見える。

そして雪渓がわずかに残っていたのが見えた…
振り返って見下ろせば涸沢のテン場がまるで床に散らかしたドーナツとかチョコバナナの上に振りかけるカラフルなアレみたいに小さく見える。

そして雪渓がわずかに残っていたのが見えた…
そう これ 何気にハート形
いや雪渓っていうかただの溶け残りだこれ
そう これ 何気にハート形
いや雪渓っていうかただの溶け残りだこれ
7:54
東稜に向かうため,途中でノーマルルートを逸れていく
はやくもガスがかかってきていて,降らないでよ〜といいながら登っていた
丁寧に足を置かないと足もとが崩れるのでここが一番怖かった(落として誰かにあたったら,という意味で)
7:54
東稜に向かうため,途中でノーマルルートを逸れていく
はやくもガスがかかってきていて,降らないでよ〜といいながら登っていた
丁寧に足を置かないと足もとが崩れるのでここが一番怖かった(落として誰かにあたったら,という意味で)
同じ地点からの写真
同じ地点からの写真
8:26
稜線に出る手前
踏み跡がしっかり残っているので,前日にもしかすると結構な数の人が登ったのかもしれないな,とは山岳会の人の言
8:26
稜線に出る手前
踏み跡がしっかり残っているので,前日にもしかすると結構な数の人が登ったのかもしれないな,とは山岳会の人の言
8:32
東稜のスタート地点に到着 ワクワクしてきた
ガスの中にちいさく北穂の小屋が霞んでいるのが見える
8:32
東稜のスタート地点に到着 ワクワクしてきた
ガスの中にちいさく北穂の小屋が霞んでいるのが見える
これイワギキョウじゃない!?
この間の白山で習ったぞ!?

咲いていたのはこれ一輪だけだった,まあもう9月も半ばだもんな
これイワギキョウじゃない!?
この間の白山で習ったぞ!?

咲いていたのはこれ一輪だけだった,まあもう9月も半ばだもんな
9:11
岩がごろごろしていてワクワクする ワクワク
9:11
岩がごろごろしていてワクワクする ワクワク
この大きい岩までは,尾根の左側を通って近づいて行って,慎重に大岩の方へと体を渡し,それから右側を迂回する……
と遠くで見ながら聞くと「マジか」と思ったけど案外普通にいけた
この大きい岩までは,尾根の左側を通って近づいて行って,慎重に大岩の方へと体を渡し,それから右側を迂回する……
と遠くで見ながら聞くと「マジか」と思ったけど案外普通にいけた
9:19 ゴジラの背
ナイフリッジをアンザイレンで渡る
結構切り立った感じなのだが,写真だとあまり伝わらない
しかしカタカナ語を使うと賢くなったような気がするな(バカの発言)
9:19 ゴジラの背
ナイフリッジをアンザイレンで渡る
結構切り立った感じなのだが,写真だとあまり伝わらない
しかしカタカナ語を使うと賢くなったような気がするな(バカの発言)
9:21 北穂の小屋がだいぶん近づいてきた
この辺りで空腹を覚え始めた,というか,かなりお腹がすいて「山小屋飯が食べたい」としか思っていなかったような記憶
9:21 北穂の小屋がだいぶん近づいてきた
この辺りで空腹を覚え始めた,というか,かなりお腹がすいて「山小屋飯が食べたい」としか思っていなかったような記憶
10:15
北穂ブレンド(500円,リーダーのおごり)とチキンカレー(900円,自腹)
おいしくてあたたかくてうれしい
10:15
北穂ブレンド(500円,リーダーのおごり)とチキンカレー(900円,自腹)
おいしくてあたたかくてうれしい
登ってきた稜線がガスに飲まれている
登ってきた稜線がガスに飲まれている
10:48 北穂南峰
山頂にご挨拶
珈琲飲んだりカレー食べたりしてのんびりしてたら結構時間がたっていた

そしてこのガスである。北穂の山頂いっつもガスってんな(2戦2敗)
10:48 北穂南峰
山頂にご挨拶
珈琲飲んだりカレー食べたりしてのんびりしてたら結構時間がたっていた

そしてこのガスである。北穂の山頂いっつもガスってんな(2戦2敗)
時間があれば奥穂の方にも行きたかったが横尾まで降りなければならないことを考えて断念。
それにしてもガス
時間があれば奥穂の方にも行きたかったが横尾まで降りなければならないことを考えて断念。
それにしてもガス
ゴジラの背を北穂山頂側から見る
やせた岩稜とはこういうもののことを言うんだなあなどと考える
ゴジラの背を北穂山頂側から見る
やせた岩稜とはこういうもののことを言うんだなあなどと考える
写真の中にテントがあるぞ,探してみよう

北穂小屋のテン場,小屋から遠くない?
写真の中にテントがあるぞ,探してみよう

北穂小屋のテン場,小屋から遠くない?
涸沢岳方面の写真
次こそは奥穂山頂を踏みたいなあ
涸沢岳方面の写真
次こそは奥穂山頂を踏みたいなあ
15:01
雨が来たのでずいぶん急いで降りてきて写真は一枚も撮っていなかった
これは本谷橋も超えた後。製材所跡なる看板があるが製材所跡,どこ…?
15:01
雨が来たのでずいぶん急いで降りてきて写真は一枚も撮っていなかった
これは本谷橋も超えた後。製材所跡なる看板があるが製材所跡,どこ…?
正解は,ここ!
もうただの廃墟でしょこれ,とひとりで突っ込む

結局帰投したのは15:30頃だった
正解は,ここ!
もうただの廃墟でしょこれ,とひとりで突っ込む

結局帰投したのは15:30頃だった
05:21
翌朝は5時に下山を開始
霧の中にけぶる山並みや森には水墨画的な趣がある。昔の中国人が山水画を好んだのも頷ける話
05:21
翌朝は5時に下山を開始
霧の中にけぶる山並みや森には水墨画的な趣がある。昔の中国人が山水画を好んだのも頷ける話
05:33
しかしやっぱりおれは,墨による山水画よりも太陽光がもたらす柔らかな色彩の朝が好きかな〜
05:33
しかしやっぱりおれは,墨による山水画よりも太陽光がもたらす柔らかな色彩の朝が好きかな〜
06:22
河原になにかいる! アレはもしや…と思っていたら
06:22
河原になにかいる! アレはもしや…と思っていたら
07:03 明神にて
そう! ニホンザル! 野生のものを見るのはこれが初めてだった(ヤクザルなら去年みた)
割と近くにいるし人を怖がる様子がまったくない
人間の子供のような高い声で啼くので何の声だろうと最初は驚いた,漢詩にある猿の啼き声というのはこれですか
07:03 明神にて
そう! ニホンザル! 野生のものを見るのはこれが初めてだった(ヤクザルなら去年みた)
割と近くにいるし人を怖がる様子がまったくない
人間の子供のような高い声で啼くので何の声だろうと最初は驚いた,漢詩にある猿の啼き声というのはこれですか
漢詩における猿の声というともの悲しい情景や心情の表現というイメージだが,何のことはなく枝からさかさまにぶら下がって元気に松ぼっくりをむしっている。

そういえば断腸の故事も猿だっけ
漢詩における猿の声というともの悲しい情景や心情の表現というイメージだが,何のことはなく枝からさかさまにぶら下がって元気に松ぼっくりをむしっている。

そういえば断腸の故事も猿だっけ
人間より猿の方が多いんじゃないか?

山岳会の人いわく「サルは餌のない山には登らないが,人間は自らの餌を持ってまで山に登る。だから登山と言うのは非常に人間的な文化だ」ということだが,この間読んだ山と渓谷によれば,このあたりの猿は柔らかい高山植物を求めて穂高連峰を登るそうで……
つまりやはり人間様と猿の間にそこまで差はないんじゃないかという気がするのであった。
人間より猿の方が多いんじゃないか?

山岳会の人いわく「サルは餌のない山には登らないが,人間は自らの餌を持ってまで山に登る。だから登山と言うのは非常に人間的な文化だ」ということだが,この間読んだ山と渓谷によれば,このあたりの猿は柔らかい高山植物を求めて穂高連峰を登るそうで……
つまりやはり人間様と猿の間にそこまで差はないんじゃないかという気がするのであった。
これは子ザル
子人間よりよほどすばしこい
これは子ザル
子人間よりよほどすばしこい
これは親ザル
立派なタマタマをお持ちのオスであった
全然逃げないので近くで写真を撮ろうとじりじり近づいていたら歯をむき出して威嚇されたので退散しました…
これは親ザル
立派なタマタマをお持ちのオスであった
全然逃げないので近くで写真を撮ろうとじりじり近づいていたら歯をむき出して威嚇されたので退散しました…
08:09 下山のご褒美
バニラ×チーズのソフトクリームなのにバニラ側から撮ったせいでチーズの部分がよく見えないという愚か
このあとメチャクチャ溶けてきてズボンにメチャクチャついた
08:09 下山のご褒美
バニラ×チーズのソフトクリームなのにバニラ側から撮ったせいでチーズの部分がよく見えないという愚か
このあとメチャクチャ溶けてきてズボンにメチャクチャついた

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴下の着替え ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ ヘルメット シュリンゲ テープ2本 カラビナ(環付2 普通の1) ハーネス 防寒着 ザック 食器 シェラフ ストック
共同装備
調理用食材 ガスカートリッジ ファーストエイドキット ポール テント テントマット
備考 ストックは結局使わず。

感想

自分+山岳会の人+友人(2日目別行動)


【北穂東陵】
はじめてのバリエーションルート!
覚悟していたほどの恐怖感はなく,というかあまり恐怖感自体がなく むしろバリエーションルートデビューという高揚感や冒険心が勝ってかなりスムーズにさくさく歩いた
クライミングシューズがいるようなコースでもないし,これまでのトレーニングを思い出せばそんなに難しいとは感じなかった

登り切って北穂小屋で食べたカレーはマジでおいしかった! 最高
一緒に来た山岳会の人が「うちではリーダーがおごることになってるんだよ」といいながら(初めて聞いた)北穂ブレンドをおごってくれたり,「表銀座辺りならリーダーやれそうだな」って言ってくれたりしたのがすげ〜うれしかった 本業である研究の方がうまくいってないから余計にな〜

今度は前穂の北尾根に挑戦しよう! と約束もしたのでいっそう頑張りたい
いや…本業も頑張る……。


【一方そのころ,別行動中の友人】
横尾〜涸沢が1時間半ってどんなコースタイムしてるんだ…
二日目の彼はなんでも3時に横尾出発→涸沢→奥穂→ジャンダルム→奥穂→涸沢岳→北穂→北穂南陵→奥穂というルートで歩いたらしく,それで13時間半(休憩込み)なの本当にどういうコースタイムしてるんだとおもいました。はやい。


【その他】
きのこがいっぱい,おさるもいっぱいでそういう意味でも楽しかった
昆虫はそれほど出会わなかったが…。
平ヶ岳といい,なんかキノコがやたら多い気がする こんなものなのかな?

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