小4息子と「試練と憧れ」をテントで。みんなで剱岳。
- GPS
- 35:16
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,461m
- 下り
- 2,447m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 5:24
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 3:05
- 合計
- 11:21
天候 | [1日目(9/17)] 晴れのちガス。夕方以降晴れ [2日目(9/18)] 晴れのちガスときどき晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(ガソリンスタンドが一つも夜営業していないので注意です。) コンビニは、インター出てすぐにセブンイレブンがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●馬場島〜早月小屋; 道は里山っぽいですが、かなりの急登が続き、全体で力を使います。 標高200m上げるごとに標識があり目安になります。 あまり風が通らず暑い。水場なし。 ●早月小屋〜剱岳山頂; 小屋までと同じく基本的に急登でパワーを要します。 200mほどあがったら岩場が始まります。要ヘルメット。 本格的に切れ落ちているのは2800mより上くらいでしょうか。 カニのハサミ付近は切れ落ちてはいますが、鎖が頑丈である程度安心して進めます。 ●早月小屋テント場; http://www.net3-tv.net/~hayatsuki/eigyouannai.htm 約30張可能とのこと。1,000円/人。水場なし。 水2Lペットボトル1,300円、500mLペットボトルジュース600円など。 ペグは良く刺さります。重りとなる石も多数。 ●イオンモバイル(docomo電波)状況; 一部弱いところもありましたが、全体を通して概ね繋がります。 早月小屋付近は少し弱め。山頂付近が一番よく繋がりました。 |
その他周辺情報 | ●下山後の温泉; 大岩不動の湯 http://toyama1010.com/gotou-ooiwafudounoyu.html 大人(12歳以上)470円、中人(6〜11歳)150円、小人(6歳未満)70円 ソープ、シャンプー有料、タオルなしドライヤーあり。鍵付きロッカーあり |
写真
装備
個人装備 |
GPS 1
ストーブ・ライター 1
レインスーツ 1
携帯電話 2
エマージェンシーシート 1
救急セット 1
防寒着 2
着替え 2
デジカメ 2
携行食 3
地図 2
コンパス 1
ドリンク 2 水2L,アクエリアス3L
ヘッドランプ 2
テントセット 1
シュラフ 2 モンベル#3
予備電池 3
サブザック 1
ヘルメット 2
スパッツ 1
子供用着替え 1
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感想
タカシさんマイさんから9月の早月尾根剱テン泊ピストンのお誘いがあり、
小5のカイト君も一緒ということで、小4の息子ツーと乗らせていただきました。
会う前に写真やコメントなどから、人見知りしない子ということだったので、一緒だ!と。
剱岳は、いつかツーと一緒に行きたいと思っていてなかなか実行できずにいたので、本当に良い機会をいただきました。。
私個人としては、2011年に日帰りピストンして以来12年ぶり・・
前日そろばんから帰って20時過ぎに自宅発。北陸道の工事も順調。AM1時頃に駐車場へ。
さすがの連休。既に上の駐車場は満車で、下の駐車場も8割方埋まっている状態でした。
外に出ると、落ちてきそうな満天の星空で、テンションが上がりました。。車中泊。
翌朝。6:30頃発。
初対面にも全く物おじせず、むしろ攻めまくるツーの性格は今も昔も変わらず。
誕生日も二ヵ月くらいしか変わらず、すぐに打ち解けて山行開始。
荷物の重量は28.5kg。
他メンバーと比較するとずいぶん重めながら、早月小屋までなので辛抱です。
10年以上前に日帰りで上がって以来なので全く覚えておらず・・
しかも子供目線で見ておらず、少し不安ななかスタート。
手を使って登り上がるような急登という記憶とは裏腹、緩いところも多く意外と順調。
息子ツーの方も、同世代の子が居ると、しりとりしたりクイズ出したりで楽しそう。
お互い、いつも親とやっていることを子供同士でやりながら楽しく上がることができました。
11:45 早月小屋着。
昼前からガスってしまったものの、将棋を教えてもらったり、探検したり。
夕焼け以降はガスもとれ、夜は星座鑑賞も。
いつもカツカツな行程ばかりだったので、半日以上のんびりできて満喫できました。
2日目。5時前起床。
朝方は澄んで晴れていたものの、徐々にガスが・・
天気予報も昨日見たより悪くなってる・・・
サブザックに要るものを詰め込んで6:20スタート。
相変わらず、開始時にペースが上がらないツーでしたが、岩場が始まると豹変、、
待たせるからと、先に行かせてもらったところが、むしろペースが上がり、すいすいと。。
そういえば石鎚の鎖場も父より先にスイスイ登ってたっけ・・
岩場も鎖場も軽快に進み、見ているこっちが怖いくらいでした。。
心配していたカニのハサミ付近の岩場も、頑丈な鎖があるし、それほど高度感もなく大丈夫。
一か所際どいところはありましたが、こちらの心配も何のそので順調にクリア。
時折ガスが晴れて海まで見えたり、立山室堂が見えたり。
「ヤッホー!」と叫ぶと、山頂の人やカイト君からも反応が返ってきて楽しく進めました。
抜く人抜かれる人に頑張りを褒めてもらいながら、
雷鳥にも会えて終始ご機嫌のまま8:40山頂ゴール。あっけなくも、達成感はアリアリでした。
ガスが晴れる瞬間に皆で写真を撮ったり。夢がまた一つ叶った瞬間でした。
贅沢な時間を皆でゆっくり過ごしたら、9:50 いよいよの下山開始。
下りも油断せずに、鎖場や岩場を慎重にクリア。早月小屋に12:07。
小雨も降りかける中、テント撤収して13:20いよいよの下山開始。
最後の樹林帯では足が痛くなっちゃう場面もありながら・・
耐えて耐えて17:10登山口へゴール。よく、がんばった!
無事に怪我無く5人揃って下山。「試練と憧れ」の石板の前でAfter記念撮影。
揃って温泉入って行程全て無事にコンプリート。
ツーにとっては久々の山で早月尾根は少々心配し、また多少のぐずりはあったものの、
最後は「また剱岳行きたい!」と言わせてしまうところが山の不思議な魅力です。
今回、物怖じしなさすぎのツーに対して快く相手をしてくれてとてもありがたかったです。
またぜひご一緒いただければと思います。
大人のザックの大きさが……父のパワーならではですね。私は小屋泊じゃないと無理です。
お子さん達も楽しくもあり、お互い良い刺激にもなり、とっても素敵です。
去年歩いたはずなのに、写真を見ても所々記憶がない(笑)
お疲れさまでした♪
立山側からはやはりカニの横縦が子供たち不安なので、早月一択でした。。
剱岳はいつか息子と行きたいと夢こがれていましたが、タカシさんとこの10歳が参戦するとのことで、この機会に夢を叶えられて良かったです!
私も12年前に日帰りで歩いたんですが、、鎖場や急登はもちろんのこと、小屋の佇まいすら記憶と違いました。。
やはり子どもたちとゆっくり子供目線で上がると全く違う景色ですね。。
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