甲斐駒ヶ岳 黄蓮谷右俣

2023年09月23日(土) ~ 2023年09月24日(日)

• GPS: 20:17
• 距離: 22.6km
• 登り: 2,930m
• 下り: 2,920m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:48
• 休憩: 0:19
• 合計: 12:07

5:33 尾白川渓谷駐車場
5:37 5:40 竹宇駒ヶ岳神社
6:21 6:22 矢立石登山口
7:06 7:06 錦滝
7:43 7:49 尾白川林道終点
8:42 8:42 鞍掛沢出合
9:37 9:43 噴水滝
10:23 10:27 黄蓮谷二股
17:41 宿泊地

2日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 0:35
• 合計: 8:08

6:49 宿泊地
9:59 10:16 甲斐駒ヶ岳
10:19 10:20 駒ヶ岳神社本宮
11:00 11:00 八合目御来迎場
11:32 11:32 七丈小屋
12:11 12:12 屏風小屋跡
12:15 12:21 五合目小屋跡
12:50 12:56 刀利天狗
13:07 13:07 刃渡り
14:07 14:09 笹の平分岐
14:48 14:53 竹宇駒ヶ岳神社
14:58 尾白川渓谷駐車場

天候

一日目曇り、二日目晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/23 7:43

尾白川渓谷駐車場から矢立石登山口まであがり、尾白川林道をてくてく。
地味に長いのよね。
車二台あれば、一台矢立石登山口 駐車場に回せば、最初が楽。

9/23 8:07

急な斜面をFIXロープ沿いに降りて入渓。
ここで、一休み。
前日に松本市の製材所のパン屋で買ったパンを食べた。美味しかった。

9/23 8:35

左側のスラブを登った。前にロープを出したこともあったが、フリーで楽々登れた。

9/23 8:47

鞍掛沢出合の少し先。
釣り人が三人いた。
左岸から巻いた。

9/23 8:50

左岸巻き。
登れそうだが、泳がないと取り付けない。。

9/23 8:55

なかなかの高巻きとなった。

9/23 9:10

右岸巻き。FIXロープを忠実に辿るべし。
早めにトラバースしても、巻けない。

9/23 9:23

9/23 9:28

右岸巻き、ちょっと藪かった。
左岸にFIXロープあったのあとから気がついた。

9/23 9:31

左岸に見えるFIXロープ。

9/23 9:38

左側のスラブを適当登る

9/23 9:41

二段目は左岸巻きで途中トラバースして、沢へ戻った。

9/23 10:09

右からへつり、水流脇を登った。

9/23 10:22

黄蓮谷との出合。

9/23 10:25

黄蓮谷入って直ぐの滝。左岸巻き。

9/23 10:27

9/23 11:01

サンショウウオおった。

9/23 11:06

千丈ノ滝。一段目はフリーで登った。二段目はムズそうなので右岸から巻いた。

9/23 11:14

一段目。左端を登った。

9/23 11:18

ちょっと悪そうなので、二段目は巻いた。

水流沿いを試みるが、ちょっと厳しかった。
少し下から、右側の壁を登り一つ上段を登ることにした。

もう少し暖かければホールドをたわしで磨いて水流突破できたと思う
ガスが濃くてなかなか寒かった(も

9/23 12:57

水流右側を2メートルほどのぼり、左側へトラバース、直上。

9/23 13:51

一段上から。

9/23 14:00

右岸から巻いたが、スラブを左にトラバースして沢に戻るのが難しかったところ。木が生えてるので、ロープ出してもよかった。

9/23 14:07

トラバースして、170センチくらいの段差を降りる。
サイドカチしかないく、降りにくかった。

9/23 14:10

奥千丈ノ滝

9/23 14:26

逆くの字ノ滝
ガスってこの滝だって最初気がつかなかった。リードはスラブから水流左側を登っていった。自分は水流沿い。

9/23 14:45

草つきを三ピッチでのぼる。

草つきを登ったがそのまま水線を行っても登れそうな感じだった(も

9/23 15:03

1ピッチ目歩き。ロープ片してもよかったかな。

9/23 15:07

2ピッチ目。出だしのヌメった小さなルンゼが悪い。灌木まで。

9/23 15:22

樹林帯を5メートルほど直上したのち、沢へトラバース。スラブを登る。

9/23 15:28

9/23 15:29

9/23 15:44

ロープはしまった。左上するクラックの上を歩き、沢にもどる。

9/23 15:48

沢に降りるところには、お助けひもがある。ひもがないと、ジャンプしないと降りられなそう。

9/23 15:50

沢に復帰したところに、幕営適地。1パーティー、焚き火をしていた。

9/23 15:50

テント前にある滝をフリーで。

9/23 15:53

9/23 16:01

スラブが続く。

9/23 16:26

ここはロープだした。

9/23 16:38

ここもテント張れそうだが、2400m地点までいきたいなと思い進む。

9/23 16:43

次のスラブ状の滝を右岸から巻く。(ロープだしてでも、登ったほうが楽だった。。。)

9/23 16:50

左側のクラックを登り木を掴んであがる。
巻いたほうが大変だったやつ。とちょっと後悔。

9/23 17:03

なんか踏みあとはあるので、それを辿ってトラバース。

9/23 17:15

9/23 17:15

9/23 17:17

さ迷う場面もあったが、なんとか沢へ復帰できた。

沢に復帰するのがかなり大変だった
沢でそのまま登った方が楽かも(も

9/23 17:23

フリーで。落口が悪いらしい。パートナーは直上していったが、かなり悪いというので、自分は落口手前のスラブを右上して巻いた。
見えてるガバに飛び付くのがちょっと怖かった。リーチやな。

フリーで行ったものの結構悪くて緊張感があった
クラック沿いにハンドを決めてなんとか登る
ヌメリが結構あった(も

9/23 17:41

2400mの幕営地到着。日が暮れる前でよかった。

幕営地点はかなり良かった(も

9/23 19:14

シチュー

9/24 5:08

薄手のダウンと、ダウンパンツにシュラカバでは寒かった。寒くてよく眠れなかったし、夜一回お茶飲んで温まった。

夜中寒くて奥歯をガタガタカスタネットみたいになりながら夜明けを待った
9月後半にシュラフカバーで寝るのはやめよう(も

9/24 6:08

二日目の朝。晴れた。

9/24 6:50

テン場まえの滝。水流右のスラブを登ろうと試みるが、ホールドなくて断念。
左岸から巻いた。

9/24 7:02

左岸を歩いていく。

9/24 7:07

9/24 7:13

景色よし(も

9/24 7:17

9/24 7:23

9/24 7:41

でかいスラブ(も

9/24 7:50

巻きあとトラバースして右岸へ。

9/24 7:56

ぬめる(も

9/24 8:18

おたすけ紐が充実しているが使わずに突破
クラックがあるのでいい感じ(も

9/24 8:38

陽が当たる場所が見えてきた(も

9/24 8:53

ようやく日の当たる場所へ
楽園だ(も

9/24 9:03

秋っぽい

9/24 9:04

いいけしき
下界は綺麗に晴れている

9/24 9:07

9/24 9:22

9/24 9:48

稜線手前

9/24 9:51

山頂が見えてくる

9/24 9:57

山頂
甲斐駒ヶ岳いいね

9/24 10:04

360度パノラマ
いい景色
この夏登った山もいくつか見えた

9/24 10:17

9/24 10:32

のぼれそうだった

9/24 10:35

摩利支天

9/24 11:28

黄蓮谷

9/24 12:09

はしごとくさりが地味に怖い

9/24 12:26

9/24 13:05

9/24 14:07

最後の補給
ここから一気に走り抜けて下山

9/24 14:46

長い黒戸尾根も終盤沢の音が聞こえ橋を渡ると同時に達成感
相変わらず長い尾根

同じ沢を登り同じ沢に降りてくるのが結構良かった

9/24 14:49

尾白川で涼んだ

9/29 21:17

ロープは50mダブル一本。
カムは0.1、0.3〜0.75サイズをもっていった。
あと、ボールナッツ。
ハーケンは使わなかった。カムがちょいちょい使える。
靴はラバー。巻きも多く、下山も長いので、ラバーがいいかな。

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

Galaxy S22 SC-51C docomo サムスン

感想

とりちゃん

憧れだった黄蓮谷へ。
沢のグレードがあがると、登攀や巻きに求められる力もあがってくるなと実感。
内容も濃くなって面白い。
来年も色々沢にいきたい。

もっちー

念願の黄蓮谷遡行

自分の成長を大きく感じられる山行だった
登っても登っても続く緊張感のあるスラブが連続する
天気が微妙で寒かったが渓相も良い。
振り向けば八ヶ岳や日向山や遠く妙高黒姫辺りも見えた。
テン場もフラットで良い場所。
甲斐駒ヶ岳に詰め上がり黒戸尾根で降るのも良かった。
以前黒戸尾根に来た時よりもずっと荷物も背負っていたが担ぎも強くなった事を感じた。
これで今季は沢は締めだが来季はもっと色々な沢登攀系の沢挑戦したい。