【両白山地】美濃禅定道から行く銚子ヶ峰〜一ニ三ノ峰〜別山〜御舎利山〜南龍ヶ馬場

2023年09月24日(日) [日帰り]

• GPS: 09:37
• 距離: 32.5km
• 登り: 2,844m
• 下り: 2,827m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:13
• 休憩: 0:18
• 合計: 9:31

6:23 石徹白登山口
6:29 6:29 石徹白の大杉
7:02 7:02 おたけり坂取付
7:18 7:18 神鳩ノ宮避難小屋
7:34 7:34 母御石
7:43 7:43 銚子ヶ峰
8:08 8:08 一ノ峰
8:28 8:34 二ノ峰
8:37 8:38 水呑釈迦堂
8:52 8:53 越前三ノ峰
8:59 9:00 三ノ峰
9:27 9:28 別山平 御手洗池
9:46 9:47 別山
10:00 10:00 御舎利山
10:30 10:30 天池
10:36 10:36 油坂ノ頭
10:52 10:52 赤谷渡渉点
11:03 11:03 南竜ヶ馬場野営場
11:48 11:49 南竜山荘
11:53 11:53 南竜ヶ馬場野営場
12:00 12:02 赤谷渡渉点
12:27 12:27 油坂ノ頭
12:32 12:32 天池
13:07 13:07 御舎利山
13:16 13:17 別山
13:28 13:28 別山平 御手洗池
13:51 13:54 三ノ峰
13:57 13:57 三ノ峰避難小屋
14:07 14:07 水呑釈迦堂
14:24 14:25 二ノ峰
14:39 14:40 一ノ峰
15:06 15:07 銚子ヶ峰
15:15 15:15 母御石
15:26 15:26 神鳩ノ宮避難小屋
15:38 15:38 おたけり坂取付
15:57 15:57 石徹白の大杉
16:00 ゴール地点

天候

天気： 晴れ

気温： 石徹白13℃（6:30頃）、別山12℃（10:00頃）、南龍ヶ馬場15℃（12:00頃）

風： 北の風穏やか（1〜3m/s）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大杉林道は通行可能、６km位の区間の全線に渡り幅員狭小、離合困難、カーブ付近はミラーなどは一切無く見通しが悪く注意が必要。所々にあった窪みなどはきれいな洗い越しなどに整備されていた。通過の際は徐行しないと車によっては下回りを擦るかもしれないので注意。

石徹白大杉の駐車場は20台程度駐車可能な状況でこの日朝6:00過ぎの時点で15台程の埋まり具合だった。駐車場の少し上に登山届提出のポストがある東屋が、その更に少し上にはトイレもあり。

コース状況／危険箇所等

＠概況＠
全般にいつもの年と変わらない登山道の状況。コロナ禍においては、地元有志による整備ができない状況で所々笹薮の生い茂りが気になっていた年もあったが、今年は有り難く整備していただいており、去年のように歩きにくいことは無かった。また、今年は猛暑・少雨の影響から、ここ美濃禅定道でも水場が涸れていたりの影響はあった。実際に登山口の水場は涸れていた。（神鳩ノ宮避難小屋下の水場と水呑釈迦堂跡地下の水場は未確認だが涸れていた可能性が高い）このようなこともあるので、水分は多めに持参した方が良い。


以下、セクションごとの状況

＠石徹白大杉への石階段420段＠
特に問題無く通行可能。

＠石徹白大杉〜おたけり坂〜神鳩ノ宮避難小屋＠
特に問題ないが、おたけり坂は短いながらも急登になるので転げ落ちないように注意が必要。

＠神鳩ノ宮避難小屋〜銚子ヶ峰＠
特段問題はなかった。

＠銚子ヶ峰〜一ノ峰＠
特に問題ないが、アップダウンを何回か繰り返すので復路では体力的に堪える。一ノ峰への最後の登りでは狭い登山道の頭上に張り出した木に頭をぶつけないように注意が必要。

＠一ノ峰〜二ノ峰＠
特に問題ない。一ノ峰への最後の登りと同様に、足元ばかり見ていると、頭上に張り出した木に頭をぶつけることがあるので注意が必要。

＠二ノ峰〜三ノ峰避難小屋〜三ノ峰＠
三ノ峰避難小屋前後では笹薮が登山道をやや隠し気味なので、足元が見えづらく慎重に歩く必要がある。

＠三ノ峰〜別山平〜別山＠
特に問題はなかった。

＠別山〜御舎利山〜大屏風〜南龍ヶ馬場＠
特に問題はなかったが、大屏風付近はやや切り立った細い尾根道なので慎重に歩く必要がある。

その他周辺情報

岐阜県道314号線／桧峠近くには、ウイングヒルズ白鳥リゾートが運営する温泉施設『満天の湯』がある。 https://winghills.net/bath 営業時間は平日11:00〜20:00、土日祝日10:00〜21:00 注:時期によって変動あり。

東海北陸道の白鳥IC近くには、美人の湯しろとり『かみほの湯』がある。 https://kamihonoyu.jp/onsen.html こちらは新装再オープンということで真新しい設備が期待でき、自分も是非行ってみたい。営業時間は平日10:00〜21:30、土日祝日9:00〜21:30、月曜定休

写真

9/24 7:44

今回は大好きな登山道のひとつである美濃禅定道を終点の白山御前峰までのつもりだったのだが、目覚ましを忘れて起きたら4時をとうに過ぎていた！

9/24 7:44

ご覧の通り素晴らしい快晴で、美濃禅定道を白山まで行くには申し分ない状況だったのに！と、悔しい気持ちも、この清々しい景色を見たらどうでもよくなってきた（笑）

9/24 8:09

気持ちを切り替えて時間の許すかぎり行けるところまで行こう！一ノ峰を通過。

9/24 8:59

三ノ峰を通過。それにしても抜けるような青空に、別山と白山がよく映える。

9/24 9:25

まだまだ夏の雰囲気を色濃く残す別山平の美しき風景。

9/24 9:28

猛暑だったにもかかわらず御手洗池はしっかりと水を湛えていた。今年は災害により上小池から来ることができないので、登山者は少なく静かな佇まい。

9/24 9:48

別山に登頂！気温は12℃、風は穏やか。写真を撮ったらすぐに出発！

9/24 9:48

美しき美濃禅定道の稜線。

9/24 9:48

何度見ても良い風景だ！

9/24 9:55

別山から先も美しい稜線は続く。

9/24 10:03

果てしなく続く稜線に付けられた道筋。

9/24 10:07

徐々に白山主峰群が近くなってくる。

9/24 10:13

奥深き美濃禅定道。

9/24 10:15

点在する池。

9/24 10:17

気持ちの良いトレイルが続く。

9/24 10:18

大屏風に差し掛かる。

9/24 10:30

天池。

9/24 10:50

油坂ノ頭から降りて赤谷の渡渉。雄大な白山から湧き出る流れが涸れることは無いようだ。

9/24 11:00

南龍ヶ馬場に到着！気温は15℃前後。ここでリュックををおろし寝転がって山と一体となる。ここから白山に行って帰ってくるのは3時間もあれば充分だが、明日も仕事なのに下山が遅くなることは嫌だし白山は先週も行ったし、今回はここを山頂としよう！

9/24 11:48

南龍山荘にも立ち寄る。

9/24 11:48

御前峰方面を眺める。

9/24 11:48

かつては馬もここで休息していたのだろう。昔の白山登拝に思いを馳せる。

9/24 11:57

人里離れた懐深い山はまだまだ夏の雰囲気。

9/24 12:27

戻りつつ、大屏風付近の険しい風景。

9/24 12:32

奥深い山中に佇む池がよく映える。

9/24 12:35

山肌に付けられた一筋のジグザグトレイルが絵になる。

9/24 12:47

山間を縫うように付けられた美濃禅定道。別山から南龍ヶ馬場の界隈は日本の原風景を今に残す貴重な場所だ。

9/24 12:53

岐阜側に張り出したナイフリッジ。冬はさぞや美しく険しい風景になるのだろう。

9/24 12:55

順調に来た道を戻っていく。

9/24 13:00

御舎利山付近まで戻ってきた。

9/24 13:10

御舎利山にある石室。ここで寝袋にくるまって山と一体化したい気持ちにかられる。しかし明日は仕事。

9/24 13:10

チブリ尾根と小屋。

9/24 13:16

別山まで戻ってきた。白山主峰群はガスに包まれていた。さようなら白山！また来るよ！

9/24 13:27

涼しいそよ風がやさしく吹き抜ける別山平の風景。

9/24 13:44

三ノ峰付近から振り返る別山の雄大な佇まい。

9/24 13:54

別山もさようなら！また会う日まで！

9/24 14:25

二ノ峰方面。笹原に付けられた一筋のトレイル。美濃禅定道の醍醐味のひとつ。

9/24 14:25

北側から見た銚子ヶ峰の全容。夏の名残りの緑が眩しい！

9/24 15:06

銚子ヶ峰に戻る。

9/24 15:10

それにしても笹原に付けられた一筋のトレイルが実に絵になるなぁ。

9/24 16:00

ちょうどいい時間に戻ってこれた。明日からまた仕事頑張ろう！お疲れ様でした。

撮影機器：

Xperia 1 IV SO-51C docomo SONY

感想

eight-wood

今回は美濃禅定道を白山まで行くつもりだったが、痛恨の寝坊で出発が大幅に遅れてしまい、南龍ヶ馬場で折り返すことにした。弛んどるなぁ。。。

それにしても今年はいったいどうなってるの？？と言いたくなるほど暑さが収まらない。この美濃禅定道も9月下旬ともなれば、寒さを感じるのが通常のはずなのだが。幾分暑さはマシになってきたとはいえ、この日も秋という感じはあまりしなかった。紅葉はこれからだとは思うがどうなるだろう？

当日の装備

＠着用衣服・装備（スタート時）＠
ミレーのアミアミ上下、薄手のソフトシェルパンツ、化繊半袖Tシャツ、アームカバー、UVカットアイウェア、帽子、靴下（中厚手）、クライミング用グローブ、ミドルカットアプローチシューズ

＠持参装備・衣服（状況により使用する物など）＠
ハードシェルジャケット、予備ハードシェルパンツ、予備半袖Tシャツ、予備薄手グローブ、サングラス、ヘッドランプ2個、予備のGPS機、気象観測計（使用）、スマートフォン（使用）、モバイルバッテリー、予備単3乾電池(リチウム乾電池)、ICOS（使用）、エマージェンシーシート、絆創膏（キズパワーパッド）、テーピングテープ、ロキソニン、ダクトテープ、トイレットペーパー 、ゴミ袋

＠飲・食料＠
ポカリ5.0リットル（4.1リットル消費）、おにぎり梅干し1個と辛子明太子1個（全消費）、小倉マーガリンロールパン1袋（消費せず）、小魚アーモンド50グラム位（消費せず）、プロテインバー2個（1個消費）、アミノバイタルゼリー2個（消費せず）、ICOS（2本消費）

ザック総重量10.88kg(スタート時)