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Yamareco

記録ID: 601138
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

天気予報を信じてよかった!絶景広がる「谷川岳」

2015年03月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
iamclimber その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:13
距離
6.5km
登り
792m
下り
794m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:16
休憩
0:51
合計
4:07
10:11
40
10:51
10:51
28
11:19
11:29
35
12:04
12:05
9
12:14
12:18
12
12:30
12:36
9
12:45
12:46
5
12:51
13:20
15
13:35
13:35
12
13:47
13:47
31
14:18
天候 天候:曇りのち快晴
気温:-5℃(山頂)
積雪:450cm(天神平駅)
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山頂駅までロープウェイに乗っていきます。
≪カーナビで設定するなら以下参照≫
【名称】谷川岳ロープウェイ
【住所】群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽湯吹山国有林
【電話】0278-72-3575
【駐車】1000円/日(※平日は駐車無料)
【時間】7:00〜17:00(※平日/休日 夏季/冬期によって異なります。)
【料金】往復で2060円 ※JAF会員だと100円引き
【HP】http://www.tanigawadake-rw.com/
コース状況/
危険箇所等
▼道路状況
凍結している箇所はありませんでした。

▼コース状況
稜線では雪庇が張り出している場所が所々にあります。

▼登山ポスト
谷川岳ロープウェイのチケット売り場近くにあります。

▼トイレ
谷川岳ロープウェイ乗り場にあります。

▼電波
接続率ドコモ 88.6%
その他周辺情報 ▼名所情報
駐車場から5分の「日本一のモグラ駅」と呼ばれる土合駅はオススメです。
地下70mと恐ろしく深い場所にあります。

▼温泉
【店名】湯テルメ・谷川
【住所】群馬県利根郡 みなかみ町谷川514−12
【電話】0278-72-2619
【料金】550円
【時間】10:00〜20:30
【HP】http://www9.wind.ne.jp/mizukikou/sub35.htm
【備考】駐車場から約20分。
-----------------------------------------------------------------------
【今後のための備忘録】
「湯テルメ・谷川」と同じ場所にある「旅館たにがわ」も人気のようです。
【店名】旅館たにがわ
【住所】群馬県利根郡みなかみ町谷川524-1
【電話】0278-72-2468
【料金】1000円
【時間】12時〜15時(要問い合わせ)
【HP】http://www.ryokan-tanigawa.com/
天気が微妙なので、最寄りにある「日本一のモグラ駅」である土合駅に寄り道。
天気が微妙なので、最寄りにある「日本一のモグラ駅」である土合駅に寄り道。
待合室には早朝入りするための登山客のテントが張ったまま。
待合室には早朝入りするための登山客のテントが張ったまま。
何人か登山客達が寝泊まりした形跡がありました。
何人か登山客達が寝泊まりした形跡がありました。
廃墟にも似た駅構内に男心を
くすぐられる。
廃墟にも似た駅構内に男心を
くすぐられる。
ホームに向かう通路。
駅には見えません。
ホームに向かう通路。
駅には見えません。
地下70mと恐ろしく深い場所に駅のホームがあります。
地下70mと恐ろしく深い場所に駅のホームがあります。
映画『クライマーズ・ハイ』の冒頭シーンでも使われた場所でもあります。
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映画『クライマーズ・ハイ』の冒頭シーンでも使われた場所でもあります。
電車が1日5本。一日平均乗降数がわずか17名なんだとか。
きっと登山客を抜いた数字であることでしょう…。
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電車が1日5本。一日平均乗降数がわずか17名なんだとか。
きっと登山客を抜いた数字であることでしょう…。
谷川岳ロープウェイに到着。
まずは登山届を書きます。
谷川岳ロープウェイに到着。
まずは登山届を書きます。
ゴンドラまでの通路に飾ってありました。
女子大生の作品でタイトルは
「混沌とした世界」
彼女に何があったんだろう…。
ゴンドラまでの通路に飾ってありました。
女子大生の作品でタイトルは
「混沌とした世界」
彼女に何があったんだろう…。
ゴンドラで標高750mの土合口から標高1,320mの天神平まで一気に登り登山口に到着。
ロープウェイは2本のワイヤーで支持しているので揺れにくいんだとか。
ゴンドラで標高750mの土合口から標高1,320mの天神平まで一気に登り登山口に到着。
ロープウェイは2本のワイヤーで支持しているので揺れにくいんだとか。
駅舎から出て右手にゲレンデとロープで区切られた登山道が
あります。
駅舎から出て右手にゲレンデとロープで区切られた登山道が
あります。
天神平からさらにリフトで天神山まで登れるようです。
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天神平からさらにリフトで天神山まで登れるようです。
一登りで尾根に出ると稜線歩きが始まります。
天神山から北西方向に天神尾根が谷川岳に伸びています。
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一登りで尾根に出ると稜線歩きが始まります。
天神山から北西方向に天神尾根が谷川岳に伸びています。
この日はテン泊講習も行われてました。
俺もそのうち雪山でテン泊してみたいなぁ。。
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この日はテン泊講習も行われてました。
俺もそのうち雪山でテン泊してみたいなぁ。。
この時はまだガスワンダー
ランド…。
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この時はまだガスワンダー
ランド…。
熊穴沢避難小屋は、すっぽりと雪に埋もれています。
積雪計のポールがちょこっと
見えます。
熊穴沢避難小屋は、すっぽりと雪に埋もれています。
積雪計のポールがちょこっと
見えます。
目印のリボンがありますが、
数は少ないです。
ホワイトアウトしたら…きっと見えないことでしょう。
目印のリボンがありますが、
数は少ないです。
ホワイトアウトしたら…きっと見えないことでしょう。
雲の切れ間から、太陽の光が
真っ白な雪面をまだらに照らす光景はチラリズム的な感覚で
歯がゆい。
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雲の切れ間から、太陽の光が
真っ白な雪面をまだらに照らす光景はチラリズム的な感覚で
歯がゆい。
雲が切れ始め、
急に青空が広がり始める。
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雲が切れ始め、
急に青空が広がり始める。
どんどん雲が晴れてく…
3
どんどん雲が晴れてく…
眩しいのでグラサンやゴーグルを用意して待ってると…
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眩しいのでグラサンやゴーグルを用意して待ってると…
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
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キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
BCにも人気の場所なようで、
スキー・スノボー客もトマの耳を目指す人が多かったです。
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BCにも人気の場所なようで、
スキー・スノボー客もトマの耳を目指す人が多かったです。
なんかあるぞ…。
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なんかあるぞ…。
ここまで大きい海老の尻尾は
初めて。エビではなく竜の尻尾のようだ。
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ここまで大きい海老の尻尾は
初めて。エビではなく竜の尻尾のようだ。
周囲の万太郎山・仙ノ倉山・
茂倉岳などを総じて「谷川連峰」というんだとか。
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周囲の万太郎山・仙ノ倉山・
茂倉岳などを総じて「谷川連峰」というんだとか。
肩ノ小屋がモンスターハウスと化してました。
肩ノ小屋がモンスターハウスと化してました。
肩ノ広場は、西黒尾根、万太郎山方面との分岐点となり、展望がすばらしい!
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肩ノ広場は、西黒尾根、万太郎山方面との分岐点となり、展望がすばらしい!
頂部は二峰に分かれており、
元来この山はトマ・オキの二つ耳と呼ばれていたんだとか。
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頂部は二峰に分かれており、
元来この山はトマ・オキの二つ耳と呼ばれていたんだとか。
トマの耳からオキの耳は距離は短いですが、マチガ沢側に大きな雪庇が張り出しているので、
注意が必要です。
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トマの耳からオキの耳は距離は短いですが、マチガ沢側に大きな雪庇が張り出しているので、
注意が必要です。
稜線を進むこと10分ほどで、
谷川岳の最高峰オキノ耳に到着!
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稜線を進むこと10分ほどで、
谷川岳の最高峰オキノ耳に到着!
太陽の女神に恋されている仲間。彼の晴天力は凄い。
そのためだろうか…
彼女はいない。
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太陽の女神に恋されている仲間。彼の晴天力は凄い。
そのためだろうか…
彼女はいない。
さて、トマの耳に戻ります。
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さて、トマの耳に戻ります。
トマノ耳から望む万太郎山へ
伸びる稜線や西黒尾根の稜線は格別の美しさです。
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トマノ耳から望む万太郎山へ
伸びる稜線や西黒尾根の稜線は格別の美しさです。
どの方角を見ても絶景が!
泣けるわ―。
2
どの方角を見ても絶景が!
泣けるわ―。
雪しわ、クラックなどが見受けられ、いつ雪崩が起きてもおかしくないのでは!?
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雪しわ、クラックなどが見受けられ、いつ雪崩が起きてもおかしくないのでは!?
1時間であっという間に下山!
1時間であっという間に下山!
念のためピッケルとアイゼンも持って行きましたが、終始スノーシューとトレッキングポールで周ることができました。
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念のためピッケルとアイゼンも持って行きましたが、終始スノーシューとトレッキングポールで周ることができました。

感想

冬の谷川岳は写真で見てからというもの、一度は行ってみたいという想いが募り、
前月から週末に行く計画を立てていた。
初心者にオススメとよく雑誌に掲載されいるが、一方で天候が安定しづらく、
不幸な事故数もギネス級だの、「魔の山」と呼ばれたりと、ラスボス扱いされており正直
びびっていた。(といってもラスボス扱いされているのは、谷川岳の衝立山なんだろうが)

いざICを降り谷川岳が見えてくると、山頂付近はしっかりガスっている。
この日の天気予報だと午後から晴れ間が見えてくるとのことだったので、
最寄りにある「土合駅」に寄り道をすることにした。
別名「日本一のモグラ駅」。
駅のホームが地中深くに掘られた新清水トンネル内にあり、改札口まで実に486段もの階段を上らないといけない秘境駅である。
映画『クライマーズ・ハイ』の冒頭シーンでも使われた場所となり気になっていたのだ。
待合室には早朝入りするための登山客のテントが張ったままであり、何人か登山客達が寝泊まりした形跡が見てとれた。廃墟にも似た駅構内に男心をくすぐられ、軽く覗くだけだったが結局ホームまで足を運んだ。
大地底帝国とも言える駅を出る頃には空は少しだけ明るくなっていた。
軽く息は切れ、登山前の準備運動も整った。

谷川岳ロープウェイを降りると、そこから登山が始まる。
あまりのどんよりした天気に、本当に天候が回復するのか信じられなかったが、
とりあえず行ける所まで向かうことにした。
BCとしても人気の場所なようで、スキー・スノボー客もトマの耳を目指す人が多かった。
普段なら、スキー場にいる登山客はアウェイ感たっぷりなため新鮮な光景であった。

ゴンドラ降り場から稜線まではリフトでも上がれるようだったが、歩くことにした。
他の登山客を見るとみなアイゼン+ピッケル姿だが、
僕らはスノーシューとトレッキングポールで進む。
もちろんザック内には忍ばせていたが、豪雪地帯の登りはMSRのスノーシューが最強だ。
ヒールアップすることで傾斜が緩くなるので、アイゼンよりも容易に登るズルができる。
ただトラバースや急な下りは弱さもあるのだが、この日はアイゼンに履き替えることなく
往復することが出来た。

稜線に出ると、待ってましたと言わんばかりに雲が切れ始め、急に青空が広がる。
そこには標高2000m程度とは思えない高度感と、絶景が広がっていた。
ここまで天候がガラっと変わる事に驚くとともに、逆の場合を想像すると怖くも思った。
だがこの日は山の神様は微笑んでくれたようだ。
最高の一日をありがとう。

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体力レベル
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体力レベル
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技術レベル
1/5
体力レベル
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