楽しい!なんて楽しいんだ!西穂高岳
- GPS
- 05:32
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 950m
- 下り
- 988m
コースタイム
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 5:33
天候 | 晴れ ときどき青空の高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
16日時点でまだまだ雪たっぷり有りました。 ルートや状況等はほかの方のレコに詳しく載ってますのでそちらをご参考にしてください。 |
その他周辺情報 | 平湯の森、平湯バスターミナル3F大浴場 |
写真
感想
辛い経験と苦い思い出の西穂高岳。
ちょうど一か月前に同じ挑戦をしました
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-590636.html
この時は独標を西穂高岳側に下り始めて10m〜15m程下降した時点で怖くて足がすくみ、それ以上先に進む事さえ出来ませんでした。
そして、丸山側へ降りるのでさえ怖くて怖くて、もう二度と雪山に来れないのではと自信喪失し、自己嫌悪する日々が続いておりました。
そして再挑戦の朝がやって来てしまいました。
出来れば行きたくない、そんな所が歩けなくたっていい。いろんな理由を付けては行かずにすむ理由や方法を考えました、行くのが怖いんです。
しかし、穂高の駐車場に着く頃には覚悟が出来、西穂山荘でアイゼンを装着し片手一本ストックのまま独標山頂にに到着した時には、恐怖感とか嫌がる気持ちはどこにも有りませんでした。
独標上で装備を整えながら北側を覗き込むと相変わらずの急斜面です、しかし今は気持が高揚して居ますから躊躇する余地も有りません。
「怖いよ〜〜!!??」と独標上の他の登山者に愛想を振りまきながら、下降への一歩を踏み出しました。
スピッツェの先端を雪壁にそっと添えるくらいの感覚でも何ら滑落の不安は有りません。
足元が滑らないように配慮するのは当然ですが、怖いと思う気持ちは微塵も無くザクザクザクとアイゼンが雪を噛む音だけが耳に心地よく、あっという間に独標を下りきってしまいました。
後続のosamu310さんに「何も心配ありません、アイゼンの蹴りこみだけに注意して下さい」と、先月ビビッて降りられなかった奴が言う言葉とは信じられませんが、体の内側から「楽しい!!なんて楽しいんだ!!」って喜びが湧きあがって来ました。
いくら喜びが湧きあがっても急登が辛いのは変わる事は有りませんので、息を切らしながら西穂高岳山頂を目指し、そして登頂を果たしました。
復路の独標では、すっかり安気になってしまい早々にピッケルをザックに片づけてしまった。
独標を下りはじめる時に「あ?まだここはピッケル要るワ!」て気がついたが、今日は一本ストックでも行けると強気で下降した。
変な自信を手にしてしまったのか・・・?しかし、1か月もの間、怖気づいて下降出来なかった事から自己嫌悪に陥っていた私には、雪稜歩きが楽しくて仕方なかった一日に成った。
ロープウェイに乗る前からご一緒に成ったosamu310 さん、この場をお借りしてお礼申し上げます、本当に楽しく一日を過ごすことが出来ました、有難う御座いました。
graveltrekさん、こんばんは。
怖気づいた自分にリベンジするために、厳冬期西穂に再挑戦、そして恐怖を克服?ですか、おめでとうございます。きっと10キロのランニングが功を奏したんでしょう、どういうカタチかは私には解りませんがね
>喜びが湧きあがっても急登が辛いのは変わる事は有りません
確かにw でも喜びは急登アタックへの強い原動力になりますよね。ハイカーズ・ハイ?なんて言葉は無いと思いますが、それを感じて山登りできたらもっともっと「怖い」が「楽しい」へ、更に「愉しい」へ変化してしまうんでしょうか?
山好きは私も含めてちょっと不気味ですね・・・
bo-tyu-zaiさんコメント有難うございます。
>10キロのランニングが功を奏したんでしょう、どういうカタチかは私には解りませんがね
お手柔らかにお願いしますよ〜〜
山登りとランニングの使う筋肉がこんなに違うのかって、今回の山行でも思い知らされました。
「愉しい」山登りをずっと続ける為に、今年の梅雨前あたりにbo-ty-zaiさんコンビに再会して、元気と勇気とユーモアを分け与えて貰わねばと思って居ます。
では〜
graveltrekさん、こんばんは
登頂おめでとうございます。
レコを読ませていただいて、自分が登頂した時の喜びを思い出しました。
登頂した達成感、喜びに浸っておられるのではないでしょうか。
私も、なんか嬉しい気分になりました。
白銀の西穂高岳に、また行きたくなってきましたよ
御無事で何よりでした
今後も良い山行を!!
SHIBAWANさんコメント有難う御座います。
>白銀の西穂高岳に、また行きたくなってきましたよ
あんなに楽しかった山行は久しぶりでした、SHIBAWANさんに愛と勇気をもらったおかげです。
>あんなに楽しかった山行は久しぶりでした、SHIBAWANさんに愛と勇気をもらったおかげです。
以心伝心ですね
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