ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 601700
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

春は名のみの・・・純白の天狗岳 / 渋御殿湯起点

2015年03月17日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.1km
登り
1,004m
下り
993m

コースタイム

日帰り
山行
6:25
休憩
0:55
合計
7:20
7:00
60
渋御殿湯駐車場
8:00
35
唐沢鉱泉登山道分岐点
8:35
8:55
55
黒百合ヒュッテ
9:50
10:05
15
東天狗岳山頂
10:20
10:30
15
西天狗岳山頂
10:45
45
東天狗岳山頂
11:30
60
中山峠
12:30
30
中山展望台
13:00
13:10
70
高見石小屋
14:20
渋御殿湯駐車場
07:00 渋御殿湯駐車場発(標高約1850m)
07:35 八方台方面分岐(標高約2120m)
08:00 唐沢鉱泉登山道合流
08:35 黒百合ヒュッテ前着(装備変更・休憩20分)−08:55発
09:00 中山峠(標高約2410m)
09:50 東天狗岳山頂(標高2645m)以上東天狗登り所要2時間50分(標高差約795m)−10:05発
10:20 西天狗岳山頂(標高2646m)
10:30 西天狗岳山頂発
10:45 東天狗岳山頂(標高2645m)
11:30 中山峠
12:30 中山展望台(標高約2480m) 
13:00 高見石小屋前着(標高2270m)(装備変更・休憩10分)−13:10発
14:20 渋御殿湯駐車場着
 全体所要時間7時間20分(歩行距離約12.2km)
天候 天気/ 終日快晴(AM7−PM2)
気温/ 0℃(AM7;出発時)〜+5℃(AM10;山頂)〜17℃(下山時)
風 / 終日無風。天狗岳山頂周辺のみ7−10m/s 程度の風。
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道諏訪南ICを出て左折。約4km先の「深山交差点」(信号あり)で左折して「八ヶ岳エコーライン」を北上。
柳川を渡る長い橋の北詰(信号なし)で右に曲がり、その先約3kmで、「奥蓼科→」の標識の交差点を右折(角に神社あり)して県道191号線。県道を直進で渋御殿湯に着く。駐車料は一日1000円。
まずフロント前に停めて料金を支払い、その後で女将の指示の場所に駐車。
[ルート図(Mapion)]
http://bit.ly/206OZhM 
[道路状況]
この日の八ヶ岳エコーライン、県道191号線はともに積雪・凍結ともなく路面は乾いていた。

--[参考タイム]------------------------------------------------------------------
05:40 双葉SA(スマートIC)発
(中央道=約44km)
06:10 諏訪南IC出
(一般道=約23km)
06:50 渋御殿湯駐車場着
コース状況/
危険箇所等
[道標の表示]
コース全体に道標は豊富なのだが、渋ノ湯方面を「奥蓼科登山口」と称しているものが多い。
一瞬、?と思うが、これが渋の湯方面のことだ。

[渋御殿湯〜黒百合ヒュッテ]
最初は尾根まで急登。尾根に上がった後は緩い勾配の道。いずれもよく踏まれていて明瞭。迷う事はない。チェーンスパイクで充分。

[黒百合ヒュッテ〜天狗岳]
中山峠から傾斜がきつくなってくる。アイゼンの方が登りやすい。

[中山峠〜高見石小屋]
中山まで上りで、その後高見石小屋まで緩勾配で下り。踏み跡は明瞭だが、あまり歩かれていないようで、道には倒木などが多くて歩きにくい。

[高見石小屋〜渋御殿湯]
小屋から数分で左に分岐。その後「賽の河原」という谷に降りて谷を下る。道は明瞭。
その他周辺情報 [コンビニ・トイレ]
諏訪南ICを出て約100m先、道の右側にファミリーマート。

[日帰り入浴]
「縄文の湯」(月曜日休館;大人400円)
http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000000763000/
「もみの湯」(第3水曜日休館)
http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html

[渋御殿湯HP]
http://www.gotenyu.com/
日帰り入浴 大人800円

[写真]
下の写真のうち主なものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。
なお、写真は巾1600pxあります。各写真クリック(巾800px)よりも「スライドショーで見る」か「元サイズ」をクリックして頂くと大画像になります。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
諏訪南ICを出て八ヶ岳方面に向かう途中で日の出。
編笠山の右から出てくる直前の一瞬。
9
諏訪南ICを出て八ヶ岳方面に向かう途中で日の出。
編笠山の右から出てくる直前の一瞬。
登山道は渋御殿湯東館の脇を通ってその先で橋を渡る。
3
登山道は渋御殿湯東館の脇を通ってその先で橋を渡る。
森に朝日が差し込んで一気に明るくなった。
2
森に朝日が差し込んで一気に明るくなった。
急登を越えると稜線。その先で唐沢鉱泉からのルートと合流した。
写真は黒百合平方面から振り返って。
1
急登を越えると稜線。その先で唐沢鉱泉からのルートと合流した。
写真は黒百合平方面から振り返って。
登山道の左側に中山の岩稜帯が現れた。
1
登山道の左側に中山の岩稜帯が現れた。
後ろを振り返ると御嶽山と乗鞍岳が一望。
眼下の諏訪の街はすっかり雲海の下。
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後ろを振り返ると御嶽山と乗鞍岳が一望。
眼下の諏訪の街はすっかり雲海の下。
黒百合ヒュッテの手前で右を見れば、すでに天狗岳の北斜面。
12
黒百合ヒュッテの手前で右を見れば、すでに天狗岳の北斜面。
登山口から約1時間半で黒百合ヒュッテに到着。
私の大好きなメルヘンスポット。
2
登山口から約1時間半で黒百合ヒュッテに到着。
私の大好きなメルヘンスポット。
ヒュッテの目の前には「天狗の奥庭」あり。
5
ヒュッテの目の前には「天狗の奥庭」あり。
黒百合ヒュッテを後にして中山峠に向かう。
3
黒百合ヒュッテを後にして中山峠に向かう。
黒百合ヒュッテからは約5分で中山峠に着く。
2
黒百合ヒュッテからは約5分で中山峠に着く。
中山峠の先で森林限界突破。東西天狗岳が現れた。
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中山峠の先で森林限界突破。東西天狗岳が現れた。
登山道を登りながら。
背後には北アルプス全貌が見える。
6
登山道を登りながら。
背後には北アルプス全貌が見える。
正面には東天狗岳の北斜面。
2
正面には東天狗岳の北斜面。
東側の眼下には特異な地形の稲子岳。
その遠くに浅間山が現れた。
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東側の眼下には特異な地形の稲子岳。
その遠くに浅間山が現れた。
登山道をたどって登る。左側は絶壁だが怖い箇所はない。
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登山道をたどって登る。左側は絶壁だが怖い箇所はない。
斜面のシュカブラ(雪紋)が美しい。
10
斜面のシュカブラ(雪紋)が美しい。
やがて「天狗の鼻」と呼ばれる岩峰が近づく。これは山頂ではない。
2
やがて「天狗の鼻」と呼ばれる岩峰が近づく。これは山頂ではない。
西天狗岳の脇には御嶽山が。
7
西天狗岳の脇には御嶽山が。
さらに「天狗の鼻」に接近。この右を巻いていく。
3
さらに「天狗の鼻」に接近。この右を巻いていく。
ちょっと急登な箇所ですれ違った下山の方を見下ろす。
2
ちょっと急登な箇所ですれ違った下山の方を見下ろす。
「天狗の鼻」の脇を越えるとようやく正面に東天狗岳の山頂が現れる。
3
「天狗の鼻」の脇を越えるとようやく正面に東天狗岳の山頂が現れる。
西天狗岳の左には中央アルプスの山々。
手前には入笠山など。
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西天狗岳の左には中央アルプスの山々。
手前には入笠山など。
振り返れば「天狗の鼻」の先に浅間山と浅間連峰の山々。
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振り返れば「天狗の鼻」の先に浅間山と浅間連峰の山々。
山頂に接近。山頂標も見えてきた。
3
山頂に接近。山頂標も見えてきた。
もう少しで山頂だ。
5
もう少しで山頂だ。
東天狗岳山頂に到着。
風は若干あるがかなり暖かい。
正面に爆裂火口、赤岳、阿弥陀岳。
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東天狗岳山頂に到着。
風は若干あるがかなり暖かい。
正面に爆裂火口、赤岳、阿弥陀岳。
西天狗をバックに、恒例の「リュックで記念撮影」
標識の向きが90°違うね。
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西天狗をバックに、恒例の「リュックで記念撮影」
標識の向きが90°違うね。
北、甲斐駒、仙丈の南アルプス三兄弟も姿を見せている。
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北、甲斐駒、仙丈の南アルプス三兄弟も姿を見せている。
真っ白な西天狗に向かう。
山頂にはすでに大勢いるのが見える。
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真っ白な西天狗に向かう。
山頂にはすでに大勢いるのが見える。
青と白の世界。抽象画のようだ。
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青と白の世界。抽象画のようだ。
北には蓼科山と北横岳など。
6
北には蓼科山と北横岳など。
西天狗に向かいながらコルから東天狗を見上げる。
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西天狗に向かいながらコルから東天狗を見上げる。
西天狗岳に到着。山頂標はほとんど埋もれていた。
山頂標の南には赤岳、阿弥陀岳。
手前は箕冠山の火口跡。
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西天狗岳に到着。山頂標はほとんど埋もれていた。
山頂標の南には赤岳、阿弥陀岳。
手前は箕冠山の火口跡。
東側には奥秩父の山々。
金峰山が白い頭を見せていた。
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東側には奥秩父の山々。
金峰山が白い頭を見せていた。
北の方は霧ヶ峰か。
4
北の方は霧ヶ峰か。
阿弥陀岳の右には編笠山、鳳凰三山も見える。
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阿弥陀岳の右には編笠山、鳳凰三山も見える。
西天狗岳を後にして東天狗に戻る。
至福の縦走路。
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西天狗岳を後にして東天狗に戻る。
至福の縦走路。
西天狗をバックに久しぶりの自撮り。
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西天狗をバックに久しぶりの自撮り。
東天狗を下山しながら大きな雪庇を見つけた。
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東天狗を下山しながら大きな雪庇を見つけた。
麓から東天狗の斜面を見上げる。
多くの登山者が歩いている。
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麓から東天狗の斜面を見上げる。
多くの登山者が歩いている。
中山峠を越えた先の「見晴し台」から東西天狗岳を望む。
手前の断崖が迫力だ。
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中山峠を越えた先の「見晴し台」から東西天狗岳を望む。
手前の断崖が迫力だ。
中山に登りながら振り返ると硫黄岳の爆裂火口が大きい。
3
中山に登りながら振り返ると硫黄岳の爆裂火口が大きい。
中山山頂は地味で見逃しやすい。
山頂周辺はまだこんな冬山状態。
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中山山頂は地味で見逃しやすい。
山頂周辺はまだこんな冬山状態。
中山展望台からは東西と北の展望がいい。
真正面に蓼科山などなど。
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中山展望台からは東西と北の展望がいい。
真正面に蓼科山などなど。
高見石小屋に向かう道の正面に浅間山が見えた。
5
高見石小屋に向かう道の正面に浅間山が見えた。
高見石小屋近くはこんないかにも北八ヶ岳なシラビソの森。
3
高見石小屋近くはこんないかにも北八ヶ岳なシラビソの森。
高見石小屋は営業中。
煙突から温かそうな煙が出ていた。
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高見石小屋は営業中。
煙突から温かそうな煙が出ていた。
渋御殿湯に向かう道はすぐに分岐。
ここを左に折れる。
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渋御殿湯に向かう道はすぐに分岐。
ここを左に折れる。
道は谷筋に出た。ここが「賽の河原」らしい。
中山の北の谷だ。
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道は谷筋に出た。ここが「賽の河原」らしい。
中山の北の谷だ。
賽の河原という谷を下る。見返せば八ヶ岳ブルーな空。
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賽の河原という谷を下る。見返せば八ヶ岳ブルーな空。
渋御殿湯のすぐ前の砂防ダムが池のようになっている。
硫黄臭のする池の中は青と緑のパレットみたいだ。
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渋御殿湯のすぐ前の砂防ダムが池のようになっている。
硫黄臭のする池の中は青と緑のパレットみたいだ。

感想

山行にはイマイチな天気が続いてかれこれ一ヶ月以上山に行けませんでした。
しかし今週は久しぶりに火曜日が好天の予報。しかも八ツにしては風が弱い(風速10m程度)との予報なので、早春の山行として渋御殿湯から天狗岳を目指すことにします。
実はこのルート、私は未踏でした。渋御殿湯には口やかましい女将がいるとかレコで聞くのでちょっと緊張して渋御殿湯に向かいます(^^)

平日のため、いつものように入山者はわずかと思っていましたが、渋御殿湯の駐車場にはすでに多くの車が停まっています。
まず渋御殿湯の入口に立っていた「うわさの」女将にご対面。フロントで1000円を払って女将の指示の場所に駐車します。噂のようにうるさいことも言われずホッと一息です。これで核心部は通過かな?(^^)

渋御殿湯から渋御殿湯東館脇を通ってその先の橋を渡れば登山開始です。
チェーンスパイク約30分で尾根筋に上がり、そこから1時間ほどで黒百合ヒュッテに到着しました。ここで樹林帯も終わり展望が一気に広がります。空は期待通りの青空!
ヒュッテは営業していません?でしたが(HPを見ると通年営業とある)、前のベンチで腹ごしらえやアイゼンに替えるなどして天狗岳に向かいました。
道は雪が硬く締まっていて歩きやすく危険な箇所もないこのルートは大人気。登山道には本当に多くの人が歩いていて、すでに下山してくる人も多くすれ違います。
標高を上げるにつれ周囲には北アルプス、中央アルプス、奥秩父などの山々が姿を現し絶景です。風も予報通りほとんどない。少し汗ばむほどの陽気でした。
東天狗山頂からは真っ白な西天狗岳が美しい。山頂にも登山道にもアリのように小さな登山者達がたくさん見えます。
西天狗に登頂した後はトラバース路で中山峠に戻る人も多い中、なんだかもったいない気がして、もう一度東天狗に登りようやく満足。
でも中山峠に向かって下りながらも天狗岳の方を何度も見返してしましましたが・・・。

まだ時間があるのでこれも未踏だった中山展望台から先、高見石小屋に向かいます。
展望台から先は積雪たっぷりで、道のまわりの樹木が登山道に倒れ込んでいたり枝が折れていたりで歩きにくいです。なんだか天狗岳よりも難儀して歩いてしまいました。でもいかにも北八ヶ岳な雰囲気の森歩きは楽しい。
高見石小屋は営業していて、小屋前でちょっと休憩。ここからは再びチェーンスパイクに戻して渋御殿湯を目指します。
賽の河原という谷筋では真正面に中央アルプス。後ろを振り返れば今季最後でしょうか、「八ヶ岳ブルー」な空が見送ってくれました。

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コメント

こんにちは
pasocomさんこんにちは。前回に投稿したalsoです。

当日は好天過ぎて、下界から羨ましく思っておりました。
前日に同じく天狗岳に登っているのですが、西天狗の真っ白な姿はとても美しいですよね。平日なのに常に人が多いことからも人気なんだな〜としみじみ感じます。
しかし北八ヶ岳にも来られる事があるのですね。
権現岳周辺のイメージが強いもので…失礼しました。
2015/3/18 4:04
Re:alsoさん/ こんにちは
おはようございます。
昨日の火曜日は実にいい天気でした。
この一ヶ月くらい、天気がいい日はすごい強風予報というパターンが多く、ただでさえ強風吹きまくりの八ツで「いつも以上の風」ではたまらないので出かけられずにおりました。
風が弱くなってきたのは、やはり春っぽい天気になってきたということでしょうね。空の色もなんとなく水色がかってきていましたし。

私の自宅、山梨からはもちろん八ヶ岳東面である天女山や清里の方が近いので、ついそちらから登ることが多いのですが、諏訪南ICまで脚を伸ばせばビーナスラインを使って北横岳蓼科山まで守備範囲になります。
その中で渋御殿湯からの天狗岳が未踏だったので、今回歩いてみました。

いままで初冬に登ったことはあったのですが、積雪たっぷりの天狗はお初。アイスクリームのように真っ白な西天狗は実に美しかったです。
山頂から西尾根を見下ろしてみましたが、ほとんど踏み跡無く「こちらはやはり誰も歩いていないな。」と思っていましたが、alsoさんが前日歩いていらしたんですね。
唐沢鉱泉にアクセスできず皆敬遠する中、ずっと手前から歩いて西尾根目指すとは素晴らしい挑戦魂ですね。

私いわく、火曜日は天気のいい事が多く、これを「スーパーチューズデイ」と呼んでいます。火曜日に八ツに登ることがありましたらお会いするかも。その時はよろしくお願いいたします。
2015/3/18 6:17
おっ!?自撮りですね(^^V
おはようございます

天狗もまさしく雪山健在ですね

火曜日といえども山頂には人影が結構あるもんですね

八ヶ岳は空の色がやっぱ素敵です

     でわでわ
2015/3/18 9:38
Re:uedaさん/ おっ!?自撮りですね(^^V
おはようございます。
平日山行専門の私には珍しい「登山者の写った写真」が多くなりました。
天気がよかったせいもあるのでしょうが、歩いている方がけっこうご高齢なのに驚きました。70歳過ぎと思われる方も多く。
また春休みのせいか学生らしき若者も多かったですね。

天気さえよければ天狗岳は「冬山」というよりも「冬のハイキング」的ルートですので、気軽に遊べる人気のルートのようです。
2015/3/18 9:53
別世界だ。
昨日、妙義から荒船山越しに真っ白な八ツを見ましたよ。
青空と暖かさは同じでも景色が全然違います。
当たり前ですが、遠望は同じ。
不思議な感覚がします。

雪山が雲海でつながったshotいいですね〜。
安定感バツグンの雪山、すばらしいです!
2015/3/18 10:40
Re:mmgさん/ 別世界だ。
コメントありがとうございました。
やはり昨日出かけていらしたのですね。
昨日は関東一円もいい天気で奥武蔵や妙義方面もくっきりと見えていました。
天狗岳に押しかけた多くの人達もみんな満足そうな笑顔。あの天気ならさもありなん、ですね。

この日の朝、諏訪南ICを出てShot1を撮った後で猛烈にガスがわき出してすごい霧に包まれてしまいました。でも渋ノ湯方面に登っていくうちに霧から出てしまった。だから下界の諏訪方面が雲海なのを見て、まだ霧の中か、と思ったのがあの一コマです。

雪はまだたっぷり残っていますが、気温が高いのは関東と同じだったよう。
帰路の頃には暑くて、フリースを脱いで、アウターの前ファスナーを開けて歩いていました。八ツももうすっかり春の気配です。
2015/3/18 11:34
ゲスト
まさに八ヶ岳ブルー♪
pasocomさん、こんにちは

むちゃくちゃ綺麗な八ヶ岳ブルー、堪能させて頂きました
中山峠からそのまま戻らずに、高見石経由ってさすが良いチョイスですね
年始に歩いた時も、中山展望台を通って高見石まで、深い森の中のハイクは楽しかったですもの

唐沢鉱泉が冬季閉鎖の間、どうも天狗から足が遠のいている原因は「あれ」なのですが、やはり核心部でしょうかね・・・
2015/3/18 13:06
Re:vino_rossoさん/ まさに八ヶ岳ブルー♪
コメントありがとうございます。
天気が良ければ天狗岳だけでは時間を持て余す、そう考えて計画で高見石小屋へのハイキングを考えていました。
この区間では歩く人がかなり少ないらしく、登山道は荒れ放題な感じでしたが、やはり北八ツならではの森の中のハイクはすごく楽しかったです。
世の中では夏沢峠を境に北・南と分けていますが、こうして歩いてみるとむしろ中山峠が境でその北が北八ツという感じですね。

渋御殿湯のことは、恐れながら行ってみたら何ということも無かったです。
宿の手前は沢もあってさほど広くない駐車場。誰かが指図しなければ混乱してしまいそうな感じでした。
普通の「停めさせて頂く」という感覚で接すれば、何事もなく済むようです。
私はむしろ女将の態度には好感を感じたほどでしたが・・・。
2015/3/18 13:27
まだまだ雪八ツ楽しめそうですね。
こんにちは~。
久しぶりのスーパーTuesdayですね♪
やはり、白い山はきれいです。
このコースは天狗岳の定番のようですが、初めてとは意外です。
確かにパソコムさんは権現のイメージだ。まだまだ雪の八ヶ岳、行きたくなってきました。あの秘湯の温泉に名物女将いるんですね…1度入ってみたいと思ってるんだけどな…
2015/3/18 19:07
Re:makasioさん/ まだまだ雪八ツ楽しめそうです。
コメントありがとうございます。
悪天候続きの中で唯一晴れるという日が火曜日になって、本当に久しぶりのスーパーチューズデイでした。

天狗岳は夏沢鉱泉からと稲子湯から登ったことがありましたが、渋御殿湯からはなかった。
だから今度晴れたらぜひ、と考えていました。
初めてのルートはなにかとワクワクさせられるものですね。
渋ノ湯の女将は「農鳥小屋のオヤジさん」のイメージでしたが、別に変人でもなく、普通に一生懸命仕事をしているという感じを受けました。
ぜひ一度お会いしてみて下さい。
2015/3/18 23:40
うわー、いい天気だ!
pasocomさん、こんばんわ。
火曜はいいお天気でしたね。そろそろ冬も終わりの八ヶ岳ブルーを存分に楽しまれたことと思います。平日なのに、そんなに人がいるのですね?なんででしょう。冬の八ヶ岳の人気コースは、平日も込んでいるディズニーランド並みになってきたのでしょうか?
渋御殿の女将は、お客におもねるようなところはまったくありませんが、普通に接すれば普通に接してくれたように記憶しています。1度しかお会いしたことはありませんが。
渋御殿からまず天狗に登り、さらに中山、高見石に寄って帰るコース、私も大好きです。(でも、今年はとてもいけそうにない、しくしく)
2015/3/18 20:01
Re:totoroさん/ うわー、いい天気だ!
こんばんわ。
今回は平日なのに実に大勢の人に出会いました。例年、この時期は春休みで若い学生さん達のパーティーは多かった気がしますが、昨日は普通の社会人の方も多かった気がします。
山の中では人に会うことなどほとんどなかった私には新鮮な感じがするほどでした。
この時期、美濃戸でなければ、夏沢鉱泉も唐沢鉱泉も行きにくい、そこで渋ノ湯に集中してしまうのでしょうか。

totoroさんはこのところお忙しそうですね。
でもまだまだ雪は残っていますので、残雪期が楽しめるといいですね。八ツはいつでも魅力いっぱいですから。
2015/3/18 23:49
わ〜♪
わ〜、高見石小屋!私が歩いた所と同じ所を(一部ですが)pasocomさんが八ヶ岳ブルーで遠くの山まで見える写真を見せてくれてる〜♪と勝手に喜んでしまいました。

あの核心部は、事情がありタクシーで行ったんですが、タクシーの運転手さんも苦い経験があったと言ってたし、私の友達も前回、どしゃぶりの中、軒下で雨宿りをしていたら怒られたと聞いていたので、温泉に入らせていただくという気持ちでドキドキでしたが、大丈夫でした(^_^;)

高見石〜渋御殿湯は、小屋の若い人は長靴でもいいとおっしゃっていましたが、やはりチェーンスパイクとか履いた方がいいですよね。
それにしても、52枚目の池の写真もpasocomさんが写すとキレイですね!
2015/3/18 22:27
Re:ado-yoさん/ わ〜♪
渋ノ湯から高見石小屋、つい最近行かれたばかりでしたね。
私は天狗岳と麦草峠の間が未踏で、今回初めて高見石小屋まで足を伸ばしました。
できれば白駒池まで行きたかったのですが、そこまでの時間が無く、この次にはと思っています。

北八ツヶ岳と呼ばれる、あの周辺は本当に森がきれいですね。
歩く人が多いので道ははっきりしていてスノーシューもいらず、たしかにつぼ足でも歩けそう。
小屋に泊まって思う存分いっぱい歩いてみたい雰囲気があるエリアでした。
2015/3/19 0:00
初でしたね。。。
以前ものすごく歩いて中山峠までだったので。。。
今回は、至福の蒼い空でしたね。
でもそんな経験が活きているから北八ツ丸かじりの周回も余裕な感じします。
名物女将だったのかあまり皆さんのレコ見てないから、知らなかった。。。そういえば、私の時は、、、ありました(笑)
2015/3/18 22:47
Re:nori3さん/ 初でしたね。。。
こんばんわ。コメントありがとうございます。
天狗岳は前回は稲子湯から目指して中山峠(黒百合ヒュッテ)まででした。あれも早春の時期でした。
思えば、どうも私はへそ曲がりで、たくさんの人が入る渋御殿湯ルートを敬遠してわざわざ人の少ない東面からを選んでいたようです。
一日歩いて誰にも会わないようなルートを歩くことが多い私には、登山道で多くの人に会うのも、なんだかとても不思議な感じがしました。写真に他の方が写っているなど今までほとんどなかったことです(^^)

渋御殿湯の女将さんには、私が身構えすぎていたかもしれません。
このレコで、あまり悪評をあおり立てるようなことになっては困るのですが、甲斐駒の七丈小屋のオヤジさんも、赤岳山荘のおばちゃんも、変わっているといえば言えますが、みな木訥としているものの仕事熱心という気がします。
山ではむしろそんな方々こそが私たち登山者を支えて下さっているのかもしれません。
2015/3/19 0:17
春の陽気
こんにちは。

ここ数日、暖かいですね。
帽子も被らずに自撮りされた写真を拝見して、
春が近づいていることを実感しました。
もう冬が終わっちゃうんですね。
嬉しいような寂しいような・・・。
何とか雪があるうちに八ッへ入りたいのですが。
これからは北アがメインなので難しいかな。
2015/3/19 10:28
Re:siriusさん/ 春の陽気
コメントありがとうございました。
火曜日は天気がいいのはもちろんのこと、気温が高かったです。
さすがに午前中「自撮り」の頃はまだネックウォーマーをしている状況でしたが、高見石小屋から戻る午後には暑くてたまらずにフリースを脱ぎ、手袋を取り、アウターの前をはだけて歩いて帰ってきたくらいでした。

もう冬山というよりも「残雪期」ですね。
これから雪が溶けて登山道がドロドロになる最悪の季節かと思うとうんざりします。
また雪が緩むと雪崩の季節でもある。お互いに気をつけて歩きたいですね。
2015/3/19 11:36
絶景堪能おめでとうございます
天気が良く眺望が効いて最高の山行でしたね。
あの雪庇は飛び出し7mあったそうです。
ところで中山〜高見石間は、実は残雪期の方が歩きやすいです。無雪期は水溜り、田んぼ、泥つきヌメリごろた石の連続となるので、私は可能な限りあそこを避けるルートにしています。八ヶ岳の一般登山道では珍しく、山と高原地図のCT以上に時間がかかる区間ですので、是非とも無雪期に一度めんどくささを味わいに行ってみてください。
東天狗の道標、特に「根石」方面がインチキ極まりなく、天狗初めてのビギナーで中山峠側に下りてしまった登山者と今まで数名会っています。困ったことです。
2015/3/28 4:52
Re:ALFAROMEOさん/ 絶景堪能おめでとうございます
ご訪問とコメントありがとうございました。
なるほど、私は北八ツはあまり歩いていないのですが、道がぬかるんでいるのが北八ツらしい、という話を聞いたことがありました。「山と高原地図のCT以上に時間がかかる」というのは確かに珍しいことですね。
八ツの登山道は大石ゴロゴロという所がいくつかありますが、そういう道は積雪期の方が歩きやすいですね。

東天狗岳山頂の道標はどうしてあんなことになっているんでしょう。数年前の写真のものと違うので去年辺り新調されたようですが、向きが90°違う。何も知らない工事屋さんが設置し行政は確認もしていないんでしょうか。
このところ皆さんのレコを見ると赤岳の山頂標も編笠の山頂標も壊れ、横岳のは倒れたのを立て直して妙に短くなってしまったようです。
ここに来てあちらこちらの標識の寿命が一気に来てしまった感じですね。こちらの方も放置、では困ることです。
2015/3/28 5:32
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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [3日]
縞枯山〜茶臼山〜高見石〜中山〜東天狗岳
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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