ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6022530
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

中倉山・沢入山(間藤駅から)

2023年10月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:25
距離
20.2km
登り
1,228m
下り
1,230m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:40
休憩
0:44
合計
8:24
9:17
21
9:38
9:38
19
9:57
9:58
50
10:48
10:53
72
12:05
12:10
15
12:25
12:26
5
12:31
12:45
48
13:33
13:43
46
14:29
14:30
31
15:01
15:01
59
16:00
16:05
49
16:54
16:55
23
17:18
17:19
22
17:41
天候 稜線は冷たい風が強く吹き、小雨も舞ってかなり寒さを感じる。
足尾の市街地では涼しめながらも天気はよかったのだが。
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
▼行き
05:02発 板橋ー09:13着 間藤
乗換3回(赤羽・小山・桐生)
板橋〜足利間「のんびりホリデーSuicaパス(2,670円)」使用
足利〜桐生242円、わ鐵570円(障害者割引)

▼帰り
18:26発 間藤ー22:31着 板橋
乗換3回(桐生・小山・赤羽)

💰本日の交通費 2670+(242+570)*2=4,294円
【参考】通常運賃(JR2310+わ鐵1130=) 3,440円*2=6,880円
コース状況/
危険箇所等
全体的にハードな急坂が続きます。公的な整備がされた登山道ではないので、初心者の通行はあまりおすすめしません。

●孤高のブナ〜波平ピーク
岩稜の険しい道が続きます。孤高のブナからは波平ピークへの巻き道もありますが、ちょっと怪しい雰囲気を感じたので引き返して、稜線に近い道を行くことにしました。

●中倉山南面の巻き道
孤高のブナから東向きに進むと、途中の岩場の展望地で二手に道が別れています。
下る方向の道は次第に道型が消滅。登り返す道が正解です。

●下りで1280m圏で尾根を外すところ
間違って尾根を直進した人が明瞭な踏み跡を作って、ポイントに気づきにくくなっています。
その他周辺情報 ●わたらせ渓谷鐵道の1日フリーきっぷ 1,880円
桐生駅のJR線券売機
または、大間々駅の列車停車時間(6分)
で購入可能。今回は不使用。
3連休初日、わたらせ渓谷鐵道も大賑わい…とはならず、大間々駅を過ぎたら乗客は5人。わ鐵の1日フリー乗車券は桐生駅のJR券売機か、大間々駅の6分の停車時間で購入可能。
2023年10月07日 07:39撮影 by  SH-M24, SHARP
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10/7 7:39
3連休初日、わたらせ渓谷鐵道も大賑わい…とはならず、大間々駅を過ぎたら乗客は5人。わ鐵の1日フリー乗車券は桐生駅のJR券売機か、大間々駅の6分の停車時間で購入可能。
神戸(ごうど)駅には昔の東武特急を使った列車レストラン。
2023年10月07日 08:38撮影 by  SH-M24, SHARP
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10/7 8:38
神戸(ごうど)駅には昔の東武特急を使った列車レストラン。
車窓から渡良瀬渓谷がきれいに見える区間はごく限られてます。
2023年10月07日 08:56撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 8:56
車窓から渡良瀬渓谷がきれいに見える区間はごく限られてます。
間藤駅到着。列車を出たら外は思ったよりも涼しかったです。ここまで自宅から4時間オーバーですが、登山口まではさらに6kmの道のり。
2023年10月07日 09:17撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 9:17
間藤駅到着。列車を出たら外は思ったよりも涼しかったです。ここまで自宅から4時間オーバーですが、登山口まではさらに6kmの道のり。
足尾線の廃線跡。天気もいいし、歩いているうちにすぐ暑くなる。そんなふうに思っていました。
2023年10月07日 09:24撮影 by  SH-M24, SHARP
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10/7 9:24
足尾線の廃線跡。天気もいいし、歩いているうちにすぐ暑くなる。そんなふうに思っていました。
以前冬に足尾を訪れたときはもっと荒涼とした異世界感を感じたものですが、今の季節は緑も多く、普通の山奥といった雰囲気です。
2023年10月07日 09:40撮影 by  SH-M24, SHARP
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10/7 9:40
以前冬に足尾を訪れたときはもっと荒涼とした異世界感を感じたものですが、今の季節は緑も多く、普通の山奥といった雰囲気です。
本山製錬所跡の大煙突。
2023年10月07日 09:43撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/7 9:43
本山製錬所跡の大煙突。
銅親水公園の駐車場。結構な埋まり具合です。3連休ですもんね。といっても人影はほぼなく公園自体は閑散として、公園の体をした無料駐車場&公衆トイレといった使われ方。一般車が入れるのもここまで。
2023年10月07日 09:57撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 9:57
銅親水公園の駐車場。結構な埋まり具合です。3連休ですもんね。といっても人影はほぼなく公園自体は閑散として、公園の体をした無料駐車場&公衆トイレといった使われ方。一般車が入れるのもここまで。
ゲートをくぐって、林道歩きになります。砂利道は久蔵沢林道で、社山南稜や太平山を目指す道。
2023年10月07日 10:02撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 10:02
ゲートをくぐって、林道歩きになります。砂利道は久蔵沢林道で、社山南稜や太平山を目指す道。
銅親水公園を過ぎて、一般車進入禁止の林道に入ります。
2023年10月07日 10:03撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 10:03
銅親水公園を過ぎて、一般車進入禁止の林道に入ります。
久蔵川を渡る橋の上から。銅親水公園では久蔵川、仁田元川、松木川の三川が合流します。これテストに出るよ!
2023年10月07日 10:03撮影 by  SH-M24, SHARP
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10/7 10:03
久蔵川を渡る橋の上から。銅親水公園では久蔵川、仁田元川、松木川の三川が合流します。これテストに出るよ!
NPO法人による植樹作業が行われていました。仁田元沢周辺ではこの日も工事が行われていて、コンクリートミキサー車などの工事車両が頻繁に林道を通ります。
2023年10月07日 10:07撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 10:07
NPO法人による植樹作業が行われていました。仁田元沢周辺ではこの日も工事が行われていて、コンクリートミキサー車などの工事車両が頻繁に林道を通ります。
松木川を渡ります。この川の南側が今回登る中倉山などのある尾根、北側は大平山などの中禅寺湖南岸尾根となります。
2023年10月07日 10:11撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 10:11
松木川を渡ります。この川の南側が今回登る中倉山などのある尾根、北側は大平山などの中禅寺湖南岸尾根となります。
中学生による植樹。学校は前橋市の郊外にあるようです。
2023年10月07日 10:12撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 10:12
中学生による植樹。学校は前橋市の郊外にあるようです。
林道沿いではナギナタコウジュが花の盛り。この日ダントツで見た花です。
2023年10月07日 10:24撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 10:24
林道沿いではナギナタコウジュが花の盛り。この日ダントツで見た花です。
間藤駅から1時間半でようやく登山口。11時近くなり、下山してくる人のほうが多い時間です。
2023年10月07日 10:48撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 10:48
間藤駅から1時間半でようやく登山口。11時近くなり、下山してくる人のほうが多い時間です。
取り付きから谷筋をつづら折りに登っていますが、終始かなりの急坂です。
2023年10月07日 11:01撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 11:01
取り付きから谷筋をつづら折りに登っていますが、終始かなりの急坂です。
登山道の下部でもナギナタコウジュがたくさん咲いています。
2023年10月07日 11:05撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/7 11:05
登山道の下部でもナギナタコウジュがたくさん咲いています。
登山口から40分の登りで300m以上高度を上げて尾根に乗ります。写真のケルンやテープ類なども多いですが、公的道標はありません。下山時には尾根を外す地点を見落とす可能性を頭に入れておきます。
2023年10月07日 11:41撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 11:41
登山口から40分の登りで300m以上高度を上げて尾根に乗ります。写真のケルンやテープ類なども多いですが、公的道標はありません。下山時には尾根を外す地点を見落とす可能性を頭に入れておきます。
尾根に乗ってもなお急坂は続きます。足元にはドングリがたくさん落ちていました。煙害で荒廃した足尾の山にもこうしたドングリをつけるような樹林があるというのは意外に感じました。
2023年10月07日 11:42撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 11:42
尾根に乗ってもなお急坂は続きます。足元にはドングリがたくさん落ちていました。煙害で荒廃した足尾の山にもこうしたドングリをつけるような樹林があるというのは意外に感じました。
ミズナラなどの広葉樹林のようです。中禅寺湖南岸尾根のようなツツジ・カンバ類・カラマツ・アカマツといった陽樹のオンパレードというわけではないんですね。
2023年10月07日 11:53撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 11:53
ミズナラなどの広葉樹林のようです。中禅寺湖南岸尾根のようなツツジ・カンバ類・カラマツ・アカマツといった陽樹のオンパレードというわけではないんですね。
小ピークを2つほど通過。奥の稜線が良い感じです。
2023年10月07日 11:58撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 11:58
小ピークを2つほど通過。奥の稜線が良い感じです。
中倉山頂上と孤高のブナへの巻き道の分岐は、南側の展望の良い休憩適地となっています。
2023年10月07日 12:07撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/7 12:07
中倉山頂上と孤高のブナへの巻き道の分岐は、南側の展望の良い休憩適地となっています。
さらに急坂を登り、日光方面の展望が開けますが、天気はどんより。冷たい風が強く吹いて小雨が舞っています。
左に社山、右に半月山。社山の奥の男体山は雲でぼんやりとした姿です。
2023年10月07日 12:15撮影 by  SH-M24, SHARP
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10/7 12:15
さらに急坂を登り、日光方面の展望が開けますが、天気はどんより。冷たい風が強く吹いて小雨が舞っています。
左に社山、右に半月山。社山の奥の男体山は雲でぼんやりとした姿です。
中倉山周辺ではリンドウがちらほらと咲いていました。
2023年10月07日 12:21撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 12:21
中倉山周辺ではリンドウがちらほらと咲いていました。
中倉山の頂上標識。地形図を見るとこの奥のピークのほうが高そうに見えますが実際はどうなんでしょう。寒いので休憩は孤高のブナの鞍部で取ることにします。
2023年10月07日 12:24撮影 by  SH-M24, SHARP
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10/7 12:24
中倉山の頂上標識。地形図を見るとこの奥のピークのほうが高そうに見えますが実際はどうなんでしょう。寒いので休憩は孤高のブナの鞍部で取ることにします。
社山周辺は陽が当たっているようですが・・・変な天気です。
2023年10月07日 12:24撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 12:24
社山周辺は陽が当たっているようですが・・・変な天気です。
そして待望の「孤高のブナ」との対面です。足尾銅山の煙害の生き残りと言われる巨木です。周辺の樹木はダケカンバ、シラカンバ、ツツジ類などの典型的陽樹、灌木ばかりです。
2023年10月07日 12:28撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/7 12:28
そして待望の「孤高のブナ」との対面です。足尾銅山の煙害の生き残りと言われる巨木です。周辺の樹木はダケカンバ、シラカンバ、ツツジ類などの典型的陽樹、灌木ばかりです。
間近で見るとその大きさに圧倒されますし、樹形も綺麗です。本来は陰キャのブナがこうして日当たりの良い稜線に一本だけで生きている例は、他にもあるのか知りたいところです。
2023年10月07日 12:31撮影 by  SH-M24, SHARP
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10/7 12:31
間近で見るとその大きさに圧倒されますし、樹形も綺麗です。本来は陰キャのブナがこうして日当たりの良い稜線に一本だけで生きている例は、他にもあるのか知りたいところです。
稜線は写真右の松木側が荒廃しているのに対して、左側の仁田元側には森が形成されているのが不思議な感じ。
2023年10月07日 12:57撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 12:57
稜線は写真右の松木側が荒廃しているのに対して、左側の仁田元側には森が形成されているのが不思議な感じ。
孤高のブナから先は険しい岩稜地帯などもあってハードです。雨風で寒いし、帰りの時間も気になるので、場合によっては途中で引き返そうかとも思いました。
2023年10月07日 13:07撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/7 13:07
孤高のブナから先は険しい岩稜地帯などもあってハードです。雨風で寒いし、帰りの時間も気になるので、場合によっては途中で引き返そうかとも思いました。
波平ピークに到着。「孤高の毛髪」は単にケルンに木の枝を差しただけなんですけどね。名付け主もこの名称が浸透するとは思わなかったのではないでしょうか。
2023年10月07日 13:16撮影 by  SH-M24, SHARP
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10/7 13:16
波平ピークに到着。「孤高の毛髪」は単にケルンに木の枝を差しただけなんですけどね。名付け主もこの名称が浸透するとは思わなかったのではないでしょうか。
険しい道程は波平ピークまで。この先は沢入山までビクトリーロードといった緩やかな道となります。
2023年10月07日 13:17撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/7 13:17
険しい道程は波平ピークまで。この先は沢入山までビクトリーロードといった緩やかな道となります。
波平ピークから15分ほどで沢入(そうり)山到着。山頂から少し進んだところからの展望が良いです。
2023年10月07日 13:32撮影 by  SH-M24, SHARP
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10/7 13:32
波平ピークから15分ほどで沢入(そうり)山到着。山頂から少し進んだところからの展望が良いです。
沢入山から先の稜線。中央のトンガリはオロ山。その左に平べったい庚申山、右に見えるはずの足尾の盟主・皇海山は雲隠れ。
2023年10月07日 13:34撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 13:34
沢入山から先の稜線。中央のトンガリはオロ山。その左に平べったい庚申山、右に見えるはずの足尾の盟主・皇海山は雲隠れ。
松木川方面。中央に大きな山体を擁する大平山。右に稜線をたどると社山。その左奥には男体山が見えています。
2023年10月07日 13:38撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 13:38
松木川方面。中央に大きな山体を擁する大平山。右に稜線をたどると社山。その左奥には男体山が見えています。
寒々しい眺めで、実際かなり寒いのですが男体山頂上には薄日が差しているようです。
2023年10月07日 13:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 13:45
寒々しい眺めで、実際かなり寒いのですが男体山頂上には薄日が差しているようです。
社山からさらに東の方に目をやると、相変わらず半月山が大きな山体を誇示してどっしりとそびえています。ここらで沢入山を切り上げます。
2023年10月07日 13:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 13:45
社山からさらに東の方に目をやると、相変わらず半月山が大きな山体を誇示してどっしりとそびえています。ここらで沢入山を切り上げます。
松木渓谷を見下ろします。
2023年10月07日 14:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 14:00
松木渓谷を見下ろします。
遠くに孤高のブナが見えています。
2023年10月07日 14:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 14:00
遠くに孤高のブナが見えています。
稜線は紅葉が進んでいます。これはシロヤシオかな?
2023年10月07日 14:06撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 14:06
稜線は紅葉が進んでいます。これはシロヤシオかな?
行きはしんどい、帰りは怖い岩稜地帯を通過します。
2023年10月07日 14:07撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 14:07
行きはしんどい、帰りは怖い岩稜地帯を通過します。
孤高のブナの西側のピーク周辺は踏み跡が錯綜していますが、ある程度稜線に近いところを進んだほうが確実です。
2023年10月07日 14:21撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 14:21
孤高のブナの西側のピーク周辺は踏み跡が錯綜していますが、ある程度稜線に近いところを進んだほうが確実です。
戻ってきました。少し寒さが和らいで青空も見えてきました。帰りは中倉山頂上を通らずに、南側の巻き道を行きます。
2023年10月07日 14:29撮影 by  SH-M24, SHARP
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10/7 14:29
戻ってきました。少し寒さが和らいで青空も見えてきました。帰りは中倉山頂上を通らずに、南側の巻き道を行きます。
展望の良い岩場に到着。しかし、ここを登りで通った尾根と巻き道の分岐と勘違いしたため混乱してしまいます。
2023年10月07日 14:45撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 14:45
展望の良い岩場に到着。しかし、ここを登りで通った尾根と巻き道の分岐と勘違いしたため混乱してしまいます。
写真の右手に下っていく道が下山道・・・のはずが、途中で道型が消失してしまいます。改めてヤマレコを確認すると、この展望地は行きに通った分岐ではありませんでした。ここは左手に登り返す道が正解でした。
2023年10月07日 14:52撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 14:52
写真の右手に下っていく道が下山道・・・のはずが、途中で道型が消失してしまいます。改めてヤマレコを確認すると、この展望地は行きに通った分岐ではありませんでした。ここは左手に登り返す道が正解でした。
前の写真から5分ほど進んだこの展望地が、登りで通った「尾根道と巻き道の分岐」でした。
2023年10月07日 14:57撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 14:57
前の写真から5分ほど進んだこの展望地が、登りで通った「尾根道と巻き道の分岐」でした。
登りのとき気になっていた、尾根を外す地点。やはりうっかりとスルーしそうになりました。写真中央のケルンも目立たないし、テープ類も注意していないと見過ごします。
2023年10月07日 15:18撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 15:18
登りのとき気になっていた、尾根を外す地点。やはりうっかりとスルーしそうになりました。写真中央のケルンも目立たないし、テープ類も注意していないと見過ごします。
あとはつづら折りの急坂を必死に下って、16時に登山口。そして長い林道歩きの始まりです。
2023年10月07日 15:59撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 15:59
あとはつづら折りの急坂を必死に下って、16時に登山口。そして長い林道歩きの始まりです。
導水管の下を通ります。下界に降りると天気が回復する不思議。
2023年10月07日 16:39撮影 by  SH-M24, SHARP
10/7 16:39
導水管の下を通ります。下界に降りると天気が回復する不思議。
正面に見える赤倉山でも地道な植樹作業が行われています。
2023年10月07日 16:42撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 16:42
正面に見える赤倉山でも地道な植樹作業が行われています。
久蔵川を渡ります。5時前ですが薄暗く、日が短くなったことを実感します。
2023年10月07日 16:50撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/7 16:50
久蔵川を渡ります。5時前ですが薄暗く、日が短くなったことを実感します。
間藤駅についたのは日没すぎ。わたらせ渓谷鐵道は16時40分の列車のあと、次の列車まで1時間半以上間隔が開きます。
2023年10月07日 17:41撮影 by  SH-M24, SHARP
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10/7 17:41
間藤駅についたのは日没すぎ。わたらせ渓谷鐵道は16時40分の列車のあと、次の列車まで1時間半以上間隔が開きます。

感想

中倉山の孤高のブナ。

かつては知る人ぞ知る程度の存在だったし、この呼び名が一般的に使われるようになったのは比較的最近のことのようです。

実際10年くらい前のヤマレコを見ると「孤高のブナ」という名称は一部の人にしか使われていませんし、手元の2016年版山と高原地図には中倉山にはグレー破線の登山道すら描かれていません。

私が中倉山の存在を知ったのも、錫ヶ岳〜宿堂坊山を歩いた2016年あたりだったと思います。気にはしていたものの、自宅からの日帰りは交通費も膨大なうえ、アプローチも悪く、具体的な計画を立てるまでには至らない日々が続いていました。

今年の夏に自宅から18きっぷ日帰りで行ける山を探していたときに、中倉山の存在を思い出し、具体的な計画を立ててみました。
時間的には問題ないが、夏歩くには暑すぎるだろうし、行くなら冬だろう。
しかし、盲点だったのが「のんびりホリデーSuicaパス」の存在でした。
フリーエリアは足利駅までですが、乗り越した分はSuicaで自動精算されるので、フリーパスに足利ー桐生の往復運賃500円弱の追加ですみます。

これで交通費高すぎ問題はクリア。
それならまだ日の長い10月頭の今行くしかない、ということで結構してまいりました。

3連休の初日ともあり、このアプローチの悪いマイナーな山に多くの登山者の姿がありました。「孤高のブナ」この単純なワードが多くの人の心に見事に刺さったとしか言いようのない人気ぶりです。
もともとが公的に整備された登山道ではないため、途中の分岐に道標類は一切ありません。

加えて、道がとにかく急!
登りはともかく、下りはコースロストしやすそうな場所も散見。登山口から中倉山までは600m程度の標高差ですが、難易度は高めです。

足尾銅山の公害がつくった見事な景観という皮肉を噛み締めながら、
今まで社山側から眺めるだけだった足尾の山並みを歩く喜びを感じることができました。

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コメント

俺塩さん
お疲れさまでした。
行き帰りのわた鉄と、沢入山で、ご一緒でした後期高齢者です。
丁寧なレポートに感心しました。草花にも詳しいのですね。
紫の花が「ナギナタコウジュ」ということが分かりました。
ビックリしたのは帰りの巻道で中倉山巻道分岐の5分程手前の展望地で
同じ踏み跡を下に向かい10分のロスをした事です。
行く時に分岐には気をつけていましたが、分岐の展望岩、3方向の分岐が
本当の分岐と同じ雰囲気の為、勘違いで迷い路にはいってしまいました。
以前のヤマレコで同じ様な記述があったのですぐ気が付き戻りましたが
気をつけたいですね。
お互い、安全な山行に心がけたいですね。
    2023/10/9 南蒲田のnoburin より 
2023/10/9 13:57
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noburinkさん
当日はいろいろお話させていただいてありがとうございました

私と同じ場所で同じ道迷いをするとは
そうなんです、行きの分岐と雰囲気が似ていておまけに三叉路になっていたので、
スマホの地図をみるまでニセ分岐とわかりませんでした。

モンベルの会長に近い世代の方が、精力的に登山をされている姿を見ると、
私ももっと頑張らなければ、と力をもらえますよgood
2023/10/10 6:18
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