岩木山（百沢コース↑嶽コース↓）

2023年10月08日(日) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,457m
• 下り: 1,158m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:21
• 休憩: 1:07
• 合計: 6:28

5:00 スタート地点
5:15 5:16 岩木山神社
5:49 5:49 七曲
6:10 6:10 カラスの休場
6:19 6:20 鼻コクリ
6:31 6:31 姥石
7:19 7:24 焼止りヒュッテ
7:59 8:00 錫杖清水
8:16 8:17 種蒔苗代
8:25 8:32 鳳鳴ヒュッテ
8:36 8:36 長平登山道分岐
8:47 8:51 岩木山
8:52 8:53 岩木山頂避難小屋
8:58 9:32 岩木山
9:38 9:38 長平登山道分岐
9:47 9:56 鳳鳴ヒュッテ
10:01 10:02 岩木山九合目分岐
10:21 10:21 岩木山八合目駐車場
10:56 10:57 巨木の森分岐
11:09 11:09 湯の沢分岐
11:18 11:19 羽黒温泉分岐
11:25 11:25 嶽温泉神社
11:28 ゴール地点

天候

晴れ
朝　登山口　気温14℃
　　焼止避難小屋　9℃
　　山頂　5℃
下山時　16〜17℃

9時頃から雲が湧いて来たが完全に覆われたりはせず眺望あり

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

百沢駐車場を利用…100台くらい駐められそう。朝5時で4台しか駐まってなかった。

岳温泉前バス停より岩木山神社バス停　12:30発　12:40着　440円

コース状況／危険箇所等

・百沢（ひゃくざわ）コース
岩木山神社よりスタートする表参道ルート。
下部は緩やかな上り坂が続くが、鼻コクリ辺りから斜度が増してくる。
焼止避難小屋より先は沢沿い（時には沢の中）を進む急登となる為、悪天候時は使用しない方が良い。
途中水場がある。
標高差1,450m

・鳳鳴ヒュッテ〜岩木山山頂
ガレ場の急登。リフトからの登山者で非常に混み合う為登りと降りが分けられている。
空いていれば20分位で山頂に着く。

・嶽コース
1番短く初心者向けと言われるコース。
特に難所も無い。
八合目にリフト乗り場と大きな駐車場があり、バスでもここまで来れるし、リフトを使えば九合目まで行ける至れり尽せりぶり。
標高差1,170m

その他周辺情報

・焼止まり避難小屋…百沢コースにある避難小屋

・鳳鳴ヒュッテ…嶽コースと百沢コースの合流地点にある避難小屋

・岩木山山頂避難小屋…その名の通り山頂にある避難小屋。立派なバイオトイレが隣にある

・リフトの鳥ノ海噴火口駅に休憩所＆自動販売機あり

・岩木山八合目駐車場に大きな休憩所あり

写真

10/7 12:13

神奈川から6時間かけ弘前到着〜！
流石に遠かった＆交通費高かった…
それにしても寒いな。
気温は日中でも14℃。半袖Tシャツから長袖に着替えた。

10/7 13:55

レンタカーで白神山地を目指したら金曜日の豪雨で通行止めになっていて開通は明日だって。
今回は諦めるしか無いか…

これは帰りに立ち寄った乳穂ヶ滝（にほいがたき）

あまりの涼しさに明日の登山が不安になり、道の駅にあったmont-bellでタイツを買う

10/7 15:10

チェックインまで時間が有るので弘前城に数年ぶりに来てみた。
石垣の修復の為今は天守閣を移動してるんだよな

10/7 15:25

本丸から明日登る岩木山が見えた…のだが、すごい雲だ。
明日は本当に予報通り晴れるのだろうか…

10/8 5:09

翌日朝5時、百沢温泉にある駐車場に車を駐め準備をする。
久しぶりに暗いうちからの登山開始でヘッドランプを着けた。
岩木山神社から登山開始だ。

10/8 5:16

神社でお参りを済ませた後登山口へ。
山頂まで4時間15分か…

10/8 5:24

倒木を跨ぐ

10/8 5:28

桜の植えられた公園を通り抜けるとスキー場へ

10/8 5:35

スキー場から見た岩木山。
鳥海山意外まだ雲被ってるな。
（岩木山は３つのピークがあり、岩木山主峰、厳鬼山、鳥海山の総称らしい）
山頂着く頃には晴れてて欲しい

10/8 5:44

スキー場を抜けるといよいよ山道に突入だ

10/8 5:46

直ぐに七曲の標識と共に急坂となったが、これはそれ程長く続かなかった。

10/8 5:57

登山道に日が当たり出した。
明るくなったがこの後もヘッデン外し忘れてて、焼止避難小屋を過ぎてからライト付けっぱなしだったことに気づいた。

10/8 6:08

樹林の道で眺めは無いが、樹木は低めで意外に明るい

10/8 6:10

カラスの休場通過

10/8 6:19

鼻コグリ通過。
ここら辺から少し斜度が上がる。
ちなみにこの先にももう1箇所鼻コグリがある。

10/8 6:30

姥石。
昔の女人結界で、女性はここから岩木山を遥拝したらしい。

10/8 6:36

姥石を過ぎると段々坂が本気を出してきた。
登山道の脇は常に水が流れ、しばしば登山道上にも流れ込んでいたが、これが前日の雨のせいなのか、元々なのかは不明

10/8 7:01

樹林が切れてきた。
快晴の予感！

10/8 7:17

焼止避難小屋が迫り沢の水音が響くと共に視界が広がる

10/8 7:17

やっと眺望が。
あれは弘前市街か？

10/8 7:18

焼止避難小屋。
下山後に調べた秋田の大館鳳鳴高校の遭難記録によると、ここにベースキャンプを設営してるんだよな。
雪崩で避難小屋が流された事もあるらしい

10/8 7:19

三段ベットもあり、ちゃんと一夜を明かせそうだな。

10/8 7:22

焼止避難小屋で小休止していると後ろから人の話し声がしてきた。
百沢温泉の駐車場で他に準備していた登山者だろうか。
ここまで誰にも会わず静かな山行をしていたが、これからは他の登山者とすれ違ったりするかも。

休憩を終え先へ

10/8 7:25

焼止避難小屋を過ぎると岩場の急登が始まった。
どうやら百沢コースの本番はここからの様だ。

ここで脚の速いソロ男性に道を譲る。
（後で山頂で再会するが、彼が本日の初登頂者だ）

10/8 7:27

なんかすごい道だな。沢の右岸左岸を行ったり来たりし登っていく

10/8 7:32

中々激しい登りだ。
標高を上げるとほんのり紅葉気味になってきたな

10/8 7:33

振り返ると眺めは良い

10/8 7:35

アスレチック感満載だ。
後ろから時々人の話し声が聞こえてくる。
そろそろ追いつかれそう？

10/8 7:37

いくつもの滝を横目に進む。
時には沢の中を進む区間もあり、悪天候時は避けた方が良さそうな道だな

10/8 7:38

滝の直ぐ脇を進んだり、ヒヤッとする場所も。
これはヒヤヒヤ区間を超えて直ぐの場面

10/8 7:44

めっちゃ晴れてる。
これは山頂の雲も取れたな

さっきから先を歩くソロ登山者の姿が見える。
自分より前に出発していた人がいた様だ

10/8 7:52

沢を登り切ったか。
ここからは少し緩やかな道に

10/8 7:58

右の岩陵が岩木山山頂かな？

10/8 7:59

銀杖清水。
このコース唯一の水場で、なったでもドバドバ水が出てるらしい

10/8 8:00

山頂まで1時間10分か〜
そんなかからんでしょ

10/8 8:04

なんだあれは？
槍ヶ岳か？（なんちゃって）

10/8 8:16

種蒔苗代の標識の向こうに避難小屋が見えた。
登山開始から3時間15分、結構疲れてるが、山頂まで後一息！
もうちょい頑張るか

10/8 8:17

これが種蒔苗代か？

10/8 8:19

後一週間もしたらガッツリ草紅葉だな

10/8 8:22

鳳鳴ヒュッテ到着

10/8 8:24

昭和39年に山岳部の高校生4人が亡くなったのか

10/8 8:24

こちらの避難小屋も中々立派だな

10/8 8:26

日本海だ〜！！

10/8 8:27

山頂までの道は結構急だ。
抜いて行ったソロ男性（黒いウェア）
前を歩くソロ男性（赤いジャケット）
後ろから来る二人組（男女）

本日百沢コースを歩いているのは自分も含め5人みたいだな。

10/8 8:30

避難小屋の向こうにリフトの駅が見えるな。まだ営業してない様だ。
リフトの客より山頂着くの遅かったらショックだが、そんな事にはならなそうで一安心

10/8 8:30

リフトの横の丸い建物は休憩所らしい。
自販機もあるとか。

10/8 8:31

山頂への道は風もあり一段と涼しい。
鳳鳴ヒュッテで防寒に雨具を羽織った。
気温はすでに一桁台に突入している。

10/8 8:33

なんか雲湧いてきてるなぁ
山頂まで間に合うか？

10/8 8:34

前を行く赤行くジャケットの人が見えるな。
山頂はあと少しだ。

10/8 8:40

湧いた雲が駐車場に影を落とす

10/8 8:41

おぉ〜色づき始めてるな

10/8 8:41

海岸線の方に風力発電の風車がたくさんある

10/8 8:43

お、着いたか

10/8 8:43

岩木山　標高1,625m 登頂！
日本百名山75座目

10/8 8:43

写真の本日初登頂の黒いウェアのソロ男性（自分を抜いて行った人）は直ぐに下山して行った。

暫くは赤い男性と自分だけの静かな山頂に…

10/8 8:43

三角点

10/8 8:44

岩木山神社奥宮

10/8 8:44

不吉な雲が湧く

10/8 8:44

山頂から西側の眺め

10/8 8:46

無事登頂のお礼をする

10/8 8:47

左の建物は山頂避難小屋だ。

10/8 8:47

後ろから来た二人組の方も登頂。

10/8 8:48

避難小屋の横に立派なバイオトイレあり

10/8 8:49

避難小屋内部

10/8 8:54

岩木山には5本の登山道があるが、今回使わなかった弥生コースと赤倉コースの入口だけ見てみた

10/8 8:55

よく分からん鳥

10/8 8:57

山頂から東側の眺め

10/8 8:57

弥生登山道入口

10/8 9:06

山頂に戻り大休止。
カップ麺を待つ間温かいコーヒーを飲む。

10/8 9:19

山頂は気温5℃。
カップ麺が身に染みる。
停滞していると非常に寒くさらに一枚中に着込んだ

10/8 9:31

山頂より北側の眺め。
どこまでも続く海岸線だ。

10/8 9:31

9時を過ぎるあたりから続々と登山者がやってきた。
リフトが動き始めたか。
そろそろ出発するかな。

10/8 9:33

帰りは嶽コースから下山する。
まずは八合目の駐車場へ降る。
正面に見える鳥海山にも立ち寄る予定だったが…

10/8 9:35

予想以上に順調に来たので14時のバスではなく12時半の岳温泉前発に乗れそう…3時間で下山出来るかな？

10/8 9:35

バンバン雲湧いてきてるな。
やっぱ早い時間に来て正解だったか

10/8 9:42

下の岩場がめちゃくちゃ混んでる！
ここは高尾か富士山か？

10/8 9:48

いや〜こんなに混むとはね…
人気の山なんだな

10/8 9:50

鳳鳴ヒュッテ到着。
混んでて中々進めない

10/8 9:51

こりゃ凄い混み具合だな

10/8 9:54

大館鳳鳴高校山岳部遭難碑。
下山後気になって調べてしまった。

10/8 9:54

正面に鳥海山。
手前が鳥の海噴火口か。

10/8 9:55

日本海の眺めが良い

10/8 9:57

振り返って岩木山主峰

10/8 9:57

さて、下山どうしようかな。

10/8 10:00

バスの時間を早める事に決めたので今回は鳥海山は行かず右に折れて下山だ。

10/8 10:07

八合目への道は濡れた木の根と岩で非常に滑りやすく神経を使った

10/8 10:13

思いっきり枝に頭をぶつけてしまった

10/8 10:19

20分ほどで八合目到着。
100台くらい駐まってるな〜

10/8 10:20

リフトの脇を通過

10/8 10:21

さらば岩木山。またいつか来たいな

10/8 10:21

次はバスで来ようかな

10/8 10:21

ここから嶽登山道

10/8 10:35

上空はすっかり曇り空になってしまったな
下界は晴れてる。
下山も結構な人数すれ違ったが、やはり車やバスで八合目まで来る人が多そうだ

10/8 10:41

登山道に木漏れ日が射し楽しい雰囲気に

10/8 10:44

バスに間に合わせるため必死こいて先を急ぐ。
湿った土の下りは滑りそうで神経を使う

10/8 10:58

巨木の森分岐通過

10/8 11:03

この辺りはもう斜度は緩やかで消化試合的雰囲気が漂う

10/8 11:08

湯の沢分岐通過

10/8 11:18

右の羽黒温泉への道は破線ルート

10/8 11:25

神社を通過

10/8 11:26

おお！遂にゴールか

10/8 11:27

嶽温泉へ無事下山！
っていうか早く着き過ぎたな。
バスまで1時間あるじゃないか

10/8 11:28

岳温泉前バス停で1時間バスを待つ間に追い抜いてきた人たちが次々とやってきて少し恥ずかしかった…
こんなに急ぐ必要無かったね

10/8 12:42

岩木山神社に帰還。
早く温泉入りたい〜

10/8 14:37

今回のレンタカー。ヴィッツ、キミの乗り心地は良かったぜ！
久しぶりにアイドリングストップのない車で戸惑ったが。

10/8 15:06

昼飯は弘前市内の回転寿司で。
めちゃ旨だったわ

10/8 15:28

レンタカーを返し弘前駅へから新青森駅へ。
17:44の新幹線で関東に帰ります。
さらば青森！またいつか

10/8 20:39

大都会大宮で新幹線を降り在来線で神奈川へ帰還した。
いや〜疲れた。
登山より移動で疲れたな（財布もお疲れ気味…）

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

kukaminn

10月の三連休を利用して遠征を計画した。
今まで遠過ぎて避けていた青森県の日本百名山、岩木山だ。
連休の為新幹線、ホテル、レンタカーの手配に非常に苦戦したが、なんとか（特にレンタカーは前日ギリギリに）予定出来た。
しかし、これだけで5.4万円、さらに食費やらなんやら含めると6万は余裕で超えるだろう。
やはり遠征はお高いな…

さて、青森は金曜に豪雨、旅行初日の土曜日も雨がパラつき、明日登る岩木山はずっと雲の中。
ちゃんと予報通り晴れてくれるのか心配だったが、好天を信じ連休中日の翌日曜日の日も登らぬ早朝5時から登山開始した。

路面は濡れ、気温は肌寒かったが雨は止み天気は回復傾向。
山頂にかかっていた雲も取れ、登頂時には大展望を堪能出来た。

百沢コースは岩木山の表参道という位置付けらしいが、それにしては中々ハードじゃないですか？
特に焼止避難小屋より上の沢を登っていく辺り。
しかし変化に富んでいて眺望が得られる場所もあり、飽きさせない良コースと言える。

もっと近くにこの山があればしょっ中来るのになぁ
青森は神奈川からは遠過ぎる。