那須周回(茶臼岳、朝日岳、三本槍岳)
- GPS
- 06:10
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 1,318m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:04
天候 | 晴れ後曇り 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
清水平から三本槍岳の間は泥濘箇所多数。汚れ覚悟。登山者はスキー場から北温泉のコースを除いて大変多くすれ違いが頻繁。 |
写真
感想
大丸の駐車場には5時過ぎに到着。日の出にはまだ時間があるが、この時間で広い駐車場は既に7割程度埋まっていた。上の駐車場は今回利用予定がなかったので未確認だが恐らく既にいっぱいだろう。支度をして5:12に行動開始。歩き出してすぐトイレに寄る。夏に比べて日の出が遅くなったがヘッドライトなしで歩き出す。峠の茶屋駐車場までは車道近くの遊歩道を歩く。傾斜が案外きついので朝一の運動としては楽ではない。5:39駐車場到着。予想どおりに既に駐車場は満杯で、早朝にも関わらず交通整理が出ていた。紅葉の時期の那須の混雑はやはり凄まじい。明日まで連休だが明日は雨予報なので今日のうちに出掛けようとする人が多いのだろう。駐車場でちょうど日の出の時刻を迎える。東面が開けていてちょうど良く日の出を見ることができた。車中泊組と思われる人達も外に出て写真を撮ったりしていた。駐車場にあるトイレに寄ってから行動再開。歩き出しは寒くて薄手のウィンドブレーカーを着ていたが、ここに来た時点で既に体は十分暖まっていて暑く感じるほどだった。脱いでザックにしまう。樹林帯を抜けたら風が出てくるかと思ったが、今日に限っては無風。いつも風が強い那須だが、天気予報どおりにほぼ無風だった。結局寒かったのは歩き出しの15分くらいのみで、それ以降は普通の秋山登山だった。避難小屋は特に寄らずに茶臼岳を目指す。この時期とても混雑するので朝早いうちに登っておく。噴煙がほとんど見えない。6:40に茶臼岳到着。先客は数名。ロープウェイが動き出すとここはカオスになるだろう。休憩は特にせず写真のみ。遠くの山が雪を被っていた。突然の冬型だったが、アルプスより標高の低いところでも積雪があったようだ。茶臼岳付近も霜が見られたので、深夜から早朝にかけては気温が下がったようだ。
火口をぐるっと一回りして元来た道を戻る。相変わらず風はなく良い天気。霜もあっと言う間に溶けるだろう。7:07に避難小屋着。やはり休憩はせずに朝日岳を目指す。既に朝日岳へ行ってきたと思われるハイカーとすれ違う。今日はとにかくあちこち人が多くて、すれ違いやすれ違い待ちが頻繁だ。連休で好天予報なので致し方ない。朝日岳に至る手前の鎖場が凍っていたら嫌らしいのだが、今日は凍結箇所なし。普通に歩けた。急登をこなすが下ってくるハイカーの落石が怖い。7:37に朝日岳山頂に到着。狭い山頂は既に多くの人がいた。写真を撮るのもままならない。ここでも特に休憩はしないで次を目指す。そしてここから先はようやく紅葉が見られるようになってきた。朝日岳から三本槍岳方向を見ると、あちこち紅葉のパッチワークができていた。ただ色づきは今ひとつのように見えた。今年は暑い日が続き10月に入ってようやく朝晩冷え込むようになってきたので、色付く前に葉が散ってしまったのかもしれない。それでもこの時期ならではの景色を楽しみつつ進む。人が多くて自分のペースで歩くのはなかなか大変。というかほとんど無理だった。
清水平を経由して三本槍岳を目指す。紅葉はこの辺りが最もきれいだったが、足下が大変だった。日差しが届かないためか、それとも最近降った雨のせいか、登山道があちこちドロドロの田んぼ状態。今日は防寒のためスパッツを巻いてきたが、途中から寒さは全くなくて、泥よけの為に使っていた。山頂まで往復しなければならず、帰りも同じ道を歩くかと思うと気が重い。ドロドロ区間が終わると三本槍岳へ向けて最後の登り。下ってくる人とすれ違いつつ進み8:40に山頂到着。ここも既に多くの人が休憩していた。裏那須の山などがよく見えるし、やはり雪を被った山がここからも見えた。今日は出発からここまで約3.5時間飲まず食わずだったので、さすがに空腹を感じたしのども乾いた。岩の上に腰掛けて大休止とした。天気良く風無し。強風の日が多い那須だが、今日は本当に秋晴れの良い天気。人が多いのも頷ける。10分ほど休んでいる間も続々と後続が山頂に来ていた。落ち着かないので早めに下山することに。下り始めドロドロ区間も転ばずにこなし北温泉との分岐を過ぎる。ここから先は人が減るかと思ったが考えが甘かった。スキー場のゴンドラを利用したと思われる人が次々登ってきた。普段であれば比較的空いている中の大倉尾根だが、今日は人出が多かった。特にいぬ連れが多く、ゴンドラ山頂駅にドッグランがあるのも影響しているかもしれない。中の大倉尾根は積雪期はスキーに適した斜面だが、雪がないと金網を使って登山道を補修しているため、網に足を取られることがある。ちょっと歩きにくいが保護のためには致し方ない。気を付けて転ばないように進む。スキー場に近付くと樹林帯に入り展望は得られなくなるが、その代わりぶなの森が広がる。ぶなの紅葉を期待してきたが、時期的にまだ早かったようだ。あちこち青々としていた。この辺りが紅葉するのは10日ほど先かも知れない。ぶなの森のハイキングを楽しみつつ先を急ぐ。スキー場のエリアが終わり北温泉へ向けて本格的に下り始めるとようやく人の姿が見えなくなった。この区間で見たのは1パーティだけだった。紅葉の季節の那須でも場所を選べば人が少ないところはやはりあるようだ。北温泉には10:45到着。付近の沢から湯気が出ていて暖かそうだった。汗もかいたので日帰り入浴したい気分だったが、この先まだ2kmくらい歩くので止めておく。しばし車道歩きの後遊歩道を進む。この区間はよく整備されているが誰も歩いていなかった。大丸の駐車場には11:20に到着。途中の路駐は相変わらずだった。クルマに戻り後片付けをしていると汗が冷える。気温12℃くらいだったので当然と言えば当然だった。
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