尾瀬ヶ原燧ヶ岳と至仏山(見晴テント泊)
- GPS
- 31:53
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 2,174m
- 下り
- 1,759m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・バスタ新宿22:00 → 大清水3:50 ※到着は3:30頃 (関越交通バス \4400)充電設備なし 帰り ・鳩待峠11:48 → 尾瀬戸倉12:10 シャトルバス臨時便 \1000) 〜10月15日まで(乗合タクシーは11月5日まで) 戸倉は第2駐車場(上)と第1駐車場で(下)で降車可能で徒歩10分くらいの間隔 高速バスは下にあり ・尾瀬戸倉13:30→バスタ新宿17:30 ※到着は17:45頃 (関越交通バス \4400)充電設備なし |
コース状況/ 危険箇所等 |
・トイレ 多すぎて省略 ・紅葉状況 全般的に見頃 ・積雪状況 登山道に雪はほぼなし 朝は木道や草が凍っている --- ・大清水 → 一ノ瀬休憩所 林道のみ。 ・一ノ瀬休憩所 → 尾瀬沼 暗闇だと左の登山口を見落として直進してしまいがちで、自分や他の人も間違えてしまっていた。 直進でも登山道に見えてしまうところが怖い。 石段や木段で整備されているがスリップに注意。 ・尾瀬沼の周回 木道の平坦な道 ・尾瀬沼 → 俎(長英新道) 三合目まで緩やかで泥道。 六合目まで急登。一旦落ち着きまた急登。 八合目辺りから岩場。 ・俎槇燧ヶ岳(柴安) ハイマツで狭い道を下って登る。 下りで少し凍結あり。 ・燧ヶ岳(柴安) → 見晴キャンプ場 八合目まで景色の良い岩下り そこから泥道、木の枝に足を引っ掛けないよう注意 落ち葉の踏み抜き泥まみれ注意。 紅葉は綺麗だった。 ・見晴キャンプ場 → 山ノ鼻 木道の平坦な道。 木道は腐っている箇所多し 燧ヶ岳と至仏山に挟まれる絶景 ・山ノ鼻 → 至仏山 紅葉の中、石段、木段、岩場の急登 水溜まりもあるが泥はほぼなし。 途中から燧ヶ岳が綺麗に見える。 鎖場三箇所あり。 ・至仏山 → 鳩待峠 小至仏山への登り返しあり。 岩が蛇紋岩ぽくて滑る。 狩りたての笹が沢山落ちてた 木段多め。 |
写真
装備
個人装備 |
調理器具
ライター
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
調理器具
ライター
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
ヘルメット
|
感想
〜1日目〜
何度も休みと天気のタイミングが合わずフラれ続けてきた尾瀬にやっと行くことができました。
しかも山小屋が閉まる直前の滑り込み。
連日の遠征は出費がキツイですが、このタイミングは流石に逃せなかった。
平日の高速バスでしたが満席に近い状態で川越からの人と合わせると自分の周りはほぼ埋まっていました。
到着が早いので戸倉までの人はシャトルバスの出発(5時)に合わせて、一旦大清水まで行って折り返して降りる事も選択できるようです。
むしろそちらがスタンダードのようで。
登山は真っ暗闇の大清水からスタート。
と言っても一ノ瀬休憩所までは自動車も通れるような林道です。
これが長いのなんの。
暗闇でずっと足元を見てるだけだからか時間以上に長く感じます。
一ノ瀬休憩所から先はトレッキングコースになるのでいくらかはマシになったもののやはりナイトハイクは何度やっても慣れませんね。
日の出とか夜景を見るためではないナイトハイクほど辛いものはない気がします。
楽しくなってきたのは夜が明けてから尾瀬っぽい木道が出てきて尾瀬の看板があり、やっとここにきた実感が湧いて来ました。
紅葉も見頃を迎えたのかとても綺麗でしたね。
朝はかなり冷え込み、周囲の草や木道が凍って真っ白になっていました。
木道で2回尻餅をつくスリップをしてしまったので、特に下り坂は注意です。
尾瀬沼からは少し遠回りになりますがビジターセンター経由の右回りで周回しました。
ナデッ窪はたびたび閉鎖されてるので通れるか不安だったからです。
道中は燧ヶ岳が尾瀬沼に鏡写しになる場所もあり、モルゲンロートも相まって素晴らしい光景でした。
朝霧と真っ白な草が広がる湿原も幻想的で素晴らしかったです。
木道から長英新道に入ると噂通りジメジメしておりました。
三合目までは緩やかではあるものの泥濘がひどく、ズボンの裾まで結構汚れました。
四合目辺りからポイントで尾瀬沼や日光白根山が見えたり、これから登る稜線が見えたりするので、急登ではありましたが割と楽しく登ることができました。
特に俎瑤虜埜紊隆篥个蠅魯謄鵐轡腑鵑上がりましたね。
燧ヶ岳は五つのピークがあるらしいのですが、俎瑤伴動濁瑤際立っていて双耳峰のように見えました。
対峙する山の頂上に人がいて手を振ったりできるのも魅力の一つですね。
景色は両方ともそんなに変わらないのですが、尾瀬ヶ原が良く見えることや山頂が広いことや高いという意味でも柴安瑤人気ですかね。
でも三角点は俎瑤砲△襪鵑任垢茲諭I垰弋帖
この日は雨の多い尾瀬にあっても富士山まで見渡せる良い天気に恵まれました。
下山は水捌けが悪いことで有名な見晴新道を使いました。
八合目までは岩場の下りで、そこから樹林帯に入ると泥んこ祭りが待っていました。
幸い川状になってるところまではなく、あってもくるぶし程度の水溜まりだったと思います。
雨上がりの時は厳しいでしょうね。
尾瀬というとよく整備されているイメージがあるかもしれませんが、燧ヶ岳の登山道は通常の山よりは酷いと思っておいた方が良いかもしれません。
テント泊をした見晴は山小屋が沢山集まっていて賑やかなところでした。
売店や軽食、カフェや入浴施設まであります。
特に尾瀬小屋の前の売店はオリジナル料理も豊富ですし、パラソル付きの椅子から至仏山が眺められるオシャレなテラスもあって人気のようでした。
自分は檜枝岐小屋のカレーをいただいたのですが、山小屋で出されたとは思えないほどのクオリティの高さに驚きました。
キャンプ場については広々としていて水も塩素消毒されているしトイレも水洗で綺麗。
しかも1000円という、アルプスに慣れた身としては申し訳なくなるほどでした。
ただこの時期は朝晩がとても冷え込むので#3のシュラフにダウンを着込んでも寝られないほどでした。
毛布も借りられるみたいだったので使うべきだったですね。
凍えるほどではないにしろ、末端が少しでも寒く感じると人って眠れないものなんだなと実感しました。
〜2日目〜
テントの撤収に手間取ってすっかり明るくなってから行動開始。
尾瀬の代表的な木道歩きから始まります。
この日も冷え込んで草にびっしりと氷がついて真っ白な世界でした。
三段紅葉と逆で、下が白くて山が紅葉してる不思議な光景でした。
この季節の朝だから見られる尾瀬の光景だと思うので本当に貴重な体験になりました。
途中に池塘があっては逆さ燧、逆さ至仏を撮り、なかなか先に進まない。
同じ人を抜かしては抜かされて、なんだか気まずい。
でもこの景色だから許してほしい。
自撮りもしたかったけど、ちょっと恥ずかしくてできませんでした。
バスの時間もあるし先を急ぎたかったのもありました。
山ノ鼻からは至仏山の登山道に入ります。
紅葉の美しい山道に石段や木段で登っていく。
なんだかちょっと険しい庭園を散策しているよう。
至仏山は登りやすいのかも。
なんて思っているのも束の間。
傾斜は厳しくなり、中盤から岩登りになっていきます。
鎖場も三箇所。いずれも補助的なものでしたが険しくなっている証拠でもあります。
後ろを見れば先ほどまで歩いて来た尾瀬の草むらが黄金色に変わっています。
それもそのはず、朝の凍結が嘘のように気温が上がっていて額に汗が滲むのです。
ちょっと舐めてましたね。
さすがは百名山。簡単には登らせてくれません。
でも登るにつれて振り返る尾瀬の景色が良すぎて何回同じ写真を撮ったことかわからないくらい撮りました。
約2時間で山頂に到着すると、土曜だからか沢山の人で賑わっていました。
燧ヶ岳とはまた違い、苗場山の方がよく見えます。
小至仏山や笠ヶ岳をはじめ、周辺は岩が連なっていて、紅葉と岩場の美しいコラボレーションが素敵でした。
もっと山座同定できるように予習しておくべきでした。
あまりにも見える山が多すぎて。。
武尊山の横縞縞様は印象的でした。
そこからは鳩待峠に向けて下山です。
昨日の燧ヶ岳とは全然違って歩きやすい下りに感激してしまいました。
紅葉も綺麗でしたね。
二日間ともお天気に恵まれて最高の尾瀬旅になりました。
ただやっぱりこの時期のテント泊は防寒対策をしっかりしないといかんなぁと反省。
どのみちテントではいつもほぼ寝られないんですけどね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する