まるで火星 大迫力の火口を眺めながら歩く安達太良 沼ノ平周回
- GPS
- 07:40
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,181m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 7:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のような時計回りの周回は、所々道を失う可能性あり。GPS必須。 |
写真
感想
火山好きにはたまらないコースでした。
迫力としては、雌阿寒岳に匹敵するくらいのダイナミックな火山という印象。
安達太良からくろがね小屋に向かう時に通過する稜線からも見えますが、今回はぐるりと1周したのでいろんな角度から火口を眺めることができました。
一応紅葉目的で来ているのですが、鮮やかさにちょっとかけることと、一方で火口の迫力がありすぎて、結果として印象は「火山登山」になってしまった!
さて、沼尻登山口。平日なのにシーズンということで結構朝から車が止まっていました。沼尻の源泉地帯は、川が温泉になっているのですがやはり事故への懸念からか、「川に入るの禁止」の看板も。古いレコには野湯にはいっているのもいくつか見かけましたが、野湯につかるのはあきらめました。
沼ノ平周回は、時計回りで。
反時計回りルートの場合との分岐点では、まず源泉地帯に急坂を下りていきます。反対周りの場合は最後にここを登り返すのが大変だろうと思いました。
川を渡り、登山道へ。源泉地帯への管理道とは別なので注意です。川沿いに歩き、途中で川を渡り、やがて道が分かりにくくなります。右へ進むと沼ノ平へたどり着きますが危険なため通行禁止です。警告の看板の左奥へ進みます。道が分かりにくい場所です。進む方向の目印は大きなとんがった岩になります。また、ピンクのテープの目印もあるのでそれを頼りに進みます。
高度をあげて、ザレ場をトラバースしてその後は木々の間をすすみます。
やがて胎内岩くぐりに。思ったより狭く、ザックを下すのも面倒で、岩の中ではなく上をクライミングのようにして超えました。
ここらへんだったか、ちょっと獣臭がしたのですが、後で聞いた話ではこの岩の近くでクマがでたそうです(この日ではない)。
その後ちょっとやぶっぽい道を進むと、やがて沼ノ平火口が見えてきます。ここだけ異世界。
その後周回路から外れて鉄山避難小屋を箕輪山方面へ。こちらは紅葉がきれいです。斜面一面の紅葉はかなり規模も大きく、これは見とかないとな!と言えるものでした。
箕輪山山頂から向こうへは降りませんでしたが、東面の紅葉もすごいそうです。
その後は戻って安達太良山へ向かいます。鉄山山頂からの登山道を1回見失いました。観測設備を超えて南側の崖まで来て、その東側から道っぽくなっていて降りられそうなので途中まで下りましたが「まてよ、こんなにわかりにくいはずはない」と思って引き返しました。
地図を拡大すればわかるのですが、鉄山山頂から少し北へ向かった後に西側へ降りて、崖を東に見ながら通るのが道でした。ガスっていたらそれこそ危なかったかも!
安達太良山頂は踏まず飛ばそうかとも思いましたが、分岐から15分と書いてあったので行くことに。こちら約15年ぶりの登頂。乳首は一方通行になっているのですが看板に気付かない人もいるようです。
さてまたもと来た道を戻り、矢筈森の南の分岐からは人がぐっと減ります。
でもここらへんは沼ノ平の迫力のある火口を間近にみられる登山道。圧巻です。
いろんな角度から火口をみて、まだ見たいなーと思いつつも帰りに時間を気にしながら、駐車場を目指しました。
しばらく眺めの良い道が続き、最後は樹林帯の中へ。泥道もあります。
今回のルート、全体的に眺めよくだいぶ気に入りました。
また是非来たいです。
下山後は田村屋のお風呂へ(800円)。午前中にみた源泉のお湯が引かれています。白濁して、硫化水素臭がして、いい湯だな!でした。家に帰ってからもこのにおいがついているのが自分的には好きです。
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