残雪の野伏ケ岳
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 970m
- 下り
- 970m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
前夜に大阪を出発。
登山口で仮眠しようと福井側から県道127号線を走っていて大失敗!!
道路が雪に阻まれて前進不可能に・・・県道127号線が冬季通行止め!
登山口へは岐阜県側からが通行止めで、福井県からのアプローチだとずっと思い込んでいた。
時間は深夜3時・・・眠いしテンションガタ落ち。
今からR158経由で岐阜県側へ移動する気がなくなった。。。
Uターンして、九頭竜の道の駅でダウンして仮眠。
6時半まで仮眠し、すぐに岐阜県側へ出発。
朝食のパンを食べながらR158を走る。
ウイングヒルズスキー場付近の峠道は部分的に凍結。
スッタッドレスタイヤでも慎重に走る。
8時過ぎ、意外と早く登山口到着。
他に駐車車両は4台。
8:40、林道を歩き始める。
そしてすぐに橋を右に渡るのを・・・
間違えて真っ直ぐに進みまたまた15分のタイムロス。。。
トレースのある残雪の林道を牧場跡を目指して歩く。
何箇所も林道をショートカットして直登。
下りでショートカットする場所の目印として、木の枝を雪に立てる。
林道樹林帯から目の前が明るくなり牧場跡に着いた。
一気に視界が開けて、青空と真っ白な山々に囲まれた大雪原。
感動の瞬間!
野伏ケ岳〜別山〜大日ケ岳の大パノラマ。
素晴らし過ぎる風景にしばらく眺める。
目指す野伏ケ岳は左。
ダイレクト尾根の急斜面が真横から見える。
トレースに沿って牧場跡を歩く。
雪はザラメ雪でここまでつぼ足。
傾斜の緩やかなあたりから尾根に向けて登り始める。
すぐにダイレクト尾根に登りついた。
さらにつぼ足のキックステップで進む。
天気は快晴で風もなく暑く、汗が流れる。
今日は最高の春山日和。
山スキーヤーも気持ち良さそうに滑ってくる。
尾根が急傾斜になる直前で、アイゼンとピッケルに。
念のため持ってきたスノーシューをここでデポ。
急斜面を登り、稜線に上がると白山が現れた!
青空と真っ白な白山・・・美しい風景に見とれる。
遠くの北アルプスや乗鞍岳、御嶽山は雲がかかっている。
ここまで4人目の登山者と話をしたが、交わす言葉はみんな「最高ですねー」。
この快晴の青空に感謝感謝。
絶景を眺めながらゆっくり登り、山頂に到着。
ダイレクト尾根からは見えなかった、荒島岳や赤兎山、経ケ岳が現れる。
360度の大パノラマに感動。
とりあえず、写真を撮りまくる。
一通り写真を撮ったら、ゆっくりと昼飯。
風もなく、太陽の日差しが強く暖かい。
至福のひと時。
先月の乗鞍岳のような烈風では休憩もできない。
春山の良さを実感。
雲に隠れていた北アルプス、乗鞍岳、御嶽山も見え出す。
またまた写真を撮り、誰もいない山頂の絶景を楽しむ。
この絶景を独り占めはほんとに最高の気分。
気が付けば山頂で2時間・・・まあ〜いつものことだけど。
十分すぎるほど満喫したので下山開始。
最後に絶景を心に焼き付ける。
ザラメ雪の下りはザクッザクッと気持ちがいい。
途中でシリセードで滑り下り、スノーシューを回収。
あっという間に尾根から牧場跡に。
牧場跡から見る大パノラマは何度見ても最高。
野伏ケ岳を振り返り、大満足の山行に感謝をして林道を下り始める。
林道はショートカット目印の木の枝がやっぱり役立った。
ヘアピンカーブの回り道を最短距離で一気に下降。
途中で冷たい雪解け水をがぶ飲みし、駐車場に到着。
前夜に登山口のアプローチを間違えて一気にやる気が無くなり、登るのをやめようかとも考えたけど・・・
諦めずに登ってほんとに良かった。
こんな快晴の春山日和を逃しては絶対に後悔していたはず。
また来たいと思わせてくれた、残雪の野伏ケ岳だった。
コメント
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どうも追いかけっこをしてるみたい・・・
今季は、あと針の木、薬師、富士と考えてますが、
一緒に行きますか(笑)
行きますっ!!
・・・休みが合えばいいんですが。
日程が分かればまた教えて下さい。
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