双児山・駒津峰・甲斐駒ヶ岳・大岩山・日向山
- GPS
- 07:05
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,715m
- 下り
- 2,627m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 7:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
いつもならパートナーと協力して車をゴール地点に置いてからスタート地点に向かい、ゴールしたら置いておいた車に乗ってスタート地点に車を拾いに行く、というのがお決まりのパターンでしたが、今回はその手が使えませんので、代わりに奥さんに協力を仰ぎました。 前日にゴールの日向山登山口駐車場に奥さんの車を置きに行って、次の日早朝に伊那のバス乗り場まで自分の車で行きました。 ゴールしたら置いておいた車に乗って一旦自宅へ戻り、奥さんを乗せて伊那まで車を取りに行き、2台で帰って来ました。 今回はスタートとゴールの中間辺りに我が家がありましたので奥さんに頼みやすかったのですが、これが我が家から遠い東京寄りの山梨辺りでのワンウェイとかだとさすがに無理ですね。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
甲斐駒ヶ岳山頂直下一体は全体が花崗岩という感じで、大きな一枚岩やその表面が風化して崩れて出来た砂に覆われています。なので岩の表面は全面的にギザギザ。うっかり素肌を強めにぶつけてしまうと怪我するのは間違いないです。また砂地は滑りやすいですし、傾斜地は崩れやすいです。摩利支天から甲斐駒山頂へ、直登の踏み跡が結構あったのでチャレンジしようとしたのですが、そんな花崗岩地獄に嵌って余計に時間かかりそうでしたので、途中で諦めて正規のルートに戻りました。 甲斐駒から鋸岳方面の稜線は、文字通り鋸状です。結構鋭く切り立った岩なんかもあります。また一箇所長めの鎖場の下りがあります。 八丁尾根に入ってからも烏帽子岳近辺は鋸状が続きます。その先基本的には下り基調で走れるような路面も所々にはありますが、ハイライトは大岩山手前のピークへの登り返しです。全体を見上げる形の写真しか上げてませんが、それを見ても壁感が伝わると思います。実際に登りに入るとその過酷さがよく分かるのですが、とにかく鎖やロープの連続です。体感的には斜度45°~80°ぐらいがずっと連続している状態です。そんな状態で100m近く登ることになります。脚力はもちろんですが、ここでは腕力・握力も必要になります。太い鎖をしっかり持って腕の力で身体を引き上げるようにして登っていく必要がありますが、最後の方は腕が結構疲労でヤバかったです。 日向山が近くなると、また地質が甲斐駒山頂付近と似たような花崗岩に変わってきます。そして細かくてキツいアップダウンが増えます。この辺も転んだりぶつけたりは気をつけたいですね。 そして日向山山頂の白砂地帯が見えたら、山頂まで最後の試練の登りが待ってます。ズリズリ滑って思うように進みませんが、これに耐えたら後は下りのみ! この日は割とまだ脚に余裕がありましたので、また7時間でゴールしたいという目標がありましたので、登山口まで全力で駆け下りました。でも途中は木の根が多い所とかありますので注意しましょう。私も転倒はしなかったものの、躓いてバランスを崩すことは何度かありました。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
山梨名山シリーズ(山梨百名山・甲斐百山・甲州百山)完全制覇へ向けて残り僅か。
とは言えちょこちょこ取りこぼしがありまして、この日13年ぶりに登頂した甲斐駒もその1つ。登頂済みではあるものの、何故か前回は写真を一切撮ってなかったようで、何も残っていなかったため、標柱写真コレクションに穴が空いていました。それを埋めるのも今回の重要なミッションの1つ。ホントは黒戸尾根からタイムアタックしたい気持ちもあったのですが、今回はその他のミッションも併せてクリアしたかったのでそちらを優先させ、最短ルートの北沢峠〜八丁尾根経由の日向山登山口のコースにしました。
でも登ってみてつくずく思ったのですが、双児山と駒津峰、それに摩利支天も、裏から行って正解でした。黒戸尾根から最初に山頂へ着くと、一番したの双児山までは300m以上下るりますし、各ピーク手前ではすべて登り返しが待っていましたので、もしそのルートを選択していたら、足へのダメージは相当大きかったのではないかと思われます。
ここ最近はハードな山行が続いていましたので、脚の方も相当鍛えられてたと思われ、今回は比較的距離も短めでしたので足の疲労もそれほど大きくなかったので、最後は7時間切りを目指して日向山から全力下山したのですが、そんなに甘くはありませんでした・・・トータルタイムは7時間を5分ほど回ってしまいました・・・
摩利支天から甲斐駒ピークに向かう際、欲張って直登コースにチャレンジしたのが失敗でした。最初から正規ルートを選んでいれば10分近く早かったのではないかと思われます。まぁそれでも休憩除けば7時間は切れてますので今回はそれで良しとしたいと思います。
さぁいよいよ残すところは甲斐百山の最後の1座。ラスボス大唐松山のみとなりました!
と言いたいところなのですが、それに向けてちょっと標柱写真などを整理していて大変なことに気付いてしまいました。
1.甲州百山に選定されている滝子山は、山梨百名山などの標柱が建っている本来のピークとは少し離れた三角点のあるピーク(三角点峰)で、山行記録的には勝手にそちらも登頂扱いになっているが、ログを見れば明らかに行ってない!
2.甲斐百山選定の金ヶ岳には、相方氏と初めて一緒に山へ行った際に茅ヶ岳と一緒に回っているが、写真を撮り忘れている!
という訳で、この2つをクリアしてからでないと、例えラスボス制したとしても完全コンプとは言えません、って言うか滝子山三角点峰は完全に未踏破ですからね・・・
早々に片付けて、何とか年内コンプを目指したいと思います!
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