記録ID: 605304
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
【南八ヶ岳】赤岳 - 横岳 - 硫黄岳 赤岳鉱泉から周回ルート
2015年03月21日(土) ~
2015年03月22日(日)


体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 30:07
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 1,950m
- 下り
- 1,948m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 2:54
- 合計
- 7:24
距離 9.7km
登り 933m
下り 190m
2日目
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 3:21
- 合計
- 10:35
距離 14.9km
登り 1,031m
下り 1,751m
16:27
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳鉱泉までの林道はタイヤの跡のところが雪解けしています。 核心部は文三郎尾根しかり、最大は横岳のトラバース。 痩せ尾根を渡り、岩と氷のミックスを越えなければなりません。 雪面は晴天だったこともあり緩んでいました。 時刻は9:00~11:00、気温は-2℃と+5℃を行き来。 横岳を越えた下りから硫黄岳までは爆風(風速およそ10-15m)を受けます。 踏ん張らないと身体を持っていかれそうになります。 ストックを持ち合わせていたのでバランスをとりながら歩けました。 その辺りの(山荘前あたり)ケルンがある途中までは雪がほぼ解けきっています。 ※毎年通っている人の話では2014年はもっと雪があったと聞きました。 |
その他周辺情報 | 八ヶ岳山荘で荷物を預けました。(¥100) 駅のロッカーだと¥300~(翌日受け取りだと+300) |
写真
荷物は11kg前後でまとめます。
水はテント場と途中のやまのこ村付近に飲み水が入手できるので、この時点で持って行きません。
以前は駅で預けてましたが今回はここ八ヶ岳山荘にお任せ◎
(当日預け、翌日受け取りで¥100でした)
水はテント場と途中のやまのこ村付近に飲み水が入手できるので、この時点で持って行きません。
以前は駅で預けてましたが今回はここ八ヶ岳山荘にお任せ◎
(当日預け、翌日受け取りで¥100でした)
しかし、硫黄岳までは南側からの爆風が。体感では最大風速15メートル。身体をもっていかれるかと思いました。
山頂にいたPTにカメラをお願いされて、自分の社会の窓が空いてたことに気付く失態。
登りきったばかりの自分にさっそくお願いされるなと察知して思わず「ですよね~」と言ってしまってごめんなさい。
それくらい息が上がって余裕がなくなるほどのハイクアップでした。
山頂にいたPTにカメラをお願いされて、自分の社会の窓が空いてたことに気付く失態。
登りきったばかりの自分にさっそくお願いされるなと察知して思わず「ですよね~」と言ってしまってごめんなさい。
それくらい息が上がって余裕がなくなるほどのハイクアップでした。
装備
個人装備 |
ザック★50-80L/SPINZACK50(wht/FREELIGHT)
【行動装備】 ■ザックカバー(red/GREGORY) ■ドライバッグ(13L/EXPED) ■サコッシュ(cmfl/ateliere-bluebotlle) ■ハイカー財布(yelw/ateliere-bluebotlle) ■ナイフ(OPINEL) ■温度計(SUN) ■ヘッドライト(BLACKDIAMOND) ■バッテリー(iPhone/単4) ■応急処置セット(Deuter) ■タオル(nanotowel/SeaToSummit) ■食料 [ 4000 ?分 ] ■水2.0L(PLATYPUS) [x1.0L] ■コッヘル(Mont-bell) ■燃料(PRIMUS T250) ■バーナー(FemtoStove/PRIMUS) ■防水マッチ 1箱 【着用】 SHELL(top/bottom) □レインスーツ/-ThunderStorm-(blu/MAMMUT) MIDDLE(top) □ソフトシェルJKT/-vaporJKT-(wht/Phenix) MIDDLE(bottom) □ソフトシェルPNTS/-mantisPNTS-(blk/Phenix) BASIC(top) □ドライTシャツLS/-intense-(org/HAGLOFS) BASIC(bottom) □ドライタイツ(blk/UNIQLO) SOCKS □極厚手ソックス/14-?(gry/PAINE) BOOTS □ハイカットブーツ/-NEPAL EVO-GTX(LA SPORTIVA) 【収納】 INSULATION ○中綿JKT/-Barrier?Hood-(grn/HAGLOFS) ○フリースJKT/-SECTOR?HOOD-(blu/HAGLOFS) ○インナーグローグ(blk/caravan) EXCHANGE ○厚手ソックス(TNF) ○厚手インナー下/-OUTLAST-(Phenix) ○ダウンパンツ(blk/MOUNTAIN EQUIPMENT) ○長袖シャツ/-ASTRAL-(grnchk/HAGLOFS) ○フェルトスリッポンシューズ(blu/unknown) 【環境装備】 ★時計/ProTrek3000 (blkorg/CASIO) ★サングラス/sherpa (Julbo) ★薄手ビーニーキャップ (red/HAGLOFS) ☆ショベル/redbat (red/ExpertofJapan) ☆ストック/FIZAN (blk/FREELIGHT) [x1] ☆ピッケル/NEPAL SA+ (red/GRIVEL) [x1] ☆アイゼン/G12 (GRIVEL) ☆ヘルメット/VECTOR (BLACKDIAMOND) ☆グローブ/3FINGER KEVLAR (MILLET) ☆ゴーグル/lense:org (SWANS) ☆バラクラバ/POLAR-TEC (gry/HAGLOFS) --------【住居装備】-------- ▲ツェルト/-ロング?-(Finetrack) ▲シュラフ/FP800 #3 (Mont-bell) ▲保温カバー/-escape bivvy-(SOL) ▲テント用ソックス(Mont-bell) ▲エア枕(Mont-bell) ▲エアパッド(Mont-bell) -----[ 下山後の着替え ]----- ※茅野駅のロッカーに預ける (¥300) |
---|---|
備考 | 「ピッケルxストックでダブルピッチスタイル」 ストックは片方だけでも持っていくと急峻な登りにピッケルとダブルピッチで使って楽にバランスが取れて便利でした。自分のは伸縮式・軽量仕様です。 ※以前、白馬ではシングルピッチで登ったときに感じてこの度持参。 「ツェルト泊で大正解」 tenki.jpの予報どおり、雨が降ることもなく、気温も5℃前後を維持していて快適に過ごせました。初日から現地で低気圧が続いたこともあり、無風でした。 「グランドシートは銀面を雪面にしてフォームマットで敷く」 これは個人差があるかもしれませんが、自分では前回(12月末)より寝床が暖かく感じました。 |
感想
今回でおよそ6度目の積雪期登山(高山レベル)、
そして4度目の雪の赤岳遠征で登頂が叶いました。
もう少しで登山暦が4年目になりますが、雪山の技術はまだまだだなと。
しかし、なによりもこの山行で心強かったGW白馬主稜ルート、夏の不帰剣縦走での経験が活きたと感じました。
ソロでやるからにはハーネスなどの確保器具がなんとも心強かったです。
横岳の鎖場で大活躍です。(もちろん、テンションをかけることはありませんでした^^;)
抜けるような青空の元、ずっと待ち望んでいた雪の赤岳への登頂。
高鳴る気持ちを思い描いて、1年。登頂の喜びは格別でした。
まるで富士山への初登頂に再挑戦して、叶ったときのよう。
そして、初めての南八ヶ岳です。
赤岳の山頂って、思っていたより狭いなと思いました。
あと、頂上山荘からわたるナイフリッジがスリルありましたね。
幅30cmもない距離およそ5メートルくらいでしょうか、
途中で止まるのは怖いですね。
(落ちたら滑落停止が不可能な傾斜と状態で^^;)
コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)~行者小屋~赤岳(文三郎尾根)~横岳~硫黄岳~赤岩の頭~行者小屋~阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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