白峰三山（北岳、間ノ岳、農鳥岳）〜紅葉と絶景の縦走〜

2023年10月13日(金) ~ 2023年10月14日(土)

• GPS: 18:17
• 距離: 23.1km
• 登り: 2,538m
• 下り: 3,168m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:31
• 休憩: 1:59
• 合計: 7:30

7:34 広河原インフォメーションセンター
7:41 7:41 旧広河原山荘
8:04 8:04 白根御池分岐
8:32 8:38 第一ベンチ(1880ｍ)
8:56 8:57 第二ベンチ(2059ｍ)
9:41 10:07 白根御池小屋
11:20 11:28 草すべり分岐
11:32 11:44 小太郎尾根分岐
12:15 12:52 北岳肩ノ小屋
13:08 13:08 両俣分岐
13:31 13:57 北岳
14:21 14:24 吊尾根分岐
14:43 14:43 トラバースルート分岐
15:04 北岳山荘

2日目

• 山行: 9:19
• 休憩: 1:22
• 合計: 10:41

4:19 北岳山荘
4:59 5:00 中白根山
6:06 6:30 間ノ岳
7:36 7:39 農鳥小屋
8:34 8:39 西農鳥岳
9:11 9:26 農鳥岳
9:53 10:13 大門沢下降点
12:18 12:28 大門沢小屋
13:42 13:45 大古森沢出合
14:15 14:15 早川水系発電所取水口
14:30 14:30 森山橋
14:57 14:58 大門沢ゲート
15:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蘆安駐車場から広河原に乗合タクシー。登山バスは5:15に乗り損ね、次は10:00であったが、最初の客を運んで6:30頃に戻ってきた乗合タクシーに乗ることができた。
帰りは第一発電所（15:36）〜広河原（16:15）、広河原（16:40）〜蘆安駐車場（17:40）と登山バスを乗り継ぐ。
南アルプス温泉ロッジ白峰会館前の市営駐車場利用（無料）

コース状況／危険箇所等

広河原〜白根御池小屋
樹林帯を緩やかに登る。道は良い。紅葉が綺麗。
〜北岳肩の小屋
白峰御池小屋からの草滑りは急登だが、紅葉が綺麗で気持ちよく登れる。小太郎尾根分岐辺りから眺望が良くなり、傾斜も緩やかになる。
〜北岳
両股分岐まで急登。その後緩めの岩場の登り。
〜北岳山荘
岩場とザレの下り。足場が良くないので、気を付けて下るべし。
〜間ノ岳
中白根山まで緩やかに登る。暗闇でも道を間違えなかったので、分かりやすい道だったのだろうと思う。
再び少し下り、登り返すと間ノ岳に到着。山頂は広く、周りに遮るものがないので、天気が良ければ絶好の撮影スポット。
〜農鳥小屋
ガレた岩場を下る。ペンキの印がたくさんあるので、迷わず進める。小屋がずっと見えているが、足場が良くないので時間がかかる。
〜農鳥岳
岩場の登り返しがきつい。急登を登りきると西農鳥岳の山頂間近、緩やかに登ると西農鳥岳。山頂は狭い。
岩場を下り、少し登り返すと農鳥岳。すぐ近くに見えて意外と時間がかかる。山頂は南北に細長い。
〜大門沢下降点
見通しが良く、歩きやすい道を下る。景色が良いのでゆっくりしたくなるが、その先の下りに時間がかかるので、先を急いだほうが良い。
鐘つきの鉄骨の指導標が大門沢下降点。
〜大門沢小屋
岩と木の根のミックスした険しく長い下りが続く。段差が大きいので、気を付けて下らないと足にダメージを受ける。紅葉が綺麗なので、気を紛らわしながら下りる。
〜発電所取水口
下りの険しさがマシにはなるが、アップダウンが続き、疲れた足にこたえる。
川のようになった山道もあるので、雨が降った時は気を付けた方が良い。
〜奈良田第一発電所
よく揺れる長い吊り橋があるが、落ち着いて渡れば大丈夫。
崖崩れを迂回するための登り下りがあるが、それ以外は緩い林道歩き。

その他周辺情報

金山沢温泉が駐車場の近くにありましたが、18:30終了で時間があまりなかったので、私達は駐車場前の白峰会館で温泉と食事をしました。
温泉７５０円ロースカツ定食１２００円良心的でとてもよかったです。
朝も４時からおにぎりと豚汁など食事ができます。おいしかったです。
宿泊もできるとのことです。

写真

10/13 7:14

広河原山荘前。建て替えられてとてもきれいです。

10/13 7:28

広河原山荘の中。おしゃれな感じです。ランチメニューおいしそうでした。シャワーお風呂あり。

10/13 7:29

広河原山荘。いちど泊まりたいね。

10/13 7:34

では、スタート

10/13 7:36

お天気がよい。絶好の登山日和。

10/13 7:38

スタート地点の吊り橋

10/13 9:22

紅葉が綺麗

10/13 10:05

紅葉と蒼い空

10/13 10:05

10/13 10:07

白根御池小屋に到着。ここも新しくオシャレですごくきれいでした。

10/13 10:07

白根御池

10/13 10:07

10/13 10:08

白根御池小屋から北岳へ。ここから本格的な登り。

10/13 10:15

草すべりをどんどん登る。急登でした。調子にのってスピードあげすぎました。

10/13 10:15

草すべりから白根御池を見る。

10/13 10:33

紅葉が綺麗

10/13 10:33

紅葉と鳳凰三山

10/13 12:13

肩の小屋に到着。

10/13 12:14

これやりたかったんだよね。

10/13 12:18

甲斐駒とお父さん

10/13 12:18

北アルプスアップ！テンションあがる！

10/13 12:19

肩の小屋から甲斐駒と

10/13 12:19

肩の小屋から甲斐駒と仙丈ケ岳のセット。いいですね。

10/13 12:19

肩の小屋から中央アルプス

10/13 12:20

肩の小屋から北アルプス。こんなにハッキリみえるとは！秋ならではですね。

10/13 13:03

肩の小屋から北岳への登り

10/13 13:35

北岳頂上にて記念撮影。

10/13 13:38

甲斐駒と仙丈ケ岳をバックに記念撮影。

10/13 13:39

北岳からの富士

10/13 13:39

北岳登頂バックは鳳凰三山

10/13 13:41

北岳山頂バックは仙丈

10/13 13:43

北岳山頂

10/13 13:43

甲斐駒仙丈のセット

10/13 13:44

北岳からの北アルプス

10/13 13:45

空の感じがよいです。

10/13 13:46

北岳山頂

10/13 13:46

甲斐駒のバックに八ヶ岳

10/13 13:47

鳳凰三山

10/13 13:49

北岳山頂から鳳凰三山アップで。オベリスクが、はっきり見える。

10/13 13:50

北岳山頂から鳳凰三山全景。

10/13 13:50

北岳山頂からの富士山。

10/13 13:51

北岳山頂から。360°景色がよすぎます。どこまでも山々がたなびいてみえて続いていました。

10/13 13:51

北岳山頂

10/13 13:54

北岳山頂。なんどもこのセットを撮ってしまいました。

10/13 13:54

北岳山頂

10/13 13:55

北岳山頂。やりほ。

10/13 13:55

北岳山頂

10/13 13:58

北岳山頂。中央アルプス。

10/13 13:58

北岳山頂。北アルプス。

10/13 14:13

北岳から北岳山荘へ

10/13 14:21

北岳から北岳山荘へ

10/13 14:28

北岳から北岳山荘へ

10/13 15:09

北岳山荘に到着

10/13 16:46

北岳山荘から夕暮れの富士山

10/13 16:47

10/13 16:47

夕暮れの北岳をバックに

10/13 16:48

10/13 16:51

夕暮れの中央アルプス仙丈ヶ岳

10/13 16:51

10/13 16:52

間ノ岳のほう
小屋は、稜線の小屋なのに水は無料。お湯は500ml100円でわけてもらえました。ペットの水は600円

10/13 16:53

10/14 4:13

北岳山荘4時すぎに出発。マイナス2℃。風は5メートル予報。アルプスの稜線を真っ暗ななか出発するのは、初体験。15時30分のバスに乗らないと駐車場まで帰れないので今日は、大変な1日になりそう。がんばるぞ！

10/14 4:56

真っ暗ななか中白根岳に到着

10/14 4:57

甲府の夜景と富士山。素晴らしかったです。もうちょっと美しさが伝わるようにいい写真撮りたかったです。

10/14 4:57

日の出まえの富士山。空の色がすばらしいです。

10/14 5:26

日の出前。背後に北岳と甲斐駒ヶ岳。

10/14 5:26

日の出前。

10/14 5:49

10/14 5:49

10/14 5:49

日の出

10/14 5:49

御来光

10/14 5:49

御来光。間ノ岳は間近。

10/14 5:50

北岳から続く稜線が美しいです。

10/14 5:50

御来光。北岳

10/14 5:50

御来光。仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳。暗い中歩いてきたかいがありました。

10/14 5:51

奥に槍ヶ岳、穂高岳のシルエット。

10/14 5:52

北岳、鳳凰三山をバックに記念撮影。

10/14 6:01

美しいのひとこと。

10/14 6:01

もうすぐ間ノ岳

10/14 6:09

間ノ岳登頂

10/14 6:09

間ノ岳から富士山。

10/14 6:09

間ノ岳からの景色はすごすぎます。

10/14 6:09

間ノ岳から北岳

10/14 6:10

10/14 6:10

なんども撮ってしまう景色です。

10/14 6:11

10/14 6:12

間ノ岳から富士山

10/14 6:13

農鳥岳のほう。今から登り返します。

10/14 6:13

塩見岳

10/14 6:13

木曾駒ヶ岳

10/14 6:16

間ノ岳からの塩見岳。よい山容。

10/14 6:18

間ノ岳で記念撮影。しつこく撮ります(笑)

10/14 6:28

10/14 6:33

10/14 6:34

10/14 6:35

10/14 6:37

10/14 6:46

間ノ岳から農鳥岳への稜線

10/14 6:46

10/14 7:23

農鳥小屋に到着。

10/14 7:30

濃鳥小屋から見た間ノ岳。

10/14 7:36

オベリスク

10/14 8:21

きつい登りを登り切った。西農鳥岳はすぐ近く。

10/14 8:21

塩見岳。

10/14 8:21

恵那山

10/14 8:21

中央アルプス。

10/14 8:21

千畳敷カールの背後に御嶽山。

10/14 8:22

仙丈ヶ岳の背後に北アルプス。

10/14 8:22

間ノ岳。

10/14 8:25

西農鳥岳に登頂。

10/14 8:26

西農鳥岳から富士山。

10/14 8:27

西農鳥岳から塩見岳。

10/14 9:14

農鳥岳に登頂。

10/14 9:15

白根三山コンプリート。よく頑張った。

10/14 9:16

更に南の山。

10/14 9:16

塩見岳

10/14 9:16

恵那山

10/14 9:16

間ノ岳、北岳

10/14 9:17

北岳、鳳凰三山。奥に八ヶ岳。

10/14 9:17

八ヶ岳、鳳凰三山。

10/14 9:17

鳳凰三山。

10/14 9:17

富士山

10/14 9:18

富士山を背景に記念撮影。

10/14 9:19

南アルプスの南部。

10/14 9:20

塩見岳と紅葉がいい感じ。

10/14 9:25

10/14 9:27

10/14 9:27

10/14 9:28

10/14 9:29

10/14 9:29

10/14 9:32

10/14 9:33

10/14 9:38

10/14 9:38

10/14 9:38

10/14 9:38

10/14 9:38

10/14 9:48

10/14 9:54

大門沢下降点。予定どおり10時に到着。あとは、いっきにくだります。

10/14 9:55

10/14 9:55

10/14 10:06

ここで、稜線は終わりなので、よい景色をみながらお弁当をいただきます。

10/14 10:06

10/14 10:07

下降点には、25歳で遭難された方の慰霊として鐘がありました。

10/14 10:21

富士山は稜線で見納めかと思いきや下りも見えていました。

10/14 11:20

大門沢への下り。険しい道が長く続くが、紅葉が素晴らしい。

10/14 11:29

紅葉と富士。肉眼では美しかったのですが…

10/14 11:31

10/14 11:31

大門沢におりていっている途中も、ずっと富士山が見える

10/14 11:31

紅葉にみとれている

10/14 12:19

大門沢小屋に到着。ここからも富士山が良く見える。

10/14 14:13

大門沢小屋からの下りは長い。ずっとピンクリボンがあり安心して歩けました。しかし心が折れそう。足が半端なく痛む。

10/14 15:00

ゴール！！感動です。。。

10/14 15:00

ウソ泣きでした。ヘロヘロになりました。

撮影機器：

iPhone 14 Pro 128GB SoftBank Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 雨具 毛帽子 靴 ザック チェーンスパイク 行動食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

カズ

今年の目標の一つである剱岳登山を逃してしまい、もう一つ頑張って登山しようと白峰三山の縦走を決断しました。
2日とも天気に恵まれ、眺望と紅葉を楽しんだ最高の登山になりました。北岳、間ノ岳、農鳥岳は当然のこと、近くに甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山、塩見岳、遠くに北アルプス、中央アルプス、南アルプス南部、八ヶ岳、富士山が見えて、更に登山欲を掻き立てられました。
この時期の3000mは寒く、タイツやアウターグローブをもってきておいて良かったと思いました。ネックウォーマーも欲しかったかな。雪は積もっていなかったのでチェーンスパイクを使いませんでしたが、持参しておいた方が良さそうです。
体力的にはきついコースですが、それ以上に充実感があり、何度も行きたくなりますね。

ノリコ

白峰三山縦走景色がすばらしすぎました！テレビで紹介されており見ていましたが、想像を超えるものでした。間ノ岳からの北岳の堂々とした山容。それをバックでひきたてる甲斐駒と仙丈ケ岳。そして、美しい塩見岳をまじかで。富士山は縦走しているあいだじゅうずっと大きくそびえたっている。どこまもたなびいている山々…あげだしたらきりがないです。遠くまで眺望がよいのは秋ならではでしょうか。ずっとヤバイ景色だ！と連発していました。バスの時間があったので急いでいましたが、時間があって寒くなければ稜線でもっとゆっくりしたかったです。大門沢か奈良田で泊まるのもありなぐらいよい景色でした。自宅から行きやすいし、なんどもいきたいコースでした。とよいことばかり書き込みましたが2日目はほんとにきつかったです。
友人が1日でこのコースを歩いたのですが、自分が歩いてみてほんとにすごいことだということを実感しました。リスペクトです！今日は最近体感したことがないくらい太ももが筋肉痛です。(笑)平日で10月中旬にもかかわらずおおくの登山者がおられました。

コメント

モリシー

白蜂三山コンプリートおめでとうございます。。北岳山荘の−２℃驚きです。もう初雪が迫りそうですね。荷物も重かったでしょうし、農鳥岳の急登もお疲れさまでした。

ノリコ

TakanoriMoriさん
モリシーコメントありがとうございます！自分で言うのもおかしいですが、私にしては、ほんとに頑張ったと思います。そして、モリシーとkgetsさんはすごい！って思いました。疲れたけど山に元気をもらいました。山パワーはすごいですね。お会いするの楽しみにしています。

arumekat

素晴らしい稜線ですね！
言葉にならないくらい美しい朝焼け！
樹林帯も紅葉で良さそうだし、文句のつけどころのない100点の山行ですね！

ノリコ

arumekatさん
コメントありがとうございます！ほんとに素晴らしい稜線歩きでした。なんども写真をみてしまいます。唐松も素晴らしい景色で、剱がキレイに見えてましたね！紅葉もしていてご友人との山行は楽しかったでしょうね。晴れている秋のアルプスは遠くまで見える眺望と紅葉がとてもいいですね。貴重品みつかってほんとによかったね！