チートしつつ苗場山の山頂へ

2023年10月14日(土) [日帰り]

• GPS: 05:29
• 距離: 11.5km
• 登り: 777m
• 下り: 1,224m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:58
• 休憩: 0:54
• 合計: 5:52

距離 11.5km 登り 793m 下り 1,245m

8:06 下ノ芝
8:29 8:29 かぐら第5ロマンスリフト 終点
8:35 8:40 中ノ芝
8:52 8:52 上ノ芝
8:57 8:57 苗場山、小松原分岐
9:08 9:08 神楽ヶ峰
9:20 9:22 雷清水
10:12 10:12 苗場山
10:15 10:43 苗場山自然体験交流センター
10:48 10:48 苗場山
11:31 11:36 雷清水
11:46 11:47 神楽ヶ峰
11:55 11:55 ニセピーク
12:00 12:01 苗場山、小松原分岐
12:05 12:05 上ノ芝
12:16 12:16 中ノ芝
12:24 12:24 かぐら第5ロマンスリフト 終点
12:44 12:45 下ノ芝
13:35 13:47 和田小屋登山口
14:02 ゴール地点

天候

快晴　秋晴れ
風もなく穏やか

アクセス

利用交通機関：

自家用車

祓川登山口まで車で入れます。スキーの下山コースをたどる感じ。大型台風で橋が崩落して、数年渡れない状態でしたが、2022年から復旧していたんですね。
駐車場はゴンドラの中腹。収容台数は十分。
後払い1000円
旧レストランのトイレが使えます。

そして、土日限定で第一高速リフトが運行してくれています。しかも、登山口から第一高速リフト乗り口まで車送迎つきです。2300円。

コース状況／危険箇所等

下の芝〜上の芝の紅葉が真っ盛り。
朝早い時間は一部木道の凍結あり。

その他周辺情報

◆和田小屋　宿泊営業していますが、飲食の提供はビールとお菓子のみ。美味しいゲレンデ食を期待していると残念に感じますが、トイレと水場を開放してくれているだけでありがたい！
◆山頂ヒュッテ　トイレが男女共用の一台しかない！！これは致命的です。信じられない大行列ができていました。

写真

10/14 7:24

4:30川崎市を出発、7:20駐車場着。
ここに至るまで、みつまたゲレンデ下の下山コースを車で登ってきました。舗装されており、ガタガタは数箇所程度。快適ドライブ！
第一高速リフト運行が8時まで😱と出発後に気づいて、めちゃくちゃ焦りながら到着しました。リフトに間に合うか。

10/14 7:30

このありがたいリフトに乗りたいのです！
しかしリフト乗り場まで30分はかかりそう。8:00の運行終了には急足でギリギリ間に合うか…とジリジリしていたら、なんとリフト乗り場までバスがピストン送迎してくれるとのこと！！
ありがたくあやかります。こんな楽していいのか笑

10/14 7:47

かくして、第一高速リフトまでワープ。

10/14 7:50

2300円でチートできます。絶妙な価格設定。

10/14 7:55

今日の目玉おやつは、頂き物のたねやの栗羊羹。素材の味を楽しめる上品なお菓子ですが、山だと甘さが物足りないかも。

10/14 7:56

第一高速リフト上からかぐらメインゲレンデを撮影。
その向こうの紅葉が鮮やかで、多幸感に満ち溢れながらリフトを堪能。

10/14 7:59

幸せな時間もあとちょっとでおしまい。
ここからは自分の足で頑張ります！

10/14 8:00

第一高速リフトを降りたら5ロマ(第5ロマンスリフト)方面に向かいます

10/14 8:05

登山道に合流。日陰の木道は、ときどき凍結していました。

10/14 8:06

中尾根。うっとりするほど美しい。

10/14 8:17

登山道は5ロマ下の林間エキスパートコースの斜面と交差します。

10/14 8:35

中の芝に到着！この標高が秋真っ盛り。
バックカントリースキーでも、中の芝で開放感とワクワク感を感じますが、秋もこの広々した雰囲気は格別です。大好きな場所にいられる幸せを噛み締めます。

10/14 8:35

奥の山々のコントラストまで贅沢に見渡せます。

10/14 8:41

ゆるゆると登ります。

10/14 9:08

神楽が峰に到着しました。
カッサダムと棒沢。
ここからの道のりは未知の世界！楽しみ😊

10/14 9:10

苗場山を捉えました！ごついです。

10/14 9:10

一番奥の冠雪した山脈は、方角的に北アルプスなんでしょうか。

10/14 9:17

どんどん降ります。苗場山が近くなってきた。

10/14 9:24

途中、雷清水で水分補給。豊富に出ています。
帰りはこの地点が登り途中になるので、この水の冷たさのありがたみは倍増。

10/14 9:24

登山道までよく見えるようになってきました。体力温存してるので余裕を持って頑張れそう。

10/14 9:28

ここが紅葉の上端かな

10/14 9:47

神楽が峯を振り返って。

10/14 10:02

到着！！
頂上は平らな世界が広がっていると知っていても、圧倒されてしまいました。天国に間違って入り込んでしまったみたい。神秘的な別世界です。

10/14 10:04

池塘たち。

10/14 10:05

近くなった空が、池塘に映って。空と空の間にいるみたいに。

10/14 10:09

谷川連峰かな。谷川岳を特定できず。

10/14 10:09

広々。

10/14 10:12

山頂の標識との記念撮影行列。

10/14 10:12

並びたくなかったので、私はこの小さな秋を山頂記念に撮影しておきました。

10/14 10:14

山頂ヒュッテは宿泊者しか入れないみたい。
手拭いが可愛らしい。

10/14 10:14

こんな感じ。軽食やってる風には見えなかったので要確認だしアテにしないほうが良さそう。

10/14 10:20

ランチはアマノフーズの限定商品チキンカツカレー。山用のカレー皿がなくて、薄めのタッパーを持参。
小さなフリーズドライにお湯をかけてみると、大きなチキンカツがゴロゴロ生まれてきて感動。お味はスパイスが効いた本格派。周りの方々にもカレーについてたくさん声かけていただき、モテモテカレーでした。おすすめ。

10/14 10:37

トイレが男女共用で一台しかないそうです。ヒュッテ内は開放できないそうで外の1台を忍耐強く待つことに。ピーク時30人ほど並んでた。一人2分でも1時間待ちということになる。
私は並ぶのを諦めました。トイレ行きたくなったらどうしようかなと心配しつつ。

10/14 10:41

パノラマ写真です。空が近くて広い。
ところどころの休憩スペースで、みなさんゆっくりした時間を過ごしています。穏やかな時間が流れます。

10/14 10:50

池塘の中にも空

10/14 11:07

さて、来た道をピストンで帰ります

10/14 11:54

神楽が峰付近に乗り越えポイントがあります。
股スリ岩と名前がついていました。
積雪時のバックカントリーでも、ここはちょっと登ってシールつけたまま滑り降りた記憶があります。雪がないとこんなにもちゃんと乗り越えなきゃいけないポイントになるんかと、積雪量を想像してプチ感動してしまいました。

10/14 12:16

中の芝まで戻って来ました。
ずっとここで過ごしていたい。昼寝してる方もいて、とても羨ましかった。
冬は雪の下にこの木道やベンチが埋まってたんですね。知らずに上を通過している。

10/14 13:31

かぐらメインゲレンデ下まで戻って来ました。最後までよく晴れた秋の空。美しい一日になりました。

10/14 13:32

登山道はここから出てきます。
冬にサイドカントリー的にゲレンデ外滑走されているのが、実は登山道だったということがわかりました。

10/14 13:35

大好きな和田小屋に到着。トイレの解放がとてもありがたいです。山頂ヒュッテでトイレ大行列でしたので。
自販機でアクエリアス購入、250円。

10/14 13:47

いい季節に来られた。

10/14 13:47

蔦の赤も美しかった。

10/14 13:47

駐車場まで戻ります。スキーで降りたくなるこの斜面をヨチヨチ歩いて。

10/14 14:01

到着。良い一日でした。

10/14 15:35

おまけ。
帰りは温泉と、地元スーパー。ショッピングセンターのぐちハート店が越後湯沢での私の定番。
地産地消マークがついている野菜、お漬物、豆腐、納豆などを買って帰宅後に湯沢の余韻に浸る贅沢☺️
そして日本酒。駅よりもゆっくりじっくり選べるのでオススメ。ひやおろしが何本か残ってたので、購入。秋の終わりに堪能したいと思います。

撮影機器：

iPhone 15 Apple

感想

ririmonta

苗場山の平らな頂上についてウワサは聞いていたけれど、こんなに天国に近い世界だとは知らなかった。柔らかな秋の日差し、そよそよ通り抜ける風、静かで鏡みたいな池塘。そしてそれを彩る鮮やかで眩しい紅葉！
良い時期に良い条件が重なっただけあって、何もかも大渋滞でした。

第一高速リフトの利用というチートのおかげで体力温存と時間の余裕ができました。2300円はちょっと高いかなとも思ったんだけど、見合う以上の価値を買った気がしてる笑

スキーの時、みつまたスキー場からゴンドラとリフトを乗り継いで上っていく行程を思いながら、せっせと足を運びました。
ゲレンデコースと登山道が交差する時は思い出の中の雪の景色を重ねて味わって、季節による表情の違いを楽しみました。
下り。。なかなか着かないものだから、これはスキーを履いて滑走できたらどんなに早いだろう、スキー持ってきてくれーと何回も心の中で叫んでいました笑　そのためにはまずは雪が積もってくれないとですね。