氷ノ山（三ノ丸） 戸倉峠から白銀の県境尾根を歩く（兵庫県宍粟市・鳥取県）

2015年03月25日(水) [日帰り]

• GPS: 08:05
• 距離: 16.7km
• 登り: 968m
• 下り: 953m

コースタイム

◆所要時間　8時間　　●歩行距離　16.7Km　　▲総上昇量　800m

　09:10　新戸倉トンネル東口Ⓟ
　10:00　戸倉峠
　12:10　二ノ丸「△1182m」〜（昼食）12:40
　14:10　三ノ丸「△1464m」〜14:20
　15:05　二ノ丸「△1182m」〜15:15
　16:35　戸倉峠
　17:10　新戸倉トンネル東口Ⓟ

天候

小雪のち晴れ・一時ホワイトアウト

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●乗用車
　・中国自動車道の山崎ICから国道29号を45kmほど北上し、
　　宍粟市波賀町の新戸倉トンネル東口を目指します。
Ⓟ駐車場　
　・トンネルの東口に数台の駐車スペースがあります。
　（チェーン脱着場は落雪の危険で閉鎖中）

コース状況／危険箇所等

▲山行概要（核心部）
　・戸倉峠から20~30�僂曚苗世狄契磴鯑Г鵑如⊃⇔咾伴�然林の緩やかな
　　県境尾根を忠実に辿りますが、僅かな冬山用の目印布でコースが
　　確認できます。
　・1129mPK過ぎたあたりから坂を登り、「三ノ丸」へ方向を定めて
　　爽快な雪原をひたすら歩きます。
　・氷ノ山周辺の広大な雪原は、名物のホワイトアウトが頻発するので
　　要注意です。

写真

ルート詳細図(クリック➩元サイズ➩拡大)

3/26 8:01

小雪の舞う新戸倉トンネル横から旧道に入ります

3/25 9:33

廃道になった戸倉隧道を通過

3/26 8:03

戸倉峠の赤谷山登山口を通過

3/26 8:03

林道を辿ります

3/26 8:07

戸倉峠から西に展望が開ける

3/25 10:05

周辺の尾根も新雪で化粧直し

3/26 8:07

錆びたカーブミラーから尾根に取り付きます

3/26 8:10

林道取付きの少し手前から県境尾根に向う

3/26 8:10

爽快な広くて明るい尾根を進みます

3/26 8:12

西に大段方面を望む

3/25 11:39

堂々とした三室山を遠望

3/26 8:12

南に「一山」の山腹が輝いています

3/25 11:55

ミズナラの巨樹に出合う

3/26 8:15

天候がめまぐるしく変わり、少し吹雪く「二ノ丸」でお昼にします

3/26 8:27

巨木の原生林を進む

3/26 8:28

風雪に耐えてきた古木

3/25 13:19

緩やかな県境尾根が続きます

3/25 13:23

巨樹のオンパレード

3/26 8:31

大自然の中を進む

3/26 8:35

ようやく原生林を抜け、待望の雪原に向かう

3/26 8:37

幻想的に輝く雪原に出ました

3/26 8:39

仲間が最後の坂を頑張っています

3/26 8:40

めったに見られない「三ノ丸」の美しく輝く光景

3/26 8:44

南を振り返る

3/26 8:44

三ノ丸の手前から中央左奥に氷ノ山が見えています

3/25 14:07

雪から顔を出した三ノ丸避難小屋

3/26 12:58

三ノ丸の山頂に到着です

3/26 8:47

ガスで霞む「氷ノ山」の山頂を遠望

3/26 8:58

山頂で記念写真を撮影中に、天候が悪化してきました

3/26 8:53

ホワイトアウトした雪原を下ります

3/26 8:52

三ノ丸避難小屋が目印になります

3/25 14:24

いきなり現れた三ノ丸展望所の休憩舎を通過

3/26 8:54

往路のトレースも地吹雪で消え、慎重に方向を確認しながら下ります

3/26 8:55

高度を下げると、少し晴れてきました

3/25 15:25

キツツキの開けた穴

3/25 16:05

戸倉コース山スキー用の古い番号札「��42」がありました

8/25 9:19

■2011.08.25の縦走中に付け直した戸倉コース山スキー用の（��42）標識

3/26 8:56

ようやく長く単調な県境尾根から開放されて林道に出ました

3/25 16:33

林道の斜面も気が抜けません

3/26 12:50

急峻な戸倉峠の切り通しに溜まったデブリを急いで通過

3/26 8:57

全員無事に国道29号の駐車地へ戻ってきました♪

撮影機器：

COOLPIX S9700 NIKON

DMC-FX07 Panasonic

TG-615 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

yamaya

【感想・コメント】
　・三ノ丸のたっぷり積もった雪原では、めったにお目にかかれない
　　幻想的な白銀の光景に出合い、本当に来て良かったとつくづく
　　思った。
　・下山時にはホワイトアウトになり、登ってきたトレースも地吹雪で
　　完全に消えていましたが、GPSのお陰で難なく往路に復帰し、延々と
　　下る単調な県境尾根歩きに耐えて全員無事に下山できました。

【植生・動物】
　・上部の原生林には、ブナ・宍粟杉・ミズナラ・ミズメの巨樹が
　　点在しています。
　・植林では、大きなリスが枝から枝へ新雪を落としながら盛んに
　　移動していました。