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Yamareco

記録ID: 60580
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ハイキング
奥多摩・高尾

百蔵山・扇山【まだ冬枯れ景色】(猿橋駅→鳥沢駅)

2010年04月10日(土) [日帰り]
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kumiyan その他1人
GPS
07:06
距離
13.3km
登り
1,142m
下り
1,149m

コースタイム

9:51猿橋駅発(猿橋駅近くのコンビニで買い出し10分)-10:50百蔵山登山口(山道の始点)-11:33百蔵山山頂手前、急登前の尾根(平坦になっている場所)-11:53百蔵山山頂到着(休憩)12:40出発-13:09宮谷分岐-14:17大久保山山頂(5分休憩)-14:28大久保のコル-14:37扇山山頂到着(休憩)15:02出発-15:07大久保のコル(途中の水場で水を頂く。2分)-15:50梨の木平(梨の木平ベンチで休憩10分)-(鳥沢駅前の和菓子屋で買い物10分)-16:57鳥沢駅
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年04月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
●ルートづくりで参考にした情報:山と渓谷社「新・分県登山ガイド 山梨県の山 寡澗∋海糧考」、昭文社「山と高原地図 高尾・陣馬」に付属の小冊子「扇山」の項

●ルート
・猿橋駅→百蔵山→扇山→鳥沢駅のルートとしたが、逆ルートの方が大久保山の登り返しも百蔵山山頂直下の急登もないので、楽だと思う。(梨の木平の標高も、百蔵山登山口の標高より50mほど高いのではないだろうか)

・但し扇山→百蔵山のルートを使う場合、百蔵山からの下山時に百蔵浄水場方面に下山するには山頂直下の急斜面を下りなければならず、注意を要する。百蔵からの下山時、百蔵浄水場への下山路ではなく、山の神方面の下山路を選択すればより楽で安全。

・このコースは登山口の百蔵山浄水場までが長い舗装路で、夏場はとても暑いことだろう。登山口までのバス便がとても少ないらしく(富士急山梨バス。土日のみの便でAM9時に猿橋駅発)、新宿から四方津までホリデー快速河口湖(AM8:14新宿発)に乗って行きたかったので、猿橋発のバスはあきらめ登山口まで無理やり歩いた。

・下山口の梨の木平から鳥沢駅までのバス便も少なかったため歩いたが、こちらの道は舗装路でも割と散策を楽しめそうな箇所もあった。歩いている時は気付かなかったが、梨の木平から大久保集落まで山道の近道もあったので、そちらを歩いてもよいかもしれない。

●危険個所
今回、積雪皆無で雪による危険個所無し。百蔵山山頂直下の急登。ロープがあるがゆるんでおり、余りあてにならない。落ち葉で足元が滑りやすい。この箇所は下りの方が危険かもしれない。

●分かりづらい場所:特になし。

●混雑度
・百蔵山・扇山の山頂が時間によっては混雑するようだ。但し扇山山頂の方は、到着時刻が14時半を過ぎていたので空いていた。また、百蔵山山頂も混んでいたが、混み過ぎて座れないほどではなかった。

・登山ルート、下山ルート、ともに人には殆どあっていない(私たちの歩いた時刻が遅すぎたためかもしれない)百蔵山ー扇山間は私たちと逆方向から来る人に大勢会った。

・行き、帰りともに電車がとても混雑していた。行きは「ホリデー快速河口湖」
新宿駅8時14分発だったが、千葉から出ている列車のため、自由席確保に大変だった(指定席は売り切れ)。帰りは鳥沢から大月まで出て「ホリデー快速びゅうやまなし」(大月駅17時40分発)に乗ったが、自由席は大月駅の時点で満席のため、奮発してグリーン車にした。(グリーンは座れた)
帰りは大月から特急でも良かったが、特急「かいじ」「あずさ」はちょうど良い時刻に来るものがなく、横浜方面に向かう「はまかいじ」しかなかったため、新宿に向かいたい私たちは特急ではなくホリデー快速に乗った。

・余談だが、この日、帰りの「ホリデー快速びゅうやまなし」から見えた上野原駅はハイカーで大混雑していた(三頭山帰りのハイカー?)。

●展望/景観
・百蔵山山頂・扇山山頂

※どちらも「大月市 秀麗富嶽十二景」に選ばれている山で、富士山の展望が得られるそうだが、今回、富士山を見ることはできなかった。

・どちらの山も4月後半か5月くらいの方が広葉樹林帯の中、花々も楽しめると思う(今回は冬枯れの様相)。扇山から梨の木平に下山途中、つつじの名所への分岐標識を見つけた。つつじの名所は登山道から歩いて10分の所にあるそうだ。

●トイレ:猿橋駅、百蔵山浄水場付近、梨の木平、鳥沢駅

●水・食べ物の調達:猿橋駅そば、鳥沢駅前にそれぞれコンビニがある。

●休憩場所
・百蔵山、扇山ともにベンチは丸太式のものばかりだったが、数は多かった。大久保山山頂にも丸太のベンチ?が1つか2つだけあった。

・扇山下山に使った、「大久保のコル」から梨の木平に向かうルートで丸太形式ではない普通のベンチをちらほら見かけた。テーブルはなし。(ツツジ名所の標識そば、梨の木平に向かう途中の水場、その他)特に水場ではおいしい天然水が頂ける。

・梨の木平に沢山のベンチあり。あずまやも1つありテーブルもあったが、あずまや内のベンチ・テーブルは汚れていたため、あずまや外のベンチを使った。

●最寄駅情報
・猿橋駅前には食事できそうな店は殆どなかったように思う(が、気づかなかっただけかもしれない)。

・猿橋の名勝、駅から徒歩20分の奇矯「猿橋」は桂川に架かる橋で、橋桁を使っていない木造の橋だ。高さは30mほどあり、やや丸みを帯びた形状で欄干も低め。高所恐怖症には堪らない恐怖の橋だ。(2009年に渡ったが今回は寄っていない)名勝「猿橋」には広い駐車場と「忠治そば」という有名な蕎麦屋があり、おいしい蕎麦を楽しめる。

・鳥沢駅。駅近くにラーメン屋などがあったが営業しているか不明。また、駅前には和菓子屋があり、「鳥沢銘菓 木喰まんじゅう」が麦こがしが入っていて香ばしくおいしかった。この店では日保ちする菓子を他にも売っているようだ。

●日帰り温泉:百蔵山・扇山付近では見当たらないようだった。

●その他:この地域には百太郎伝説があるらしい。旧甲州街道(甲州道中)の宿場として犬目宿、鳥沢宿、猿橋宿があり、今もそれぞれの地名は残っている(鳥沢、猿橋は駅名にもなっている)。百蔵山は桃にかけ、九鬼山は「鬼が島」の鬼、ともとれる。
桂川を渡る。
この橋の手前にコンビニがある。今回のコース、終点の鳥沢駅に着くまでの間にある、最後のコンビニ。
ハイキング開始後すぐにコンビニがあるのは本当にありがたい。
2010年04月10日 10:01撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 10:01
桂川を渡る。
この橋の手前にコンビニがある。今回のコース、終点の鳥沢駅に着くまでの間にある、最後のコンビニ。
ハイキング開始後すぐにコンビニがあるのは本当にありがたい。
桂川の景観。
1つ前の写真にあった標識を見てもらえれば分かる通り、この川は相模川でもある。

甲州道中歩きで相州4宿(小原宿、与瀬宿、関野宿)と、鳥沢宿・猿橋宿・大月宿を歩いた時は、桂川沿いに歩いたことを思い出す。
2010年04月10日 10:02撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 10:02
桂川の景観。
1つ前の写真にあった標識を見てもらえれば分かる通り、この川は相模川でもある。

甲州道中歩きで相州4宿(小原宿、与瀬宿、関野宿)と、鳥沢宿・猿橋宿・大月宿を歩いた時は、桂川沿いに歩いたことを思い出す。
この日向かう百蔵山の山容。
2010年04月10日 10:06撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 10:06
この日向かう百蔵山の山容。
左手に岩殿山も見える。大月方面から見える形とはまた違った形だ。
2010年04月10日 10:08撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 10:08
左手に岩殿山も見える。大月方面から見える形とはまた違った形だ。
春日宮という神社や市営グラウンドの前を歩き暫くすると山小屋風のレストランがあった。
下山時であれば寄りたいところだが、これから山に向かうため素通り。

店の前に百蔵山への標識がある。尚、この写真右手手前の場所に「百蔵山登山口」BSがあった。
2010年04月10日 10:31撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 10:31
春日宮という神社や市営グラウンドの前を歩き暫くすると山小屋風のレストランがあった。
下山時であれば寄りたいところだが、これから山に向かうため素通り。

店の前に百蔵山への標識がある。尚、この写真右手手前の場所に「百蔵山登山口」BSがあった。
ここまでずっと坂道だったが、更に傾斜のきつめの坂道が続く。
2010年04月10日 10:34撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 10:34
ここまでずっと坂道だったが、更に傾斜のきつめの坂道が続く。
どちらも「百蔵山」標識となっているが、左手の道は百蔵浄水場に向かわず「山の神」経由で百蔵山に向かう道だ。

今回は百蔵浄水場経由で登り、山頂直前にある急登を試すのも目的のひとつなので、道なりにまっすぐ進む。
2010年04月10日 10:37撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 10:37
どちらも「百蔵山」標識となっているが、左手の道は百蔵浄水場に向かわず「山の神」経由で百蔵山に向かう道だ。

今回は百蔵浄水場経由で登り、山頂直前にある急登を試すのも目的のひとつなので、道なりにまっすぐ進む。
目の前に見える山、百蔵山にこれから登るのだが、登山口の手前にある筈の百蔵浄水場にはまだ着かない。
左手に見えるのは桃畑でも公園でもなく、手作りゴルフ場。地元の住民と思われる人が数人でゴルフを楽しんでいた。
2010年04月10日 10:41撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 10:41
目の前に見える山、百蔵山にこれから登るのだが、登山口の手前にある筈の百蔵浄水場にはまだ着かない。
左手に見えるのは桃畑でも公園でもなく、手作りゴルフ場。地元の住民と思われる人が数人でゴルフを楽しんでいた。
百蔵山登山口公衆トイレ。
見た目が綺麗。寄っていないので中がどうかはわからない。
2010年04月10日 10:42撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 10:42
百蔵山登山口公衆トイレ。
見た目が綺麗。寄っていないので中がどうかはわからない。
漸く百蔵浄水場に着くが、ここからまだ少し歩かないと、登山口に着かない。
桜が綺麗だった。
2010年04月10日 10:43撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 10:43
漸く百蔵浄水場に着くが、ここからまだ少し歩かないと、登山口に着かない。
桜が綺麗だった。
トンネルを抜けて少し歩くと登山口、山道の始まり。
単独男性ハイカーがここでゆっくりと食糧補給していたが、特に展望もベンチも無くそれほど広い場所ではないので、我々は休憩せずに先を行く。
後で考えるとこれが判断ミスだったことに気づくのだが・・。
2010年04月10日 10:50撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 10:50
トンネルを抜けて少し歩くと登山口、山道の始まり。
単独男性ハイカーがここでゆっくりと食糧補給していたが、特に展望もベンチも無くそれほど広い場所ではないので、我々は休憩せずに先を行く。
後で考えるとこれが判断ミスだったことに気づくのだが・・。
道幅が更に狭くなり、土くれの1本道を歩く感じになる。傾斜はなだらかだが単調な景色だしベンチもないので余り面白くない。
いつ広い場所に着くかと期待していたが、「百蔵山山頂」標識に出会うまではずっとこの様相。
2010年04月10日 11:18撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 11:18
道幅が更に狭くなり、土くれの1本道を歩く感じになる。傾斜はなだらかだが単調な景色だしベンチもないので余り面白くない。
いつ広い場所に着くかと期待していたが、「百蔵山山頂」標識に出会うまではずっとこの様相。
景色が単調で飽き飽きしていると、突然、扇山が目前に迫る。
百蔵登頂のあとに登る時間があるのか、心配になる。
2010年04月10日 11:22撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 11:22
景色が単調で飽き飽きしていると、突然、扇山が目前に迫る。
百蔵登頂のあとに登る時間があるのか、心配になる。
「百蔵山山頂」標識からすぐに、山頂直下と思われる広めの場所に着く。
広めといっても、それまで歩いてきた道と比べて広めなだけでそうは広くない。下山する人の往来も激しく、ベンチもなく、落ち着かない。

猿橋駅そばのコンビニで休憩してから1度も休んでいないが、ここは山頂まで登ってしまおうと急傾斜にチャレンジ。
2010年04月10日 11:33撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 11:33
「百蔵山山頂」標識からすぐに、山頂直下と思われる広めの場所に着く。
広めといっても、それまで歩いてきた道と比べて広めなだけでそうは広くない。下山する人の往来も激しく、ベンチもなく、落ち着かない。

猿橋駅そばのコンビニで休憩してから1度も休んでいないが、ここは山頂まで登ってしまおうと急傾斜にチャレンジ。
登山地図で「急坂注意」と記載のある箇所。
実はこの時点では急坂といってもたかが知れているとなめていたのだが、案外、落ち葉で足が滑り、神経を使う場所だった。
2010年04月10日 11:33撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 11:33
登山地図で「急坂注意」と記載のある箇所。
実はこの時点では急坂といってもたかが知れているとなめていたのだが、案外、落ち葉で足が滑り、神経を使う場所だった。
急傾斜途中からロープも登場する。
2010年04月10日 11:41撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 11:41
急傾斜途中からロープも登場する。
急傾斜途中、振り返って撮った写真。この写真では急な感じが全く伝えきれていないのが残念だ。
2010年04月10日 11:42撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 11:42
急傾斜途中、振り返って撮った写真。この写真では急な感じが全く伝えきれていないのが残念だ。
急傾斜を登ってわずかに尾根道を歩けば、百蔵山山頂。
にぎやかな場所だ。
2010年04月10日 11:53撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 11:53
急傾斜を登ってわずかに尾根道を歩けば、百蔵山山頂。
にぎやかな場所だ。
富士山の展望は今回期待していなかったが、またいつか、今度は富士を見に来ようかな。
2010年04月10日 11:53撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 11:53
富士山の展望は今回期待していなかったが、またいつか、今度は富士を見に来ようかな。
標高は1003m。
縦に細長い山頂で、結構広い。
2010年04月10日 12:07撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 12:07
標高は1003m。
縦に細長い山頂で、結構広い。
展望はこんな感じ。
2010年04月10日 12:23撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 12:23
展望はこんな感じ。
大月市街だと思う。
2010年04月10日 12:31撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 12:31
大月市街だと思う。
樅?の樹林帯。
「山と高原」地図には「桧の植林帯」とあったが、桧ではなくて樅なのではなかろうか。
いずれにせよ杉の植林帯より歩いていて気持ちの良い尾根道。
2010年04月10日 13:04撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 13:04
樅?の樹林帯。
「山と高原」地図には「桧の植林帯」とあったが、桧ではなくて樅なのではなかろうか。
いずれにせよ杉の植林帯より歩いていて気持ちの良い尾根道。
宮谷分岐。ここで時刻は13時9分。
当初のスケジュールを9分過ぎているだけなので、エスケープせず扇山まで進むことにする。
2010年04月10日 13:09撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 13:09
宮谷分岐。ここで時刻は13時9分。
当初のスケジュールを9分過ぎているだけなので、エスケープせず扇山まで進むことにする。
鋭角に見える、百蔵山。地図を見て、百蔵山と扇山の中間地点にいることを改めて確認。
2010年04月10日 13:20撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 13:20
鋭角に見える、百蔵山。地図を見て、百蔵山と扇山の中間地点にいることを改めて確認。
ここが地図にあった「カンバの頭」なのだろうか。正規登山道に沿ってコタラ山を巻いた以外はどこも巻いていないので、歩いた道で「カンバの頭」っぽい場所は他に思い付かない。

そしてここから大久保山(扇山手前にある山)に向けたきつい登りの始まりだった。
2010年04月10日 13:36撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 13:36
ここが地図にあった「カンバの頭」なのだろうか。正規登山道に沿ってコタラ山を巻いた以外はどこも巻いていないので、歩いた道で「カンバの頭」っぽい場所は他に思い付かない。

そしてここから大久保山(扇山手前にある山)に向けたきつい登りの始まりだった。
この辺りで地図を見ると、大久保山に登るには300mの登り返しがあった。しかも結構急だ。
2010年04月10日 13:45撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 13:45
この辺りで地図を見ると、大久保山に登るには300mの登り返しがあった。しかも結構急だ。
大久保山に登る途中見えた、権現山の尾根。権現山のピークはどこだろう。
あの尾根もいつか歩いてみたい。
2010年04月10日 13:46撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 13:46
大久保山に登る途中見えた、権現山の尾根。権現山のピークはどこだろう。
あの尾根もいつか歩いてみたい。
百蔵山が眼下に見える。既に標高は百蔵より高
い位置にいる。
2010年04月10日 13:52撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 13:52
百蔵山が眼下に見える。既に標高は百蔵より高
い位置にいる。
大久保山山頂(標高1109m)に到着。
時刻は14時17分。
13時36分に大久保山の登り坂に取り付き、苦しんだのは40分程度だったのだが、きつかった。
2010年04月10日 14:17撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 14:17
大久保山山頂(標高1109m)に到着。
時刻は14時17分。
13時36分に大久保山の登り坂に取り付き、苦しんだのは40分程度だったのだが、きつかった。
大久保山山頂。
真向かいに扇山が見える。
2010年04月10日 14:27撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 14:27
大久保山山頂。
真向かいに扇山が見える。
大久保山を少し下ると、そこは「大久保のコル」(鳥沢駅分岐)。
ハイク前日の下調べではうかつにも大久保山の存在に気付かず、「大久保のコル」は百蔵山と扇山との鞍部かと勝手に思っていたが、大久保山と扇山との鞍部だった。
2010年04月10日 14:28撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 14:28
大久保山を少し下ると、そこは「大久保のコル」(鳥沢駅分岐)。
ハイク前日の下調べではうかつにも大久保山の存在に気付かず、「大久保のコル」は百蔵山と扇山との鞍部かと勝手に思っていたが、大久保山と扇山との鞍部だった。
扇山山頂(1138m)。
我々と入れ違いで集団が下山したため、扇山山頂にはもう1組いただけ。

この山頂も一般のベンチはなく、丸太式のベンチのみ。山頂はなだらかだが百蔵山よりずっと狭い。
2010年04月10日 14:37撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 14:37
扇山山頂(1138m)。
我々と入れ違いで集団が下山したため、扇山山頂にはもう1組いただけ。

この山頂も一般のベンチはなく、丸太式のベンチのみ。山頂はなだらかだが百蔵山よりずっと狭い。
ここも富士景観が得られるが、時刻・天気の都合から本日は全く望めず。
2010年04月10日 14:37撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 14:37
ここも富士景観が得られるが、時刻・天気の都合から本日は全く望めず。
扇山山頂からの展望。
四方津方面に大野貯水池が見える。
2010年04月10日 14:38撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 14:38
扇山山頂からの展望。
四方津方面に大野貯水池が見える。
百蔵山山頂よりは眺望がよいと感じた。
2010年04月10日 14:38撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 14:38
百蔵山山頂よりは眺望がよいと感じた。
梨の木平に下る途中の植林帯。
道は下山開始からずっと歩きやすいみち。
2010年04月10日 15:13撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 15:13
梨の木平に下る途中の植林帯。
道は下山開始からずっと歩きやすいみち。
梨の木平にはベンチも多い。あずまや、登山ポスト、トイレもある。
2010年04月10日 15:58撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 15:58
梨の木平にはベンチも多い。あずまや、登山ポスト、トイレもある。
梨の木平から鳥沢駅に向かう道。
2010年04月10日 16:15撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 16:15
梨の木平から鳥沢駅に向かう道。
鳥沢駅。駅構内にトイレ、駅に到着する手前にコンビニがあるが、電車の本数が少ないのでトイレもコンビニも寄らず、大月行きの電車に飛び乗った。
2010年04月10日 16:57撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/10 16:57
鳥沢駅。駅構内にトイレ、駅に到着する手前にコンビニがあるが、電車の本数が少ないのでトイレもコンビニも寄らず、大月行きの電車に飛び乗った。
撮影機器:

感想

●概要
百蔵山、扇山どちらも山梨百名山に選ばれている山だ。加えて百蔵山は「花の百名山」の1座だと思っていたが、花を楽しむにはまだ時期が早かったようで残念。

百蔵山の急登については2009年秋に奥多摩の馬頭刈尾根に登った時以来の急登だったかもしれない。

個人的に一番きつかったのが百蔵山から扇山への縦走途中にあった、大久保山の登り。急な登り返し300mは結構足にこたえた。

はっきりいって百蔵山と扇山をなめていた。ひどくばてることは無かったがこんなことではこれから先の山行が思いやられる。


●詳細
今年に入って長時間山道を歩いていないので、大岳山鋸尾根にチャレンジする前の山行として都心から手頃な場所にあり、以前から気になっていた百蔵山・扇山を選択。

扇山のふもとの犬目には2008年暮れに甲州道中歩きで行っており、犬目の野菜直売所も兼ねた休憩所で売っているおいしいジャムをまた買いたい、という目的もあったのだが、結局時間の都合上、犬目には下りずに梨の木平に下山。

ジャム購入は無理だったが、百蔵山直下の急登や大久保山への登り返しは良い経験になった。

今回、郡内(山梨県東部)の山、というより、山梨県の山に生まれて初めて登ったのだが、桂川沿いの山のアクセスの良さは勿論のこと、それ以上の良さがあった。(因みに甲州道中のおまけで大月の岩殿山に登ったこともあるが、ただの整備された遊歩道を使った山頂往復だったので登山として数えていない)

南面から登る道の明るさ。遠くに深遠な山々が更に連なる景観。奥多摩や高尾と比較してそれほど山が混雑し過ぎていないこと。もっと何度も登れば、更に良さを実感できると思う。

また、甲州道中歩きで犬目や恋塚に行った時は、いつ熊が出てくるかと(登山していないのに)怯えきっていたのが嘘のように、熊恐怖症が薄れていて、自分の成長を実感できた。

最後に、大久保山登山途中、権現山に連なる長尾根を見たのだが、あの尾根は気になる。調べたところアクセスが悪そうだが、いつかは行ってみようと思う。

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コメント

ゲスト
こんにちは!お疲れ様でした!
この今回の歩いた標高差の道を歩ければ全く塔ノ岳とか問題ないですよ!
鎖場は誰が落ちたとか本と聞きませんし、大丈夫ですよ!
頑張って下さいね!

ところでストックはわたしは2本使っています。
4本足の動物のイメージで登っていく感じです。
足の負担は減ってトレーニングにならないかも知れませんが、
その分上半身の訓練にもなりますし、
わたしは2本がどちらかと言うとお勧めです。

また塔ノに行く馬鹿尾根ですが。。。。良い所も
有るんですよ!
後ろを振り向くと天気よければ、島まで見えるはずです。
疲れたら後ろを振り返ってその風景にしたって下さいね!

ではでは!
2010/4/12 8:25
情報ありがとうございます
塔ノ岳情報などありがとうございます。
ところでストックは今回使いませんでした。リュックから取り出すのがめんどくさくて。丹沢なんかと比べて簡単な山(?)なので使っている人も見ませんでしたし。

・・・ちょい疲れ気味ですので、それではこれにて。
2010/4/12 17:53
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
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体力レベル
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