大棚入山・リベンジ
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- GPS
- 10:27
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,453m
コースタイム
- 山行
- 9:44
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 10:28
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口−水沢山 水沢山へは登山口があるらしいですが今回は尾根末端から登りました 雪が溶けた尾根筋では道らしいところが出ていたので、登山道があると思われます 水沢山−大棚入山 (多分)登山道はないと思われます 登りは尾根をつめるだけですが、下りは要注意。 テープもほとんどの分岐尾根に付いているので目指す方向とは限りません 山頂も気持ち良い場所ですが手前の2360mピークは素晴らしい絶景の峰です |
写真
感想
二週間前にyama-tekeさん、nucchiさんと山頂を目指したものの、厳しいラッセルに登頂かなわず、リターンした大棚入山。
昨年からこのピークに立ちたいとずっと思い続けていた憧れの峰です
3月中は休みが取れないので、雪期の登頂はもう諦めていたのですが、思ったより仕事が早く進み、なんとかやりくりして28日の休みをゲット!
どこに行こう!?・・・と考えるまでもなく大棚入山リベンジを決めました
yama-tekeさん、nucchiさんに声を掛けたけど、お二人ともNGだったので今回はソロで挑戦になります
前回より雪が溶けて広い場所へ駐車。この辺りの高度は1100m位。辺りの雪は固く締まっている。
なんとなく・・・今日の登頂を確信しました
準備を終えて尾根末端へ取り付きます。前回も1400m辺りまでは雪が締まっててツボ足でいけたのですが、更に固くなってるので1250m辺りからアイゼンを装着します。
前回ラッセルに苦労した急登も今回は楽勝?それでもこの急登をよくまぁラッセルして・・・と自分達の事ながら感心したり呆れたり(笑)
水沢山へ8:05着。水平移動距離では大棚入山まで半分位なのですが、高低差1280m位のうち900m登ったことになります。高曇りなので眺望はまずまず♪御嶽山や乗鞍が大きく見えますが、先を急ぐので早々に出発。
2143Pから先は未知のルート。大棚入山までは倒木が多く苦労するとの情報がありましたが、今年も積雪が多いらしく倒木はあまり気になりません。
それでも倒木脇のホールにハマるとけっこう苦労して足を抜かないといけないのでワカンは付けずツボ足のまま歩きます。
2250mから少しのあいだ多重尾根。少し広い凹地みたいになっていて右側尾根にはデブリの跡も。もう雪は締っているので右尾根の急坂を上がります。
やせ気味の尾根は岩まじりの急登になり、中央アルプスの眺めが良い岩峰テラスも何カ所か・・・とても楽しめるルートになってきました
2320pから先は中ア主稜線の北端部。少し足早になってルートを南に振ると・・・左側が切れ落ちた美しくて厳しい雪庇の稜線。ワクワクしてきます・・・!
ストックをピッケルに変え、右側の樹林帯にルートを取ります。ザックに差したストックが樹林に引っ掛りるので途中でデポ。(以前ストックを無くしたことがあるので)
眺めが良い各ピークで雪庇に気を付けながら眺望を楽しみます。
先ほどから天気も段々と良くなり、歩を進める毎に素晴らしい眺望。これほどとは思っていなかった!足がなかなか進みません。
特に絶景の2360mピーク。ほわわ〜っ♪と写真を撮るのも忘れていたら「ザッ・・ザッ・・・」と足音!?ソロの男性が歩いてきました。
まさかこの山で人に会うと思ってなかったので、びっくり&緊張!?ぎこちなく手を上げて挨拶した後、少し迷ったけどお先に山頂へ向かいます
大棚入山は少しなだらかな感じの山頂。やっと来れた感動に浸ります
眺めもそこそこ良いですが、やはり2360mピークにはかないません。ランチはそこにしようとリターン。
すれ違ったソロ男性とご挨拶。やはり大棚入山までという事でした
ザックまで戻り再度2360mピークへ登り返します。通常より1mは高いので樹木も眺望の邪魔にならなりません。
新潟県の長岡からわざわざここへ来たというソロ男性もここでランチだったので、少しおしゃべり。
新潟の山は登りつくしたので長野・山梨方面へ足を伸ばしていて、大体毎週山へ行っているという山男さんですが、八ヶ岳とかもまだ未踏の山があると言うのにこんなマイナーな山へ来るなんて・・・何となく同類・・・?(笑)
遠くの山の同定をして頂いたり、山の話をしたり暖かいピークでのんびりしましたが風も出てきたのでお先に失礼して下山開始。
水沢山で空と山を見上げながら最後のおにぎりをはむはむ食べ、春ヤマの暖かい幸せな時間。
帰路は踏み抜きに苦労しながも、携帯式そり(肥料袋☆)で滑ったりしながら下りました。
下山後はお気に入りの「大芝の湯」でのんびりと♪
露天風呂(ジェット露天風呂も最高♪)で風にそよぐ木々や空を見上げながら、ほわわ〜んんと風に吹かれているといつまでも浸っていられます☆
温泉はきもちいいけど、履きなれているはずの冬靴での靴擦れがヒリヒリしました。登攀の足遣いがもう雪山ではなかったという事なのでしょうね。
これから新しい季節への区切りの山が、こんなに素晴らしい山であったことに感謝の気持ちでいっぱいです。また幾度も再訪したい山でした。
コメント
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おはようございます。
さっそく,再挑戦,見事登頂おめでとうございます。
静かな,良い感じの山ですね
夏は,ヤブですか?
こんばんわtotokさん
本当に良い山でした
夏はどうなんでしょう・・・?笹薮とかはそんなにないみたいですが
倒木が折り重なるように尾根を塞いでいるという事です。
ルートさえロスしなかったら踏み跡はありそうでした
さすが kokuzooさん、 すぐにリベンジ お疲れさんでした。 雪が締まっていて また 天気も良く 良かったですね。 でも山頂前は メッチャ険しそうじゃないですか
そんなに眺めが良いと思っていなかったので、嬉しい驚きでした
山頂手前は見た瞬間「ヤバッ
二週間前に行ってたとしたら・・・更にヤバかったかもしれないですね
景色もですし、何よりもその足取りが
前回もkokuzooさんのソロだったら,行けていたではないか?
でも再度行ったから、好天で良かったーーということにしておこう
今回は雪のコンディションが良かったので行けたと思います
あのラッセルを一人で・・・!?無理ですよ〜
2360ピークの眺望を楽しみながらyamaさん、nucchiさんならあのあたりの稜線を見ながらなんて話したかな〜と想像してました
あらら
でもちょっと面白いからこのままにしておきますネ(すみません
誰ですか?
おめでとうございます
いやいや、ほんと前回は申し訳なかったです
今回は都合が付きませんでしたが、もし行ってたらまた「途中で待ってますから・・」
となっていたことでしょう
よーし!ヤブ期に・・・行けるかなぁ
最近(っていうか前から)タイプミス多いんです
仕事しててイラッ
万が一「途中で待ってますから・・」になった時はやっぱり引き返します
それがパーティかと思うので・・・
私がそうなった時はごめんなさい。一緒に引き返してくださいネ
あ・・・でも山頂手前1mの場合は例外ですからね
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