くじゅう連山
- GPS
- 19:47
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 3,421m
- 下り
- 3,172m
コースタイム
- 山行
- 1:23
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:24
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 9:32
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:20
天候 | 1日目〜2日目午前;曇りと強風 2日目午後〜3日目;快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
立中山〜立中別れの区間は、道が細く、低い樹木を潜り抜ける必要があり、ストレスを感じました 特に枯沢から大船山への登りへ取り付く箇所は、分かりにくかったです |
写真
装備
個人装備 |
ザック(Exped;Lightning45L)
靴(スカルパ)
サブザック(サロモン12L)
キャップ
長袖シャツ(冬用)
長パンツ
コンプレッションタイツ
靴下
雨具
ゲイター
グローブ
ストック
タオル×2
飲料(麦茶650mm/アクエリアス900mm/折り畳み水筒1.5L)
行動食(薄皮パン×2/トレイルミックス/SOYJOY)
昼食(カップラ_リフィル×2)
朝•夕食(尾西×4/金のハンバーグ/無印カレー)
酒とつまみ(焼酎900mm/燻製ほや/鮭とば)
チタンカップ(600mm&350mm)
バ-ナー
OD缶
スタンドコジー
箸・スプーン
着替え(長タイツ/肌着(冬用)/パンツ×2/靴下/メリノウール長袖/カーディガン/ダウンジャケット•パンツ/ネックウォーマー)
テント(ヘリテイジ_HiRevo)
シユラフ
スリーピングマット
枕
サンダル
AppleWatch
iPhone
GoPro_HERO9
モバイルバッテリー17
500Ah
ヘッドランプ
予備眼鏡
サングラス
マスク
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感想
テデスキトラックスバンドが来日すると言うので、見に行きたいなぁと思い、いろいろ考えていました
ちょうど満50歳を迎えるので、休暇を3日貰えるらしい
これを絡めて、名古屋公演に参戦だ
さて、どうやって名古屋に向かったものか⁉︎
どうも山形から安く飛行機が飛んでいるらしい 往復18,000円だって 新幹線より安いぞ
何だか、ちょうど名古屋から熊本にも飛んでいるらしい 往復20,000円だって 安いぞ
と言うので、ライブを見るついでにくじゅうと阿蘇の山々を歩いてきました
まずはくじゅう連山
熊本に着いたのが、14時過ぎ
早速レンタカーで長者原へ
着いたのは16時過ぎでしたが、翌朝から回るだけ回りたいので、坊ガツルへ
法華院山荘のテント場が空いていたので、18時過ぎに受付
辺りは暗くなっていましたが、風もなかったので難儀もせずテントを張って時間は午後7時前、法華院山荘には温泉があるので、早速入浴に向かいます。温泉まで1分、この日は冷えたので、この近さはだいぶありがたかったです。楽しみにしていた温泉の方は、結構ぬるめ。ゆっくり入ることができます。
お風呂から上がって、そのまま談話室で夕食。談話室はシンクもあって、水が汲めるのでありがたい。コップの底に鉄分のようなものが残りますが、飲用可となっているので、問題ないのでしょう。この日のおかずは、ハンバーグ。最近は、もっぱらこれ。山で食べるハンバーグはやたらうまい。翌朝、就寝中は風もあって、冷えたので、暗いうちに起きてしまい、さっさと談話室で朝食。テントに戻ると夜は明けていましたが、山頂付近はガス。予報では見通しが良くなるとのことなので、期待をして6時に出発。
まずは、鉾立峠を経由して立中山へ。途中、西側を見ると、時折白口岳の山肌が朝日に照らされて黄金色に輝いていました。続いて、大船山へ向かいましたが、このルートはあまり通る人がいないのか、道が細く、所々低木で道を塞いでいて、服や帽子が引っかかるうえに、足下も黒土で滑りやすく、結構難儀しました。(実際、帽子が枝に引っかかり、少し破けてしまいました)。
40分ほど格闘して、ようやく大船山へのメインルートに合流。ここからは、道幅も広く、快適に歩くことができました。が、相変わらずのガスで、景色がよく分からない。おまけに風もかなり吹いていて、どんどん体温が奪われていきます。
午前8時過ぎに山頂到着。多くの方が大きなカメラを持って、待機しています。そんなに景色がいいところなら、少し待ってみるかと、私も待機。10分くらいすると、一瞬ガスが取れ、その合間から、黄金色に輝く紅葉の庭が覗きます。これはきれいだ。もう少し待ってみるかと、さらに10分。今度は西側にくじゅう連山の山容。5分に10秒くらいガスが取れる瞬間があって、なかなか降りる決断に至りません。
結局50分ほど滞在し、頬が強ばるほど、体が冷え切ってしまいました。くしゃみと鼻水が止まらない、まいったな。体を温めようと、少しハイペースで平治岳へ。
山頂に着いたけど、やっぱりガス、だめだ、こりゃ。早々にテントに戻って、温泉だなと思いながら、下山していると、登ったときよりも、三俣山頂のガスがだいぶ上がってきています。これは、晴れるなと期待し、坊がつるで昼食。
この日は土曜日ということもあって、早くも多くの人が、テント設営に勤しんでいました。昼食を取っているうちにも、みるみるガスは取れてきて、三俣の急登がこっちを向かい入れているように見えます。お誘いには応えないといけないなと言うことで、登り始めます。山容を見て、急だろうなと思っていたけど、やっぱり急でした。下りでは使いたくない感じ。
1時間ほど格闘して、三俣南峰へ。ガスも上がり、下には坊がつるの湿原にポツポツとテントが散らばっています。本峰経由で紅葉が広がる北峰に向かうつもりでしたが、本峰の逆側から次々と登ってきます。たまらず聞いてみると、お鉢周りができるとのこと。
お鉢周りの分岐点まで先導いただき、逆時計回りで北峰へ。お鉢の一番低いところまで下ると見上げるように見事な紅葉が広がっていました。まるで庭園のような景色で、東北の紅葉とはどことなく違う。彩っているのは、ブナなど広葉樹ではなく、つつじなどの低木。パッチワークのように広がっている感じ。これはこれで点描画のようできれいでした。
ゆっくり景色を堪能しながら、1時間半以上かけてお鉢周り終了。南側は久住山をはじめ、火山帯の山々が広がっていて、その向こうに阿蘇山も見えます。ここの山域は、変化があって本当に面白い。山の醍醐味がうまく収まっていると思います。
須我森を経由して、午後3時半に無事、法華院山荘のテント場に帰宅。テントを張っていた鹿児島の知り合いと合流し、持ち込んだホヤや鮭とばをつまみに度数25℃の茜霧島を空けてしまった。
3日目。朝、テントを出ると、外は快晴。前日ガスガスだった大船山がきれいに見えています。やっぱり登っておくかと言うことで、紅葉を見に登り返すことに。立中山経由ではなく、メインルートを辿ったので、すいすいと進み、1時間ほどで山頂へ。前日とは打って変わって、見事な景色が広がっていました。南側には阿蘇、北側には由布岳。そして、山頂を取り囲むように紅葉が広がっています。中でも、東側の池越しの紅葉は絵画のようでした。40分ほど堪能して、テント場まで戻ります。
午前10時にテント場に帰宅。テントを回収して、今度は火山帯の山々へ。鉾立峠から白口岳への登りは、荷物が重なったこともあり、キツかった。中岳や天狗森、久住山の縦走は、前回も辿っていましたが、今回も見応えがありました。時間もあったので、くじゅう別れから星生山へ。岩場もあり、意外とゴツゴツした山でした。硫黄採取場を抱えているくらいだから当たり前か・・・
午後3時半に牧ノ戸峠に無事下山。ちょうど鹿児島の知り合いも下山していて、二人でソフトクリームを食べて、山行終了となりました。
2回目のくじゅうでしたが、今回は実質2日間、紅葉の時期と言うこともあり、じっくり回ることができました。テント場に隣接する法華院山荘には温泉や暖房の効いた談話室もあり、テント泊とは言え、旅館と変わらない待遇で、快適そのものでした。
今度は、仲間と来たいな。絶対楽しいと思う。また伺います。
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