厳しかった蓼科山と楽しい北横岳

2023年10月21日(土) ~ 2023年10月22日(日)

• GPS: 07:36
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,146m
• 下り: 1,131m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:27
• 休憩: 0:04
• 合計: 4:31

6:20 すずらん峠園地駐車場
7:25 7:26 標高2110m標識
7:39 7:40 幸徳平
9:26 9:26 幸徳平
9:43 9:44 標高2110m標識
10:50 10:51 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
10:51 宿泊地

2日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:31
• 合計: 3:01

8:32 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
8:40 8:41 坪庭
9:00 9:01 三ツ岳分岐
9:06 9:07 北横岳ヒュッテ
9:15 9:18 北横岳（南峰）
9:21 9:35 北横岳
9:37 9:38 北横岳（南峰）
9:44 9:44 北横岳ヒュッテ
9:50 9:51 三ツ岳分岐
10:13 10:21 三ツ岳
11:07 11:07 雨池山
11:17 11:18 雨池峠
11:21 11:21 縞枯山荘
11:33 11:33 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
11:33 ゴール地点

天候

初日：山頂付近はガスに覆われ5m以上の強風
2日目：終始穏やかで青空輝く快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

初日：すずらん峠駐車場（有料トイレ有り）無料
2日目：北八ヶ岳ロープウェイ駐車場（出発駅トイレ：充実した綺麗なトイレ、山頂駅トイレ：数も少ないバイオトイレ）無料
北八ヶ岳ロープウェイ：往復2,600円（レストラン、売店あり、野外BBQ美味そう…）

コース状況／危険箇所等

蓼科山：笹帯は標高1850mまで続き所々泥濘がありました。笹帯を抜けると暫しなだらかになりほぼ直登で一気に山頂まで一気に登る感じです。森林限界を抜けると2500m付近から蓼科名物ゴーロ帯が始まりますが今回は直前の雨により岩が凍っていて滑って滑落の危険があったことから、ゴーロ帯にあるオレンジポールの3本目くらい進みガスと強風で危険と判断し下山しました。
北横岳：坪庭のから始まりますが坪庭には特に危険箇所はありません。そのまま登山道を進むと若干下りその直後から距離は短いものの九十九折の急登を登り三ツ岳分岐を経て北横ヒュッテを通過するとまた少し登りますが北横岳南峰に出ます。そしてハイマツ帯を平行に5分くらい進むと北横岳北峰です。今回は大岳を通過し双子池ヒュッテで休憩して雨池経由で戻ろうかと大岳途中の鎖場まで進みましたが時間的に厳しいと判断し急遽三ツ岳へ周回するコースに変更しました。
三ツ岳は浅間山の鬼押出し園の溶岩帯を歩くような感じでしたがまあまあ難儀はするもののI峰からⅢ峰まである岩帯はとても楽しめましたが雨天時は危険だと感じました。三ツ岳Ⅲ峰から雨池山へ下りますがそこそこの急斜面でしたのでラクには注意したいところです。その後は木道を縞枯山荘を経由してロープウェイに出ますので危険箇所はありません。

その他周辺情報

蓼科温泉　小斉の湯：700円／人　施設は古いですが休憩室もありのんびりできます。ロッカーは無料です。露天と内湯が離れてますので着替えないと交互にには行けません。
茶房　銀のポスト：ケーキセット８００円でした。ゆったりした時間が流れます。
蓼科大滝：プール平駐車場（無料）に停めて蓼科原生林内に大滝はあります。豪快な滝ではありませんがマイナスイオンで癒されますよ。それと原生林には縄文杉のような大木もありますので必見です。

写真

10/21 6:20

すずらん峠駐車場の土曜日6：20分現在はこんな感じでしたが下山するとほぼ満車でしたね。

10/21 6:20

有料トイレは男性用が2カ所ありますので助かります。

10/21 6:21

蓼科山登山口の始まりです。

10/21 6:26

サルオガセ発見！

10/21 6:56

暫く雨天直後の笹帯を進むことになるのにスパッツ装着を忘れ裾が汚れました。

10/21 7:02

笹帯を抜けるとこんな感じで苔むした登山道を進みます。

10/21 7:25

こんな日でも相棒はジーパンで臨むのでスゴいやつです。

10/21 7:41

幸徳平は名のとおりなだらかな所です。

10/21 7:41

幸徳平を抜けた所。

10/21 7:41

とても良い看板がありましたがかれこれ四十年前ですね。

10/21 8:05

急登をグングン進みます。

10/21 8:08

約2450mから霧氷が現れました。

10/21 8:25

岩が滑る！と難儀していている相棒です。

10/21 8:25

急斜面風に撮ってみました。

10/21 8:29

標柱(高度計では2,510m)でこれ以上進むのは凍結により無理と判断し下山することにしました。ガスの切れ目でやっと撮ったショットですぐガスに覆われました。

10/21 8:30

凍結しているゴーロ帯です。

10/21 9:49

下山は岩が濡れていたこともあって急斜面であることからゆっくり下山しました。

10/21 10:45

下山しすずらん峠駐車場から蓼科山方面を臨むと。。。

10/21 11:12

下山し蓼科温泉に向かう途中で蓼科山を振り返ると山頂は未だガス…。

10/21 13:18

蓼科原生林です。

10/21 13:23

蓼科大滝と相棒。

10/21 13:27

大木

10/21 13:52

銀のポストのケーキセット。アップルパイにしました。奥には座敷もありとても良い雰囲気で味も良し！

10/21 14:18

午後になると蓼科山と北横岳の山頂のガスも取れたようです。

10/21 14:49

白樺湖から蓼科山を。当日は午後の登頂が正解だったようですが終日寒かったのでゴーロ帯の凍結はどうだったのか…

10/21 14:56

車山高原途中の展望台から八ヶ岳を望む

10/21 14:56

同じく蓼科山。

10/21 15:10

車山高原の売店には知り合いである岐阜のオモロい夫婦のご主人太一さんと同名の日本酒かありました。

10/22 8:30

坪庭です。ロープウェイはほぼ満員。

10/22 8:33

こんな感じの坪庭を進みます。

10/22 8:41

軽装の方も多く案内板にはきちんと注意書きが明記されています。

10/22 8:52

坪庭からの九十九折はこんな感じです。

10/22 9:05

北横ヒュッテ。トイレは100円です。この先は双子池ヒュッテまでかなり距離がありますので利用した方が良いでしょう。
ここでは北横岳バッチとバンダナを買いました。

10/22 9:16

北横岳南峰からの北岳から八ヶ岳はこんな感じです。

10/22 9:16

御嶽山は行ったことはありませんが素晴らしい山容ですね。

10/22 9:17

蓼科山越しの立山連峰

10/22 9:17

槍ヶ岳等北アルプスはすっかり冬です。

10/22 9:17

アップで。

10/22 9:18

南峰も霧氷がありました。

10/22 9:21

ハイマツ帯にも霧氷

10/22 9:22

北峰です。

10/22 9:23

浅間山ですね。

10/22 9:23

蓼科山は7号目登山口からだとかなり楽そうです。

10/22 9:32

大岳へ向かう途中の鎖場にて引き返す。

10/22 9:45

北横ヒュッテ前から七ツ池に行けるようですが池の数は以前に比べ減っている様です。

10/22 9:45

撮影禁止とありましたが撮ってしまいました。

10/22 9:50

三ツ岳への分岐を進みます。こんな感じでずぅーとゴーロしてます。

10/22 10:10

展望から北横岳を振り返る。

10/22 10:12

三ツ岳�景�が見えた時、相棒からあそこ登んの！？ってのが実にいい。

10/22 10:14

グングン登ります。岩には○印や矢印があるので道迷いしません。

10/22 10:18

�景�標柱

10/22 10:19

�景�から蓼科山と浅間山。

10/22 10:29

更に進んで�曲�です。

10/22 10:29

まるで鬼押出し園です。

10/22 10:40

�喫�標柱。

10/22 10:42

三ツ岳から雨池山への下りは急斜面ですがその途中で何と大好きな両神山が崇めました。

10/22 10:53

雨池山への分岐です。三ツ岳から雨池山の登り返しは見た目は面倒な感じですが地図でも分かるとおり傾斜が穏やかなのでとてもいい。

10/22 10:56

雨池山の笹帯。

10/22 11:06

雨池山山頂。

10/22 11:09

眼下に雨池峠そして縞枯山。遠くに御嶽山。実にいい。

10/22 11:18

峠は泥濘ってましたがすぐに木道が始まるので助かります。

10/22 11:18

木道。

10/22 11:21

縞枯山荘。売店でバンダナと貴重な縞枯山バッチを購入。

10/22 11:21

とてもいい雰囲気。

10/22 11:23

雨池山と縞枯山荘。風力発電が活躍してました。

感想

ABASHIRI

蓼科山は登頂したかったがあの時間あの強風と気温で下山して正解だったと思う。そして北横岳は前日の天候から反転して雲一つもない穏やかな天候に恵まれた。また三ツ岳がとにかく楽しかった。これからも安全登山で臨みたい。