他の方のレコに、「踏み抜きなし」の情報あり、意を決して黒戸尾根を再訪することにしました。前回と同じく中央線の終電で参ります!
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他の方のレコに、「踏み抜きなし」の情報あり、意を決して黒戸尾根を再訪することにしました。前回と同じく中央線の終電で参ります!
長坂駅に着きました。ここからのタクシー、台数が足りないそうで同じく登山口を目指すお二方と相乗りになりました。割り勘でラッキーでしたね(^O^)
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長坂駅に着きました。ここからのタクシー、台数が足りないそうで同じく登山口を目指すお二方と相乗りになりました。割り勘でラッキーでしたね(^O^)
駐車場で仮眠するというおふたりを残して即出発。
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駐車場で仮眠するというおふたりを残して即出発。
この辺りはもう雪も氷もありません。
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この辺りはもう雪も氷もありません。
前回、吹き溜まりに出会ってビバークしたあたりを過ぎ、ここまで雪はほとんどなし。
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前回、吹き溜まりに出会ってビバークしたあたりを過ぎ、ここまで雪はほとんどなし。
ところどころ凍結が出始め、この辺りからチェーンアイゼン装着。
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ところどころ凍結が出始め、この辺りからチェーンアイゼン装着。
笹ノ平分岐。眠くてつらい時間帯です。明るくなれば少しすっきりするはずなんだけど。
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笹ノ平分岐。眠くてつらい時間帯です。明るくなれば少しすっきりするはずなんだけど。
いつものようにのろのろと登っていきます。今回のテーマの一つは体温調節をうまくやること。前回、汗をかいてしまい、休憩時に寒かったので。
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いつものようにのろのろと登っていきます。今回のテーマの一つは体温調節をうまくやること。前回、汗をかいてしまい、休憩時に寒かったので。
このあたりもすっかり雪が減ってしまいました。
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このあたりもすっかり雪が減ってしまいました。
おにぎり、大福、カロリーメイト、ゼリー…と小刻みに補給してみます。
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おにぎり、大福、カロリーメイト、ゼリー…と小刻みに補給してみます。
ちょっと怖い感じの朝焼けでした。
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ちょっと怖い感じの朝焼けでした。
前回の撤退地点かな?ここまで4時間ちょっと。
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前回の撤退地点かな?ここまで4時間ちょっと。
待ち望んでいた朝。体調もいいし、眠気さえ吹っ飛べば大丈夫!
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待ち望んでいた朝。体調もいいし、眠気さえ吹っ飛べば大丈夫!
トレース周辺の雪はキタナイですが、固くしまって歩きやすい。
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トレース周辺の雪はキタナイですが、固くしまって歩きやすい。
鳳凰三山方面
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鳳凰三山方面
おっ!ついに刃渡りだ。
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おっ!ついに刃渡りだ。
凍っていますが、特に問題ありません。
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凍っていますが、特に問題ありません。
八ヶ岳が見渡せます。
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八ヶ岳が見渡せます。
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振り返って、刃渡り付近で最も恐ろしいポイント…ですよね?北側(左)の岩の陰を通ればなんてことないのですが、雪があって南側を間違えて通り、滑ったりしたら…(激汗)
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振り返って、刃渡り付近で最も恐ろしいポイント…ですよね?北側(左)の岩の陰を通ればなんてことないのですが、雪があって南側を間違えて通り、滑ったりしたら…(激汗)
いよいよ、黒戸尾根らしい階段・クサリ場が始まります。ここを登れば刃利天狗だったな。
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いよいよ、黒戸尾根らしい階段・クサリ場が始まります。ここを登れば刃利天狗だったな。
ピッケルとクサリの両方を扱うのがどうもまだ危なっかしい。持ち替えなきゃならないときとか、怖い。
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ピッケルとクサリの両方を扱うのがどうもまだ危なっかしい。持ち替えなきゃならないときとか、怖い。
刃利天狗。まだ埋まっています。
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刃利天狗。まだ埋まっています。
ここからの静かな森の雰囲気、好きです。樹木があまり高くなくて明るく、雪もまださらさらな感じ。
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ここからの静かな森の雰囲気、好きです。樹木があまり高くなくて明るく、雪もまださらさらな感じ。
こんなに近くまで来た。
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こんなに近くまで来た。
どこまで行けるだろう?いや、どこで引き返すかを考えなきゃ。
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どこまで行けるだろう?いや、どこで引き返すかを考えなきゃ。
となりの尾根ですが…
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となりの尾根ですが…
氷瀑が見えました。近くで見てみたい。
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氷瀑が見えました。近くで見てみたい。
五合目に着きました。すでに出発して8時間。しかもほとんど休憩していない…ここでテントを張らせてもらい、3〜4時間くらい眠って、夕方までに帰るという手もあるな。
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五合目に着きました。すでに出発して8時間。しかもほとんど休憩していない…ここでテントを張らせてもらい、3〜4時間くらい眠って、夕方までに帰るという手もあるな。
とりあえずマットの上に横になり、どうしようか考えているうちに眠りにおち、1時間経過。風もなく、まったく寒さを感じませんでした。
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とりあえずマットの上に横になり、どうしようか考えているうちに眠りにおち、1時間経過。風もなく、まったく寒さを感じませんでした。
仮眠したらすごく体が軽くなった!よし、小屋を目指そう。あったかいところで寝たほうがいいに決まってる。ここで10本爪に履き替えます。
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仮眠したらすごく体が軽くなった!よし、小屋を目指そう。あったかいところで寝たほうがいいに決まってる。ここで10本爪に履き替えます。
ここはそれほどでもないですが、この上のクサリ場が怖かった。
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ここはそれほどでもないですが、この上のクサリ場が怖かった。
崖をよじ登ると、しばしなだらかな尾根歩き。樹木の背丈がさらに低くなってきます。
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崖をよじ登ると、しばしなだらかな尾根歩き。樹木の背丈がさらに低くなってきます。
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また氷瀑だ。結構あちこちにある。
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また氷瀑だ。結構あちこちにある。
つり橋
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つり橋
心肺機能が貧弱なようで、標高2000mを超えてくるとかなりしんどくなります。
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心肺機能が貧弱なようで、標高2000mを超えてくるとかなりしんどくなります。
20mごとに立ち止まる感じ。
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20mごとに立ち止まる感じ。
小鳥の声に耳を傾けながら、呼吸を整えます。
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小鳥の声に耳を傾けながら、呼吸を整えます。
おもちゃのような高度計ですが、プラスマイナス50mくらいの精度はあるようです。確か、小屋は2380mだったな。
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おもちゃのような高度計ですが、プラスマイナス50mくらいの精度はあるようです。確か、小屋は2380mだったな。
着いてしまいました。出発して11時間。この後どうするかなんて、考えられません。とにかく休みたい。
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着いてしまいました。出発して11時間。この後どうするかなんて、考えられません。とにかく休みたい。
第2小屋へ案内されました。第1小屋は入り口が除雪されておらず、管理人さん専用になっているようです。
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第2小屋へ案内されました。第1小屋は入り口が除雪されておらず、管理人さん専用になっているようです。
この日の宿泊者はガイド登山一行4名とカップル、それに私の7名でした。どうも私だけ観光客のようで場違いだ(笑)
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この日の宿泊者はガイド登山一行4名とカップル、それに私の7名でした。どうも私だけ観光客のようで場違いだ(笑)
数は多くないものの、小屋に立ち寄りもせずに登っていく人々、明日早朝の山頂アタックの打ち合わせをする人々…自分はどうしようか。
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数は多くないものの、小屋に立ち寄りもせずに登っていく人々、明日早朝の山頂アタックの打ち合わせをする人々…自分はどうしようか。
小屋でゆっくり過ごして、明日は早起きしてゆっくり帰ろう♪
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小屋でゆっくり過ごして、明日は早起きしてゆっくり帰ろう♪
山頂から降りてきた人に話を聞いたりして暇をつぶす。「今日は風もなくてよかったですよ。道も、夏道より登りやすいくらい。」
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山頂から降りてきた人に話を聞いたりして暇をつぶす。「今日は風もなくてよかったですよ。道も、夏道より登りやすいくらい。」
寝床に入ったり出たりしながら、改めてコースタイムの見積もりをしてみる。2年前、夏道でもここから山頂まで4時間かかった。朝4時に起きたとしても、小屋に戻ってくるのは昼近い。
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寝床に入ったり出たりしながら、改めてコースタイムの見積もりをしてみる。2年前、夏道でもここから山頂まで4時間かかった。朝4時に起きたとしても、小屋に戻ってくるのは昼近い。
気圧が低いせいか、よく眠れない。1時間ごとに鳳凰三山を定点観測して過ごす。
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気圧が低いせいか、よく眠れない。1時間ごとに鳳凰三山を定点観測して過ごす。
それに頭もおかしくなってるみたい。なんで山頂までの道のことを考えているんだ(笑)
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それに頭もおかしくなってるみたい。なんで山頂までの道のことを考えているんだ(笑)
ここからの下りはどれくらい見ておけばいいだろう?登りは仮眠を除いて10時間。ならば7時間ではどうか。竹宇17時とすると、10時までならこの辺で遊べる。
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ここからの下りはどれくらい見ておけばいいだろう?登りは仮眠を除いて10時間。ならば7時間ではどうか。竹宇17時とすると、10時までならこの辺で遊べる。
鳳凰三山がピンクになることを期待しましたが、ちょっと雪が少ないようですね。
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鳳凰三山がピンクになることを期待しましたが、ちょっと雪が少ないようですね。
翌朝、ガイド登山のみなさんと一緒に4時前に起床。決めた。3時間だけ。7時半に必ず引き返す。
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翌朝、ガイド登山のみなさんと一緒に4時前に起床。決めた。3時間だけ。7時半に必ず引き返す。
東の空が明るくなってくる中、急斜面を直登していきます。
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東の空が明るくなってくる中、急斜面を直登していきます。
荷物を半分、小屋に置いてきたので軽い。思ったよりも快調。
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荷物を半分、小屋に置いてきたので軽い。思ったよりも快調。
清々しい。空気の冷たさも気持ちがいい。
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清々しい。空気の冷たさも気持ちがいい。
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2
ハイマツさんをできるだけよけながら、ひたすら直登します。
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ハイマツさんをできるだけよけながら、ひたすら直登します。
八合目の御来迎場には間に合いませんでしたが、美しい日の出を見ることができました。
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八合目の御来迎場には間に合いませんでしたが、美しい日の出を見ることができました。
北岳が雲を作ってる。
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北岳が雲を作ってる。
朝の幻想的な雰囲気の中、一歩一歩登ってみます。
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朝の幻想的な雰囲気の中、一歩一歩登ってみます。
八合目に着きました。
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八合目に着きました。
今日は穏やかでも、この雪庇。少しでも天気が崩れれば、恐ろしい世界に違いありません。
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今日は穏やかでも、この雪庇。少しでも天気が崩れれば、恐ろしい世界に違いありません。
もう、本当に満足。ここまで来た甲斐は十分あった。
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もう、本当に満足。ここまで来た甲斐は十分あった。
剣が刺さった大岩が見えてきました。
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剣が刺さった大岩が見えてきました。
あれ、岩に挟まりながら登るところはどこだった?
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あれ、岩に挟まりながら登るところはどこだった?
今日は午後から雨の予報ですが、まだしばし時間があるようです。
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今日は午後から雨の予報ですが、まだしばし時間があるようです。
鳳凰三山もぐっと近くに見えます。高さは観音を超えてきたかな?
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鳳凰三山もぐっと近くに見えます。高さは観音を超えてきたかな?
山頂でご来光を迎えた方がちらほら降りてきます。
8
山頂でご来光を迎えた方がちらほら降りてきます。
「山頂からここまで何分くらいでした?」とお兄さんに聞いてみた。彼は「(なんでそんなこと聞くの?)」という顔をして「えっ?ここからもう5分とか10分くらいですよ。あそこに祠がみえるじゃないですか」
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「山頂からここまで何分くらいでした?」とお兄さんに聞いてみた。彼は「(なんでそんなこと聞くの?)」という顔をして「えっ?ここからもう5分とか10分くらいですよ。あそこに祠がみえるじゃないですか」
4時間という思い込みから、あと1時間以上は絶対にかかるはず、と思っていた。
「本当だ。無我夢中で全然気づかなかった(笑)どこで引き返そうかと。もう行くしかないですね」
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4時間という思い込みから、あと1時間以上は絶対にかかるはず、と思っていた。
「本当だ。無我夢中で全然気づかなかった(笑)どこで引き返そうかと。もう行くしかないですね」
「そうですよ〜頑張ってください!」
「ありがとう♪」
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「そうですよ〜頑張ってください!」
「ありがとう♪」
信じられない。
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信じられない。
本当に、
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本当に、
行けちゃうんだ…
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行けちゃうんだ…
ウソみたい…現実なのか?
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ウソみたい…現実なのか?
なんだこの写真は?合成?(笑)
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なんだこの写真は?合成?(笑)
ガスがかかってきたのはちょっと残念でしたが、
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ガスがかかってきたのはちょっと残念でしたが、
風はほとんどなく、穏やか。
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風はほとんどなく、穏やか。
すっかり忘れていた燃料補給をしてから帰ります。
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すっかり忘れていた燃料補給をしてから帰ります。
ここだった!冬道はステップになっていて、岩場よりも楽に登れます。高度感はあるので怖いですが。
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ここだった!冬道はステップになっていて、岩場よりも楽に登れます。高度感はあるので怖いですが。
振り返って、真ん中へんがさっきの場所。
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振り返って、真ん中へんがさっきの場所。
八ヶ岳を望む
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八ヶ岳を望む
ここだけちょっと怖かった。
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ここだけちょっと怖かった。
気温がぐんぐん上がり、雪の表面が解け始めました。これが凍ったら、つるんつるんの恐ろしいアイスバーンの出来上がりでしょうね、
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気温がぐんぐん上がり、雪の表面が解け始めました。これが凍ったら、つるんつるんの恐ろしいアイスバーンの出来上がりでしょうね、
八合目まで帰ってきました。
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八合目まで帰ってきました。
すぐ下にテントが見えます。
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すぐ下にテントが見えます。
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第2テント場。1張分だけ除雪してありました。
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第2テント場。1張分だけ除雪してありました。
予定より早く小屋に戻り、荷物を元通りにしてから出発。
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予定より早く小屋に戻り、荷物を元通りにしてから出発。
帰りはここからチェーンアイゼンに交換。
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帰りはここからチェーンアイゼンに交換。
荷物は重いけれど、なんだかふわふわした気分で帰ります。
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荷物は重いけれど、なんだかふわふわした気分で帰ります。
五合目に戻ってきました。今日はすでに出発して7時間近く経過。
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五合目に戻ってきました。今日はすでに出発して7時間近く経過。
ここから「下山道を登る」のはつらいです。
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ここから「下山道を登る」のはつらいです。
まあ、ゆっくり行こう。笹ノ平で夜になってもいいや。この辺で小雪がちらついてきました。
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まあ、ゆっくり行こう。笹ノ平で夜になってもいいや。この辺で小雪がちらついてきました。
刃利天狗。雪がボタンになってきたので、雨具に着替えます。
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刃利天狗。雪がボタンになってきたので、雨具に着替えます。
ザックの尻にカバーが内蔵されていた!(笑)
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ザックの尻にカバーが内蔵されていた!(笑)
刃利天狗の下でピッケルもお役御免、ストックに交代します。暑かったので素手でピッケルを握ったりしてましたが、いけません。血だらけです。
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刃利天狗の下でピッケルもお役御免、ストックに交代します。暑かったので素手でピッケルを握ったりしてましたが、いけません。血だらけです。
刃渡り、疲れていたので下りは怖かった。疲れていてもミスをしない、なんて自信は持てませんよね。慎重に慎重に行きました。
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刃渡り、疲れていたので下りは怖かった。疲れていてもミスをしない、なんて自信は持てませんよね。慎重に慎重に行きました。
このあたりから小雨に。
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このあたりから小雨に。
雨の中、聴力検査の音のような、すごく周波数が高くてきれいな鳥の声…姿をちょっと見せてくれないかな。
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雨の中、聴力検査の音のような、すごく周波数が高くてきれいな鳥の声…姿をちょっと見せてくれないかな。
いつも見守っていただき、ありがとうございます。
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いつも見守っていただき、ありがとうございます。
笹ノ平。幸い、雨はそれほど強くならず。
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笹ノ平。幸い、雨はそれほど強くならず。
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0
だいたい、思った通りのタイムで帰って来れました。
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だいたい、思った通りのタイムで帰って来れました。
雨の予報のため、今日は早朝出発でピストンの1名の方のみ。駐車場はがらんとしています。山頂から降りてきたのは私が確実に最後。
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雨の予報のため、今日は早朝出発でピストンの1名の方のみ。駐車場はがらんとしています。山頂から降りてきたのは私が確実に最後。
北沢峠から来る人がなければ、今頃黒戸尾根には小屋の管理人さんしかいないことになります。
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北沢峠から来る人がなければ、今頃黒戸尾根には小屋の管理人さんしかいないことになります。
今日はお風呂に入ってから帰ります。
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今日はお風呂に入ってから帰ります。
登頂おめでとう♪我慢できなくて写真撮るの忘れて食べちゃいました。
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登頂おめでとう♪我慢できなくて写真撮るの忘れて食べちゃいました。
御馳走様でした。
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御馳走様でした。
hiyopaさん、こんばんわ!
甲斐駒登頂、オメデトウございます
見事なリベンジですね〜 (前回のレコさっき見ました)
仮眠でのエネルギー回復は大事ですね。
下山後の冷奴&ビール&唐揚げは、さぞ美味しかったでしょうね〜
doritos さん、こんばんは♪
いやあ、私にとっては畏れ多すぎてリベンジなんてとても言えないです…f(^^;)
白い甲斐駒はただただ、憧れでした。本当に、たまたま条件が良くて導かれてしまった、という感じなんですよ。
もし五合目で眠りに落ちてなかったら、疲れたからもうこのへんにしよう、と帰っていた可能性大です。
本当は泊まってゆっくり飲めるといいんですけどねえ 美味しかったですが、その日のうちに帰らねばならないので忙しすぎました
初めまして。
3月末に黒戸、一泊刻んで登ろうかと思い、hiyopaさんのこのレコを拝見しました。
写真のコメント、自分が登っているような臨場感があって良かったです。
写真 71のコメント、笑ってしまいました。
私は初めて黒戸から登った時は逆に、「あれがピークに違いない…」→偽ピーク(笑)を何度も繰り返しました。
hiyopaさんは逆にラッキーだったのではないでしょうか?
私もhiyopaさんのように山頂を踏んで、絶景を目の当たりにし、無事下山したいものです。
tomhig さん、こんばんは♪コメントありがとうございます。
実は私も来週あたりまた行ってみようかなと思って、過去レコを見ていたところでした。
普通、こんな古いレコにコメントいただいてもすぐには気づかないと思いますが、びっくりです
あれから1年近く経つのですね。雪の南アルプスに登頂なんて…47歳になって自分の人生にこんなことが起こるんだ と呆然としてしまうくらい、衝撃的な体験でした。私は登山経験も、特別な技術も体力もないもので。。。
ダメ元、とよくいいますが、それでもある程度は狙っているものでしょう?でも私の場合は本当に途中まででもいいや、という感覚でした。その結果が偽ピークの反対の「いつの間にかピーク」だったわけです(笑)
一歩踏み出した雪山へのチャレンジでしたが、本当に貴重な経験でした。雪の状態が刻々と変わる様を改めて感じ取ることができましたし、もちろん絶景も。
tomhig さんは経験も体力もお持ちのようですので私が心配することもないと思いますが、ぜひお気をつけて、欲張らずに行ってきてくださいね。よかったらこの間の年末年始のレコもありますのでご参考まで。今シーズンの様子はまただいぶ違うと思います。tomhig さんのレコも楽しみにしています
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