鳥屋戸尾根〜蕎麦粒山〜仙元尾根


- GPS
- 06:31
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,327m
- 下り
- 1,294m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:31
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急登&急降下の箇所あり。仙元尾根には崩落箇所あり |
写真
感想
えーと、仙元尾根を歩いてきました。
こちらは秩父の浦山から都県境の仙元峠まで続く尾根ですね。
奥武蔵の大持山〜小持山辺りの稜線から見えていて、以前から興味を持っていました。また数年前に都県境尾根を歩いた際に見た仙元峠にあった案内板によると、かつて江戸から秩父に向かう三峯講の信者や、上州からの富士講の信者が通った道だったようです。そういう背景を知ると、ますます歩いてみたいと思っていたんですね。
秩父側の起点となるのは浦山大日堂で、そちらに行くには秩父市営バス(ぬくもり号)が運行しております。しかし土日だと浦山大日堂バス停着は10時50分。これではスタートが遅くなりすぎます。自家用車の場合、かつてはバス停の駐車スペースが使えたようですが、今は登山者のクルマは駐車禁止とのこと…できれば上りで歩きたかったのですが、浦山大日堂はゴールに設定し、奥多摩側から都県境尾根に登ることにしました。
奥多摩駅からバスで川乗橋まで行き、そこから鳥屋戸尾根で蕎麦粒山に登り、仙元峠から仙元尾根で下ることにした次第。
この計画で心配だったのは10月の奥多摩方面は混雑が予想されたことでした。案の定、青梅駅からのホリデー快速はハイカーがギッシリ(自分もそのひとりですがww)、御嶽駅でかなりの数が減りましたが、それでも立っている人が多数。
そんな調子ですから奥多摩駅も大混雑でしたねぇ。東日原方面のバス停はすでに大行列(鴨沢方面ももちろん大行列)。東日原行きの前に、川乗橋までの臨時バスが出たので少しは空くかと思いましたが、私の乗った東日原行きのバスもハイカーですし詰め状態でした。さすがハイシーズンの奥多摩はすごいですねぇ(^^;)
降り立った川乗橋バス停もすごい数のハイカーがひしめいていましたが、アタシのように鳥屋戸尾根に取り付いた人は皆無でしたので、その先は静かに歩けました…というか、ひと気がなさ過ぎで、それはそれでクマにでも遭遇しそうで、ちょっとイヤでしたね。
ともあれまずは鳥屋戸尾根で蕎麦粒山まで登ります。
こちらは急登に次ぐ急登でした。6年前に歩いており、そのときの記憶では、ここまで急坂だったかなぁ〜と思ったのですが、記憶と違っていようが事実は事実として壁のような急坂が目の前にあるわけで…息を切らしてひたすら足を運びます。
ただ、山と高原地図では鳥屋戸尾根は破線ルートではあるものの、踏み跡は明瞭で迷うような感じではありませんでしたね。
1時間半とちょっとで笙ノ岩山を通過すると、やや傾斜がゆるみます。上り一辺倒ではなく稜線歩きっぽくなりますが、アップダウンはそれなりにキツかった( ̄。 ̄;
そんなこんなで、スタートから3時間弱で蕎麦粒山に到着。息も絶え絶えでしたが、それでも6年前よりは30分ほど早く到着しましたので、へたれハイカーのアタシにしては頑張ったww
蕎麦粒山の山頂で昼食後、都県境尾根を20分ほど西に進むと仙元峠。
ここからが本日のメインイベントですから、気合いを入れ直して未踏の尾根へと足を踏み入れます…が、
待っていたのは急降下orz
なにせいつまで経って下りが苦手なへたれハイカーですからねぇ〜(^^;) 自分から進んで来たはずのなのに、たちまち後悔しきり。
それでもへっぴり腰でヨレヨレを下って行きますと、30分弱で傾斜がゆるんで沈んだ気持ちもなんとか持ち直しました。
大楢を通過すると、道は尾根を外れて東側斜面をトラバースして行きます。今度はこの道幅が狭いんですわ( ̄。 ̄; しかも踏み跡やや不明瞭なトコもあったりします。
まぁそれでも傾斜角はそれほどキツくはないので、道を踏み外さないよう注意しつつズシズシと下ります。周囲はほぼ植林帯で見晴らしもなく、ひたすら下るのみで…これはもう修行ですな。
ってな感じで仙元峠からひたすら下ること2時間。60号鉄塔を過ぎると浦山大日堂に向かっての下りになります。
ここで、ちょっと道迷い。作業道と交差で間違いがあり、戻ったもののGPSの示す位置とルートが重ならなくなり、混乱してしまいましたorz ログの軌跡が錯綜しているのはそのためです。
それでもなんとか大日堂まで下りて来て、ホッとした次第。
今振り返ると、迷うほどのシチュエーションではなかったと思うのですが…浦山大日堂のバス停は本数が少ない上に、最終の時間も迫っていたので焦ってしまいました。改めて自分がへたれハイカーだなぁと海より深く反省したのでした。
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