六甲キャノンボール・レインボー崩れ
- GPS
- 27:16
- 距離
- 59.6km
- 登り
- 3,323m
- 下り
- 3,267m
コースタイム
- 山行
- 17:28
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 18:20
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:47
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
実力が足りないのは承知のうえでエントリーしした六甲キャノンボール・レインボー(1往復半)部門。
結果的には、ちょうど半分で断念してのDNFとなりました。
とはいえ、個人的には最長ランニングの大幅更新(距離・時間ともに)です。
「いずれはレインボーラーになる」という夢を大切にしつつ、力をつけていきたいと思います。
エントリー時点では「金曜の晩にスタートして時間に余裕を持たせれば日曜夜にフィニッシュできるかな」などと甘く考えていましたが、「2昼夜連続で動くのは無理だ」と判断、土曜朝スタートに方針を切り替えました。たとえ時間が短くても自宅の布団とビバークの睡眠は別物です。
前日の10/20(金)は雨、その後急激に冷え込む予報だったので、水分は絞って防寒をしっかり持つ方針で荷物を準備しました。
早朝からスタート。割と最初の方でレインボー参加の方と会話して見送りました。他にも何人か「もしかしてレインボー?」と思う方に追い抜かれ、ペースが遅いとはいえ昼頃までは順調でした。
調子が狂いはじめたのが掬星台を出てから。雨が降り始め、しばらくは「何とかなるだろう」と服装調整せず走っていたのですが、どんどん雨脚が強くなるので判断変更。ザックの中身をひっくり返して雨具を出す羽目になりました。
さらに、ロードで脱いだ手袋を片方落とした模様。仕方なく予備のつもりだった指切り手袋をメインで使うことにしました。念のため藤原商店で手袋(滑り止めつきの軍手)を購入。
「開いていたら休憩しよう」と思っていた一軒茶屋は本日閉店で立ち寄れず。まあ補給食はしっかり持ってるので、気を取り直して手持ち分補給+自販機で購入して宝塚へ向かいます。それでも「ペースが遅すぎる」という感触はありました。そして、予報通りとにかく寒い。雨というか雪っぽい感じもある。夜まで大丈夫なのだろうか?
ナイトスピード&パワーの出発は20時。それまでには折り返し点に着きたいと思うのですが、最高峰出発後もペースはどんどん落ちてDNFの可能性が高まってきます。アーリースタートらしき方とスライド(すれ違い)する頻度が上がり「お気を付けて」などと声をかけながらどうにか動きます。
結局、塩平寺を過ぎたロードで一斉スタートの方々とスライド。「ああ、これは良く行っても往復だな」との諦めの境地に入っていきます。
片道すら折り返し地点に到着すると、既にスタートを見送ったスタッフさんが撤収作業中で少し話をしました。宝塚でのDNFも考えたのですが、もう少しは頑張ることにして休憩。
宝塚に降りて来た時点では寒さが和らいでいましたが、最高峰に向けて標高が上がってくるとやはり寒い。特に周りが開けて風のある場所は冬の寒さです。バラクラバ(いわゆる目出し帽)を持ってこなかった(思いつかなかった)ことを後悔します。
最高峰ではトイレの中で休憩していると、キャノン参加ではないランナーさんも駆け込んできました。
天気は回復して夜景が美しい。寒さを避けられる場所を探しては小休止を取りながら、とにかく動き続けて、「どこまで頑張るのか」を考えます。夕方までかかってもいいから須磨を目指すのか、鵯越なのか、市ヶ原で断念か・・・結局、市ヶ原から下山という決断をして、櫻茶屋でゆっくり休憩しました。
良い経験にはなったのですが「キャノンボールに参加した」感覚があまりない(苦笑)ので、次回はスピードorナイト部門でエイドを楽しみながら「時間内完走」を目指したいなと思います。そしていずれはレインボーラー目指します。
主催者、エイドの方、参加者、櫻茶屋のスタッフさん、その他縁のあった全ての方々に感謝です。
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