塔ノ岳・鍋割山(ヤビツin大倉out)
- GPS
- 07:03
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,172m
- 下り
- 1,589m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:03
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖場 浮石 |
写真
感想
この時期でこんなに暖かくて天気のいい日はなかなかない,ということで以前から目をつけていた塔ノ岳に日帰りチャレンジ。
秦野駅のヤビツ峠行きバスは,新宿から来れる最速の8時台で大行列。臨時便が何本も出ていた。お陰でなんとか予定通りの時間に乗車。
バス酔いしてしまい,少しヤビツ峠で休憩してからスタート。
ヤビツ峠から三ノ塔までは,ほとんど木製の階段で,休憩を適度にはさみながら登る。階段は歩幅とポールの位置に気をつかうから苦手…
行者岳の鎖場で少し渋滞。一人ひとり急な岩を下り,登りの人と交差するので,二ノ塔三ノ塔で休憩とってたあの大勢の人達は,めちゃめちゃ時間取られるだろうなぁ…と思いながら難なく通過。
木ノ又小屋から塔ノ岳に向かう上りで両足が攣ってしまう!この上なく親切な方に,芍薬甘草湯(漢方)を頂いて,回復! 塔ノ岳で改めてお礼を言うことができてよかった。
塔ノ岳からの景色は今まで登ってきた山の中でこの上ないパノラマビュー!浮世絵のような少し霞んだ富士山と周辺の山々,紅葉で少し色づいた手前の山脈とともに,絵画のような美しさだった。
攣ってしまい,タイムが遅れたこともあって,鍋割山まで行くのはやめとこうかな…と思っていた。
しかし,漢方を頂いた方から「バカ尾根の下りはつまらない,鍋割山までの上りはそんなでもない」という情報を頂いていたのと,地図読みをしていたルートから急に変えるのも危険かなと思い,鍋割山まで歩くことにする。
金冷しから鍋割山までの道は,今までの混雑が嘘のように人がおらず,とても歩きやすい道。少し上りはあるものの,散策路のようでゆっくりと景色を楽しむことができた。
鍋割山荘は13時までとのことで,名物の鍋割うどんは食べれなかったものの,富士山が望めるところにすすきがかかっており,塔ノ岳とはまた違った風情があった。
驚くべきことに,鍋割山から下山するルートは本当にいい道! 道迷いのポイントがなく,常に走っていても問題ないほどに安全なルートだった。
下りの標高稼ぎがとても早く,足のスタミナが切れるころにはほぼ平地の道になっているところもいい。ただし,沢周辺は角張った石が登山道全体に広がっており,靴底が薄いと少し痛い。
あとはひたすら6km(6km!?)のほぼ平地の林道を通って大倉バス停まで下山。
都内から行ける山をこの2,3ヶ月で色々登ってきたけれど,もうこのルートを1月に1回登ればいいんじゃないかなと思うぐらいにはお気に入りのコースとなった。
(フリーパスのお陰で費用も奥多摩よりだいぶ安いので…)
最後に,改めて途中でお助けいただいた心優しいお方に,心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!
バカ尾根は、面白い道では無いですね。
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