笹ヶ丸山 太田川支流 島木谷〜椿谷 鉾ノ峠の古道を下って
- GPS
- 07:47
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 783m
- 下り
- 791m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 7:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹ヶ丸山から北へ津伏へ延びる尾根道には「広島市の山を歩く」でガイドされている明瞭な道がある。また、鉾ノ峠から津伏への道も途中までは明瞭である。(中程から谷に降りたので、途中は不明だが、木馬道の名残のような広い道だったので、多分下まで良い道が続いていると思われるが、谷が狭まっている個所でどうなっているかは、わからない)。 |
その他周辺情報 | 国道433号沿いに湯の山温泉。 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
ロープ
ヘルメット
カラビナ
スリング
エイト環
渓流シューズ
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感想
湯来町津伏で太田川に流入する椿谷は、地形図では下流部は谷が狭いが、上流部は平坦な地形となり、笹ヶ丸山北西麓とククリキ谷山東面の間の広い範囲の水を集めている*。また、笹ヶ丸山の登山口である安佐町高山から鉾ノ峠を越えて津伏を結ぶ長い古道が椿谷に沿っている。つぎに島木谷だが、津伏の東端の佐伯区と安佐北区の区境を流れる小渓流で、昔は、久地の瀬谷と津伏を結ぶ峠路があり、峠付近には集落もあったという**。今回、笹ヶ丸山をめぐる谷として、島木谷を登り、椿谷を下降する周回ルートを辿ってみた。事前の懸念は、島木谷が水量の少ない藪沢ではないかということ、長いルートとなるので島木谷の詰めから笹ヶ丸までの稜線の道があるか、そして鉾ノ峠から椿谷への古道が残っているか、であった。結果的には、一番目以外は懸念がはずれた。笹ヶ丸山の北稜線には良い道が続いていたし、椿谷沿いの道は木馬道の名残のようで、所々石垣が残っていた。島木谷は、やはり水量が少ないうえに倒木が酷く、暗い印象の谷だった。広島市西部の谷を遡行するには、倒木抜けの技術が必須だ。一方、椿谷は地形図で想像したより、はるかな美渓で、源流部の長いナメの後は、白い花崗岩の難しいゴルジュと大滝が連続し、すばらしかった。こんな所に、これほどの谷があるとは。アプローチも浄水場の上の堰堤まで広い路があり、木馬道あるいは笹ヶ丸北尾根を使えば下山路もあり、もっと登られて良い谷だ。なお、谷の名称は、広島市佐伯区役所農林建設部「佐伯区管内図」及び近畿中国森林管理局の施業実施計画図太田川12-3*によった。
*https://www.rinya.maff.go.jp/kinki/keikaku/shinrin_keikaku/system_summary/hirosima/zumen_110ohtagawa.html
**https://awakin.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-59be.html
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