燕岳と東沢岳（中房温泉登山口より東沢乗越経由）

2023年11月03日(金) [日帰り]

• GPS: 12:32
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,992m
• 下り: 1,979m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:36
• 休憩: 1:57
• 合計: 12:33

6:06 スタート地点
6:10 6:10 有明荘
6:23 6:23 中房温泉登山口
6:27 6:28 中房温泉
7:46 7:51 奥馬羅尾沢出合
8:06 8:06 北燕沢出合
8:44 8:55 西大ホラ沢出合
9:54 9:56 東沢乗越
10:41 11:04 東沢岳
11:30 11:51 東沢乗越
13:35 13:41 平
14:51 14:58 北燕岳
15:18 15:22 燕岳
15:28 15:30 めがね岩
15:48 15:50 いるか岩
15:58 16:15 燕山荘
16:43 16:46 合戦山
16:56 16:58 合戦小屋
17:09 17:13 富士見ベンチ
17:29 17:31 第３ベンチ
17:47 17:50 第２ベンチ
18:01 18:01 第１ベンチ
18:20 18:22 中房温泉登山口
18:35 18:35 有明荘
18:39 ゴール地点

天候

季節外れの最高の？お天気（沢沿いや樹林帯はTシャツでも良い位でした）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

3連休の初日という事もあってか、
AM5:30頃で駐車場は第1から第3まで満車状態。
空くのを待って並んでる方も既にいる様な状況。
20分程ウロウロ探し、有明荘から少し安曇野寄りの道路脇に
駐車スペースを見つけ、何とか駐車出来ました。
多分AM5時頃には到着しないと駐車場内駐車は無理、と思った次第。

コース状況／危険箇所等

中房温泉登山口より東沢乗越への登山道は破線ルートでもあり、
時々、？と思うような所が有ります（ポカもやらかしましたが😅）
ルーファイ力が試されるかも知れません。
VRに慣れない方は、単独では行かない方がよろしいかと。
渡渉も7箇所程有り水量の多い季節は意外に難しいかも知れません。
標高1700m辺りでは何度も登ったり下りたりを繰り返し、
なかなか標高が上がりません（意外に疲れます）。
朽ち掛けた様な桟道（の橋）や梯子段も有りますのでご注意。
破線ルート内のみではなく、実線ルート内にも
傾斜のきつい所、ザレた所は意外に多く有ります。
因みに3連休の初日でしたが、東沢乗越まではスレ違い皆無でした。

その他周辺情報

当然ですが中房温泉が有ります。
駐車場付近に到着するなり温泉の匂いがして来ます。

写真

11/3 6:10

歩き始めて直ぐに、
黄葉が迎えてくれました

11/3 6:24

左の看板が視界に入らず、直進してしまう。
敷地内で従業員の方に会いまして、
『正規のルートでは無いけど、こちらに行って下さい』
との優しい対応😊

11/3 6:30

という事で、正規のルートに辿り着きます

11/3 6:38

と、またこの道標を見逃しまして🤣
数分のタイムロス😅

11/3 6:55

割合と新しめの橋を渡ります

11/3 7:00

斧かナタで刻んだような感じのルート

11/3 7:09

稜線が見えました、北燕岳辺りでしょうか

11/3 7:14

朽ちかけてます、
ここはちょっと慎重に行きましょう

11/3 7:33

新調されたばかりの様な道標

11/3 7:54

木の根っこの急登

11/3 8:13

渡渉個所は7箇所程あります。
ここは渡渉後 撮影
ヌルヌル滑る石もあるので、ご注意！

11/3 8:19

それほど古くはない大崩壊地

11/3 8:37

河原を少し歩きます

11/3 8:45

最後の渡渉点、西大ホラ沢出合
折角のアスレチックなので渡ってみました
結構揺れました😅

11/3 8:49

西大ホラ沢出合の少し上に大きな倒木が有り、小休止

11/3 9:00

沢方面を振り返る
カラマツの黄葉が少し綺麗

11/3 9:31

結構な急登です
この前後はザレた急登です

11/3 9:53

東沢乗越直下は、
笹の刈り払いがされたばかりの様です🙇‍♂️

11/3 9:54

東沢乗越とうちゃく〜〜

11/3 10:00

沢山有りました😊
この他にもルート上には色々有りましたヨ

11/3 10:01

こんな感じの道を進みます

11/3 10:14

振り返ると、燕岳の峰々
左奥に燕山荘が見えてます

11/3 10:17

東沢岳が見えて来ます
2人程、先行者が見えました

11/3 10:28

来年の花芽が出来てます

11/3 10:36

もうチョイです

11/3 10:36

剣ズリ（真ん中辺）と、その左に唐沢岳
剣ズリの右にはひと月前に登った餓鬼岳が、

11/3 10:44

右側の岩峰直下には、
先程 東沢岳にいらした方達らしき姿が見えました

11/3 10:47

360度写真を撮ってみました、中央は東餓鬼岳
PCの方、360度パノラマのボタンを押すと、
動画の様に360度の景色が見られますので🙏

11/3 10:49

東沢岳 頂上の様子

11/3 10:50

裏銀座方面、
高瀬ダムがチラッと見えてます

11/3 10:50

烏帽子岳〜剱岳
真ん中辺の不動沢のガレが目立ちます

11/3 10:51

再び剣ズリ方面
餓鬼岳から見る姿とは大分異なります

11/3 10:52

東餓鬼岳方面
八ヶ岳と南アが霞んで見えます

11/3 10:52

東方面

11/3 10:52

北東方面、
戸隠とか黒姫、雨飾とか妙高が見えてるのでしょうが
行った事もなく、よく判りません

11/3 11:31

東沢乗越に降りて来て、昼食をと思ったが、
寝不足の所為か食欲がイマイチ、
1個だけ食べて終了した所に
燕岳方面から本日初めての登山者出現

11/3 12:31

ダケカンバの樹に登って撮影
凛々しい剣ズリが有りました
剣ズリ直下の崩壊も激しい

11/3 12:43

左から東餓鬼岳、清水岳、有明山

11/3 12:56

立派なダケカンバの樹と、間に小さく剣ズリ

11/3 13:10

奥北燕平方面、
寝不足の所為か遅々として進まない😮‍💨

11/3 13:45

やっと奥北燕平に到着
予想以上に時間が掛かった😮‍💨

11/3 13:46

今回、一番見たかった景色

11/3 13:53

ちょっとズーム、
光線状態が良くないのは残念

11/3 14:04

笠ヶ岳、双六、三俣蓮華、鷲羽、水晶、野口五郎
が見えてます

11/3 14:29

有明山と燕岳
燕山荘も見えます

11/3 14:45

北燕岳近くの岩峰
こんな岩峰があるとは知らなかった

11/3 14:58

北燕岳頂上より
針ノ木岳、蓮華岳、鹿島槍もくっきり見えました

11/3 15:01

道標が真新しい

11/3 15:07

先程までいた北燕岳

11/3 15:21

燕岳頂上より。
微妙に異なりますが、
同じ様な写真になってしまいます😅

11/3 15:22

燕岳頂上にて
360度写真を撮ろうかと思いましたが
人が多過ぎて止めておきました

11/3 15:23

丸っこい花崗岩も沢山😊

11/3 15:30

観光地の写真、一応撮ります😁

11/3 15:32

大喰岳と槍様（光線状態は残念）
北側なので雪が残ってます。

11/3 15:45

燕山荘〜大天井〜槍穂方面

11/3 15:45

ちょっとズーム

11/3 15:49

こちらも観光地なので一応😄

11/3 16:11

今更ながらですが、燕岳全景です。
知らなかったのですが、
中学校の授業の一環として
学校集団登山に昔からよく使われているとの事です。

11/3 16:12

ちょっと腹ごしらえして、
名残惜しいのですが帰路に就きます

11/3 16:21

少し降りて来て、また撮ります

11/3 16:22

左奥に常念岳も見えてます

11/3 16:24

夕陽に照らされてます
左から蓮華岳、唐沢岳、鹿島槍、剣ズリ、餓鬼岳
ずっと見ていたいのですが……、

11/3 16:33

11/3 16:44

燕山荘から燕の峰々

11/3 16:45

薄っすらと日本一が姿を現してくれました (^^♪

11/3 16:50

では本当にサヨウナラ、、また来ます👋

11/3 17:17

こんなに階段の多い尾根道だったっけ？
と思いながら、ここからヘッデン使用開始、
いつものようによろめかない様、すっ転ばない様
気を付けて、ひたすら下りました。

11/3 18:23

中房登山口に到着、
ここからもう少し歩いて無事下山完了
今回も充実の登山に感謝🙇‍♂️

撮影機器：

COOLPIX A900 ニコン

Google Pixel 4a (5G) SIMフリー Google

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 タオル カメラ ヘッデン （使いませんでしたが チェンスパ）

感想

atomtobio

この様な情勢の中で、
呑気に登山でも無いだろうと感じる方は多いのかも知れないが、
引退した身で家の中に籠りっ放しも精神衛生上よろしくないでしょうし、
運動不足による弊害も出兼ねないので、
引き続き7日から10日に一度程の登山は継続して行こうと思います。

という事ですが、今回は目的地選定に大いに迷わされる事となりました。
11月と云えば、通常ならば北アルプスは雪に閉ざされ、
私等の様な老いぼれ登山者は立ち入ってはならぬ所となる筈ですが、
連日のこの天候、これは最後のチャンスかなと予定を大幅変更。
燕岳には貧乏沢へ抜ける為に一度しか登った事が無いのですが、
（しかもテン場にテントを張っただけで頂上を踏んでなかった😅）
最近見つけた（と云うか見逃していた）燕岳への破線ルート、
中房温泉から東沢乗越へ抜けるルートを登ってみる事としました。

中房温泉から東沢乗越までも、
その後 東沢岳ピストン中も、誰ともスレ違わず、
東沢乗越で休憩している時に出会った方が初めてで御座いました。
その方のお話によると、北燕岳までは正に観光地の様だったと。
その方は餓鬼岳を目指すと、東沢岳の方へ行かれましたが、
東沢乗越を出て10分程して2人目の方とスレ違い。
東沢乗越から中房温泉へ下山するとの事。
まさかここで人と出会うとは、と大層驚いておられました。

その後、北燕岳までは再びスレ違いは皆無。
北燕岳からは、時間的に少しは落ち着いたのでしょうが、
燕岳の半端ない人気振りを改めて知らされました。

今回、燕岳に来たかった理由のもう一つは、
こちら側から、小槍を従えた槍をじっくり見たかったという事ですが、
時間的に光線状態も最悪で、それでも納得の行く瞬間をと、
ギリギリまで粘ってはみたものの、次の機会をと思った次第です。

合戦小屋に差し掛かる所で、
ザイルのはみ出したザックを背負うソロの方とスレ違い、
『どちらまで？』と問うたところ、『大天井まで』と、
『貧乏沢を下るんですか？』、、、『ハイ！！』
180�堕�は有りそうな、精悍な 割合とお若い方でしたが、
11/4は風が強そうでしたので、無事に完登出来たのか？
とても気に掛かっております。

今回もお訪ね下さり、誠に有難うございます🙇‍♂️