紅葉の蓼科山・初山小屋泊・2DAYS
- GPS
- 08:56
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 1,171m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:47
天候 | 晴々 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日陰に少々雪氷霜柱 |
その他周辺情報 | 蓼科山荘 |
写真
感想
蓼科山
最初はどう読んで良いのか分かりませんでしたが、その字面は流れが揃い、そのカタチは艶やかな印象を見る人に与えます。
蓼の字画に対し、科の字画はいささかか弱く、トップヘビーな印象はありますが、蓼の姿が若干下窄まりなこともあり、どっしりした山と上手くバランスしています。
そんな、響きも漢字もエレガントな蓼科山で初めての小屋泊をしてきました。
何となく、暮れゆくシーズンを惜しむように、の~んびりと山で紅葉に埋もれたくて、日帰りでも行けそうなところを山小屋で1泊してみる。という少し贅沢な遊び方。
バスはすでにオフシーズンに入っていて登山口までは行ってくれず、蓼科山登山口バス停の手前のアルピコ蓼科高原別荘入口のバス停で下車、そこから歩いて20分ほどで登山口に到着。
天祥寺原の分岐では一旦、山頂へは行かずに、大河原峠まで、蓼科山を横目に眺めながら、長閑な道を歩いていきます。
まあるく何とも穏やかな山容をした蓼科山です。
誰もいない☺️
天気もいい☺️
景色もいい☺️
体調もいい☺️
気持ちいい☺️
夏日予報で半袖で歩いていました。
13時。大河原峠に到着。ここでお昼でもしようかと思いましたが、今日泊めていただく蓼科山荘まで行っちゃうことにします。
山小屋に着く頃にはお腹はペコペコ、何か食べるモノがあるかと伺うと豚汁とおこわがあると言うことで頂くことに😋 軽井沢ビールもあると言うことで😆💦
11/4で小屋も店仕舞いということでその準備が行われていました。
腹ごしらえも済ませて、要らない荷物も置かせて頂き、山頂を目指して歩き始めます。
程なく大きな岩がゴンゴンゴンと折り重なる様な道が続きます🪨
なかなかです。これは少しでもコケたらとても痛そう。
山頂山荘が見えて、山頂に着いたことが分かりました。
なんとも岩しかないなんとも荒涼とした山頂です。ひろい。
下から眺めていた、あの柔らかなイメージからは想像できない、まるで火星の様な景色です。
火星には行ったことありません。
ぐるっとお鉢巡りではありませんが、蓼科神社奥宮をお参りして、山頂展望台で雄大な景色をしみじみと眺めて、山頂を後にしました。
山小屋へ戻りチェックイン。全室テントの個室仕様😯テンパク?
とはいえお布団はふっくらで、寝袋+マットとはえらい違い。プライバシーも守られててとても快適です☺️
お楽しみの晩ごはん。カラダを動かした後のビールも美味しい😋 お米と豚汁はおかわり自由ということで、おかわりしてしまいました😋
自然と会話が始まる、と良く見聞きしたことのある通りだった山小屋泊。
夜空を写真撮ったり、やっぱり夜はやっぱり冬です。とても寒くて凍れる感じで急いでお布団へ。
寝れるかな? 夜中目が覚めちゃうかな?
なんて思いつつも。。
そしてこれもまたウワサ通りだったいびき問題😴
消灯後、皆さんなるべく音を立てまい、ヒソヒソと、出来るだけソロソロと身をこなすのだが、そんな努力を無のモノとして、時には地響きの様な、自由奔放に不快な音を撒き散らしていることに、それに加えて、そのあまりの仕方無さに、何とも言えない若干のイライラを覚えます。
しかた無いのです・・と、分かってもいながら😂 もしかしたら自分だって。。😴ンゴー
テント泊でも何処からともなく聞こえてはいましたが。。
そんな時はノイズキャンセリングのイヤホンを耳に挿しておくだけで割と静寂をもたらしてくれました。
という心配もよそに、割とちゃんと寝れまして🥹目覚ましが鳴る前の4時前に目が覚めます。
といっても朝ごはんまで2時間しかありません。朝散歩しないといけないのに。
となかなか暗い中で準備も捗らず、山頂へ向けて身軽で歩いて行ったのですが。。
見晴らしの良いところまで出ることが出来ず時間切れ。。
昨晩、晩ごはんを沢山食べたのに、その後直ぐに寝たのに、、ただ寝ただけなのに、時間が来ればキチンとお腹が減り、朝ごはんをちゃんと食べれちゃいます🤭
この日は、山頂を経由して女ノ神茶屋の方へ抜けるルートです。2回目の山頂。
吹上げてくる風がすごい。カラダを持っていかれそうになる寸前の感じで、身を小さめに岩にしがみつく様に山頂を越えていきました。
時々、しみじみと眼下に広がる紅葉の海を眺めたり、先月に登った赤岳を眺めたり。
今日も急ぐ必要はありませんが、一応バスの時間も意識します。
山頂から樹林帯へ入ると風は穏やかに、なるほど~と、こんなにも違うんだなぁと実感しつつ、あとはゆるゆると、休み休み下って女ノ神茶屋の登山口へ出ました。
石臼台別荘地バス停までは歩いて30分。時間通りにバスが来て、無事に初山小屋のこの山行を終えることが出来ました☺️
日帰りではけして味わえない森の中でぼーっとする時間。
急がない、ただただ、しみじみと、行くためだけの山時間。しかも終始良いお天気。しあわせなひと時でした。
さて連続山行も5週目に突入してしまいました。まるで修験者の様になってきましたが、、週末何処かで雨でも降ってもらわないと止めることができません🐒
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