万太郎山（吾策新道ピストン）

2015年04月18日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,422m
• 下り: 1,413m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:37
• 合計: 8:37

5:30 高波吾策像
6:10 6:20 吾策新道登山口
8:05 8:10 大ベタテノ頭（吾策新道）
8:40 8:45 井戸小屋沢ノ頭（吾策新道）
10:03 11:20 万太郎山
12:03 井戸小屋沢ノ頭（吾策新道）
12:30 大ベタテノ頭（吾策新道）
13:26 吾策新道登山口
14:07 高波吾策像

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高波吾策像の広場横の駐車場に駐車。
万太郎山登山口方面の車道は土樽パーキングや林業、河川管理関係者用に除雪してあるが、一般車両は通行止めになっている。
ちなみに蓬峠、茂倉岳方面の車道はまだ除雪されていない。

コース状況／危険箇所等

・痩せた雪稜を通過する箇所があるが、雪が締まった朝はともかく、午後の緩んだ雪
　ではドブった際にバランスを崩す恐れがあり、慎重に。
・尾根上部の岩峰群の通過の際、一つ目の岩峰を西側に巻く夏道が数箇所雪で分断さ
　れており、先行者(ダブルストックのようだった)は上に向かって藪漕ぎ＆岩場を直
　登していた。私は慎重にトラバースしたが、ピッケルがないと厳しい場面かも。

写真

4/18 5:26

高波吾策像の広場の駐車スペースに駐車。
この先はまだ通行止め。

4/18 5:31

スタートしてすぐ正面に茂倉岳。

4/18 5:38

左側に武能岳。

4/18 5:42

関越道の下を潜るとようやく今日の目的、万太郎山が姿を現す。

4/18 5:43

凛々しいお姿。

4/18 5:57

林齢の低い植林地が出てきて少し行くと除雪区間終了。
登路となる枝尾根(正面の杉林)と万太郎尾根が見えています。

4/18 6:09

杉林から登山開始。

4/18 6:18

雪が十分締まっているので、ピッケル・アイゼンで。

4/18 6:45

杉林の途中から左方向に逃げると明るいブナの斜面に。

4/18 6:45

後方には足拍子山稜。

4/18 7:05

後半はかなりの急斜面になります。
茂倉岳と谷川岳。

4/18 7:34

急斜面を登りきって尾根に乗りました(舟窪)。
尾根の西側の展望が開けました。仙ノ倉山。

4/18 7:35

苗場山、日白山。

4/18 7:36

ここから雪と夏道のミックスになりました。

4/18 7:49

大ベタテノ頭までの間、痩せた箇所があります。
ここは雪が緩んだ帰りの方が怖かったです。

4/18 7:49

周りの景色を楽しみながら進みます。
1．足拍子山稜、武能岳、茂倉尾根。後方に巻機山、大源太山など。

4/18 7:49

2．茂倉岳〜谷川岳、オジカ沢ノ頭。

4/18 8:00

先行者が一人いますが、まだ姿を確認できていません。

4/18 8:06

大ベタテノ頭から見た、山頂へと続く急登の尾根。

4/18 8:08

トマノ耳と肩の小屋をアップで。
あちらは今日も賑わっているでしょうか。

4/18 8:22

すっかり雪が落ちて黒々になった大源太山。

4/18 8:10

井戸小屋沢ノ頭の先、岩峰群へ向かう先行者を発見。

4/18 8:39

井戸小屋沢ノ頭に到着。
先行者からは30分遅れくらいかな。

4/18 8:40

谷川主脈がグッと近くなってきました。
意外と迫力ある岩壁の大障子ノ頭。

4/18 8:40

主脈稜線、オジカ沢ノ頭、谷川岳。

4/18 9:40

岩峰群の西側の夏道を登ります。

4/18 9:53

いつの間にか稜線の鞍部より高い位置に。

4/18 9:53

主脈縦走路分岐の道標が見えてきました。

4/18 10:00

主脈縦走路との分岐点。

4/18 10:07

山頂に到着しました。
仙ノ倉山をバックに記念撮影。

4/18 10:08

山頂からの展望(東側)
1．巻機山、武能岳、茂倉岳、一ノ倉岳など

4/18 10:07

2．武能〜谷川岳、主脈稜線。

4/18 10:07

3．赤谷川源流域、俎��山稜。

4/18 10:08

西側の展望
1．主脈稜線、エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山

4/18 10:09

2．手前から仙ノ倉北尾根、日白山〜タカマタギ、苗場山

4/18 10:09

先行者は山頂を通過して東俣ノ頭付近にいました。
主脈縦走？、もしくは毛渡乗越から下山でしょうか。
位置関係は少し縮まったかな。

4/18 10:24

私は今日はここで満足。山頂でゆっくりしていきます。
カンパイと、今日はラーメンです。

4/18 11:24

そろそろ下山します。
標高の低い方が雪で白い。

4/18 11:52

※今日のルートの核心的な箇所。(少し大げさかもしれませんが、慎重に越したことはないと思うので...)
最初の岩峰を西に巻いてトラバースしていく夏道が雪で分断されており、先行者は藪と岩場を直登していました。

4/18 11:40

※直登して最初の岩峰上部に出たところ。
下るのはちょっと大変かな。

4/18 11:48

※私は慎重にトラバースして夏道を繋いでいきました。

4/18 11:52

※こちらは少し距離が長いです。写真写りより急傾斜で、ピッケルがないと厳しいと思います。
雪の状態は日々変化していくので、慎重な状況判断が求められます。

4/18 12:18

大ベタテノ頭への登り返し。

4/18 12:54

舟窪から先は滑るように下りました。

4/18 13:32

林道に出たところ。轟音を響かせて流れる万太郎谷本流。

4/18 14:07

爽やかな春風を浴びながら林道を下り、駐車場に到着。

撮影機器：

XZ-10 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kikkorin

去年、登山を再開してから谷川主脈でまだ未踏だった万太郎山に登ってきました。
通算では5回目くらいだったと思います。自宅のある十日町からは細身な富士山体型の整った輪郭で望むことができるこの山は、かなり好きな山の部類に入ります。
それにしても、土曜日で晴天でも今日の入山者は2名だけと、そんなにマイナーな山でもないと思うのですが・・・。先行者の方とは山頂でお話でもできるかと思っていたら、通過点にされてしまったし・・・。おかげでまたしても山頂貸切という贅沢にあずかれました ^^;; 　
いやー、雪国の山々もすっかり春になりましたね。