両神山 納宮から日向大谷、八丁峠へ・・・。累積標高2400mで脚が棒に・・・限界

2015年04月18日(土) [日帰り]

• GPS: 13:15
• 距離: 25.3km
• 登り: 2,684m
• 下り: 2,676m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:54
• 休憩: 1:06
• 合計: 13:00

7:22 納宮登山口
9:01 9:03 奈良尾峠
9:35 9:39 両神山荘
10:13 10:14 会所
11:54 赤滝
12:28 12:56 養老の滝
13:50 両神神社
14:16 14:35 両神山
14:59 15:01 前東岳の岩場
15:25 東岳
15:51 15:58 龍頭神社奥宮
16:37 16:39 西岳
16:45 16:46 行蔵峠
17:25 八丁峠
18:32 大岩
20:05 坂本
20:09 尾ノ内渓谷入口
20:22 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

納宮バス停付近、駐車スペースあり。
トイレもあり。

コース状況／危険箇所等

危険個所多数あり。

�’宍椶�ら日向大谷までは、現在登山道としての管理がされておらず、ルートが分かりづらいです。コースアウトして、ザレ場の急斜面を滑りながらトラバースしました・・。

�⊆径貘凜魁璽垢魯團鵐�リボン多数でコースアウトの不安はありませんが、途中橋の崩落や落ち葉だらけの急斜面など気が抜けません。
ですが、沢沿いでとても気持ちがいいコースでした。とくに終盤の養老の滝は太古の時代へタイムスリップしたかのようで、一見の価値ありです。

�Ｎ梢聖劃困�ら八丁峠にむかうルートは、鎖場は言わずもがななので割愛させていただきますが、ナイフリッジや滑りやすいトラバース、いきなりの断崖絶壁等がこまめに続くので気が抜けません。とくに、今回はこのあたりで体力の限界にきているところへこの難路だったので非常に消耗しました。
また、アップダウンの連続なのでこまめな休憩が必要と思われます。

�と�丁峠から大岩経由坂本バス停のルートはピンクリボンや黄色テープ等ありますが、あまり人が往来していないようで踏み跡不明瞭個所多数あり。またコースに倒木多数あり、そのままコースアウトする危険もあります。
今回は時間も遅かったので大岩から一般林道にエスケープしました。

写真

納宮バス停からスタート。
桜がきれいでした。

納宮からのルートは廃道になっているとの標識が・・・。

でも日向大谷へのカンバンがあります。

途中、コースから外れてしまい、急登やトラバースを何度も繰り返しました・・・・。やはり道がわかりづらいです。

やっと日向大谷到着。

人がたくさんいました。
山荘のポチにも熱烈に歓迎されました。

ここから先はとても整備された登山道でした。
いたるところに祠や石像などが・・・。

こんなところにも

分岐点で一般コースに行くか七滝沢コースに行くか迷いましたが、看板に手書きで書かれていた「名瀑あり」の一言で七滝沢にトライ！

花が咲いてました。

七滝沢コースは基本、沢沿いを歩いていく気持ちの良いルートでした。
人は少なかったです（すれ違いで4〜5人くらい）

橋が崩壊

見上げると断崖絶壁が！
かっこいい！

終盤にとてもきれいな滝が！
太古の秘境のようなとても神々しい感じでした！
これを見れただけでも来たかいがありました！

さっきの滝を上から撮影。

さらに進むとさっきの滝のさらに上から見れるようです。
看板によると養老の滝というようです。

ここからもきれいでした。

一般コースに合流。鈴が坂では登山者多数とすれ違いました。
つづら折りの坂で、下りてくる人が多かったので、細かい落石が結構ありました。

神社に到着

神社入り口の狛犬（狼）にマジックで落書きがしてありました・・・。こういうことをする人の神経がわかりません。

もうすぐ山頂です。

山頂に着きました！
狭かったので7〜8人でいっぱいでした。
まともに休めず、眺望も楽しめず、残念。

八丁峠へ向かいます。
すぐのところで、コースを間違えてしまい危うく岩から転落しそうになりました・・・。
ほぼ垂直の岩を下るのに鎖も付いてないのでおかしいと思いながらも進んでしまったのです。

「やばい！」と思い来た道を戻ると、標識がありました。

景色がきれいです。
見事な岩山です。

鎖場だらけww。
この辺りではだいぶ消耗していたので、つらかったです。

これでもかというぐらい鎖場の連続。
泣きそうになりました・・・・。というか半泣き状態でした。

山頂からの稜線を振り返ります。

やっと八丁峠。この時点で日が暮れ始めていたので、この辺りでビバークも考えましたが進みました。

八丁峠から坂本方面への道は非常に分かりづらかったです。

山道をこんな倒木がふさいでいたり・・・。

なんとか真っ暗になる前に林道にエスケープできました。

林道から見上げる両神山。
途中、カモシカやタヌキ多数遭遇しました。
クマはいなかったので助かりました。

感想

tirolwanwan

初めての山では無理は禁物。余裕のある計画を立てるのが重要と思いました。
無雪のそれほど高くない山なので大丈夫だろうとはっきり言ってなめてました両神山。
結果として、これまでの数少ない山行のなかで体力的には一番ハードなものとなりました。おなかいっぱいです。

八丁峠からの鎖場は、体力が消耗していると非常に危険です。

にしても、両神山はいろんな楽しみ方ができる山だと思いました。