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Yamareco

記録ID: 6161510
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ハイキング
中国山地東部

大ヶ山 ~やっとたどり着いた高原の山でコケる~

2023年11月08日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
05:15
距離
5.0km
登り
316m
下り
318m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:13
休憩
0:03
合計
5:16
距離 5.0km 登り 322m 下り 323m
10:24
22
スタート地点:展望駐車場
10:46
24
11:10
6
三ツ岩
11:16
22
11:38
11:40
28
笠岩
12:08
12:09
211
鬼の門
15:40
ゴール地点:展望駐車場
鬼の門からゴール地点の間で転倒しました。この間3時間以上かかっていますが、気が動転していて、なんでこんなに時間がかかったのかわかりません。
天候
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥取側から行こうとするとかなり回り道になります。車で2時間半以上かかりました。
コース状況/
危険箇所等
急な上り下りはありません。登山道(遊歩道)も明瞭で迷うことは無いと思いますが、落ち葉が積もっていて足下がよく確認できないので気を付けましょう。私は転倒して今、体中が痛いです。
大ヶ山へ向かって細い道を上ります。
2023年11月08日 09:44撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
11/8 9:44
大ヶ山へ向かって細い道を上ります。
途中に公衆トイレが。鍵は開いていてちゃんと使えました。
2023年11月08日 10:01撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
11/8 10:01
途中に公衆トイレが。鍵は開いていてちゃんと使えました。
展望櫓のある駐車場に到着しました。
2023年11月08日 10:09撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
11/8 10:09
展望櫓のある駐車場に到着しました。
櫓の上に上がってみました。周囲の山がよく見えます。
2023年11月08日 10:10撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 10:10
櫓の上に上がってみました。周囲の山がよく見えます。
道路を歩きます。アマチュア無線基地とアンテナの脇を進みます。
2023年11月08日 10:30撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
11/8 10:30
道路を歩きます。アマチュア無線基地とアンテナの脇を進みます。
天気が良くて紅葉が生えますが、きれいな紅葉は少ないです。
2023年11月08日 10:34撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 10:34
天気が良くて紅葉が生えますが、きれいな紅葉は少ないです。
森の方へ向かいます。
2023年11月08日 10:39撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
11/8 10:39
森の方へ向かいます。
ミズナラの黄葉
2023年11月08日 10:41撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 10:41
ミズナラの黄葉
三等三角点「阿波」
北緯 35°14′27″.8283
東経 134°05′01″.1564
標高(m) 989.67
2023年11月08日 10:44撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 10:44
三等三角点「阿波」
北緯 35°14′27″.8283
東経 134°05′01″.1564
標高(m) 989.67
しばらく森の縁を進みます。
2023年11月08日 10:50撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
11/8 10:50
しばらく森の縁を進みます。
左側はススキの草原、右側はスギやヒノキの植林。
2023年11月08日 10:55撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 10:55
左側はススキの草原、右側はスギやヒノキの植林。
休憩舎とトイレがあります。ここが車道の終点のようです。
2023年11月08日 11:01撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
11/8 11:01
休憩舎とトイレがあります。ここが車道の終点のようです。
杉林の中を下ります。
2023年11月08日 11:06撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 11:06
杉林の中を下ります。
これが「三ツ岩」のようです。よくみると、もっと多くの岩がありますけど。
2023年11月08日 11:10撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 11:10
これが「三ツ岩」のようです。よくみると、もっと多くの岩がありますけど。
ピークへ向かう道を進みます。下草は刈られて道になっています。
2023年11月08日 11:15撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 11:15
ピークへ向かう道を進みます。下草は刈られて道になっています。
この先がピークかな、特に山頂標識は無いようですが。
2023年11月08日 11:17撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
11/8 11:17
この先がピークかな、特に山頂標識は無いようですが。
木の隙間に近くの山の稜線を見ることができます。
2023年11月08日 11:21撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 11:21
木の隙間に近くの山の稜線を見ることができます。
反射板がありました。
2023年11月08日 11:22撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 11:22
反射板がありました。
右側(西側)が開けています。
2023年11月08日 11:26撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 11:26
右側(西側)が開けています。
傘岩の方へ進みます。
2023年11月08日 11:27撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
11/8 11:27
傘岩の方へ進みます。
標識に従うと、見晴らしの良い石舞台の上に出ました。
2023年11月08日 11:38撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 11:38
標識に従うと、見晴らしの良い石舞台の上に出ました。
360°カメラで撮ったパノラマ写真
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360°カメラで撮ったパノラマ写真
角ヶ仙かな、三十人ヶ仙かな、泉山かな、確認できませんでした。
2023年11月08日 11:42撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 11:42
角ヶ仙かな、三十人ヶ仙かな、泉山かな、確認できませんでした。
少し進んで振り返ると、確かに傘岩だ。
2023年11月08日 12:00撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 12:00
少し進んで振り返ると、確かに傘岩だ。
戻って斜面のトラバース道を進みます。
2023年11月08日 12:07撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
11/8 12:07
戻って斜面のトラバース道を進みます。
岩のトンネル!
2023年11月08日 12:08撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 12:08
岩のトンネル!
これが「鬼の門」のようです。
2023年11月08日 12:08撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 12:08
これが「鬼の門」のようです。
赤の鮮やかなカエデ
2023年11月08日 12:11撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 12:11
赤の鮮やかなカエデ
狭くて不明瞭ですが、何となく道。
2023年11月08日 12:16撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 12:16
狭くて不明瞭ですが、何となく道。
落ち葉コレクション
2023年11月08日 12:19撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
11/8 12:19
落ち葉コレクション
これも大きな岩、モアイの横顔のような。
2023年11月08日 12:21撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 12:21
これも大きな岩、モアイの横顔のような。
ニガクリタケかな。
2023年11月08日 12:23撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 12:23
ニガクリタケかな。
紅葉はまばら。
2023年11月08日 12:27撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
11/8 12:27
紅葉はまばら。
落ち葉に覆われた登山道。
2023年11月08日 12:34撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 12:34
落ち葉に覆われた登山道。
クリタケかな。
2023年11月08日 12:37撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 12:37
クリタケかな。
かつては木段が整備されていたようですが、かなり朽ちています。
2023年11月08日 12:39撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 12:39
かつては木段が整備されていたようですが、かなり朽ちています。
転倒した場所。どんなコケ方をしたのかわかりません。
2023年11月08日 13:57撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 13:57
転倒した場所。どんなコケ方をしたのかわかりません。
気を取り直して歩き始めます。
2023年11月08日 15:23撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 15:23
気を取り直して歩き始めます。
行きがけに通った道に合流しました。
2023年11月08日 15:25撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 15:25
行きがけに通った道に合流しました。
休憩舎を過ぎて、車道に入りました。
2023年11月08日 15:37撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 15:37
休憩舎を過ぎて、車道に入りました。
車のところまで戻ってきました。早く帰ってゆっくりしよう。
2023年11月08日 15:40撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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11/8 15:40
車のところまで戻ってきました。早く帰ってゆっくりしよう。
4日後に再び訪れてカメラ回収とドローン撮影を行いました。ドローンで上空から撮影した大ヶ山の姿です。
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4日後に再び訪れてカメラ回収とドローン撮影を行いました。ドローンで上空から撮影した大ヶ山の姿です。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 ジャンパー 日よけ帽子 登山靴 サブザック(15L) 飲料(麦茶600mL) スマホ(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) カメラ ドローン(MavicMini) 腕時計
備考 結局、この日はドローンは飛ばしませんでしたが、4日後の12日に再び訪れてドローン撮影しました。

感想

 秋も深まってきた。まだ山に雪は降らないが、1000m級の山歩きは防寒しなければ耐えられない季節が近づいてきた。
 この日は平日なのだが、先日の中国大会の振替休が取れた。天気も良かったので、軽く歩ける山へ行って、昼過ぎには下りてこようと考えた。そこで思い出したのが「大ヶ山」、2019年に一度行こうとして、阻まれた山だ(「大ヶ山(だいがせん)に辿り着けなかった。」https://www.yamareco.com/modules/diary/271283-detail-198889 )。山自体はなだらかで、高原のハイキングができる山らしいのだが、北の鳥取側からはアクセスが難しく、いったん津山辺りまで下ってまた北上しなければならなそうだ。家を7時半ぐらいに出発して、何とか最短距離でとナビを駆使しながら運転してみたが、物見峠を通って東側からのアクセスは「通行止め」と道路への倒木落石でダメだった。仕方なく南側にかなり大回りしてやっとたどり着くことができた。
 到着した大ヶ山は一面に広がる笹原の大地だった。予想通りピークはどこだかわからないが、中国山地の1,000m近い標高の場所にこんな平原があり、そこへ車で乗り入れることができるとは驚きだ。この大地の中程にアマチュア無線の基地があり,アンテナといくつかの個室があるが、この日は誰もいないようだった。その少し先に展望櫓と駐車スペースがあったのでそこに車を停めた。
 まずは三角点を目指した。最初は舗装道路を歩いて戻り、途中から笹原と杉林の間の土の道を歩く。全くもって平坦だ。少し歩いたところで、道の中に四角い標石が顔を出していた、三角点だ。山頂という感じは全くしない。とりあえず写真を撮ってそのまま杉林とススキ草原の間の道を進む。高低差は無い。そのうち、左側に木造の小屋が見えてきた。トイレと休憩所があるらしい。そこが、車道の終点のようだ。休憩所には向かわず、標識の矢印が示す方向へ直進した。何やら見どころがあるらしい。杉林の中に入るとやや急な下り斜面になった。笹原の大地を外れて少し下るらしい。道は真っ直ぐで明瞭、高低差が全く無い山だと思っていたので、アップダウンを体験できることがちょっと嬉しい。しばらくして杉林の中の鞍部に出た。ここから道はやや上りになる。程なく、道の脇右側に巨大な石が並んでいるのが見えた。これが「三ツ石」らしい。大小数えれば5個以上の石があるのだが、大きい方から3つを数えているのだろう。そこから、杉林の中の上り道を上ってピークを超えたところに反射板があった。少し視界が開けていて、周囲の山並みが見える。あらためてここが標高1,000m近い山の上だということがわかる。更に少し進むと「笠岩」の標識があるので、それに導かれて右に少し折れると直径1mほどの石のテーブルの上に出た。そこからは反射板地点より更に広く周囲の山や谷を展望することができた。もうしばらく進んでみたが、下るばかりで特に見所もなさそうだったので引き返すことにした。
 帰りはさっき歩いた尾根道ではなく、山腹につけられたトラバース道を歩いてみることにした。こちらのトラバース道がヤマレコには登山コースとして登録されているが、道は狭く不明瞭だ。道の左側は灌木の茂る下りの斜面、右側は岩の壁と稜線へ向かう急斜面、どちらにも進めず、辛うじて足場のあるところをほぼ水平に歩く。所々に木の柵のようなものや木段の痕跡もあるがほぼ朽ちていて多くが崩れていた。しばらく歩くと、そそり立った岩の隙間の上に別の岩が被さってトンネル状になっているところに出くわした。これが「鬼の門」のようだ。岡山県にはどうも昔から鬼がいたらしい。
 門をくぐって不明瞭なトラバース道を進んでいると、突然左足下のバランスが崩れた。体が下に落ちて一旦腰をついたものの下へ向かう速度は落ちず、平衡感覚を失った。どこまで転げ落ちるのか、一瞬「死」が頭をよぎった。‥そして気付いた時には斜面の途中に止まっていた。心臓は高鳴っているが、体を動かしてみても大きな痛みは無い。骨折は免れたようだ。ほっと一息ついて斜面を這い上がり、何とか歩いていた道まで上り返した。
この転倒事故については別に日記にまとめました。色々反省→ https://www.yamareco.com/modules/diary/271283-detail-315311

いつの間にか時間は3時間近く経過していた。歩き終わったら飛ばそうと思っていたドローンを飛ばすのもやめて、気持ちの整理もつかないままその日は帰途についた。

 リュックに刺していた自撮り棒付き360度カメラinsta360X3が消えてしまって、どこに行ったのかわからなくなっていたのが心残りだった。このカメラ、以前一度紛失して再購入した2台目なのだ。これが無くなったらもう360度カメラはやめようと半分諦めていたが、その週の週末に再びこの山を訪れて再度捜索したところ、当日探していた場所よりもう少し先に落ちているのを発見し、回収に成功した。ついでに、ドローンも飛ばして当初の予定は一応遂行できた。曇っていて今一つ冴えない映像になってしまったのは少し残念だが。

ドローン映像(1分52秒)

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