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Yamareco

記録ID: 616805
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アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳石尊稜ルートから赤岳日帰り(ソロ)

2015年04月19日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.9km
登り
1,397m
下り
1,384m

コースタイム

日帰り
山行
10:35
休憩
0:25
合計
11:00
2:30
60
美濃戸口
3:30
90
やまのこ山荘
5:00
5:10
20
赤岳鉱泉
5:30
90
小同心ルンゼ出合
7:00
150
第1岩壁取り付き
9:30
90
石尊稜ルート終了点
11:00
11:05
35
赤岳山頂
11:40
11:50
100
行者小屋
13:30
美濃戸口
天候 晴れのち雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
朝2時半に出発
2015年04月19日 02:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/19 2:45
朝2時半に出発
暗いけど道がわかりやすいし覚えているから怖くない北沢
2015年04月19日 04:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/19 4:38
暗いけど道がわかりやすいし覚えているから怖くない北沢
明るい頃に赤岳鉱泉に到着
2015年04月19日 05:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/19 5:03
明るい頃に赤岳鉱泉に到着
アイスキャンディーはもう終わっている。
2015年04月19日 05:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/19 5:10
アイスキャンディーはもう終わっている。
行者小屋に向かう道で直ぐ出てくる沢をつめる。
2015年04月19日 05:40撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/19 5:40
行者小屋に向かう道で直ぐ出てくる沢をつめる。
いい天気
2015年04月19日 06:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/19 6:02
いい天気
南寄りの沢をつめると下部岩壁が左側に来る。
2015年04月19日 06:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/19 6:02
南寄りの沢をつめると下部岩壁が左側に来る。
見るからに脆い。
2015年04月19日 06:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
4/19 6:12
見るからに脆い。
下部岩壁
2015年04月19日 07:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
4/19 7:20
下部岩壁
途中で見下ろす。
2015年04月19日 07:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
4/19 7:20
途中で見下ろす。
支点探してたら錆びたピトンが落ちてたので打ち直しました。
多分使う人はそんなに居ない。
2015年04月19日 07:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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4/19 7:42
支点探してたら錆びたピトンが落ちてたので打ち直しました。
多分使う人はそんなに居ない。
草つきリッジ
2015年04月19日 08:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
4/19 8:20
草つきリッジ
上部岩壁は3級+くらい?
2015年04月19日 09:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
4/19 9:11
上部岩壁は3級+くらい?
最後は適当なルンゼを詰める。
2015年04月19日 09:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/19 9:21
最後は適当なルンゼを詰める。
股下から撮影。
2015年04月19日 09:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
4/19 9:22
股下から撮影。
一般路に合流。
2015年04月19日 09:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
4/19 9:37
一般路に合流。
赤岳ピークもちゃんと踏みますよ。
2015年04月19日 11:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5
4/19 11:04
赤岳ピークもちゃんと踏みますよ。
昼前からずっと雨でがっかり。
2015年04月19日 11:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
4/19 11:51
昼前からずっと雨でがっかり。
岩小屋。今回初めて気がついた。
2015年04月19日 12:59撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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4/19 12:59
岩小屋。今回初めて気がついた。
雨なので駆け足で降りて1時間半くらい。
2015年04月19日 13:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
4/19 13:16
雨なので駆け足で降りて1時間半くらい。
撮影機器:

感想

久しぶりの一人登山は手ごろな八ヶ岳へ。

2週連続の奇跡の土日休みは見事に雨天で潰されてしまったので、今週から通常通り日曜日のみ休み。

日帰りで高いところに登りたいなぁと思い立ったので、まだ行っていない八ヶ岳西壁の石尊稜に行くことにしました。

前日仕事終わりにそのまま車で美濃戸口へ。
適当に装備を整えて車内で仮眠。

2時起床。11月と比べて夜明けが早いので早めに出る。
2時半に出発。

最近買ったペツルのヘッデンをまともに使うのは初めてだ。

空は快晴で星が出ていたが、残念ながら僕は近眼なのであんまり星は綺麗に見えない。

真っ暗だけれど慣れた道だし、もう凍結箇所も少ないのですいすいと進む。
堰堤広場の手前辺りでピー、ピーっていう謎の音が怖かった。

日が開けるのと同時に赤岳鉱泉に到着。

前もって調べておいた取り付きへの見取り図をザックから出してとりあえず進む。
アイゼンの後があったのでよく締まった雪の上を快適に取り付きへ向かう。

ちょっと迷って無理に直登しようとするが脆すぎて南よりの沢をつめて下部岩壁へ巻いて1ピッチ目に到着。

久しぶりのソロだしザイルを出す。

壁というには角度がないのでザイルがおもい。アンカーはハンガーボルトがしっかり打ってあるが簡単なルートは間隔が遠い。

ルートはどこでも取れそうだし、あっちこっちに下降支点があったりするので少し迷いながらも先行PTか前日のPTが残した踏み跡があったので頼りに進む。

踏み跡を残した人も単独っぽい。

彼は単独かもしれないが、踏み跡を追いかけた時点で僕は単独で登った事にならないのかもしれない。

下部岩壁は50mぴったりなので、1Pで終わってしまった。

脆くて難しいとの事だったがグレード的にはやっぱり元薜焚爾世蹐Α

脆さで言えば中山尾根の方が脆かったのは季節の差かな。
もう本当に温かい内に登るの止めとかないと。ルートなくなっちゃうかも。
岩質が脆いのでアイゼンの爪あともひどい。

草つきリッジは時々不安定だが卦薜焚次ザイルはさっさとしまって以降はフリーで登る。

上部岩壁も弱点をしっかりついているので難しくない。

最後は雪の斜面を登って終了。

正直何も印象に残っていない。俺、ルート間違えた?

一般縦走路と合流すると強風に乗って氷の粒が顔を打ち付ける。
曇っているとはおもっていたが雨が降ってくるのは予想外だ。

とりあえず最近頂上から離れているので、赤岳を目指す。
一般縦走路の岩場も実際の所難易度からすれば大差ないけれど、バリエーションとの最大の違いはその岩の脆さだとおもう。これは穂高とかでも一緒かも。

特に何も考えずに足や手を置ける一般路はストレスがなくて快適だ。

とは言え、赤岳までの登りは中々歯ごたえがあってしんどい。ダブルアックスじゃストック代わりにならないし何か微妙だ。

装備がばっちり決まっていて雨で濡れても寒くない。
ソフトシェルは濡れているはずなのにまったく冷たくない。
ファイントラックのドライレイヤーは本当に凄い。

新調したズボンはノースのスーパーアルパインパンツもしっかり撥水していてある程度染み込んでもドライレイヤーで直接肌が冷える事はない。ポケットの中も濡れていなかった。

足元も雪がある内はネオプレンソックスにしておけば間違いなさそうだ。足は臭くなるけど仕方がない。山で快適すぎる。

首周りはマウンテンハードウェアの薄手のバラクラバはちゃんと被らなくても首に巻いているだけで雨の入りを抑えるし、頭だけ被っておけば耳は温かい。口元もそこまで息苦しくないのでオススメだ。

久しぶりに立った赤岳のピークは遠くは見えるのに風も強いしあんまり長居する気にもならない。

文三郎尾根を下って行者小屋で装備を整えてからアイゼンも脱がずに南沢を下る。

怪我した時の下山路にしてから本当に嫌いになった道だけれど、雪がある内は歩きやすいし1時間もあれば下りてしまう。
殆ど雪は残っていないけれど凍結箇所を駆け抜ける為にぎりぎりまでアイゼンを履いた。沢と合流している部分でアイゼンの泥を流して脱いだ。

行者小屋から1時間半もあれば美濃戸口に到着。

簡単そうに書いて見たけど実際今回はバテバテだった。
なんせ年末からまともな登山をしていない。ザックのバランスをとる為の腹筋と背筋が足りていないので下っていると痛んでくるし、足もくたくた。
稜線に出れば酸素不足で呼吸は乱れる。何か初めて酸素の薄さを実感したかも。

南沢の後半とか喘ぎながら下山していた。
声に出して呼吸すると違う筋肉使うみたいで呼吸が楽なんだよね。
他人から見れば凄く気持ち悪いとおもう。

明らかに体力が足りていないので、来週も登山主体の山にしようとおもいます。


使用装備

一般装備
・ザック25リットル
・ヘッデン
・トポ図
・山と高原地図
・カメラ
・携帯電話
・ナイフ
・ファーストエイドセット
・一人用ツェルト
・雨具上下
・予備電池
・サングラス


登攀用具
・ダブルアックス 1本だけ使用
・平爪12本アイゼン
・ヘルメット
・ハーネス+チェストハーネス
・ルベンソ(下降用)
・ソロイスト
・ザイル 10.2mm*50m
・ヌンチャク8組
・スリング一式
・環付ビナ10枚
・アッセンダー2つ
・カム#1、#2 ナッツ一式 使用せず
・ハーケン 使用せず

4/21追記
つたない動画あげました。


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