恵那山
- GPS
- 08:26
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,376m
- 下り
- 1,376m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:17
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
11月11日(土)「晴れ」 大学時代の恵那山錬成合宿の記憶を辿りに行く。8時頃神坂峠に到着するが、百名山で人気あるのか満車だった。萬岳荘手前の駐車場で最後の1台をGET出来た。早々、萬岳荘を訪ねてから出発する。萬岳荘裏山の富士見台高原方面も笹ヶ原の山で、のんびり歩けば癒されそうだ。神坂峠から千両山、鳥越峠までは、お初の登山道だ。鳥越峠から大判山中腹までは、稜線を巻いて行く。標高は既に1500mを越えて、中津川を俯瞰し高度感がある。登るにつれて段々と御岳、乗鞍、穂高と展望が広がる。穂高は雪も被り白く輝いている。中央アルプスは縦に眺められ、南アルプスも全部眺められる。雲海も纏わり付き、極上の眺めだ。学生時代は、展望に覚えは無く(多分、眺めても山の名前も分からなかっただろう)ガレた登山道だった印象が強かったが、改めて歩いて見ると整備された登山道だ。こだまエリアはベンチもあり休息には良い場所だ。恵那山前宮登山道合流からは、細長い恵那山の水平稜線を進むと避難小屋に出た。小屋裏の岩場から南アルプスの展望を楽しみ、カップ麺を食べた。少し寒くなったので、暖かいのが良い。計画では往路を戻る予定だったが、恵那山広河原登山口へと降り、周回ルートに変更した。此処で知ったが、黒井沢ルートは現在通行止めだった。なので神坂ルートが混んでいるのか。下山する広河原ルートも登山口まで車で入れないらしい。順調に歩みを進めるが、下りで左腰に少し痛みが出て来た。原因は分からないが、昨日から鹿島鑓滑落で落強打した古傷が痛みだしたのだ。今回の登山も少し躊躇したが、結果登りは順調だった。下山途中で2回転んだ。分かっているが、木の根っ子は注意だな。最後は、林道を登り返して萬岳荘手前の駐車場に戻った。此処の林道では、歩幅が大きくなったのが原因か、腰が痛みだした。夕闇迫り気温も一気に下がり寒くなった。吐く息が白かった。
※神坂ルートは、恵那山山頂より展望が良く、北、中央、南アルプス全部が見える。また、街が近く意外と高度感がある事が発見だった。機会があれば、老人ホーム(現在廃業)から神坂峠までをゆっくり歩いてみよう。
※当時の行程など=40キロ(砂袋を入れて調整した)のキスリングを担ぎ、国道363号線川上バス停(恵那山ウェストン公園前)から林道を歩き、黒井沢登山口(キャンプ場)でテント泊する。(当時のテントは、家型テントでした。ツェルトを大きくしたような。)でも、此処まで辿り着くのが大変で、40キロが肩に食い込み、両腕に血が回らず、腕が麻痺(キスリング麻痺)する事もある。また、原則水を飲む事は出来ず、今とは真逆の時代だった。翌日は、1273m辺りから、廃道のブッシュの尾根を進み1992mに突き上げる。恵那山頂上で砂を捨て、神坂峠方面を進み鳥越峠から強清水、神坂の風穴、神坂霧ヶ原集落手前の一軒家の老人ホームにて下山終了だった。老人ホームでは、タクシーを呼び、冷たい麦茶を戴いたのを覚えている。その麦茶の美味しさは、今でも忘れていません。ありがとう。また、状況によっては、恵那山頂避難小屋にも宿泊し、二泊三日になる事もあった。名の通り錬成合宿で、景色を楽しむ余裕など無く、歩くのに精一杯だった。軍隊の行軍の様なもので、楽しくは無かった。
@家形テントの設営
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=997
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