初冬を迎えた二百名山の白砂山ハイキング(野反湖から堂岩山まで)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 761m
- 下り
- 761m
コースタイム
天候 | ☁くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●野反湖展望台兼案内所駐車場 群馬県道55号線は、沢渡温泉と暮坂峠を経て、白砂川を渡り国道292号線に突き当たります。その先、道の駅六合を過ぎて暫く先の三叉路で右折すると国道405号線に入り、後は道なりに野反湖へと向かいます。 以下のリンク先に詳しいのですが、野反湖畔には複数の無料駐車場があります。その内、白砂山登山で使用するのは、八間山経由の登山ルート入口である「池の峠駐車場」と、野反湖展望台兼案内所と野反湖バス停がある「野反湖展望台兼案内所駐車場」の2か所です。 http://www.travel-guide.jp/10gnm/nozori/nozori_detail.html 今回の移動ルートでは、最寄りのコンビニは、24時間営業のセブンイレブン中之条折田店(群馬県吾妻郡中之条町大字折田字永田原171−1)でした。 トイレは、道の駅六合を利用しましたが、野反湖展望台案内所のトイレも使用可能でした。冬期は閉鎖となるのか不明です。 なお、本日の道の駅六合の午前6時の気温は3℃。野反湖畔は氷点下に近いと思われます。前日は吹雪だったそうで、道路に積雪は無かったものの、霜が降りて一部区間では路面が白くなっていました。凍結はしていなかったのでノーマルタイヤで走行できましたが、これからはスタッドレスが望ましいです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白砂山(しらすなやま)は、長野県、新潟県、群馬県の3県の境に位置する標高2139.7mの山で、日本二百名山に選ばれています。 最寄りの登山口は群馬県の野反湖側にあり、地蔵山とシラビソ尾根を経由するルートと八間山を経由するルートがあります。今回は、野反湖展望台兼案内所駐車場にある白砂山登山口から白砂山を往復する計画としていましたが、途中の堂岩山までを歩き、引き返しています。 ●登山口〜堂岩山 登山口からは、正面の斜面を登っていき、小ピークを左手に巻いてハンノキ沢へと降下していきます。沢には木道が架けられており、渡った後は斜面の幅狭のトラバース道となります。坑道入口を通過して小さい沢を渡渉すると、勾配をつけながら北沢分岐、地蔵峠の分岐を経て地蔵山へと登っていきます。 地蔵山から堂岩山までは、シラビソ尾根を経由します。所々で眺望があり、八間山ルートを右手に見ながら、細かい登降を繰り返していきます。 急坂が始まると、間もなくに水場入口があります。ここから徒歩2〜3分の場所に水場があり、沢水が汲めるようですが、本日の様子は未確認です。ここから山頂までは距離700m。ひたすらの登りとなり、所々で大きな段差を乗り越えて進みます。 堂岩山山頂からは、樹木の枝越しに白砂山を見ることができました。 ●堂岩山〜白砂山(パンフレット情報) 以下、入手したパンフレットを基に記載します。 堂岩山山頂から間もなくに堂岩分岐があり、八間山ルートと合流します。まずは、標高2000mの堂岩池まで標高差50m程を下ります。ハイマツ帯となっていて、雨露で濡れやすいためレインウェアが重宝するそう。池では黒サンショウウオを観察することができるそう。 その後は猟師ノ沢ノ頭(標高2042m)に向けての登り返しとなり、右に太平洋、左に日本海を眺めることができます。花の時季はシャクナゲやツツジも見事とのこと。 猟師ノ沢ノ頭からは金沢レリーフ(標高1960m)まで急坂を下り、当面はニセピークを見ながらの標高差180mの登りとなります。この辺りは高山植物の名所。白砂山山頂からは360度の大絶景が広がっているのだそう。 堂岩分岐から白砂山までは、眺望の良い稜線漫歩を楽しむことが出来るとのことです。 ●全体的に 登山口の標高は1518mですので、白砂山山頂までの単純標高差は600m余。しかし、登降が多いためピストン山行では累積で1000m程になりそう。八間山ルートは距離が多少長くなるものの、比較的歩きやすく、八間山と池の峠駐車場の中間地点ではオコジョの生息域を通過するそう。状況等に応じてルートの選択をしたいです。 トイレは、野反湖展望台兼案内所にありました。山中に避難小屋はありません。私のau携帯は堂岩山までは弱いながらも電波が入っていました。 |
その他周辺情報 | ●花敷の湯 野反湖からは約13.2km、車で20分弱にある花敷温泉の宿です。客室は4室のみで囲炉裏料理をいただけるそう。人気の宿でキャンセル待ちをしましたが、部屋が空きませんでした。この宿から800m程奥まった場所には、川底からお湯が沸きだしている天然の露天風呂・尻焼温泉もあります。 http://www.hanasikinoyu.jp/index.html ●道の駅六合(くに) 観光物産センター、観光案内所、食事処のほか、応徳温泉「くつろぎの湯」と「お宿花まめ」を併設しています。 https://www.town.nakanojo.gunma.jp/soshiki/12/1360.html ●草津温泉 野反湖からは24.5km、車で30分余の草津白根山東麓に位置しています。毎分3万2300ℓ以上の自然湧出量は日本一で、有馬温泉、下呂温泉とともに「三名泉」と呼ばれ、 江戸時代後期以降、何度も作られた温泉番付の格付では、当時の最高位である大関(草津温泉は東大関)が定位置だったそう。今回は草津に宿を取らせていただきました。 https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/top.php |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
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感想
3週間前の10月21日。未踏の白砂山に登ろうと野反湖を訪れました。当日の天気予報は晴れ。群馬県中之条町は薄曇りで、絶好のコンディションと思ったものの、野反湖に着いてみると雨雲がかかっており、氷雨が降っているではありませんか。
長野県、新潟県、群馬県の県境にある山で、谷川岳などの中央分水嶺に近く、太平洋側と日本海側の気象の影響を受けやすい厳しい気候なのでしょう。やむを得ず、登山を諦めて観光をしてから帰宅しました。
先週末の三連休は天気も良く、白砂山ハイキング日和と思いましたが、休日出勤が続きまして、どうにもなりませんでした。その後は、日本列島に寒気が流れ込み、急に気温が下がりましたね。「白砂山ももうじき雪に閉ざされるはず」と思いましたので、今回は13日(月)に振替休暇をいただき、satonyaoを引き連れ、温泉旅行を兼ねて白砂山に登ることとしたものです。
往路。
群馬県中之条町六合辺りは晩秋の風景で、気温は多少低めの3℃。空には薄雲がかかっているものの、天気は悪くなく、本日は絶好の登山日和と思いました。
しかし、野反湖まで来てみると周辺の山には雪が積もっていて、すっかり冬の景色になっているではありませんか。ほんの3週前は紅葉が盛りだったのに・・・。
どうやら、この辺りは前日に吹雪だったそうで、雪は深く無いものの、稜線の様子はよく分かりません。念のため、チェーンスパイクにピッケルを携行して登山開始しました。歩いてみると、地蔵山・シラビソ尾根ルートは細かなアップダウンが多いですね。八間山ルートの方が距離は長いものの歩きやすいようです。
satonyaoは、いつもより登りに時間がかかっており、慣れない雪を踏みながらということもあり、疲れが溜まってきている様子で、この先は更にペースダウンが見込まれます。堂岩山山頂までは来ましたが、本日は午後から天候が下り坂の予報ということもありますし、ここで引き返すこととしました。
間もなく、白砂山は雪に閉ざされます。
例年、5月までは雪が残るものの、6月には高山植物が姿を見せるとのことで、紅葉も良いのですが、まずはまた初夏の頃に訪れたいと思います。次回は、野反湖に近い花敷温泉に泊りたいなぁ・・・。
山歩きを趣味にすると、その地域の温泉や食に出合う機会が増えて、嬉しいものですね。
草津で一泊したら、道の駅で野菜を買って、もつ煮の名店・永井食堂で食事でもして帰ろうと思います。
https://www.cm-tokyo.com/nagai/mobile/index.html
ではでは。(^_^)/(^-^)/
道程は整備され過ぎてなく自然そのもののいい感じ。
不安定な橋を渡るところや、登りの段差が高く苦心する箇所もありました。
歩き始めは霜柱がみられ、途中からは、雪道に。
雪景色に癒やされ、雪を踏みしめ歩くのも楽しかったのに、おもいのほかペースが上がっていないと、さとたけさんより指摘が・・・
慎重に歩きすぎていたようです。
今回は堂岩山までとなりましたが、次の楽しみにとっておきたいと思います。
草津温泉は思い出の地。温まって帰ります。
コメント
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