初冬の恵那山 神坂峠より(思いがけず雪歩き)
- GPS
- 09:49
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,104m
コースタイム
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:45
いつもなら区間ごとの所要時間を記した登山計画書を手元で参照して歩くのだが、今回は前日に登山ルートを変えたためにそれがない。
車に積んできた iPad の Kindle の登山本には神坂峠からの登山ルートの解説があるが、大きなiPadを持っては登れない。
駐車場ではスマホのアンテナが1本だけ立ったり、消えたり。どうにかこうにか、夜の間にGeographicaに地理院の地図を運良くダウンロードすることができた。
スタート時点で、ヤマレコは地図なしで登山開始 on。
幸い恵那山の登山コースは稜線歩きなので、ふもとの馬籠や中津川からの電波を拾ってくれたのだろう。歩くうちにスマホのヤマレコの地図がみえるようになり、コースタイムが読めるようになり、予想下山時刻を計算しながら動けるようになった。
ヤマレコと電波のおかげで苦境に陥らずにすんだ。
天候 | 快晴-曇り-快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
計画では広河原登山口を利用する予定だった。しかし、現地に到着して見ると、11/6より工事のため「戸沢バス停」付近から先の道路は閉鎖されており、バス停近くに登山者用の駐車場が設置されていた。(調査不足でした) 「戸沢バス停」から恵那山に登ると、私の足では日が暮れるまで歩いても下山できないと判断して、急遽、神坂峠から登ることにして移動した。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口付近は笹の葉などに雪がうっすら、 午前は凍結した泥道、午後は溶けた泥道 高度1800m以上は5cmほどの積雪、雪道(チェーンスパイク装着) 笹の葉についた霧氷が溶けて腰から下を濡らす(雨具の下を着用) |
その他周辺情報 | 前日に馬籠宿を観光 |
写真
装備
備考 | スパッツを持ってこなかったのを後悔 |
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感想
SCWのシミュレーションの通りで、登山開始直後は快晴、登山中は雲が広がり、下山近くにまた快晴。
歩き始め、雲海の向こうに伸びる南アルプスの山々に感激。
少し歩いて、御嶽山のどっしりした山容が見えてくる。
もう少し歩くと、御嶽山の右に穂高、そして雪で白い北アルプスの山々が居並ぶ。
素晴らしい!
神坂峠から歩き始めたから、この景色が見えるのね、良かった!
そんなことを思いながら歩いてました。
しかし、道は凍った泥や、雪で覆われていて、笹についた霧氷が溶けた水が下半身につくし、そのうち雲が広がって気温は下がるし、先に進むと雪道が続くし。
その都度、雨具を着たり、衣服を調節したり、チェーンスパイクを着けたり、そんなことで結構時間が取られた。
テングのカシラのあたりで考えていたのは、雲が広がって寒くなったから早く避難小屋に入って暖かいスープを作って飲もう! ということだったのに、
分岐までの最後の登りの頃には、寒いし、何度もの衣服調節で時間が取られたし、思ったより時間がかかってるから、恵那山の最高点についたら引き返そう、避難小屋には行かない。そうしないと、日没前に下山できないんじゃないかな?
...というわけで、恵那山最高点で見栄えのしない写真を撮り、たったままでパンを1個そそくさと食べた後、さっさと引き返してしまいました。
登り返しの多いこのコース、体力が試されますね。
登りの時は凍結していたのに、下りの時はすっかりドロドロ。泥の下りも結構神経使いますよね。
千両山への最後の登り返しキツかったし、最後の登山口までの下りもキツかった。
でも、最後に見た千両山の南アルプス・中央アルプス・北アルプスの360度の絶景、素晴らしかった!
結局、日没の頃に下山完了。
広河原手前のバス停からスタートしてたら、それどころじゃなかったと思う。
神坂峠から登って正解だったと思う。
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