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Yamareco

記録ID: 6205002
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

《筑摩山地》茶臼山城趾・早落城・稲倉城・鷲ヶ峰

2023年11月22日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:31
距離
17.6km
登り
886m
下り
831m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:48
休憩
0:21
合計
9:09
距離 17.6km 登り 904m 下り 840m
8:15
55
里山辺新井橋
9:10
8:15
83
妙義山古墳
9:38
9:10
40
9:50
17
10:07
10:19
61
11:20
60
早落城
12:20
107
稲倉峠入り口
14:07
31
14:38
14:41
8
14:49
14:54
7
15:01
15:02
59
16:01
矢室のセブンイレブン
地図上の登山道表示はあまりあてにならない。史跡には案内看板が必ずあってよい。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス 徒歩
帰りはバス520円
コース状況/
危険箇所等
道記号はあまり当てにならない
今日も快晴。雪中田園より常念
2023年11月22日 08:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
11/22 8:28
今日も快晴。雪中田園より常念
ススキ川の方は川霧だ
2023年11月22日 08:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 8:41
ススキ川の方は川霧だ
田越しの玄光寺
2023年11月22日 08:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 8:41
田越しの玄光寺
田越しの廃墟ホテル
2023年11月22日 08:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 8:45
田越しの廃墟ホテル
幼稚園児の行列
2023年11月22日 08:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 8:46
幼稚園児の行列
妙義配水池
2023年11月22日 08:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 8:57
妙義配水池
古墳ワクワク
2023年11月22日 09:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 9:06
古墳ワクワク
案内はあれど平地あるのみ。マツクイムシ赤松の倒木の森。
2023年11月22日 09:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 9:08
案内はあれど平地あるのみ。マツクイムシ赤松の倒木の森。
古墳より鉢盛山
2023年11月22日 09:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 9:18
古墳より鉢盛山
マツクイムシ赤松無惨
2023年11月22日 09:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 9:19
マツクイムシ赤松無惨
沢型より浅間温泉へ
2023年11月22日 09:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 9:28
沢型より浅間温泉へ
浅間温泉の紅葉
2023年11月22日 09:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 9:39
浅間温泉の紅葉
廃業久しい飯田屋
2023年11月22日 09:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 9:48
廃業久しい飯田屋
幼稚園児路地へ
2023年11月22日 09:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 9:48
幼稚園児路地へ
飯田屋、木造三階建て
2023年11月22日 09:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 9:49
飯田屋、木造三階建て
木造三階建て
2023年11月22日 09:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 9:49
木造三階建て
木造三階建て
2023年11月22日 09:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 9:50
木造三階建て
路傍の虎猫
2023年11月22日 09:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 9:53
路傍の虎猫
ミサ神社
2023年11月22日 09:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 9:57
ミサ神社
ミサ神社
2023年11月22日 09:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 9:57
ミサ神社
ミサ神社
2023年11月22日 09:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 9:57
ミサ神社
茶臼山堀あと
2023年11月22日 10:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 10:08
茶臼山堀あと
茶臼山城
2023年11月22日 10:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 10:11
茶臼山城
茶臼山城横の配水池
2023年11月22日 10:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 10:14
茶臼山城横の配水池
茶臼山城のツリーハウス
2023年11月22日 10:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 10:17
茶臼山城のツリーハウス
茶臼山城跡地のツリーハウス
2023年11月22日 10:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 10:18
茶臼山城跡地のツリーハウス
穴田の観音堂
2023年11月22日 10:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 10:44
穴田の観音堂
穴田観音堂
2023年11月22日 10:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 10:44
穴田観音堂
宮地の道祖神と北アルプス
2023年11月22日 11:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 11:04
宮地の道祖神と北アルプス
宮地〜南洞集落間の廃れ道
2023年11月22日 11:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 11:07
宮地〜南洞集落間の廃れ道
南洞の小盆地
2023年11月22日 11:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 11:10
南洞の小盆地
早落城一の廓
2023年11月22日 11:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 11:19
早落城一の廓
早落城一の廓
2023年11月22日 11:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 11:22
早落城一の廓
案内
2023年11月22日 11:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 11:24
案内
主郭から岡田を見下ろす
2023年11月22日 11:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 11:25
主郭から岡田を見下ろす
堀切
2023年11月22日 11:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 11:27
堀切
堀切
2023年11月22日 11:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 11:27
堀切
二の廓
2023年11月22日 11:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 11:27
二の廓
アカマツ倒木の森
2023年11月22日 11:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 11:30
アカマツ倒木の森
鷲ノ峰
2023年11月22日 11:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 11:35
鷲ノ峰
早落城北の山麓
2023年11月22日 11:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 11:38
早落城北の山麓
洞橋から女鳥羽本流、鷲ヶ峰
2023年11月22日 11:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 11:43
洞橋から女鳥羽本流、鷲ヶ峰
女鳥羽川と鷲ヶ峰
2023年11月22日 11:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 11:51
女鳥羽川と鷲ヶ峰
稲倉から鷲ヶ峰
2023年11月22日 12:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 12:09
稲倉から鷲ヶ峰
稲倉から鷲ヶ峰
2023年11月22日 12:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/22 12:11
稲倉から鷲ヶ峰
稲倉から戸谷峰
2023年11月22日 12:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 12:13
稲倉から戸谷峰
稲倉峠分岐の道祖神
2023年11月22日 12:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 12:16
稲倉峠分岐の道祖神
稲倉城主の館跡地で弁当捕食
2023年11月22日 12:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/22 12:23
稲倉城主の館跡地で弁当捕食
稲倉城登路前の案内
2023年11月22日 12:57撮影 by  iPhone XR, Apple
11/22 12:57
稲倉城登路前の案内
稲倉城取り付き
2023年11月22日 13:26撮影 by  iPhone XR, Apple
11/22 13:26
稲倉城取り付き
稲倉城主館跡
2023年11月22日 13:27撮影 by  iPhone XR, Apple
11/22 13:27
稲倉城主館跡
稲倉城稜線の深い堀切
2023年11月22日 13:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 13:28
稲倉城稜線の深い堀切
廓あと
2023年11月22日 13:29撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 13:29
廓あと
斜面の城跡廓などありき
2023年11月22日 13:30撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 13:30
斜面の城跡廓などありき
堀切の説明
2023年11月22日 13:31撮影 by  iPhone XR, Apple
11/22 13:31
堀切の説明
大規模な堀切
2023年11月22日 13:31撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 13:31
大規模な堀切
稲倉城本廓
2023年11月22日 13:32撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 13:32
稲倉城本廓
本廓
2023年11月22日 13:32撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 13:32
本廓
鳥瞰図
2023年11月22日 13:33撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 13:33
鳥瞰図
傾斜、落差とも規模が大きい
2023年11月22日 13:35撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 13:35
傾斜、落差とも規模が大きい
1118の西斜面のトラバースルート、獣道なのにくっきり明瞭
2023年11月22日 13:59撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 13:59
1118の西斜面のトラバースルート、獣道なのにくっきり明瞭
舗装路が横切る稲倉峠
2023年11月22日 14:07撮影 by  iPhone XR, Apple
11/22 14:07
舗装路が横切る稲倉峠
ここを藩主が自分で越えたのかあ。特急あずさで新宿。
2023年11月22日 14:07撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 14:07
ここを藩主が自分で越えたのかあ。特急あずさで新宿。
稲倉峠〜刈谷原峠間は整備されていて、公園のように歩きやすいが、余計なものは何もない。
2023年11月22日 14:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 14:28
稲倉峠〜刈谷原峠間は整備されていて、公園のように歩きやすいが、余計なものは何もない。
ここは善光寺道のメイン峠。茶屋が山件あったそうな。井戸も。道幅は広いが舗装などは無し。
2023年11月22日 14:38撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 14:38
ここは善光寺道のメイン峠。茶屋が山件あったそうな。井戸も。道幅は広いが舗装などは無し。
急な松本側斜面には石段も切ってあったのか。
2023年11月22日 14:40撮影 by  iPhone XR, Apple
11/22 14:40
急な松本側斜面には石段も切ってあったのか。
広々している。往年は木もなかったろう。奥の木のベンチは設置後30年経過の雰囲気。
2023年11月22日 14:40撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 14:40
広々している。往年は木もなかったろう。奥の木のベンチは設置後30年経過の雰囲気。
鷲ヶ峰山頂。この山は松本盆地からみると、北の常念というほどよく目立つ三角山。山当てにもよく使われ、南北のストリートの奥にそびえている。
2023年11月22日 14:50撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 14:50
鷲ヶ峰山頂。この山は松本盆地からみると、北の常念というほどよく目立つ三角山。山当てにもよく使われ、南北のストリートの奥にそびえている。
クヌギの木だらけの山頂
2023年11月22日 14:50撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 14:50
クヌギの木だらけの山頂
刈谷原峠を四賀の刈谷原に向けて下る
2023年11月22日 15:03撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 15:03
刈谷原峠を四賀の刈谷原に向けて下る
馬頭観音あり
2023年11月22日 15:09撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 15:09
馬頭観音あり
ここにも馬頭観音。嘉永6年 (みずのとうし 癸丑)1848年。
2023年11月22日 15:15撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 15:15
ここにも馬頭観音。嘉永6年 (みずのとうし 癸丑)1848年。
頭上の馬頭が地衣類で帽子になっているのが風情あり。
2023年11月22日 15:15撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 15:15
頭上の馬頭が地衣類で帽子になっているのが風情あり。
刈谷原宿に降り至る。ああ、旅籠に泊まりたい。
2023年11月22日 15:38撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 15:38
刈谷原宿に降り至る。ああ、旅籠に泊まりたい。
かねんて(曲尺手)になっているとこにある立派なおうち。
2023年11月22日 15:45撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 15:45
かねんて(曲尺手)になっているとこにある立派なおうち。
矢室から見上げる空。鹿島槍〜白馬。それに虚空蔵山も。
2023年11月22日 16:26撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/22 16:26
矢室から見上げる空。鹿島槍〜白馬。それに虚空蔵山も。
バスが来るまで20分、シナノヒゲクジラの骨格標本を見入る。
2023年11月22日 16:37撮影 by  iPhone XR, Apple
5
11/22 16:37
バスが来るまで20分、シナノヒゲクジラの骨格標本を見入る。
1976年、河原で遊んでいた山田少年が見つけたのだった。
2023年11月22日 16:39撮影 by  iPhone XR, Apple
4
11/22 16:39
1976年、河原で遊んでいた山田少年が見つけたのだった。
撮影機器:

装備

個人装備
地下足袋+脚絆 焚き火セット ノコギリ 弁当 水筒 軍手 ラテルネ 地図磁石 防寒具 雨具

感想

突然の休日と好天に、朝飯片付け後に自宅から地下足袋はいて出かける。彼方の安曇山脈は白く輝いている。車の怖い道を避け、浅間温泉手前の廃墟ホテル裏の配水タンクへ。奈良井川の上流部から引いてきてここまで落差のみの重力パワーでためていると、父に聞いたので見学。

脇のヤブを漕いで裏側へ行こうとしたら図らずも古墳跡に出る。地形図みれば納得。しかし、アカマツのマツクイムシ倒木と、ノイバラが多く、展望もなし。

浅間温泉の裏手に出て、赤いピアノの脇を通り、坂を登り、小笠原三代の墓の道を過ぎて御射神社みさじんじゃ脇から茶臼山城跡へ。ここは開発され過ぎて痕跡が薄い。広大な更地で、所有柵あり、中に楽しそうなツリーハウスも遠望できた。立て札の説明のみ。
洞周辺の小さな集落の南端、穴田観音堂には札所の案内もあった。
宮地と書いて「いち」と読む集落に出る。数件の行き止まり集落だがあるきでいけば行けるもの。ここから洞方面への道は、荒れている。もう歩く人も少ないのだろう。バカがたくさんくっつく。

ゆるい丘を越えて集落に降りていく野良道を地下足袋で歩く喜びはどうだろう。昔ネパールの山麓で山を超えて旅をしたときの懐かしさ。子供の時の舗装路のすくなかった山里あるきの懐かしさを思い返す。道祖神あり。

南洞への竹藪道も倒木などがあり、長く人が通っていない気配。完全に閉じた盆地だ。どこかの家からピアノの音が聞こえていい気持ちになる。このまま北洞まで歩いて行きたかったが、早落城にまわる。

早落城もマツの倒木とノイバラが多く、かろうじて歩ける感じ。堀切り、曲輪あとなどは明瞭。雑木のまにまに岡田扇状地と芥子坊主の先に北アルプスも輝いている。ここは城址としては幅が狭い尾根だが、見張り台としては最高の場所。雑木を刈ってくれればお気に入りの場所になりそう。

北の神社への下り道を降りて、女鳥羽川を右岸に渡ると、川沿いに徒歩専用路がずっと伸びていて、車にあわずに北上。カップ麺でも買おうと思っていたセブンは通り過ぎることに。でもおもしろい道を発見した。川の水も澄んでいて、夏なら泳げそうなポイントも多々有り。国道を横切ったらもう稲倉への一本道で、徒歩には良いルートだった。

稲倉の傾斜集落は、国道よりも一段高いところにある。なぜだろう。赤沢氏の館跡は峠への道を少し登った平らなところ。自動車道の蛇行路以前はどんなところを通っていたのかな。この峠は舗装路になっているけど狭くてわざわざ行く車はなさそうだ。

稲倉城への取り付きに案内看板はあるもののすぐに道を失い左の沢を登っていた。右へとトラバースするが急斜面なので直登したほうが楽だ。三の曲輪あたりに出た。ここは尾根幅も狭くて敵を落とす感じのところ。本郭に近づくと、尾根幅が広く平地も増え、緩傾斜に切った段々がよく分かる。長居できそうな規模だ。堀切が深く、竪堀も多々あり。

1118の西をトラバース。シカのトレースが立派すぎて人の道より勝っている。道はやっぱり通るモンが多くてなんぼだ。

稲倉峠は大きな岩を切り通してある。往年はこの上に道があったのを、近代に穿って作ったのだろうか。藩主の水野氏も参勤交代で通ったそうだ。ここが江戸への第一の峠。刈谷原峠までの区間は公園のように道が片付いて歩きやすい。どこでもごろ寝ができる清潔さだ。でも展望はあまりない。

刈谷原峠は広い広場で茶屋も数軒あったという。こっちは善光寺への初めの峠。こっから刈谷宿に降りる前に、行っときたい山が、鷲ヶ峰。松本城下町の南北向きのストリートで、北を見れば高確率でこの端正な三角の山が見える。そういうふうに街路を設計したのだ。工事もし易いが、何より景観が冴える。今は電信柱と電線で絡め取られた風景だが。この山を見ると、懐かしい気持ちになるが、今まで登ることはなかった。松本平を囲むすべての稜線を歩きたいという目標の、大きな宿題だった。展望はなし。

刈谷原峠の北側は、車の通れるくらいの幅の道だが落ち葉が積層し、まず誰にも会わないので寮歌放吟してあるく。馬頭観音多し。集落に近づいたら歩いている御婦人と会い、世間話。クマはいるけど悪さはしてないそう。刈谷原宿を下るのは二度目かな。軒を連ねた坂道。日が暮れるのは早いけど、遠くの山が夕日を浴びている。

曲尺手をすぎると、うるさい車の通り。セブンに行って天ぷらそばとビール。イートインは無いので、田んぼのあぜで。バスが来るまで30分弱、シナノマッコウクジラの骨を見に行く。空の広い盆地だ。明るい窓のバスが来て、520円で松本まで戻れた。夜から職場の宴会に参加。



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