日本百名山!パウダースノーの四阿山❄ 菅平高原ルート
- GPS
- 04:07
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 927m
- 下り
- 931m
コースタイム
天候 | 快晴・風あり |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
料金箱に200円を入れ、凍結有の坂道を登り駐車場へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
凍結はほぼなし、雪はふわふわで歩きやすい。気温が高いと登山路がぐずぐずの泥状になる箇所あり。 |
その他周辺情報 | 5kmくらい離れたところにセブンイレブンが有りました |
写真
装備
個人装備 |
チェーンスパイク
手袋
ダウンパンツ(未使用)
ダウンジャケット(未使用)
ウィンドブレーカ(未使用)
ニット帽(未使用)
ゲイター(未使用)
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感想
先日、浅間山に訪れた際、実は四阿山と悩みました。
四阿山はスノーシューを使ったハイキングなどもよく行われていると聞いていたので、また今度で良いかなと思っていました。
しかし、天気予報や気圧配置などから日曜日はまた暖かくなりそうなので、意を決して数日ぶりにまた長野県へやってまいりました。
ただ最近どこも上空では暴風が吹き荒れているため、風だけが懸念点でした。
今日も今日とて、早朝自宅を出発すると美しい八ヶ岳がお出迎えしてくれ、今日もいい天気になりそうだなと思いながら、長野県へ。
中部横断自動車道を経由して小諸市に出ると、今日も立派な浅間山が見えてワクワクしました。
しかしながら、上田市に入ると頭上にはどんよりとした雲が。
いやーでも天気予報などから晴れる・・・と思って車をひたすら走らせること小一時間、急に四阿山がその姿を現しました。
入り口に「冬季は閉鎖します。12月1日〜」の文字を確認し、料金箱に200円を入れ、菅平牧場駐車場へ。
しかし一台も車がいないので「本当にここで良いのか?」と思いましたが、料金所から駐車場までは1.2kmの坂道となっているため、まあいいかとそのまま駐車しました。
駐車場まではまっすぐの上りになっており、今日は運良く雪が溶けかけておりどうにかノーマルタイヤでも走ることができました。あまりおすすめしませんが、、、。
多くの人たちは料金所裏の駐車場へ停めていたようです。
菅平牧場公衆トイレは冬季閉鎖になっており、その横にあった仮設トイレにて用を済ませ、身支度を整えて出発しました。手を洗う設備がないので、雪で・・・。
このとき気温は約2度、寒いですが風がなかったため割りとサクサクと根子岳まで登ることができました。凍りついた樹木を鑑賞しながら、景色を独り占めして歩くことができて最高でした。
根子岳に上がると暴風になっており、火照った体が急激に冷やされ気温差で死にそうなので帽子と手袋を装備し、すぐに稜線を下りましたが、風はすぐに穏やかになりました。
四阿山の稜線への取り付きは結構たいへんで、そもそも木に積もった雪が風で落ちてしまっているため、先駆者のトレースが見つけづらく、ロープなどを頼りに登る必要がありました。しばらく登ると稜線にでることができ、そしたらすぐに山頂です。
下山はひたすら歩き続けると雪がどんどんなくなり、気温も上がり逆にあつすぎるくらいでした。ドロで一回転んでしまい、ザックとパンツが泥だらけになってしまったのが残念。。。
ちなみに、今日は私が登山口にいたときは一人しか見かけませんでしたので、あまり登っている人がいないのかなと思いましたが、最終的には20人くらいの人にはすれ違いました。結構人がいて驚きました。
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ルートは以下を選択しました。同じくらいの気温だった直近23日(木)の皆様のログを確認し、このルートで行かれている方が多かったので参考にしました。結果、これは正解でした。
登り:菅平牧場→根子岳→四阿山
下り:四阿山→中四阿山→菅平牧場
●菅平牧場〜東屋(展望台)〜根子岳
雪質:ふかふか
アイゼン:無くても問題有りませんでした
先日23日(木)に登られた方のログの通り、アイゼンなしでもグリップが効きました。
●根子岳〜四阿山への取り付き
雪質:ふわふわ、すこしべしゃべしゃ(溶けている)
アイゼン:あったほうが良い
根子岳から最初危険な箇所を歩くため、念のためアイゼン履いたほうが良いと思いました。私は慌てて履きました。
●四阿山への取り付き〜四阿山
雪質:ふかふか(結構量がある)
アイゼン:必須
足を大きく上げて登らないといけないような急登になってました。
アイゼンがないと腕力勝負になるため、あったほうが良いです。
稜線にでると不要でした。
●四阿山〜中四阿山〜小四阿山〜菅平牧場
雪質:ふかふか→べしゃべしゃ
アイゼン:無くても問題と思います
割りと最初の方でアイゼン不要になりました。距離が長いため、疲れを軽減するためにも不要と思ったら一旦外して歩いたほうが良さそうです。
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四阿山に登るにあたり、やはり気になるのがその名前です。
深田氏の本には以下の通り書いてありました。
吾妻山と同じ由来をもつため、上州と差別化するため別の漢字を当てたようです(本当か?)。
また、「あずまや」は東屋とも書くことができ、四方葺きおろしの屋根を持つ東屋にみえることから四阿と呼ばれるようになったとか。
さらに四阿山を源流にもつ、神川(かんがわ)が4つの川へ分かれるため「しかわさん」とも呼ばれたとかなんとか。
深田氏が登った当時は、根子岳に登る人がいても四阿山に登る人は全然いなかったらしい。そのため数人連れ立ってスキーを担いで、今日私が下山に使用したルート(小四阿山→中四阿山→四阿山)で登頂したようです。
同じ冬季に来ることができて感激です。ここから見える景色は昔とおそらくそう変わらないものだったでしょうね。
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