明神ヶ岳・冬
- GPS
- 03:52
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 590m
- 下り
- 579m
コースタイム
天候 | 晴れ 気温: スタート4℃ -> 山頂6℃ -> ゴール2℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
丁字路の角に1、2台のスペースはあるけど今回は工事看板が占拠してたので使えず。仕方なく工事で行き止まりになってた方向の邪魔にならなそうなところの路肩に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
挟間峠までは緩やかな登りだけど、その先は山頂まで少しきつい登り。3段に分かれていて、特に2段目がかなりの急傾斜。よじ登るほどの斜度なので積雪期はアイゼン、ピッケルは必須と思われます。 |
その他周辺情報 | 電波状況: docomo:92% / au:96% / softbank:94% https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=Yz1DGL7IDN |
写真
感想
降雪直後の雪山山行、色々と反省点の多い山行となってしまった。
・反省点1. 登る順番
この日は鳥屋山(581m)とこの明神ヶ岳(1074m)の二座に登る予定だったけど、直前までどちらを先に登るか悩んでいた。天候は晴れ、気温もこの時期としてはかなり上がる予想だったので、午後になればなるほど雪も解けて歩きやすくなるかなという予想でこちらを後回しにしてしまったけど、結果的には失敗。原因はまず体力。降雪後で状況が不透明な中で登らなくてはならなかったので、どんな状況にでも対応できるよう体力に余裕があるうちに登るべきだった。今回は途中からかなりペースを落とし、補給を繰り返しながら何とか山頂まで辿り着いたけど、正直余裕があまりなかったのは確か。天候が良かったのが幸いで、これが悪天候だったらと思うと少し怖い。また登山道上に2〜30cmほど降り積もった雪は午後になるほど重くなり、それがアイゼンの前爪に毎回引っかかるので、それも体力が奪われる一因となった。さらに杉林では溶けた雪や水が雨あられのように降り注ぐ始末。経験不足とはいえ想定外が少し多すぎた気がする。
・反省点2. 長靴+アイゼン
最近は雪山ハイクでも長靴で登ることが多く、チェーンスパイクやスノーシューなどと組み合わせていたが、14本爪の本アイゼンと組み合わせたのは今回が初だった。ただ、これも失敗。一度バランスを崩した際に片方の足の刃先で反対の足の親指の上を思いっきりグサっと踏みつけてしまった。結果、長靴に穴が開いたり指に怪我があった訳ではないけど、少し危ない瞬間だった。真面目に冬靴を検討すべきかな。それとも安全長靴か?
この山はご存じの通り、過去に熊の獣害で死亡案件も発生している。今回は幸いにして熊の気配は全く感じなかったけど、それを除けばそれほど特別な山という感じはしなかった。こういう雰囲気の山は他にもいくらでもある。逆に言えば他の山でも同じように対策は必要なんだろうな。
かつて分県ガイドにも紹介される山だったけど現在は選外。完全に過去の山になってしまった感はあるけど、挟間峠から上の自然林は心打たれるほど美しかった。この山が忌み嫌われるのではなく、また人々に愛される山になることを切に願います。
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