余市岳
- GPS
- 06:36
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 733m
- 下り
- 1,339m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 今回は朝里川温泉のかんぽの宿で日帰り入浴 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
|
---|---|
共同装備 |
トランシーバ
|
感想
今回の目的地は、余市岳です。キロロリゾートのゴンドラ利用の「まったりプラン」を実行するためには、スキー場の営業期間内の決行が必要でした。
今回のメンバーは、私「dahama」と、麦汁王の「piyoshiro」さん、スピードマスター「ギコ」さん、ピークハンター「ミューラー」さん、そしてパウダークィーン「ノリノリ」さんの5名です。
駐車場に着くと、予報どおりに雲一つないきれいな青空が広がり、スタート時で気温はすでにプラスの8度。ほぼ無風で日差しが少しジリジリするほどで、すぐにゴンドラのなかでウインドブレーカーを脱ぐなど、衣服の調整が必要なほどでした。
好天の中、飛行場と呼ばれるほど広くて平らな雪原を進み、余市岳の麓に着くまではほぼ無風で、尾根にとりつき少ししてから、ようやく強めの風が吹いてきました。 急登中は強めの風も心地よく、朝一の締まったザラメ雪はシールも適度にグリップし、大きくジグをきる必要もなく、直登に近いルートをとることができました。
ゴンドラ山頂駅を出発して、標高1,381m地点までの3.3劼1時間10分で登り、まずは南斜面を1本滑ります。1番乗りなので面ツルの程よく締まったザラメで、斜面が大きいのでついついスピードが出すぎます。
ミューラーさんが、クラッシュして滑落!見事な落ちっぷりを目の当たりにしたノリノリさんは、ビビッてしまいパウダーの時とは別人格の、お約束のノロノロターンとなってしまい「ザラメクィーン」の称号は得ることができませんでした。(笑)
ログで確認すると、一気に標高差220m以上を落としたこととなり、贅沢な一本でした。
南斜面を稜線まで登り返す頃には、日差しと気温の上昇によって緩みが進み、表面が崩れ易くなりスリップや横ずれで苦労させられました。
山頂付近は雪解けが進み、ハイマツがあちらこちらに出ていますが、山頂標識まではギリギリ雪が繋がっていてスキーで近づくことができました。山頂からの眺めは、天気が良すぎるためか霞がちで、遠くの山々まではクッキリ・ハッキリとまではいきませんでした。
山頂からの滑走は、当初の計画としては北斜面を滑り降りて、真っ直ぐキロロ朝里第2Aコースの下部に戻って終了となる予定でした。
そのまま計画通りに行けば「まったりプラン」で完結できたのですが、結構サクサクと進み山頂でまだ12時であることと、天気が良すぎるためにこのまま終わるにはあまりにももったいなさ過ぎる、ということで満場一致でもう少し散歩を続けることとなりました。
急遽北西斜面に変更し、テーブル状地形となっている通称プリン(標高1,159地点)に滑り込みました。雪質は南斜面とは違い、カリカリとザラメとストップ雪と様々な変化と微妙な起伏で、これまた楽しさの中にスパイスがピリリ、という大斜面でした。
不思議なことに、この斜面も誰も滑っておらず一番乗りでした。皆さんほとんどの方が、ピストンでゴンドラ山頂駅に戻るか、北斜面を滑って戻るようです。
プリンでのんびり昼食を済ませた後は、私が個人的に好きな西側の崖の下を通り通称アポロ(1,218峰)に向かいます。アポロの正面の壁を上から見物し、最後のデザートは通称アポロング沢の滑降です。
春の好天と素晴らしいロケーションに誘われて、思わぬ余市岳名所めぐり一周のプチジャーニーとなりました。厳冬期にも同じコースをパウダー狙いで回りましたが、この時期も更に楽しむことができると再認識させられました。
帰り道、温泉で汗を流して夕食時にビールを飲んだら、前回の積丹岳から中3日ということで、さすがに疲れからか「あっ!」という間に意識不明の重体に陥り、ヤマレコのアップが遅れてしまいました(笑)
山旅ロガーのデーターによると、標高1,489m、累積標高672m、全行程12.8kmを5時間30分の行動時間でした。通称「アポロ」と呼んでいた1218峰は、榧ヶ岳という名前がついていたのですね。
動画は、滑った斜面順に
南斜面
北西斜面上部
北西斜面下部
北西斜面下部プリンから
アポロング沢上部
アポロング沢下部
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する