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Yamareco

記録ID: 1088325
全員に公開
山滑走
札幌近郊

余市岳とアポロ

2017年03月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:12
距離
13.9km
登り
1,137m
下り
1,127m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:00
休憩
0:00
合計
5:00
距離 13.9km 登り 1,137m 下り 1,137m
9:30
300
スタート地点
14:30
ゴール地点
9:50 ゴンドラ山頂駅
10:28 見晴台
10:33 白井川コース分岐
11:30 余市岳
13:40 榧ヶ岳・アポロ
天候 快晴時々強風(山頂は風速15m)
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
キロロリゾートの駐車場
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありません
その他周辺情報 キロロタウンと朝里川温泉と小樽市内
駐車場に到着、とても良い天気で気温はマイナス1度でした。車を置くスペースを除雪しなくても済むので助かります(笑)
2017年03月19日 08:39撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 8:39
駐車場に到着、とても良い天気で気温はマイナス1度でした。車を置くスペースを除雪しなくても済むので助かります(笑)
昨年は1,400円のゴンドラ片道切符を購入してから、9時にBCカウンターで登山届けを提出しましたので、今年もそのつもりで行ったら、2,000円の往復券を購入するようにとのことでした。帰りは乗らないので、往復券を2人で使えないのでしょうか、と尋ねたら、あくまでもひとり1枚なので不可とのことでした。
2017年03月19日 12:57撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 12:57
昨年は1,400円のゴンドラ片道切符を購入してから、9時にBCカウンターで登山届けを提出しましたので、今年もそのつもりで行ったら、2,000円の往復券を購入するようにとのことでした。帰りは乗らないので、往復券を2人で使えないのでしょうか、と尋ねたら、あくまでもひとり1枚なので不可とのことでした。
ゲレンデはとても暖かい
2017年03月19日 09:23撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 9:23
ゲレンデはとても暖かい
天気が良いので、ゴンドラから眺める山並みはクッキリでした
2017年03月19日 09:42撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 9:42
天気が良いので、ゴンドラから眺める山並みはクッキリでした
ゴンドラ山頂駅に到着、風がやや強く気温はマイナス8度でした
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ゴンドラ山頂駅に到着、風がやや強く気温はマイナス8度でした
寒い中お疲れ様です、ゴンドラを降りてゲートで係員がチケットをチェックしていました。昨年はビーコンチェックをしていたのですが、今年はしていないそうです。
2017年03月19日 09:46撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 9:46
寒い中お疲れ様です、ゴンドラを降りてゲートで係員がチケットをチェックしていました。昨年はビーコンチェックをしていたのですが、今年はしていないそうです。
すんばらし〜い天気の中を9時50分に出発です。
2017年03月19日 09:48撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 9:48
すんばらし〜い天気の中を9時50分に出発です。
ミューラーさんと余市岳
2017年03月19日 09:54撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 9:54
ミューラーさんと余市岳
ミューラーさん、相変わらずペースが速いです
2017年03月19日 10:06撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 10:06
ミューラーさん、相変わらずペースが速いです
左手に無意根山と中岳が見えてきました
2017年03月19日 10:30撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 10:30
左手に無意根山と中岳が見えてきました
コルを見下ろすことのできるポイントに来ると先行者が結構いましたね…
2017年03月19日 10:31撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 10:31
コルを見下ろすことのできるポイントに来ると先行者が結構いましたね…
と思ったら、道警のスタッフが幟のとおり山岳パトロール実施中でした、お疲れ様です!
2017年03月19日 10:40撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 10:40
と思ったら、道警のスタッフが幟のとおり山岳パトロール実施中でした、お疲れ様です!
「山頂は風速15mあります、気をつけてください」と安全登山を呼びかけながら、ティッシュを配っていました。北海道警察も印字されていて希少ですよね
2017年03月19日 12:55撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 12:55
「山頂は風速15mあります、気をつけてください」と安全登山を呼びかけながら、ティッシュを配っていました。北海道警察も印字されていて希少ですよね
コルでスキーアイゼン装着、今回も突起が効いて良く噛んでくれました、しかし雪面が硬かったので、板を引き摺るとアイゼンが引っかかるので板を浮かせ気味に足を運ぶので少々疲れます、スリップ防止を重視するかスピードを重視するか、私は前者ですね
2017年03月19日 11:35撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 11:35
コルでスキーアイゼン装着、今回も突起が効いて良く噛んでくれました、しかし雪面が硬かったので、板を引き摺るとアイゼンが引っかかるので板を浮かせ気味に足を運ぶので少々疲れます、スリップ防止を重視するかスピードを重視するか、私は前者ですね
左のミューラーさん更にペースアップしています
2017年03月19日 10:44撮影 by  SO-03H, Sony
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左のミューラーさん更にペースアップしています
振り返ると白井岳と定天が見えました
2017年03月19日 10:52撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 10:52
振り返ると白井岳と定天が見えました
後続の団体さんもドンドン登って来ます
2017年03月19日 10:52撮影 by  SO-03H, Sony
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後続の団体さんもドンドン登って来ます
青と白の風景の中のミューラーさん、山頂へもう少し
2017年03月19日 11:08撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 11:08
青と白の風景の中のミューラーさん、山頂へもう少し
ミューラーさんも上から私を撮影していました
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ミューラーさんも上から私を撮影していました
山頂、1時間40分で到着です
2017年03月19日 17:35撮影
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3/19 17:35
山頂、1時間40分で到着です
ミューラーさん、いつもの国旗を拡げるも強風に煽られます
2017年03月19日 11:33撮影 by  SO-03H, Sony
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ミューラーさん、いつもの国旗を拡げるも強風に煽られます
恵庭岳を囲むように札幌岳、空沼、狭薄、漁らしき山々が見えます、右端は無意根山です
2017年03月19日 11:30撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 11:30
恵庭岳を囲むように札幌岳、空沼、狭薄、漁らしき山々が見えます、右端は無意根山です
時計回りで中心に無意根と中岳、右に尻別、端に羊蹄山
2017年03月19日 11:30撮影 by  SO-03H, Sony
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時計回りで中心に無意根と中岳、右に尻別、端に羊蹄山
左に尻別、中心に羊蹄山、右にニセコの山々
2017年03月19日 11:30撮影 by  SO-03H, Sony
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左に尻別、中心に羊蹄山、右にニセコの山々
中心手前1107峰の向こうに余別と積丹岳
2017年03月19日 11:31撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 11:31
中心手前1107峰の向こうに余別と積丹岳
ハイマツが隠れきっていない北西斜面上部を右往左往しながらドロップポイントをサーチしました
2017年03月19日 11:57撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 11:57
ハイマツが隠れきっていない北西斜面上部を右往左往しながらドロップポイントをサーチしました
写真右下の沢を真っ直ぐに抜けて通称プリン(標高1,159台地)の基部を目指します
2017年03月19日 11:57撮影 by  SO-03H, Sony
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写真右下の沢を真っ直ぐに抜けて通称プリン(標高1,159台地)の基部を目指します
ミューラーさんスタート、雪は硬くはありませんが風に叩かれて硬軟微妙に変化する雪質で慎重さが必要です
2017年03月19日 11:57撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 11:57
ミューラーさんスタート、雪は硬くはありませんが風に叩かれて硬軟微妙に変化する雪質で慎重さが必要です
下部はご覧の通り表層は深すぎず浅すぎずのパウダーでしたが、中が少し重いので強く踏み込むと反動が強すぎるのでマイルドな操作が必要です
2017年03月19日 12:01撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 12:01
下部はご覧の通り表層は深すぎず浅すぎずのパウダーでしたが、中が少し重いので強く踏み込むと反動が強すぎるのでマイルドな操作が必要です
中心の沢に向って真っ直ぐ滑り降りてきた標高差は250m位ですね
2017年03月19日 12:26撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 12:26
中心の沢に向って真っ直ぐ滑り降りてきた標高差は250m位ですね
ちょうど12時半でいつものポイントで昼食タイムです
2017年03月19日 12:27撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 12:27
ちょうど12時半でいつものポイントで昼食タイムです
上部をトラバースして西側の岩峰を目指します
2017年03月19日 13:14撮影 by  SO-03H, Sony
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上部をトラバースして西側の岩峰を目指します
先行するミューラーさんが岩峰の下に差し掛かります
2017年03月19日 13:20撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 13:20
先行するミューラーさんが岩峰の下に差し掛かります
目指す通称アポロ(1,218峰)です
2017年03月19日 13:22撮影 by  SO-03H, Sony
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目指す通称アポロ(1,218峰)です
この時までは青空が見えていましたが…
2017年03月19日 13:24撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 13:24
この時までは青空が見えていましたが…
私が岩峰の下を通過した頃には雲がドンドン湧いてきて…
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私が岩峰の下を通過した頃には雲がドンドン湧いてきて…
私がアポロに向っての最後の登りの時には青空は全く消えました
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私がアポロに向っての最後の登りの時には青空は全く消えました
シールを剥がして滑走準備している間にも雲は余市岳を覆い尽し
2017年03月19日 13:54撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 13:54
シールを剥がして滑走準備している間にも雲は余市岳を覆い尽し
下界にもガスがたちこめてきました、南斜面滑らなくて正解でした
2017年03月19日 13:54撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 13:54
下界にもガスがたちこめてきました、南斜面滑らなくて正解でした
アポロの裏の通称アポロング沢を滑るミューラーさん
2017年03月19日 14:00撮影 by  SO-03H, Sony
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3/19 14:00
アポロの裏の通称アポロング沢を滑るミューラーさん
アポロの頂上で今回は1本奥の沢を滑ってみようかと相談もしましたが、写真上部の太陽の光が当っている上部が切れて下がシワシワになっている斜面の下を通過するのが怖くていつものルートにしました
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アポロの頂上で今回は1本奥の沢を滑ってみようかと相談もしましたが、写真上部の太陽の光が当っている上部が切れて下がシワシワになっている斜面の下を通過するのが怖くていつものルートにしました
E3出口です、テントの中にはスタッフが待機中、お疲れ様です!「退屈でしょ?出る時はチェックしないの?」と尋ねると「しません」とのことです。
2017年03月19日 14:30撮影 by  SO-03H, Sony
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E3出口です、テントの中にはスタッフが待機中、お疲れ様です!「退屈でしょ?出る時はチェックしないの?」と尋ねると「しません」とのことです。
14時30分にゲレンデに戻ってきました。早い時間に戻ってきたので、ミューラーさんが「ゴンドラ往復券で片道しか乗っていないから、もう1回乗れるだろうか?」と素朴な疑問。
私「フーン、乗り場まで行って、往往券になるからダメ!と言われたら面倒だからやめましょう!」、どなたかこの疑問、マウンテンクラブで聞いてみてください、お願いします(笑)
2017年03月19日 14:31撮影 by  SO-03H, Sony
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14時30分にゲレンデに戻ってきました。早い時間に戻ってきたので、ミューラーさんが「ゴンドラ往復券で片道しか乗っていないから、もう1回乗れるだろうか?」と素朴な疑問。
私「フーン、乗り場まで行って、往往券になるからダメ!と言われたら面倒だからやめましょう!」、どなたかこの疑問、マウンテンクラブで聞いてみてください、お願いします(笑)
本日の飲み比べです
2016年12月28日 01:32撮影 by  SO-03H, Sony
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12/28 1:32
本日の飲み比べです
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー バラクラバ 日よけ帽子 毛帽子 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール トランシーバー

感想

 今回はミューラーさんが、道央圏での最高峰「余市岳」へ!との呼び掛けがありました。3連休のど真ん中なので、皆さん何かと忙しいようで反応したのが私1人でした。
 
 駐車場に着くと、予報どおりにきれいな青空が広がり、気温は氷点下1度。前回まで3回連続で駐車スペースをつくるための除雪作業に追われていましたが、今回はそんな作業もなく、ありがたくのんびりと準備にとりかかりました。
 
 ありがたかったのはここまででした、昨年の手続きの手順を思い出しながら、まずゴンドラ片道券を購入しようとチケット売り場へ行くと、ゴンドラ利用券は往復のものしかなく、スキー客ではなく観光客に対してのみの販売です、と話がかみ合いません。(?)

 しばらくやり取りの後、登山者用のゴンドラ利用券は2階のマウンテンクラブで販売しています、とのこと。「なーんだ、2階で片道券販売してくれるのか」と安心してマウンテンクラブで受付けすると、やはり2,000円の往復券のみの販売ですとのことでした。帰りは乗らないので、往復券を2人で使えないのでしょうか、と尋ねたら、あくまでもひとり1枚なので不可とのことでした。

 そして職場でもらった助成券を差し出すと、使用できるか調べてきますと、しばらく戻ってきません。カウンターの係員に「職場からは現金と同じ使い方ができると聞いていますし、去年は使えましたよ」と伝えても、「去年とはシステムが大きく変わっているので、使えないかもしれませんよ…」結果的には使えましたが、時間は大きくロスしました。(涙)
 
 一般登山客は、ゴンドラが動き出す9時からしか受付をしてくれないので、その時間に合わせて行ってもそんな対応では意味ありません、そんな場面で助成券をだしてしまった私も悪いのですが…(笑)
 年間1万円の会費を払っているマウンテンクラブの会員は8時からの受付で、9時のゴンドラ運行には悠々間にあいます。会員さんには時間限定でコース開放するなど、いろいろ優遇策をとることは理解できますし、現在キロロの取り組んでいる事故・遭難対策への取り組みにも敬意を払っています。

 しかし、登山者は安全のために早出早帰りを基本としている方が数多くおりますので、現在のシステムではキロロのBCは9時以降でなければ通行手形がもらえず、しかも30分程度とはいえ、安全にかかわる部分に差をつけることはいかがなものかと…(あくまで個人の感想です)

 前置きが大変長くなってしまいました。好天の中、飛行場と呼ばれるほど広くて平らな雪原を進み、余市岳のコルに着くまではほとんど気にならない程度の風でしたが、コルでは派手な幟を立てて道警のスタッフが山岳パトロールを実施中で、「山頂は風速15mあります、気をつけてください」と安全登山を呼びかけながら、ティッシュを配っていました。寒さの中、お疲れ様です!

 尾根にとりついてから山頂までは、ずっと北風が吹き付けていたので、薄手のバラクラバを被った顔の右側が冷たくて、もし気温が低ければ凍傷ものでした。
 急登中は、斜面の雪も硬く最初からスキーアイゼンを装着していたので、スリップすることなくガシガシと登ることができました。しかし、雪面が硬かったので板を引き摺るとアイゼンが引っかかるので、板を浮かせ気味に足を運ぶので少々疲れました、スリップ防止を重視するかスピードを重視するかの選択となると私は前者を重視します。

 ゴンドラ山頂駅を出発して、余市岳の山頂までの標高差約300m、約3.8劼1時間40分で登りましたが、当初予定していた南斜面への滑走は強風のため急遽取りやめました。
 山頂からの眺めは、周囲の山々はもちろんのこと遠景は恵庭岳から羊蹄山そして積丹岳まで遠くの山々までぐるりと見渡すことができましたが、なにぶん強風のため山頂写真もそそくさと済ませて北西斜面へ滑り降りました。

 山頂からの滑走は、北西斜面の上部はハイマツなどの潅木が埋まりきっていないので左右に移動しながら結局山頂の直下100m程下からドロップし250mほどの滑りを楽しみ、テーブル状地形となっている通称プリン(標高1,159地点)に滑り込み、昼食を摂った後に、上部をトラバースして西側の岩峰の下を通過して通称アポロ(1,218峰)に向かいました。

 最後のデザートは、通称アポロング沢の滑降です。沢の後半は標高を下げてきたこともあり、雪が重くなってきましたが、大小の起伏を楽しみ滑走終了です。

 毎年恒例になっている余市岳名所めぐり一周のプチジャーニーは、春の好天と冬の厳しさの中、素晴らしいロケーションを満喫し無事終了することができました。
 
 山旅ロガーのデーターによると、標高1,488m、全行程11.4kmを4時間40分の行動時間でした。

 今回はキロロについての個人的な感想をいろいろと述べてしまいましたが、かつてシーズン券を購入し毎週通っていた時期もあったほどの熱烈なキロロファンでした。 先にも述べましたが、不幸な事故が続いたことによって現在キロロが、人件費をはじめ様々な経費をかけて取り組んでいる事故・遭難対策への取り組みには最大限の敬意を払っています。しかし、なんとなくゲレンデにも周辺のBCにも足を向けにくくなってしまったのも事実です。

 現在のシステムでは、リフトやゴンドラを使用しない1107峰や1218峰の登山者も3時間券などのリフト券を購入しなくてはならないことに不満を感じている方もいるようなので、来季は登山届けの受付時には駐車場代を払ってもらうなどの納得を得やすい方法の検討をしていただけないでしょうか?お願いのような独り言でした…





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コメント

ごもっともで御座います。
ゴンドラ券は往復券なので登り1回、下り1回とカウントするようです。
我々も今シーズンは1107方面には行っていません( ;∀;)
安全面の配慮も有るのでしょうが、現在のシステムでは足が遠のきますよね(-_-;)
自分も来シーズンはもう少しシステムが変わる事を期待しております。
2017/3/21 5:52
Re: ごもっともで御座います。
 nobu-kano さんこんにちは、コメントありがとうございます。昨シーズンカウンターのスタッフと話した時は、「このシステムは、これで完成ではないのでドンドン変わっていきます!」と言っていました。
 昨シーズンから今シーズンへの変更点がいくつかあったように、今シーズンから来シーズンへも、色々要望が届いていると思われますので、スキー場側としてもスタッフの苦労が報われ、利用者にも喜ばれるような弾力的なシステムへの変更をおこなってくれるものと信じています。
2017/3/21 7:30
私も同感です。
 dahamaさん、キロロのシステムに関して、私も同感です。駐車場やトイレの利用など、いくらかの負担には同意しますが、少し高いのではと思っていました。その影響なのかわかりませんが、少し人が減っていると聞きました。
実は、私が1107PKに行った際には、ガイド協会員のガイドツアーであれば、施設利用料として1,000円でした。これは特例とのこと、できればこの程度で勘弁してほしいところです。個人的にはこの程度であれば駐車場やトイレの利用負担として納得できるのですが・・・・
 いずれにしても大切な取組みだと思いますので、利用者もスキー場側も双方、納得できるシステムに進化してほしいと思います。
 小雪でシーズンアウトが早まる気配ですが、昨年もここから粘って雪が残りましたので、これに期待しつつ、安全に春山を楽しみましょう。
2017/3/21 12:49
Re: 私も同感です。
 はじめましてfyi0817さん、コメントありがとうございます。毎週のように縦横無尽に精力的に登って滑られての fyi0817さんのレコ、いつも楽しみにしています。そろそろ春山、残雪期の楽しみに切り替わる時期で、パウダーとはまた違った楽しみがありますよね。

 各地のスキー場には、それぞれの地域の事情に応じたローカルルールができていますが、隣接したエリアで事故が起こると、危険なスキー場という印象が強くなってしまったり、スキー場側が責任を問われるというおかしな話のために、自己防衛せざるを得ず規制が強化されてきているという事情も考えると、この状況は利用者側が招いたものであります。
 
 そんな中で規制だけにとどまらず、初心者やゲレンデのお客さんに対しての教育や育成という側面も持つマウンテンクラブの活動は素晴らしい取り組みと思います。
 しかし、既にこの山域で経験を積み重ねてきたベテランの方々も、同じ網で括ってしまうのはいかがなものでしょうか?(ちなみに私は経験5年程度の駆け出しものです)
 
 たとえば、fyi0817さんの体験したような特例ルールを、「ガイドツアーだから…」ではなくルール化して適応の拡大を図っていただくなど、利用者もスキー場側も双方、納得できるシステムに進化していただきたいですよね。 
2017/3/21 23:42
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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