大朝日岳
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 09:35
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,610m
- 下り
- 1,603m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
所々に落石あり。山側からの雪崩にも要注意。 除雪は終わっていましたが、通行止めが解除されていないため、自己責任での通行と言われました。 道はしっかり舗装されてます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山開き前なので仕方ありませんが、古寺鉱泉から合体の樹に至るまでが、どこに登山道があるのか全く分からず難儀しました。どこから登っても尾根に登ってしまえば、そこが登山道です。 合体の樹の少し上からはずっと雪の上。 ピンクテープを追っていけば大丈夫ですが、広い尾根なので見通しが悪い時は気をつけた方がいいでしょう。 古寺山への登りは急登です。 古寺山から小朝日間は、雪が割れている所が多数。今にも雪庇が崩れそうな状態でした。できるだけ山側を通過すべし。 往路は小屋番さんと一緒になったので、小朝日をトラバースする夏道ルート。踏み跡など全くなかったので、1人では行けなかったと思います。テープや目標物はありませんでした。 合流部から山頂までは、ほぼ夏道。雄大な景色を楽しめるな稜線歩き。 |
その他周辺情報 | 古寺鉱泉は営業前でした。 高速から古寺鉱泉までの間に買い物できる所はありません。 |
写真
感想
前々から行きたかった大朝日岳。
コースタイムが長いし、ルートも知らない、しかも直前の登山情報もない。
前日まで逡巡しましたが、古寺鉱泉までの道路除雪は完了しているとのこと。(役場に電話して教えてもらいました。ただし通行は自己責任で!)
天気は間違いなくいいので、行ける所まででも行ってみようということで夜中に車を飛ばしました。
1000mを越えたあたりからはすっかり雪道となり、ルートがわかりづらいところがあります。幸い天気がいいので方向がはっきりわかりますが、視界が悪かったら途中でやめていたと思います。
古寺山への登りは、今回の山行で一番きついところでした。きつい傾斜が延々続く感じ。
これを登りきると、一気に視界が開け、朝日連峰の雄大さと奥深さを目の当たりにすることができます。ここまででも来てよかったという感じ。
ここで小屋番の阿部さんと一緒になりました。小朝日に登りたくなかった僕にとっては運命的な出会い。
阿部さんにリードしてもらい、小朝日をトラバースすることができました。当然のことながらピッケル&アイゼンは必須。(雪が緩んでいるので、ここ以外はアイゼンも使いませんでした)
銀玉水からの雪渓を登り、ようやく小屋に到着。一息入れて山頂へ。
山頂から見渡す稜線はどれも嫋かで美しい!
一つ一つの山は、それぞれに特徴があり存在感があるのに、それをつなぐ稜線がとても柔らかいので山全体の印象もとても柔らかい。
日帰りで来たのは勿体ない。今度は泊まりで来ると約束して下山に移りました。
帰りは1人なので小朝日はトラバースせず(できず?)山頂へ。ここの登りはくたびれた脚にはかなりキツイ。やっとやっと登り切ったらハナヌキ峰まで一気の下り。重力に身を任せて走るように下れました。結局、6時間かかって登った山も下山は3時間。雪山ならではの下山スピードでした
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する