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Yamareco

記録ID: 625735
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

大朝日岳

2015年05月01日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:35
距離
15.5km
登り
1,610m
下り
1,603m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:29
休憩
0:57
合計
9:26
5:15
130
7:25
7:25
26
7:51
7:51
130
10:01
10:10
34
10:44
11:10
10
大朝日岳
11:20
11:40
56
大朝日小屋
12:36
12:37
30
13:07
13:08
10
13:18
13:18
12
13:30
13:30
11
13:41
13:41
60
14:41
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
古寺鉱泉まで除雪は完了してました(前日に役場に確認しました)
所々に落石あり。山側からの雪崩にも要注意。
除雪は終わっていましたが、通行止めが解除されていないため、自己責任での通行と言われました。
道はしっかり舗装されてます。
コース状況/
危険箇所等
山開き前なので仕方ありませんが、古寺鉱泉から合体の樹に至るまでが、どこに登山道があるのか全く分からず難儀しました。どこから登っても尾根に登ってしまえば、そこが登山道です。
合体の樹の少し上からはずっと雪の上。
ピンクテープを追っていけば大丈夫ですが、広い尾根なので見通しが悪い時は気をつけた方がいいでしょう。
古寺山への登りは急登です。
古寺山から小朝日間は、雪が割れている所が多数。今にも雪庇が崩れそうな状態でした。できるだけ山側を通過すべし。
往路は小屋番さんと一緒になったので、小朝日をトラバースする夏道ルート。踏み跡など全くなかったので、1人では行けなかったと思います。テープや目標物はありませんでした。
合流部から山頂までは、ほぼ夏道。雄大な景色を楽しめるな稜線歩き。
その他周辺情報 古寺鉱泉は営業前でした。
高速から古寺鉱泉までの間に買い物できる所はありません。
朝5時にスタート。
駐車場から古寺鉱泉までは雪のトラバース
うっかり足を滑らせると川に落ちます...
朝5時にスタート。
駐車場から古寺鉱泉までは雪のトラバース
うっかり足を滑らせると川に落ちます...
古寺鉱泉は小屋開け前。
帰りに通った時は、古屋開け準備の真っ最中でした
古寺鉱泉は小屋開け前。
帰りに通った時は、古屋開け準備の真っ最中でした
古寺鉱泉の裏に回って登山道へ。
いきなりルートがわからない...
とりあえず尾根を目指して登りました。
古寺鉱泉の裏に回って登山道へ。
いきなりルートがわからない...
とりあえず尾根を目指して登りました。
登りきると夏道があって一安心
登りきると夏道があって一安心
登山口から30分ほどで合体の樹。
意外とあっさり到着しました
登山口から30分ほどで合体の樹。
意外とあっさり到着しました
10分ほど歩くとすっかり雪道となります。
標高にして1000m越えたあたり。
2
10分ほど歩くとすっかり雪道となります。
標高にして1000m越えたあたり。
この辺りは傾斜が緩やかなでした。
この辺りは傾斜が緩やかなでした。
ハナヌキ峰まで来てアイゼンを装着。
トラバースしましたが、頭上に雪庇が!
急ぎ足で古寺山の鞍部に降りアイゼンを外しました。
1
ハナヌキ峰まで来てアイゼンを装着。
トラバースしましたが、頭上に雪庇が!
急ぎ足で古寺山の鞍部に降りアイゼンを外しました。
古寺山の肩へ向けて、1段上がったところ。
この辺りで登山口から2時間。
月山がキレイに見え始めます。
古寺山の肩へ向けて、1段上がったところ。
この辺りで登山口から2時間。
月山がキレイに見え始めます。
古寺山までの登りは、延々と続きます...
1
古寺山までの登りは、延々と続きます...
左に見えるのが古寺山。
稜線には見事な雪庇。
左に見えるのが古寺山。
稜線には見事な雪庇。
やっと古寺山の肩?
ここの上りだけで1時間弱かかりました...
最後の登りもキツイです。
やっと古寺山の肩?
ここの上りだけで1時間弱かかりました...
最後の登りもキツイです。
やっと肩へ到着。
一気に視界が開け、大朝日岳が見えるようになります。
やっと肩へ到着。
一気に視界が開け、大朝日岳が見えるようになります。
雪庇帯なので、できるだけ右を通ります
雪庇帯なので、できるだけ右を通ります
登山口から約3時間
ようやく古寺山に到着。
ここで今日初めて人に会う。小屋番の阿部さんでした。
登山口から約3時間
ようやく古寺山に到着。
ここで今日初めて人に会う。小屋番の阿部さんでした。
古寺山から左に小朝日、右奥が大朝日岳。
見とれてしまう景色です。
2
古寺山から左に小朝日、右奥が大朝日岳。
見とれてしまう景色です。
小朝日への稜線も雪庇が
近くで見るとかなり大きくわれてます。
小朝日への稜線も雪庇が
近くで見るとかなり大きくわれてます。
鞍部から見上げた小朝日は壁のよう。
登りたくない...
鞍部から見上げた小朝日は壁のよう。
登りたくない...
阿部さんがトラバースすると言うので、ちゃっかり付いていきます。
阿部さんがトラバースすると言うので、ちゃっかり付いていきます。
だんだんと斜度がきつくなってきたぞ??
だんだんと斜度がきつくなってきたぞ??
そこ登るの?
ピッケルのありがたさを初めて経験しました。
1
そこ登るの?
ピッケルのありがたさを初めて経験しました。
登りきったとこからの景色。
登りきったとこからの景色。
登山道へと進む阿部さん。
道を知っている人にリードしてもらえる安心感
2
登山道へと進む阿部さん。
道を知っている人にリードしてもらえる安心感
巻き道と山頂ルートの合流地点から見上げた小朝日岳。
さっきまでと違う山に見えます。
崖ですよ崖!
巻き道と山頂ルートの合流地点から見上げた小朝日岳。
さっきまでと違う山に見えます。
崖ですよ崖!
熊越
深い谷です。
熊越
深い谷です。
尾根上はほとんど夏道
尾根上はほとんど夏道
正面に大朝日岳を見ながら進みます。
正面に大朝日岳を見ながら進みます。
銀玉水から雪渓を登ります。
最後の急登です。
銀玉水から雪渓を登ります。
最後の急登です。
見上げると空しか見えない
見上げると空しか見えない
これぐらいの斜度ですが、5時間歩いた脚にはかなりきつかったぁ
これぐらいの斜度ですが、5時間歩いた脚にはかなりきつかったぁ
雪渓を登りきれば大朝日小屋までもう一息
雪渓を登りきれば大朝日小屋までもう一息
小屋前で一休みして、早速山頂へ向かいます。
小屋前で一休みして、早速山頂へ向かいます。
山頂部には雪は全くありませんでした。
山頂部には雪は全くありませんでした。
やっと山頂
登山開始から5時間45分!
くたびれました
1
やっと山頂
登山開始から5時間45分!
くたびれました
西朝日への稜線
時間があれば行ってみたい
1
西朝日への稜線
時間があれば行ってみたい
登ってきた尾根の向こうには月山
登ってきた尾根の向こうには月山
祝瓶山方面
飯豊山が空に浮くように見えてます
3
祝瓶山方面
飯豊山が空に浮くように見えてます
小屋まで降りました。
冬の間取り外していた鐘を付けよう!
となりました。
取り付け前。
2015年05月01日 11:22撮影 by  iPhone 6, Apple
5/1 11:22
小屋まで降りました。
冬の間取り外していた鐘を付けよう!
となりました。
取り付け前。
取り付け完了!
貴重な経験させてもらいました^ ^
余韻もそこそこに、急いで下山に移りました。
2015年05月01日 11:25撮影 by  iPhone 6, Apple
5/1 11:25
取り付け完了!
貴重な経験させてもらいました^ ^
余韻もそこそこに、急いで下山に移りました。
撮影機器:

感想

前々から行きたかった大朝日岳。
コースタイムが長いし、ルートも知らない、しかも直前の登山情報もない。
前日まで逡巡しましたが、古寺鉱泉までの道路除雪は完了しているとのこと。(役場に電話して教えてもらいました。ただし通行は自己責任で!)
天気は間違いなくいいので、行ける所まででも行ってみようということで夜中に車を飛ばしました。
1000mを越えたあたりからはすっかり雪道となり、ルートがわかりづらいところがあります。幸い天気がいいので方向がはっきりわかりますが、視界が悪かったら途中でやめていたと思います。
古寺山への登りは、今回の山行で一番きついところでした。きつい傾斜が延々続く感じ。
これを登りきると、一気に視界が開け、朝日連峰の雄大さと奥深さを目の当たりにすることができます。ここまででも来てよかったという感じ。
ここで小屋番の阿部さんと一緒になりました。小朝日に登りたくなかった僕にとっては運命的な出会い。
阿部さんにリードしてもらい、小朝日をトラバースすることができました。当然のことながらピッケル&アイゼンは必須。(雪が緩んでいるので、ここ以外はアイゼンも使いませんでした)
銀玉水からの雪渓を登り、ようやく小屋に到着。一息入れて山頂へ。
山頂から見渡す稜線はどれも嫋かで美しい!
一つ一つの山は、それぞれに特徴があり存在感があるのに、それをつなぐ稜線がとても柔らかいので山全体の印象もとても柔らかい。
日帰りで来たのは勿体ない。今度は泊まりで来ると約束して下山に移りました。
帰りは1人なので小朝日はトラバースせず(できず?)山頂へ。ここの登りはくたびれた脚にはかなりキツイ。やっとやっと登り切ったらハナヌキ峰まで一気の下り。重力に身を任せて走るように下れました。結局、6時間かかって登った山も下山は3時間。雪山ならではの下山スピードでした

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