武奈ヶ岳
- GPS
- 08:59
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,332m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
GWで登山客が多く堅田からの江若バスは増便がでましたが超満員でした。 登山ポストは坊村(明王谷林道入り口)にあります。 御殿山コース入り口横の明王院は修繕中で通行に注意。 下山後のビールは、元気なおばちゃんが看板娘?のJR比良駅前「一休比良」がリーズナブルなお店(中びん\400、枝豆\150) |
写真
感想
さすがにGWのため登山客が多くバス1台では乗り切れないんで増便がでました。それでも座れないお客さんがいましたが、私はちゃっかり座れました。その増便バスは平、坊村直行だったので予定よりも5分ほど早く到着。
坊村バス停で警察車両がいたので「なんだろ?」と思ってたら、なんと!ネズミ捕り!たしかに空いてる道だからスピードだすんだろなぁ。気をつけよっと。
御殿山コースは出だし植林帯を九十九折の急登。30分ほどで植林帯をぬけ、雑木林になる頃にようやく勾配がゆるやかに。
このコースは人気コースにもかかわらず過剰な整備がなされておらず、かえって歩きやすいぐらい。六甲山のように階段ばかりだと、なんだかなぁって思います。
846ピークを越えたころからのんびりとフラワーハイクっぽくなってきましたが、肝心の花がないんです。スミレぐらいしか見えなくて、オロって感じです。去年6月に来たときにはサラサドウダンやベニドウダン、オオカメノキなんかが散り際で見れたんですがね。
なかば諦め気味で御殿山に到着。ここから眺める西南稜は美しいと思います。ワサビ峠から快適な西南稜を歩くこと30分ほどで武奈ヶ岳に到着。
360度の眺望を堪能してお弁当に。同じように頂上でお弁当食べてる30人ほどの登山客のうちラーメン率は50%はいたと思います。静寂を切り裂くバーナーの燃焼音とラーメンの香り、あぁ〜。
武奈ヶ岳からイブルキノコバ、コヤマノ岳への道はかなり荒れていましたが、今回のテーマだった「フラワーハイク」を思い出させてくれるショウジョウバカマがちょこんと待っていてくれました。
イブルキノコバへの分岐を見送りブナ林のなかをコヤマノ岳へ。山頂からは釈迦岳が望めます。
中峠からヨキトウゲ谷を下る途中では、根元で枝分かれした芦生杉の大木の群生をみることができます。谷を下りきると奥ノ深谷源流に。このあたりでイワウチワ(トクワカソウ)を発見。木橋を渡り斜面を登ると金糞峠に到着。
シャクナゲは例年GW頃が見ごろということなので、シャクナゲ尾根近くの金糞峠ならと探したんですが、満開どころか蕾すら固くてガッカリ。しかたなく琵琶湖を眺望した後縦走路を南比良峠・堂満岳方面へ。
ところが東レ新道を堂満岳にへ向かう途中、道の両側にイワウチワの群生がありました!もう至る所にイワウチワ!家の近所のたんぽぽ以上にあるじゃないですか。
このあたりにもシャクナゲが群生しているんですが、ここもまったく咲いていません。残念残念と呟きながら堂満岳頂上に到着。
ここからノタノホリまで下りばかり。所々にシャクナゲがあり、なかには蕾が膨らんでいる株もあるんですがねぇ。足場の悪い道を下っていると前方でなにやらグループの気配が。なにごとかと思い追いつくと、なんと!シャクナゲが咲いているではないですか!このグループもシャクナゲを探していたんですねぇ。たった1株だけですが、正真正銘のシャクナゲです。これで今回の目的は達成できました。めでたしめでたし。
ということでノタノホリまで堂満東稜道を一気に下ります。はじめ谷を下るところでは道というより沢を歩いているようなところもありますが、山腹から尾根に出ると道は溝状になります。
ノタノホリを過ぎたあたりで最後にオオイワカガミを見ることができました。
16:35イン谷口近くの桜のコバに到着して今回の山歩きは終わりです。
JR比良までは道なりに進み、要所には親切な道標もあり30分で到着。
駅についた時には電車が出たばかりだったので、駅前の「一休比良」で一休み。
次の電車まで中ビン1本と枝豆、計¥550也で時間調整。
総括
天気も良く道に迷うこともなく楽しい山歩きでした。人出も思ったほどのこともなく渋滞もありませんでした。残念なのは満開のシャクナゲが見られなかったことでしょうか。
最後まで駄文をお読みくださいましてありがとうございます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する