蓼科山
- GPS
- 07:00
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 880m
- 下り
- 885m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
<2113mポイント-山頂> ところどころ残雪が凍結しており、アイゼンが必要と感じたところが2箇所ほどあった。 <蓼科山-将軍平> 完全な雪山のためアイゼン必要。 <将軍平-天詳寺原> 道標があまり整備されていない道なき道。足跡を頼りに下るしかないが、途中2箇所ほど足跡がない箇所があり、注意が必要(迷いそうになった)。 <天詳寺原-竜源橋> 東側斜面で日照時間が短いため、アイスバーンとなっている箇所がかなり長くあり、滑らないよう注意が必要。 |
写真
感想
中央道の渋滞を避けるため、自宅から相模湖ICまで下道で移動。
渋滞をまぬがれたものの、到着は予定より遅くなり9時45分。
駐車場はかろうじて1台分の空きがあり、何とかセーフ。
女神茶屋は閉まっていた。
準備を整え、登山開始。
しばらくクマ笹とダケカンバの美しい樹林帯を行く。
鳥の鳴き声、青い空、柔らかい土、とても気持ちがいい。
ゆるやかな道を過ぎると樹林帯の急登が続く。
このあたりはまだ余裕があった。
ときどき香るお茶畑のような匂いは何の匂いだったんだろう。
2113mポイントを過ぎてからのガレ場の急登はしんどかった。
上から降りてくる人はアイゼンを付けていた気配がない。
途中すれ違う人に、登りはアイゼン要らないよ〜と言われるが
初心者の私はアイスバーンのところが怖くなって、即装着。
その後脱着を2回ほど繰り返す。
連続の急登を行くと、頂上直下の岩場&クサリ場が見えてくる。
浮石はないものの、岩ひとつひとつがゴツゴツ大きく、
手も使って一歩一歩慎重に登る。
登って来た方向を振り返るとあまりの高さに心臓がキュンとする。
脚もガクガクッ。
帰りもここを下ると思うと恐ろしいので、この時点で予定変更。
帰りは将軍平経由、天詳寺方面から下ろうと決めた。
ガレ場を過ぎると山頂ヒュッテまで一面の雪。清清しくて気持ちいい。
時間が遅いこともあって、山頂には5人程。
山頂で軽くお昼を食べてから将軍平方面へ下る。
こちらは岩がすべて雪に埋まり、一面雪の中を直滑降に下る。
ロープが張ってあるので、ロープを片手にスイスイ下る。というか滑る。
とても楽しい。
将軍平分岐から天詳寺方面へ整備されていない登山道を下る。
雪が柔らかくうっかり解け始めているところを踏むとズボッと
脚が膝あたりまで埋まる。
将軍平を下りてすぐのところで2組くらいとすれ違ったがその後は、
一切登山者とすれ違うことはなかった。
こちらの道は人気がないみたい。
道も荒れているし、案内板もなく、ちょっと不安になる。
東斜面のため、日没が早く感じられ、山稜に日が隠れそうで焦りながら
一気に下りたいと思うがアイスバーンとなっているところがかなりあり、
そこは慎重に。
天詳寺の分岐からはゆるやかな道。
ここから先は思いのほか長かった。
分岐から歩くこと1時間。徐々に登り道と同じようなクマ笹の林が現れ、ほっとした。
駐車場まで戻ると17時10分。
初めてのクサリ場などで疲労も大きかったが、満足度も大きかった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する