記録ID: 6274974
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄
沖縄やんばる紀行
2023年12月11日(月) ~
2023年12月13日(水)


- GPS
- 03:55
- 距離
- 0.9km
- 登り
- 49m
- 下り
- 102m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 3:45
距離 0.9km
登り 49m
下り 109m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
飛行機
|
写真
水族館に入りました。オカヤドカリ。南大東でみたオカヤドカリの幼生は大人になるとこんな姿になるのね。
https://youtu.be/QYfpyZA7AKc
https://youtu.be/QYfpyZA7AKc
南大東でみたオカヤドカリの幼生。5mmほどの大きさ。
https://youtu.be/f6Yi1fo6cTo
https://youtu.be/f6Yi1fo6cTo
へコアユ、立ち泳ぎする魚。
https://youtu.be/l8BgW05qsVo
https://youtu.be/l8BgW05qsVo
人気のチンアナゴ、ガーデンイール。
https://youtu.be/GDfobXVBhmM
https://youtu.be/GDfobXVBhmM
タツノオトシゴ、今年の干支なので。
https://youtu.be/MHn0CyEy1Rk
https://youtu.be/MHn0CyEy1Rk
ツノクラゲ。クシクラゲの仲間です。クシ板という骨の板を動かしていますが、光を反射して七色に光ってとっても美しい。
https://youtu.be/52PBevxQjZA
https://youtu.be/52PBevxQjZA
ジンベエザメのジンタくん、28才だそうです。ここには何回も来ていますが、同じジンベエザメを見ていたのね。
餌を食べる姿が迫力、面白い。動画にしました。
https://youtu.be/69M3sa0XPMU
餌を食べる姿が迫力、面白い。動画にしました。
https://youtu.be/69M3sa0XPMU
ヤンバルクイナ生態展示学習施設にて、ヤンバルクイナの見学。このコはヒッターくんと呼ばれている雄、5歳。前任のクー太くんが体調不良で療休になり、急遽ここに連れてこられたとのこと。ここにくるにはオーディションと厳しい審査を経たクイナだけなのだそうですが、ヒッターくんは厳しい審査もなくここにきました。でも自分の役割をちゃんと果たしているとのこと。ピンチヒッターだから、ヒッターくん。
辺戸岬へ移動。黄色い花がたくさん咲いていました。
細葉海菜ホソバワダン、キク科アゼトウナ属の多年草。花期は10〜11月。苦味を持ち、沖縄では葉をニガナ(ンジャナ)の名で食用としている(日本に自生するニガナ は同科別属)。
細葉海菜ホソバワダン、キク科アゼトウナ属の多年草。花期は10〜11月。苦味を持ち、沖縄では葉をニガナ(ンジャナ)の名で食用としている(日本に自生するニガナ は同科別属)。
2色の色の違う石灰岩があります。
これらはいずれも石灰岩だが、できた時代と場所が決定的に違う。ごつごつした岩(黄土色)は、沖縄では琉球石灰岩と呼ばれていて、今から十数万年〜数十万年前という地質的には新しい時代に琉球列島でつくられた。一方、のっぺりした岩(灰色)は、日本列島や琉球列島ができるより2億年以上も昔に、遠く離れた海洋プレートでできたもので、プレートの運動によって長い時間をかけて移動し、海溝での沈み込みに伴って大陸プレートに付加されたという歴史を持っている。沖縄タイムズより
これらはいずれも石灰岩だが、できた時代と場所が決定的に違う。ごつごつした岩(黄土色)は、沖縄では琉球石灰岩と呼ばれていて、今から十数万年〜数十万年前という地質的には新しい時代に琉球列島でつくられた。一方、のっぺりした岩(灰色)は、日本列島や琉球列島ができるより2億年以上も昔に、遠く離れた海洋プレートでできたもので、プレートの運動によって長い時間をかけて移動し、海溝での沈み込みに伴って大陸プレートに付加されたという歴史を持っている。沖縄タイムズより
この地質的な境界は、四万十帯(黄土色)の地層・岩石の上に秩父帯(灰色)の地層・岩石が乗り上げた構造として認められる。これは圧縮の力を受ける場に生まれる逆断層の一種だ。仏像構造線に沿うように縁取る崖には、乗り上げた側の秩父帯の岩石(石灰岩)が露出している。
ここは仏像構造線の西の端にあたります。
ここは仏像構造線の西の端にあたります。
仏像構造線。
辺戸岬から辺戸御嶽にかけての一帯は、本州の関東地方から、四国・九州を経て沖縄まで続く地質構造の大きな境界の一部に当たる。その境界は「仏像構造線」と呼ばれ、構造線の両側は「四万十帯」「秩父帯」と呼ばれている。命名された「仏像」と「四万十」は四国地方の地名、「秩父」は関東地方の地名で、それぞれ詳しい研究が行われた土地に由来する。
辺戸岬から辺戸御嶽にかけての一帯は、本州の関東地方から、四国・九州を経て沖縄まで続く地質構造の大きな境界の一部に当たる。その境界は「仏像構造線」と呼ばれ、構造線の両側は「四万十帯」「秩父帯」と呼ばれている。命名された「仏像」と「四万十」は四国地方の地名、「秩父」は関東地方の地名で、それぞれ詳しい研究が行われた土地に由来する。
これは先日武蔵五日市で見た仏像構造線の断層、東の縁にあたります。左の黒っぽいのが四万十帯、中生代白亜紀の地層、右の白っぽいのが秩父帯、中生代ジュラ紀の地層、間にはガウジと呼ばれる滑り面粘土層がありました。私は仏像構造線の東と西の端を見たことになりますが、これらはプレートの運動によるつながった巨大な断層、その雄大さに地球ってすごいなあと感動してしまいました。
鬱金磯松ウコンイソマツ、イソマツ科イソマツ属に属するごく小さい低木である。別名キバナイソマツ。また学名 L. wrightii は広義のイソマツをさす。日本では伊豆諸島及び小笠原諸島、南西諸島に、日本国外では台湾の蘭嶼に分布する。海岸の海水が飛沫する石灰岩の岩礁帯に生育する。
ソナレムグラはアカネ科シマザクラ属の多年草。日本の本州(千葉県以南)から南西諸島、朝鮮半島、中国、台湾、フィリピン、インド、ミクロネシアに分布。海岸の岩場に生育する。漢字では「磯馴葎」で、磯に生えるムグラ(草むら)と言う意味。
遠くにヤンバルクイナ展望台。以前ここにいったことがあります。3m以上はあろうかという巨大な像で胸のところに窓があって外がよく見えます。ここに至るまでの道が細くて対向車来たらどうしようとハラハラだったけど、着いたときは笑ってしまった。こんな大きなもの、よく作ったなあと思います。
大石林山に来ました。ガイドツアーの出発地になる精気小屋に移動、ランチにします。ボロボロジューシーという雑炊をいただきました。ニガナ(ホソバワダン)、フーチバー(よもぎ)、サクナ(長命草)、月桃が入っています。薬草がゆ。
大石林山へ移動。スピリチュアルガイドツアーに参加しました。写真をとってはいけないのかと思っていたので最初の方の写真はありません。
ここは器楽の神様、一番高いところにあります。平和の神。
ここでのお祈りの仕方、合掌(左手が少し高め)して名前、住所、干支をいう、お願い事、額を岩につける、両肩を岩につける。
ここは器楽の神様、一番高いところにあります。平和の神。
ここでのお祈りの仕方、合掌(左手が少し高め)して名前、住所、干支をいう、お願い事、額を岩につける、両肩を岩につける。
龍神岩。ユーミンは呼ばれてここに来ました。沖縄に来て最初に南部にいったのですが、私が来るのはここではない、もっと北の方だということで、こちらに来たそうです。小雨が降る天気だったそうですが、ユーミンがここに立つと光が差し込んだとのこと。
小さな小さなガジュマルの幼木。ガイドさんは13年前に見つけたそうです。双葉は指の先程の大きさ、右に根が伸びていますが、全体の長さは20cmもありません。
小さいけど、太陽をいっぱいに浴びているのでこの木は幸せなのだとか。
小さいけど、太陽をいっぱいに浴びているのでこの木は幸せなのだとか。
ヘツカリンドウが咲いているのではないかという場所に来ました。
子毛氈苔コモウセンゴケ、モウセンゴケ科モウセンゴケ属の食中植物。本州では湿原に生育している植物という印象ですが、ここ沖縄では遊歩道脇の崖の法面に普通にくっついています。雨が少ないのか、あまり元気がありません。
子毛氈苔コモウセンゴケ、モウセンゴケ科モウセンゴケ属の食中植物。本州では湿原に生育している植物という印象ですが、ここ沖縄では遊歩道脇の崖の法面に普通にくっついています。雨が少ないのか、あまり元気がありません。
さらに探すと、ありました。5花弁。
辺塚竜胆ヘツカリンドウ、リンドウ科センブリ属、草丈30〜100cmの1年草、越年草。別名リュウキュウアケボノソウ、沖縄センブリ。
分布 九州(鹿児島県南部)〜沖縄 (日本固有)
林縁や草地。鹿児島県大隈半島の辺塚で最初に発見されたことから和名がつけられている。
辺塚竜胆ヘツカリンドウ、リンドウ科センブリ属、草丈30〜100cmの1年草、越年草。別名リュウキュウアケボノソウ、沖縄センブリ。
分布 九州(鹿児島県南部)〜沖縄 (日本固有)
林縁や草地。鹿児島県大隈半島の辺塚で最初に発見されたことから和名がつけられている。
4花弁。結局みつけられた花は6個だけ、花弁の先端が紫のものだけでした。去年は1月下旬にきて白や緑のものも見られましたがちょっと遅かったので今年は早めに来てみましたが早すぎたようです。年末年始ころがよいのかもしれません。
感想
今年の1月にツアーで沖縄の花を見てまわりました。ビロードボタンヅルはちょうど見頃でしたがヘツカリンドウはちょっと遅めだったのと個体変化が面白かったのでもう一度見たいと思い、やんばる旅行を企画しました。今回はヘツカリンドウは早すぎて咲いていないかと思いましたが、6輪だけ花を見つけられました。先端が紫のものしか咲いていなかったので個体変化を見たい私としては再訪ですね。今年は、ハッポウタカネセンブリ、ムラサキセンブリ、センブリ、アケボノソウ、ヘツカリンドウとセンブリ属の花が結構見られて満足です。
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