宮之浦岳（淀川〜黒味岳〜宮之浦岳〜永田岳〜白谷雲水峡）

2015年04月26日(日) ~ 2015年04月28日(火)

• GPS: 46:36
• 距離: 27.0km
• 登り: 2,027m
• 下り: 2,674m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:57
• 休憩: 0:06
• 合計: 1:03

距離 2.4km 登り 188m 下り 66m

14:43 スタート地点
15:05 15:11 淀川登山口
15:46 淀川小屋

2日目

• 山行: 6:44
• 休憩: 1:34
• 合計: 8:18

距離 13.6km 登り 1,275m 下り 1,191m

4:48 淀川小屋
6:02 6:06 小花之江河
6:12 6:14 花之江河
6:26 6:33 黒味岳分かれ
6:53 7:04 黒味岳
7:25 7:27 黒味岳分かれ
7:47 投石平
7:51 7:59 投石の岩屋
8:57 栗生岳
9:15 9:47 宮之浦岳
10:12 10:15 焼野三叉路
10:51 11:11 永田岳
11:44 11:46 焼野三叉路
12:14 12:16 平石
12:35 12:36 坊主岩
13:06 新高塚小屋

3日目

• 山行: 6:02
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:22

距離 10.9km 登り 564m 下り 1,407m

6:58 新高塚小屋
7:44 高塚小屋
7:51 7:52 縄文杉
8:57 9:02 ウィルソン株
9:28 9:31 大株歩道入口
10:29 10:31 楠川分れ
11:37 太鼓岩
11:47 辻峠
12:11 12:13 白谷山荘
12:57 12:59 もののけの森
13:01 13:05 さつき吊り橋
13:11 13:12 飛龍おとし
13:19 白谷広場
13:20 ゴール地点

天候

4月26日　晴れ
4月27日　晴れのち曇り
4月28日　雨

アクセス

利用交通機関：

船

指宿港に駐車し、高速船トッピーで宮之浦港へ
料金は往復割引で13700円

コース状況／危険箇所等

黒味岳へは、岩場が多いのでザックはデポして登りましょう。

その他周辺情報

淀川も白谷雲水峡も売店無し。登山バッチは港の売店で購入。

写真

4/26 7:43

指宿港の高速船乗り場です。
発着の時間に合わせて事務所が営業されます。
建物の中に待合室、トイレあり。
駐車場は回りにたくさんあります。

4/26 8:07

こんなに広い駐車場は必要なんでしょうか？

4/26 8:08

阿蘇の天然水と南アルプスの天然水が同居してました。

4/26 8:25

高速船トッピーが入港
こんなに大きな船でしたが、乗客は25名程。登山者は私のみでした。

4/26 8:55

大隅半島を左手に見ながら、錦江湾から外海に出ます。

4/26 9:53

1時間15分程で、宮之浦港に到着。天気は晴れ！
バスにて安房方面に行きます。

4/26 10:20

屋久島空港を通過
やっと他の登山者が乗車。

4/26 10:53

牧野で下車。そこから屋久杉自然館まで3kmの道のりを徒歩で向かいます。

4/26 11:08

緩やかな登り坂を約1時間程歩きます。
日差しが暑い。

4/26 11:44

屋久杉自然館に到着。バス待ち約2時間。

4/26 11:52

屋久杉自然館を散策。
トロッコ道があります。

4/26 11:53

トロッコ道の疑似体験ができます。

4/26 11:54

立派な屋久杉自然館。入場料600円

4/26 11:55

中に入らなくても屋久杉を堪能できます。

4/26 12:25

屋久島世界遺産センターは、入場無料。
ここでは屋久島の自然を紹介したDVDが見れるので、屋久島の予習ができます。入場者は私一人のみでマッタリ出来ました。

4/26 12:30

森の精！「屋久杉！」

4/26 12:33

トロッコ電車

4/26 13:30

バス乗り場です。バスの時間まであと10分
紀元杉までは朝と昼の2便のみ

4/26 13:32

バス乗り場

4/26 13:45

5分程遅れて、紀元杉行きバスが来ました。
屋久杉自然館からの乗車は私のみ。
バスには15名くらいの登山者が乗車してました。

4/26 14:33

バスで約1時間で紀元杉に到着。

4/26 14:35

紀元杉タッチ。皆さんタッチしているので、表面がツルツルに。

4/26 14:35

紀元杉です。

4/26 14:37

紀元杉のバス停は、紀元杉を100m程過ぎたところにあります。

4/26 14:43

まずは淀川登山口に向かう。

4/26 14:48

川上杉を過ぎ。

4/26 14:51

葉っぱ？花？

4/26 15:02

30分程で淀川登山口に着く。
トイレ、簡易トイレ回収ボックスあり。

4/26 15:09

淀川登山口

4/26 15:10

トイレを使用させていただくので、500円投下。
汚物は人力で担いで麓まで降ろすようです。（帰りのタクシー運転手さん情報）

4/26 15:29

登山道は木道や階段がしっかりと整備されており、歩きやすい。

4/26 15:46

登山口から35分程で淀川小屋に到着。

4/26 15:46

到着時、小屋の宿泊者は他に1人のみ。
最終的に20名くらいだと思いますが、ゆったりとできました。

4/26 16:20

水場は小屋のすぐ裏にある川です。
手ぶれの写真ですみません。

4/26 17:44

きれいな水

4/26 17:44

小屋のすぐ先にある橋。

4/27 4:46

翌朝4時46分にスタート
まだ夜明け前で真っ暗。

4/27 4:49

宮之浦岳を目指します。

4/27 5:44

屋久島の夜明けです。

4/27 5:48

明るくなってきた。

4/27 5:55

小花之江河

4/27 5:55

湿地帯になっており木道を進む。

4/27 5:56

高盤岳のトーフ岩

4/27 5:56

木道に霜が降りて凍ってました。滑るので注意！

4/27 6:04

花之江河

4/27 6:04

花之江河分岐を宮之浦岳方面へ

4/27 6:04

まだこの付近の朝は寒いのでしょう。

4/27 6:05

石塚小屋分岐を宮之浦岳方面へ

4/27 6:12

木道が続きます。

4/27 6:26

黒味岳の分岐にザックをデポして、黒見岳に向かう。

4/27 6:36

この先が黒味岳

4/27 6:47

黒味岳山頂は岩の上です。

4/27 6:47

真中が宮之浦岳、左が永田岳

4/27 6:54

洋上アルプスの風景

4/27 6:59

黒味岳の鹿

4/27 7:05

黒味岳を振り返る

4/27 7:20

分岐でザックをピックアップし、宮之浦岳に向かう

4/27 7:43

右の岩の上が黒味岳

4/27 7:43

あと2.6km

4/27 7:47

投石岩屋です。石の下で一休み

4/27 8:07

安房岳でしょうか

4/27 8:20

登山道は、安房岳、翁岳のピークを踏まずに宮之浦岳に延びています。

4/27 8:20

宮之浦岳と栗生岳

4/27 8:25

景色のいい所でちょっと一息

4/27 8:33

あと1km

4/27 8:34

笹の登山道が続く

4/27 8:37

ギャオスっぽい岩

4/27 8:37

翁岳、安房岳、筑紫岳を振り返る

4/27 8:51

宮之浦岳への登り

4/27 8:52

栗生岳

4/27 8:53

あとひと登りで宮之浦岳山頂

4/27 9:04

洋上アルプスを振り返る。
ここでTVの撮影をしてました。

4/27 9:07

宮之浦岳山頂に到着
天気は最高です。

4/27 9:07

三角点タッチ

4/27 9:07

永田岳です。

4/27 9:08

宮之浦岳
九州地方の最高峰1936m

4/27 9:10

山頂からみた黒味岳方面

4/18 12:01

次に永田岳を目指します。

4/18 12:14

山頂から新高塚小屋方面へ

4/18 12:14

山頂からの洋上アルプスに名残を惜しみ、永田岳に向かう。

4/18 12:22

巨大イルカが口を出しているように見える。

4/18 12:35

焼野三叉路でザックをデポして、永田岳に向かう。

4/18 12:45

永田岳で長田御嶽と言われているようです。

4/18 12:53

永田岳の山頂部

4/18 13:07

天気がよくて気持ちの良い山歩きです。

4/18 13:13

遺跡の様な山頂

4/18 13:17

永田岳山頂です。1886m

4/18 13:19

永田岳からの宮之浦岳とその山並み

4/18 13:19

少し雲が増えてきた

4/18 13:19

永田岳の北側の絶壁
下からガスが上がってきました。

4/18 13:23

永田岳の北側からガスが上がってきたので、下山します。

4/18 13:37

永田岳山頂を振り返る。

4/18 13:52

宮之浦岳に来た時にはぜひ立ち寄りましょう。

4/18 14:25

焼野三叉路でザックをピックアップし、新高塚小屋に向かう。
途中の平石

4/18 14:34

巨石がたくさん

4/18 14:36

平石岩屋

4/18 14:53

枝がスゴイ

4/18 14:56

坊主岩です。ですが亀に見えます。

4/18 15:29

新高塚小屋に到着。

4/18 15:30

新高塚小屋
新ですが、古いです。
小屋もまだ空いていて、好きな場所をゲット

4/18 16:08

小屋のウッドデッキ。テントは一張りで空いています。

4/18 16:12

遅めのお昼ご飯
そうしているうちに、小屋泊まりの人が増え、小屋内は足の踏み場もないくらいに大混雑。テント泊に変更し避難開始。

4/18 17:18

デッキ上もまだスペースがありましたので、縦列駐車。

4/18 17:38

しばし、周辺探索

4/18 20:21

縦列駐車が増えてきました。渋滞です。
ウッドデッキ下

4/18 21:18

新高塚小屋の水場。小川にホースが置いてあるだけ。

4/18 21:20

人慣れしてる鹿

4/19 9:27

深夜1時くらいから雨が降り出し、朝になっても止む気配なし。
新高塚小屋を出発。

4/19 9:28

森の中へ

4/19 9:28

縄文杉まで1.9km

4/19 10:06

長ーい下り階段。濡れているので滑らないよう注意。

4/19 10:11

高塚小屋
3階建てでこじんまりしているが建物は新しい。

4/19 10:18

小屋を過ぎるとほどなく縄文杉

4/19 10:18

縄文杉です。雨なのでちょっとテンション低めです。

4/19 11:28

ウィルソン株

4/19 11:29

株内からの風景

4/19 11:31

ウィルソン株でした。
ここから人がぐっと増え、登山道は団体ツアーでところどころ渋滞になります。

4/19 11:55

大株歩道入り口
トロッコ道に出ます。橋を渡ると、

4/19 11:59

水場とトイレがある。

4/19 12:01

トロッコ道が約1時間程あるく。

4/19 12:14

線路のポイント切り替えがあり、左はどこに行くのか？

4/19 12:15

おおお、テントのトイレブースが鎮座。
終着駅はトイレか！！

4/19 12:16

橋も

4/19 12:50

森の精みたいな木

4/19 12:56

山荘跡にトイレ

4/19 12:59

楠川分岐、これよりトロッコ道を外れて白谷雲水峡へ向かう。

4/19 12:59

ここから、辻峠までの登りがかなりきついです。雨なのでテンションが上がらない。

4/19 13:01

一人で歩いているとちょっと心細くなりそう。すれ違う人無し。
途中でおでんをいただいたご夫婦に追いつき、ホットします。

4/19 13:46

やっと辻峠
ここから太鼓岩へ

4/19 13:47

太鼓岩へは一方通行

4/19 13:59

太鼓岩です。ガスでまったく展望なし。

4/19 14:14

女神杉

4/19 14:16

辻峠に戻る。

4/19 14:18

かみなりおんじ。ところどころの杉に命名してありました。

4/19 14:26

苔の歩道というだけあり、苔がきれいです。
レンズが曇っているのに気がつかなかった。

4/19 14:26

苔むす

4/19 14:36

苔むす森

4/19 14:37

苔がきれいな森です。

4/19 15:08

白谷山荘（無人小屋）
ここで、休憩し昼食。

4/19 15:08

鹿の宿

4/19 15:10

くぐり杉

4/19 15:39

遊歩道を散策し

4/19 15:50

登山口のバス停に到着

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

TTdonald

宮之浦岳はなぜか、GPSの時間が狂ったり、デジカメの撮影時間がずれたりしていました。屋久島マジックです！！
GPSログは時間を修正しましたが、デジカメ写真の撮影時間は変更してませんので、実際の撮影時間と異なります。


九州百名山2座目は屋久島の宮之浦岳。
4月26日の朝、指宿港〜宮之浦港まで高速船で屋久島入り。
その後、バスで移動し牧野で下車。牧野からは徒歩にて屋久杉自然館まで向かう。
屋久杉自然館から紀元杉までのバス待ち時間は約2時間。その間自然館を散策。
自然館の世界遺産センターは入場無料なので屋久島の予備知識を得るには最適。
バス停の東屋で昼食と昼寝をしていると、ほどなくバスの時間になります。
ここからバスに乗る人は、私一人のみ。ほんとノンビリ出来ます。
紀元杉まで約1時間のバス乗車になります。
紀元杉から淀川小屋までは、1時間程の距離。
淀川小屋に宿泊する方の多くは、次に新高塚小屋まで向かわれる方でした。

4月27日
翌朝5時前に小屋を出発。
途中の黒味岳に立ち寄り、宮之浦岳山頂には9時15分に到着。約4時間30分の所要。
宮之浦岳山頂から無線でCQ呼び出ししたが、まったく応答なし。
平日だし仕方ないのでしょう！

予定より早いので、永田岳に向かう。
永田岳分岐でザックをデポして身軽で永田岳へ。
永田岳山頂は岩場の上になっており、絶景ポイント。
朝から青空だったが、この時間から徐々に雲が出始め、
ガスも上がってきた。この後登られた方は、ガスで少し展望が悪かったそうです。

新高塚小屋には、13時過ぎに到着。その時はまだ小屋はガラガラ状態。
好きな場所に陣取る。
外でおしゃべりをしながら食事をしていると、どんどんと人が小屋の中に吸い込まれていきます。
ちょっと不安になり小屋に入ると・・・足の踏み場が無いくらいの混雑。
早急にテント泊に変更。一緒に食事をしていた方もテント泊に変更。
まだその時点で、テントを張るデッキ上はスペースがありました。
テントを縦列駐車のように設営。翌朝の天気が心配でしたが、安眠できるスペースを確保。

4月28日
案の定、夜中1時ごろから雨が降り出し、朝になっても止む気配無し。
屋久島最終日に屋久島らしさを演出してくれたと思い、新高塚小屋を後にします。
縄文杉！雨のせいでしょうか、テンション低めで通過。
ウィルソン株！危く通り過ぎるとこでした。
ウィルソン株からは、ツアー客がどんどん上がってくるので、ところどころで渋滞。
トロッコ道：ここを歩きたかったので、テンション上昇！！
楠川分岐〜辻峠：まさかの登り。はっきり言ってキツイ。雨は止む気配なし。
辻峠〜太鼓岩：義務感で太鼓岩まで登りました。もちろん展望なし。
辻峠〜白谷雲水峡：苔むす幻想的な森でテンション上昇！！一般の観光客もこの付近まで散策しているようでした。

白谷雲水峡の登山口でバス待ち約1時間30分。
バス待ちの東屋は人で一杯で入れず。
全身ずぶ濡れなので、早く港に行きたい。
淀川で知り合ったおでんの御夫婦がみえたので、タクシー相乗りを提案。
もう一人の方も含め、4名でタクシー乗車。

予定より早く宮之浦港に到着。
服がずぶ濡れだが、着替えもザックの中でずぶ濡れ。
かろうじて、ビニール袋にいれたアウターのみセーフ。
船待ち時間約2時間半。
船乗車時間約1時間半。
車で着替えするまで約4時間程、寒かった。
防水袋は必要ですね。

登山バッチは、宮之浦港の待合室売店で購入。
三岳のペットボトルも買いました。
三岳美味いです。

ということで、宮之浦岳は無事終了。
指宿着後、道の駅喜入で車中泊。
ここに21時までやっている温泉施設あり。
300円と安いですが、ボデーソープ、シャンプーが無く、
持って行った洗顔石鹸で全身を洗う羽目になりました。

今回主に接点があった方は、
○大先輩の女性：この方は小屋でもよく話をしたし、新高塚小屋でも一緒におしゃべりをしました。今回自動車で2カ月間山旅をしているベテラン。
○愛知県の若人：宮之浦岳、永田岳でも一緒になり、新高塚小屋では一緒にテント泊変更し、小屋から避難しました。屋久島の後も韓国岳、祖母山でも出合いました。
○おでんの御夫婦：淀川小屋でおでんをごちそうになりました。ありがとうございました。白谷雲水峡登山口のバス停から宮之浦までタクシーも相乗りさせていただきました。

コメント

いたぞう

山の名前
宮之浦って港の名前がそのまま山の名前なんですね
屋久島の最高峰がこんな名前とは知りませんでした
利尻島が利尻岳だから、屋久島は屋久岳とか思ってました(笑)
フェリー高いですね

TTdonald

Re: 山の名前
t-kankanさん
今日はアイボールでき楽しかったです。
つい長居してしまいました。
山の名前は確かにそうかも、屋久岳でもいいかも。でも焼くだけと間違えそうだけどね
普通のフェリーだと9000円くらいだと思います。
私が乗ったのは高速船なので速い分お値段が高いですね。

roku

屋久島の森は本当に苔がいいですね。
縄文杉、テンション低めで通過とは残念。
雨で疲れてたのかもですね。
ウィルソン株も危うかったですね。

宮之浦岳、私もいつか行きたいです
ん？イータスパイダー、お揃いですね

TTdonald

Re: 屋久島の森は本当に苔がいいですね。
rokuさん
今思うと、もっと縄文杉の前でパワーをもらうべきでした
何年後かに、また縄文杉を見に行きたいと思います。
イータスパイダーおそろいですよ。これ火力が強く、風にも強くていいですね