松尾山〜嵐山〜烏ヶ岳〜沓掛山〜みすぎ山〜高瀬山
- GPS
- 09:26
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 1,287m
- 下り
- 1,247m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:26
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路 - JR嵯峨野線の保津峡駅にて乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道全般 松尾山の辺りまでは京都一周トレイルとなっており、標識も十分にあり、安心して歩行可能。 唐櫃越は部分的に倒木が残っている所もあるけど、特に問題はないはず。 明智越は歩きやすい道です。 その他の一般ルートにも何らかの標識があるし、踏み跡も明瞭で特に問題となるような所はないでしょう。 ■その他 請田神社から明智越へと至る破線路について。 途中までは関電巡視路で谷筋に沿って道は続いています。 巡視路を離れ、右折して行く道は存在しているけれど、地図通りではなさそうな印象。 倒木が多い所もあり、踏み跡が隠されていたり、分散していたり? 地形図での印象よりも、地形が複雑な印象。 道を間違えて引き返した所では、意識していないと、右へ行ってしまいやすいと思う。 最後は破線から逸れて尾根を辿っています。 明智越と合流の際、谷からの踏み跡が見えたので、破線路は存在していると思われます。 その他、一般のルートを逸れて歩いている所もあります。 |
写真
感想
今年はあまり比良山系に出かけられなかったとの印象で、蓬莱山へは1回のみ。
年内最後の山行は愛宕山で終えるのが美しく、蓬莱山へ行くなら、このタイミングしかないと思い、前夜は就寝。
朝になってみると、体調が万全ではないように思われ、気温の低下も気になるしという感じで弱気ムードに陥ってしまい、予定変更。
無難に京都西山を歩く事にします。
まだ薄暗い中、嵐山駅からスタートし、京都一周トレイルの標柱のある登山口へ。
スタート地点の写真を撮り忘れていたのに気付き、軽くショックを受ける。
度忘れという事が多くなっているのです。
昔なら、スタート地点に戻ってからログ取りをやり直していたはずだけど、もうそんな面倒な事はしません。
昨年の同時期の山行と同様、歩くのに十分な明るさがあり、ヘッドランプは使用せず。
モンキーパークが見える辺りまで来ると、そちらの方から鳴き声が聞こえて来る。
夏に来た時の暑苦しさとは全く違い、手が少しかじかむぐらいの気温の低さです。
間もなく日の出を迎える空を見て、すぐに松尾山山頂に到着です。
ここからも展望が得られるのだけど、近くの展望所の方が眺めが良く、そちらで展望を楽しみます。
さっきの展望所からは名残りの紅葉が見えていたのだけど、辿って行く尾根上では落葉済みのようで、あれれという感じ。
嵐山の山頂の途中でも、少し休憩。
嵐山山頂を経て、烏ヶ岳山頂へ。
特筆すべき事はないけど、静かな中を歩くのは気分が良い。
P407でパンを食べつつの休憩後、ゆったりとしたペースで進み、林道と出合う。
ここで後ろから男女ペアがやって来られ、こちらが進む予定のルートへと先に向かって行かれる。
そんなに人を見かけないルートだけど、良い感じの道ですよね。
倒木でやや荒れている所もあるけれど、松尾山からの尾根に比べると、前回の山行以降の新たな倒木は少なそう?
こちらでも木々は落葉済みのようで、ちょっとがっくり。
沓掛山山頂に到着すると、ハンモックで休憩中の方がおられ、お話しを。
人生初のハンモックを体験させてもらったり、昨今のクマに関する話などを。
久しぶりにカモメ尾根の展望所に寄り、唐櫃越を先へ。
どうするか迷っていたのだけど、標高点には寄る事にし、P424へ。
ここは特に問題なし。
その先で林道に出合い、久しぶりにみすぎ山方面へ向かう。
目を引くような物は少なく、黙々と歩を進めます。
P413への尾根はやせていて、木の生え具合も相まって進みにくそうで、ちょっと危険な香りが漂いましたが、無事に登頂。
ここも含め、過去に見たレコの記憶通り、ルート上の標高点ではピークハンターさんのプレートはないようでした。
P404では、登頂後に唐櫃越に戻った際に団体さんとすれ違い、変な所から人が出て来たぞと思われたかも?
P412を経て、再び山道へ入ると、写真24のような感じで眼下には蛇行する保津川の流れが見えるのだけど、もっと鮮やかな風景だったような気がしてしまう。
すぐにみすぎ山山頂へ至り、ここで昼食にします。
最後の標高点のP392にも寄り、その後の谷を進む区間は以前の印象通り、やや歩きにくい。
ゲートを経て、その後、しばらくは舗装路などを歩きます。
鵜の川沿いを少し歩き、トロッコ亀岡駅の近くを経て、広い河川敷の風景を見ながら保津川沿いを進んで行きます。
写真のコメント欄に書いたような事がありつつ、対岸へ。
予定外だけど、何となく気になっていた請田神社へ寄る事にし、そちらへ。
請田神社よりも先は通行止めとなっているらしく、その後の進路を気にしつつ歩いて行き、請田神社に到着。
小さな神社だけど、来てみて良かったと感じる。
当初の予定通り、西側から明智越を辿ろうかと思っていたのだけど、請田神社からの破線路は関電の巡視路のようで、こちらを進む事にします。
谷筋の区間は別に何がある訳でもなく、地味な道。
写真41の手前で巡視路を離れ、破線路を辿るべく進みます。
でも、倒木で荒れ気味で、地図で示されているルートは改変されていたり、分散していたりという感じのよう。
地形が複雑な所もあるとの印象。
所定の尾根に乗り、シカなどのフンが多いなと思っていたら、前方にシカがいて、警戒音を発した後に走り去って行く。
シカじゃなさそうなフンもあったようにも思われ、その主が何なのか気になる。
P360を経て、明智越に合流。
歩きやすいし、動物のフンは目に入らず、さっきまでとは大違い。
P420、P400を経て、その先の分岐で右折し、高瀬山山頂に到着です。
2度目の登頂のはずで、いつ以来かと調べてみると、2017年6月17日に訪れており、丁度6年半ぶりですね。
その時と同じ道を逆方向に辿っての下り道で、林道へ。
この先は舗装路歩きとなり、水尾からの道に合流すると、いつもの歩き慣れた道となり、保津峡駅にてゴールです。
体調はあまり良くなかったのだけど、歩いている間は特に気にならず、想像よりも長距離の山行となったものの、特に問題はなく歩き終える事ができました。
前の週の大文字山での紅葉の具合からすると、もう少し秋の名残りが感じられるかと期待していたのだけど、もう冬へと移行済みという感じでしたね。
これで心置きなく冬対応の山行へ臨む事ができそうかな。
コメント
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体調が悪いと言いつつ長距離を歩かれる体力が羨ましい。ワタシは体調万全でもその半分以下です。
コメント、ありがとうございます。
鳥の名前を教えていただき、感謝です。
heheさんか、MtMrSsさんのレコでオオバンという名前を見ていたように思いますが、知識として定着しておらず、水中へ潜っている黒い鳥だったので、安直にカワウかなと思いながら歩いていました。
これを機に覚えておきます。
写真30については、マガモではないなという程度で、あまり意識しないで見ていました。
植物でもそうですが、名前を知った上で見る方が親しみが湧くので、鳥についても覚えるようにした方が良いですよね。
一つ覚えると、別の何かを忘れがちな昨今ですが、少しずつでも覚えられればと思います。
当日の体調については、歩いている際には気にならなかった程度なので、軽微な不調だったのだと思います。
歩く距離については、これまでに色々な方からコメントしていただいていますが、山歩きを始めた頃からこんな感じなので、これぐらいは普通の範疇なのです。
でも、以前よりは疲れやすいし、翌日以降に疲れが取れにくくなっているように感じます。
心肺や足への負荷も意識せずにはいられない状況だし、徐々に短めの山行にシフトしているはずです。
体力があるというのは、大きな利点ですが、色々な方のレコを見ていると、歩く距離は短くても様々な楽しみ方をされているし、それぞれの体力や志向に合う山歩きができているかどうかの方が重要なのかなと感じています。
僕も今後の数年が転換点となりそうなので、その辺りを意識して歩く事になりそう。
これからもよろしくお願いします。
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